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転生したらトイレットペーパーだった件
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そして、俺は燃え尽きた…
はずだった。
「…!!?」
また意識がある…だと!?
…っ、ここは
「スーパー…?」
「…よぉ、気がついたみたいだな」
「…!?あなたは!」
「俺はペー太。よろしく」
「…あ、あぁ」
よくよく見れば(本来見ることは出来ないはずだが)、俺達の体はトイレットペーパーとなっていた。
「…なぁ、ペー太、お前も転生者か?」
「…?転生者?」
「…違うのか」
生まれついてのトイレットペーパーというやつか。
「…俺の夢は、ここで買ってもらって、良い家族に引き取られて、最後の最後まで使って欲しい…そう思ってるんだ」
「…へー」
俺にはそんな使命感はないけどな。
けど人外になると、人の時感じていた事が大分薄く感じるようになる。
今なら例え大便を拭かれるために使われようが、たいして何とも思わないだろう。
「しっ、客が来たぞ」
客が来たらしい。しかしまぁ、静かにする必要あったか?
「馬鹿!静かにしないと、おまっ、また生産工場までもどされっぞ!」
いや、怖すぎ。
…がし。
ん…?
「…やった!つかまれた!運命に勝った!」
「いや、隣の持って行ったけど…」
「…」
「…」
「…いや、つかまれただけで持って行って貰えるって考えちゃダメですね、てへ。あのそのつまり僕が言いたいのはですね───」
「うるせぇぇえ、生産工場にもどすぞ!!」
◇
三日後、無事売れました。
その際にペー太が、俺買われたらちょっと大人になろーかなぁっておもうんだよねーと言っていたが、なんなのだろうか。
家にて。
「いやぁ、やっと買われたな(ト)」
「あ、あぁ」
「…全く、これだから庶民は困るぜぇ~やれやれ(ト)」
「…あぁ…っていうかさっきからなんなんだ?(ト)って」
「おま!トイレットペーパーの略に決まってんだろーが!」
「あ、そう」
「あのなぁ、トイレットペーパーってのはすげぇんだぞ!?案外馬鹿に出来ねーんだぜ!何故ならば、トイレットペーパーは一番身近にあるものだからだっ!酸素よりも!」
「いや、酸素よりは遠いわ!」
「震災などで用を足すとき、どうするんだ?トイレットペーパーのありがたさが分かるだろう!?」
「…ま、まぁ」
そんなに熱弁しなくていいから。
「…!おっと、そろそろ俺の出番のようだな」
ペー太がつかまれていく。
そして、トイレに連れ去られた。
◇
四日後、俺はトイレに連れて行かれた。
そこには、全て無くなったトイレットペーパーがあった。芯だけである。
…まさか!
「ペー太!」
「転生太郎!」
「…転生太郎、俺は自分の叶えたかった夢を叶えることが出来たよ…ありがとう」
「ぺ、ペー太…ペー太ぁぁぁあ!」
ペー太はトイレに流されていった。
そして、数日後…
俺も全て使われた。
芯だけだ。
そして、芯はゴミ箱へ捨てられる。
また焼却炉ルートかい!
ゴォォォォ!
「さすがに今生はちょっと不満があったかな!」
あんまり楽しくなかったです!
はずだった。
「…!!?」
また意識がある…だと!?
…っ、ここは
「スーパー…?」
「…よぉ、気がついたみたいだな」
「…!?あなたは!」
「俺はペー太。よろしく」
「…あ、あぁ」
よくよく見れば(本来見ることは出来ないはずだが)、俺達の体はトイレットペーパーとなっていた。
「…なぁ、ペー太、お前も転生者か?」
「…?転生者?」
「…違うのか」
生まれついてのトイレットペーパーというやつか。
「…俺の夢は、ここで買ってもらって、良い家族に引き取られて、最後の最後まで使って欲しい…そう思ってるんだ」
「…へー」
俺にはそんな使命感はないけどな。
けど人外になると、人の時感じていた事が大分薄く感じるようになる。
今なら例え大便を拭かれるために使われようが、たいして何とも思わないだろう。
「しっ、客が来たぞ」
客が来たらしい。しかしまぁ、静かにする必要あったか?
「馬鹿!静かにしないと、おまっ、また生産工場までもどされっぞ!」
いや、怖すぎ。
…がし。
ん…?
「…やった!つかまれた!運命に勝った!」
「いや、隣の持って行ったけど…」
「…」
「…」
「…いや、つかまれただけで持って行って貰えるって考えちゃダメですね、てへ。あのそのつまり僕が言いたいのはですね───」
「うるせぇぇえ、生産工場にもどすぞ!!」
◇
三日後、無事売れました。
その際にペー太が、俺買われたらちょっと大人になろーかなぁっておもうんだよねーと言っていたが、なんなのだろうか。
家にて。
「いやぁ、やっと買われたな(ト)」
「あ、あぁ」
「…全く、これだから庶民は困るぜぇ~やれやれ(ト)」
「…あぁ…っていうかさっきからなんなんだ?(ト)って」
「おま!トイレットペーパーの略に決まってんだろーが!」
「あ、そう」
「あのなぁ、トイレットペーパーってのはすげぇんだぞ!?案外馬鹿に出来ねーんだぜ!何故ならば、トイレットペーパーは一番身近にあるものだからだっ!酸素よりも!」
「いや、酸素よりは遠いわ!」
「震災などで用を足すとき、どうするんだ?トイレットペーパーのありがたさが分かるだろう!?」
「…ま、まぁ」
そんなに熱弁しなくていいから。
「…!おっと、そろそろ俺の出番のようだな」
ペー太がつかまれていく。
そして、トイレに連れ去られた。
◇
四日後、俺はトイレに連れて行かれた。
そこには、全て無くなったトイレットペーパーがあった。芯だけである。
…まさか!
「ペー太!」
「転生太郎!」
「…転生太郎、俺は自分の叶えたかった夢を叶えることが出来たよ…ありがとう」
「ぺ、ペー太…ペー太ぁぁぁあ!」
ペー太はトイレに流されていった。
そして、数日後…
俺も全て使われた。
芯だけだ。
そして、芯はゴミ箱へ捨てられる。
また焼却炉ルートかい!
ゴォォォォ!
「さすがに今生はちょっと不満があったかな!」
あんまり楽しくなかったです!
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