【R18】冷徹なエリート社長はセフレな私を一途に愛して孕ませたい

おうぎまちこ(あきたこまち)

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第4章 兄弟が愛した女性

21-2※

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 美桜のトレーナーの裾に恭司の手がかかるとキャミソールごと、頭の方へとバッと持ち上げられる。そのまま、袖を腕から抜かれて、頭から引っこ抜かれると、上半身が曝け出されてひんやりした。下着姿にさせられたと思いきや、彼の手が背中側に回ってきて、ブラのホックを器用に外してくるではないか。
 解放された乳房がふるりと零れる。
 羞恥で頬がカアッと熱くなってくる。

「と、突然、何を……!」

 恭司が真顔のまま美桜のトレーナーを床に投げ捨てた。
 そうして、美桜のブラジャーを奪い取ってくる。慌てて自身の腕で裸になった上半身を隠した。

「一緒に入るなら、ありだ」

「っ……!」

 美桜の小さな悲鳴など意にも介さず、恭司が纏っているトレーナーを脱ぎ捨てる。
 中に着込んだ白シャツだけの姿になった。薄手の衣服越しにも分かる筋骨隆々とした上半身を見てしまい、美桜の胸はなんだかドキドキしてくる。

「ほら、せっかくだから、俺も脱がせてくれよ」

「は、はいっ……!」

 ついつい条件反射で美桜は恭司の命令に従ってしまったが……。

「恭司さんが自分で脱いだ方が早い気がします!」

 正気に戻った美桜が抗議した。

「風呂に入りたいんだろう? 俺を脱がさないと、このまま廊下で抱くぞ」

「……っ、わ、分かりました」

 なぜだか妙に緊張して震えてしまう指先で、彼の衣服の釦に手をかける。
 第一釦は留めない癖があるようで、第二ボタンから下にかけてボタンを外さないといけないようだ。
 白シャツの隙間から覗く骨ばった鎖骨と厚い胸板からは色香が放たれている。
 プチン。
 プチン。
 ボタンを外す度に、美桜の心臓は激しく脈打った。

「ほら、どうした? 指が止まってるぞ」

 恭司が口の端をゆるりと吊り上げた。

(絶対に恭司さんが自分から脱いだ方が早いのに……! 意地悪すぎる……!)

 そうは思いつつも、ちゃんと全部を外すべく動きを進めていく。
 けれども……。

(恭司さんが私の胸元を見てきている気がする……!)

 美桜がちらっと見上げると、恭司の視線とぶつかった。

「……っ、そんなにジッと見ないで欲しいです」

「別に良いだろう? これまでも散々見てきてるんだし」

「それとこれとは話が別なんです……! じろじろ見るの禁止ですっ!」

 恭司の視線を感じながら、美桜は全ての釦をなんとか外し終わった。

(誰かのお洋服を脱がせるだけと言われれば、それだけだったけど……こんなに恥ずかしかったのは生まれて初めてだった)

 今もまだ心臓がバクバク音を立てている。
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