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しおりを挟む昔、魔術の暴走事件が起きて、王都ごと巻き込まれたことがあった。
街外れに吹っ飛ばされた時、たまたま出会った綺麗な青い瞳をした男の子。泥だらけになって、子ども同士、手と手をとりあって都を目指した。
『皆いなくなったけど、絶対に生き延びよう』
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男の子は頭に帽子を被っていたから髪の色は分からなかった。
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すごく綺麗な青い瞳をしていたことを覚えている。
助けを求めてお城に行ったら、彼は大人たちに連れて行かれた。
去り際、彼と約束をしたのだ。
『何があっても迎えに行くから、頑張って生きていて』
家がなくなって貧乏だった時期もあったけれど、約束を胸にずっと生きてきた。
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