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第8話 王都潜入と貴族の闇
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夜の王都は、昼間とは別の顔をしていた。
昼間は市民と商人のざわめきで賑わっていた通りが、今はまるで死んだように静まり返っている。
外灯の代わりに浮かぶ魔導球が青白く光を放ち、その下で黒い影が蠢いていた。
ルミナスの小さな光が、まるで迷子を導く星のように肩のそばで明滅する。
『ご主人さま、本当に夜に潜入するんですか? 昼間なら光学隠蔽フィルターで──』
「昼間だと目立つだろ。勇者派の監視が張ってる。」
『でも、闇夜に動くと怪しさ倍増です……視聴率は上がりますけど。』
「……配信基準で動くなよ、ルミナス。」
後ろからレアが足音を忍ばせて近づいてきた。
黄金の髪を黒いマントに隠し、その瞳には王女らしからぬ決意が宿っている。
「リオネルの言葉、覚えてる? “貴族たちは勇者アルトの影で民を売っている”。その証拠を押さえるのが今日の目的よ。」
「ああ。セリカの情報によると、地下交易区の奥に“神核炉”に関するデータを流している闇商会があるらしい。そこを突き止めれば、王都の支配網が見える。」
夜風が冷たく、どこか金属の匂いが混じっている。
遠くで時計塔が十二回鳴った瞬間、路地の奥に人影が現れた。
背の低い商人風の男が、こちらをちらりと見る。
「待っていた。あんたが“配信の勇者”か。」
「……俺は勇者じゃない。ただの村人だ。」
「へっ、村人にしちゃ足取りが兵士並みに静かだな。」
男は歯を見せて笑い、古い瓦屋根の一角にある扉を指した。
「入れ。こっから先は俺も知らん。あんたらの自己責任だ。」
扉の向こうは、まるで裏社会そのものだった。
地上の王都とは違う、暗い光に照らされた通路。
酒と煙の混じった空気が鼻を刺す。
カードゲームに興じる男たち、魔法薬を取引する商人、そして街娼たちの笑い声が重なって響く。
どこを見ても、この国の“正義”とは程遠い現実だ。
『すごい……視聴者数がぐんぐん伸びてます。地上波より危険な香りがあるって評判ですよ!』
「不謹慎な人気取りだな……」
『それが配信のリアルです! ちなみにコメント欄、既に“潜入実況”タグでトレンド入りしてます!』
ルミナスのレンズが自動的に周囲をスキャンし、名前のついた光のピンを地図上に打っていく。
『あそこ、魔導印の密売人。あっち、王国軍の脱走兵。あと、そこのテーブル……』
「ん?」
目をやると、黒いローブを纏った貴族風の男が酒杯を片手に何かの契約書を読んでいた。
その隣の小柄な男が、異様に馴れ馴れしい。
「契約成立、ですよね? “神核炉”の魔素供給は我々商会にお任せを。」
「……ああ、よろしく頼む。」
ルミナスが急に音をひそめた。
『音声解析完了。“神核炉”のワード確認。ご主人さま、あの男が貴族派の中枢です。魔力量から見ても高位のマントラ使用者。』
「よし、近づいて会話を録音だ。」
俺とレアは人混みを縫うように近づいた。
ちょうどその時、男たちが立ち上がる。
「納品は三日後、場所は聖堂区裏の塔。“管理核”の鍵を使う。例のAI技術者が裏切らなければな。」
「ルミナス、記録完了か?」
『ばっちり撮れました! セリカにも転送済み!』
だが、次の瞬間、空気が震えた。
魔力を感じる。視界の端で、貴族風の男がこちらを振り返っていた。
「……見ていたな。」
鋭い殺気が走る。
男が指を鳴らすと、周囲の客が一斉に立ち上がり、目の光が青白く染まった。
「操られてる!? 全員、傀儡か!」
『マインドリンクです、ご主人さま! この区域自体が呪文網の中です!』
レアがとっさに剣を抜く。
「リアム、行くわよ!」
「避けろ、ここで戦ったら被害が──」
しかし追い詰められた俺の腕が、勝手に動いていた。
燃えるような光が掌から走り、空気が波打つ。
青い閃光が通路を貫き、傀儡たちの魔眼が一斉に砕け散った。
静寂。
ルミナスが震えた声で呟く。
『マナ出力、記録更新……基準値の三千倍です。ご主人さま、意識的なコントロールを!』
「無理だ、勝手に……!」
光の奔流が完全に止まった頃には、通路の床一面に焦げ跡だけが残っていた。
貴族の男は片膝をついたまま、信じられないという目で俺を見つめる。
「やはり……“魔王の継承者”か。勇者が言っていた通りだ。」
「魔王……?」
「千年前、非存在となったはずの魂。その欠片を宿す者が再び現れるとはな。あの日、神核炉が暴走した理由も、すべてお前の因果だ。」
レアが一歩前に出た。
「お前たちは王国の名を騙り、人を操っているだけじゃない! 神の技を使って民を制御してる!」
男は不気味に笑った。
「制御されることを望む民もいる。恐怖を与えれば、誰も反抗しない。勇者アルトはそれを知り尽くしている。」
「もう聞くまでもないな。」
俺はルミナスのレンズを指した。
「ルミナス、撮れてるか?」
『はい、全方向マルチアングルで! 世界中にライブ配信されています!』
「じゃあ、こいつらの罪は世界に晒してやる。」
男の表情が凍る。
怒りと焦りが入り混じった声で叫ぶ。
「そんなもので何が変わる! 貴様は結局、誰も救えぬ“魔王の影”だ!」
「違う。俺はこの世界を再起動させる“配信者”だ!」
言葉と共に、掌から光が放たれる。
貴族の男の後ろにあった契約書が燃え上がり、空気中に無数の金色の文字が浮かんだ。
ルミナスが光を拡散させ、その映像が実世界と〈魔導ネット〉の全端末に投影される。
【速報:王都上空に巨大な光映像、勇者連盟の不正か?】
【リアムが暴いた貴族の闇】
【正義の村人VS腐敗の勇者王国】
瞬く間にコメント欄が爆発する。
ルミナスが喜びを隠せない声で言う。
『ご主人さま、再生数が異常! 全王国の通信回線がリアルタイム接続してます!』
光の幕が消えたころ、地下街の住人たちは息を呑みながらこちらを見ていた。
操られていた人々も意識を取り戻し、青ざめた顔で膝をつく。
レアが剣を収め、静かに言った。
「証拠は十分ね。このまま王城に向かえば、勇者アルトの正体も暴ける。」
俺は頷き、焦げた床を見下ろした。
「……けど、これで敵も本気を出してくるだろうな。」
ルミナスが少しだけ声を落とす。
『ご主人さま、本当は怖いです。配信がどれだけ広がっても、あなたはひとりで戦ってる。』
「ルミナスがいるだろ。レアも。……それに視聴者がいる。」
『……はい。世界中があなたのこと、見ています。』
その光が少しだけ強くなった。
夜明けの鐘が遠くで鳴り始めている。
俺たちは再び外へ出た。してやられた貴族の怒号が背後で響く。
世界の目はもう、王都の真実から逸らせない。
俺は手を上げ、ルミナスに合図した。
「次のタイトルは“王都潜入・腐敗を暴け!”でいこう。」
『了解です、ご主人さま! 一晩で百万人視聴突破まちがいなしです!』
レアが苦笑しながら言う。
「あなた、本当に配信者向きね。」
「そうかもな。でも——このバズで世界を救えるなら、悪くない。」
東の空がかすかに白み始める。
王都の塔の上で揺れる光を見つめながら、俺は小さく息を吸った。
次の戦いが、もうそこまで迫っている気がしてならなかった。
昼間は市民と商人のざわめきで賑わっていた通りが、今はまるで死んだように静まり返っている。
外灯の代わりに浮かぶ魔導球が青白く光を放ち、その下で黒い影が蠢いていた。
ルミナスの小さな光が、まるで迷子を導く星のように肩のそばで明滅する。
『ご主人さま、本当に夜に潜入するんですか? 昼間なら光学隠蔽フィルターで──』
「昼間だと目立つだろ。勇者派の監視が張ってる。」
『でも、闇夜に動くと怪しさ倍増です……視聴率は上がりますけど。』
「……配信基準で動くなよ、ルミナス。」
後ろからレアが足音を忍ばせて近づいてきた。
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「リオネルの言葉、覚えてる? “貴族たちは勇者アルトの影で民を売っている”。その証拠を押さえるのが今日の目的よ。」
「ああ。セリカの情報によると、地下交易区の奥に“神核炉”に関するデータを流している闇商会があるらしい。そこを突き止めれば、王都の支配網が見える。」
夜風が冷たく、どこか金属の匂いが混じっている。
遠くで時計塔が十二回鳴った瞬間、路地の奥に人影が現れた。
背の低い商人風の男が、こちらをちらりと見る。
「待っていた。あんたが“配信の勇者”か。」
「……俺は勇者じゃない。ただの村人だ。」
「へっ、村人にしちゃ足取りが兵士並みに静かだな。」
男は歯を見せて笑い、古い瓦屋根の一角にある扉を指した。
「入れ。こっから先は俺も知らん。あんたらの自己責任だ。」
扉の向こうは、まるで裏社会そのものだった。
地上の王都とは違う、暗い光に照らされた通路。
酒と煙の混じった空気が鼻を刺す。
カードゲームに興じる男たち、魔法薬を取引する商人、そして街娼たちの笑い声が重なって響く。
どこを見ても、この国の“正義”とは程遠い現実だ。
『すごい……視聴者数がぐんぐん伸びてます。地上波より危険な香りがあるって評判ですよ!』
「不謹慎な人気取りだな……」
『それが配信のリアルです! ちなみにコメント欄、既に“潜入実況”タグでトレンド入りしてます!』
ルミナスのレンズが自動的に周囲をスキャンし、名前のついた光のピンを地図上に打っていく。
『あそこ、魔導印の密売人。あっち、王国軍の脱走兵。あと、そこのテーブル……』
「ん?」
目をやると、黒いローブを纏った貴族風の男が酒杯を片手に何かの契約書を読んでいた。
その隣の小柄な男が、異様に馴れ馴れしい。
「契約成立、ですよね? “神核炉”の魔素供給は我々商会にお任せを。」
「……ああ、よろしく頼む。」
ルミナスが急に音をひそめた。
『音声解析完了。“神核炉”のワード確認。ご主人さま、あの男が貴族派の中枢です。魔力量から見ても高位のマントラ使用者。』
「よし、近づいて会話を録音だ。」
俺とレアは人混みを縫うように近づいた。
ちょうどその時、男たちが立ち上がる。
「納品は三日後、場所は聖堂区裏の塔。“管理核”の鍵を使う。例のAI技術者が裏切らなければな。」
「ルミナス、記録完了か?」
『ばっちり撮れました! セリカにも転送済み!』
だが、次の瞬間、空気が震えた。
魔力を感じる。視界の端で、貴族風の男がこちらを振り返っていた。
「……見ていたな。」
鋭い殺気が走る。
男が指を鳴らすと、周囲の客が一斉に立ち上がり、目の光が青白く染まった。
「操られてる!? 全員、傀儡か!」
『マインドリンクです、ご主人さま! この区域自体が呪文網の中です!』
レアがとっさに剣を抜く。
「リアム、行くわよ!」
「避けろ、ここで戦ったら被害が──」
しかし追い詰められた俺の腕が、勝手に動いていた。
燃えるような光が掌から走り、空気が波打つ。
青い閃光が通路を貫き、傀儡たちの魔眼が一斉に砕け散った。
静寂。
ルミナスが震えた声で呟く。
『マナ出力、記録更新……基準値の三千倍です。ご主人さま、意識的なコントロールを!』
「無理だ、勝手に……!」
光の奔流が完全に止まった頃には、通路の床一面に焦げ跡だけが残っていた。
貴族の男は片膝をついたまま、信じられないという目で俺を見つめる。
「やはり……“魔王の継承者”か。勇者が言っていた通りだ。」
「魔王……?」
「千年前、非存在となったはずの魂。その欠片を宿す者が再び現れるとはな。あの日、神核炉が暴走した理由も、すべてお前の因果だ。」
レアが一歩前に出た。
「お前たちは王国の名を騙り、人を操っているだけじゃない! 神の技を使って民を制御してる!」
男は不気味に笑った。
「制御されることを望む民もいる。恐怖を与えれば、誰も反抗しない。勇者アルトはそれを知り尽くしている。」
「もう聞くまでもないな。」
俺はルミナスのレンズを指した。
「ルミナス、撮れてるか?」
『はい、全方向マルチアングルで! 世界中にライブ配信されています!』
「じゃあ、こいつらの罪は世界に晒してやる。」
男の表情が凍る。
怒りと焦りが入り混じった声で叫ぶ。
「そんなもので何が変わる! 貴様は結局、誰も救えぬ“魔王の影”だ!」
「違う。俺はこの世界を再起動させる“配信者”だ!」
言葉と共に、掌から光が放たれる。
貴族の男の後ろにあった契約書が燃え上がり、空気中に無数の金色の文字が浮かんだ。
ルミナスが光を拡散させ、その映像が実世界と〈魔導ネット〉の全端末に投影される。
【速報:王都上空に巨大な光映像、勇者連盟の不正か?】
【リアムが暴いた貴族の闇】
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瞬く間にコメント欄が爆発する。
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光の幕が消えたころ、地下街の住人たちは息を呑みながらこちらを見ていた。
操られていた人々も意識を取り戻し、青ざめた顔で膝をつく。
レアが剣を収め、静かに言った。
「証拠は十分ね。このまま王城に向かえば、勇者アルトの正体も暴ける。」
俺は頷き、焦げた床を見下ろした。
「……けど、これで敵も本気を出してくるだろうな。」
ルミナスが少しだけ声を落とす。
『ご主人さま、本当は怖いです。配信がどれだけ広がっても、あなたはひとりで戦ってる。』
「ルミナスがいるだろ。レアも。……それに視聴者がいる。」
『……はい。世界中があなたのこと、見ています。』
その光が少しだけ強くなった。
夜明けの鐘が遠くで鳴り始めている。
俺たちは再び外へ出た。してやられた貴族の怒号が背後で響く。
世界の目はもう、王都の真実から逸らせない。
俺は手を上げ、ルミナスに合図した。
「次のタイトルは“王都潜入・腐敗を暴け!”でいこう。」
『了解です、ご主人さま! 一晩で百万人視聴突破まちがいなしです!』
レアが苦笑しながら言う。
「あなた、本当に配信者向きね。」
「そうかもな。でも——このバズで世界を救えるなら、悪くない。」
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