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後日談1③ アイゼンの執着※
しおりを挟むそうして口づけをまた交わし合う。
いつの間にか彼の局部は、充血して大きくなってしまっていた。
そんな彼を感じ、彼と口づけを何度も繰り返していたため濡れてしまっていた秘部は、猛りを受け入れる準備は出来ている。
「君の顔を見ながら、君を愛したいんだ」
生まれたままの姿になったわたしは、座る彼に抱えられた。
そうして、向き合った彼の身体の上に跨がる格好になった――。
「んんっ……は……ああっ……!」
触れ合った秘部が、ずぶずぶと、彼の局部を飲み込んでいく。
「ああ……ルビー、君の中、すごく良いよ……」
そうして彼がわたしの腰を掴み、上下に動かし始めた。
「あっ、あっ、あん、あっ、は、あ……」
彼の器官が粘膜を擦り、全身に快感が走っていく。身体を動かされると、遅れて乳房も揺れ、赤い先端が弧を描いた。
「あん、あ、アイゼンさまっ……は、あん」
顔が近づくタイミングで、彼は口づけてくる。
激しい動きの合間で交わす口づけで、うっかり彼の唇を噛みそうで不安になった。
「あ……ルビー……今までで一番、気持ち良さそうな顔をしてるね……は……」
「アイゼ……あっ、はっ……んうっ……」
室内に、激しい水音とベッドの軋む音が響き渡る。
ずちゅずちゃずちゃずちゅ……
絶え間ない抽送と口づけが繰り返され、次第に頭が白くなっていく。
「ルビー、お願いだ……一緒にイきたい……っ」
彼の願いは受け入れてあげたい。
「は……いっ……中に出してっ……アイゼン……様っ……っあっ……あああっ……!」
そうして激しい動きが続いた後に、ぎゅっと身体を抱きしめられる。身体がびくびくと跳ねた。
同時に、膣の中に彼の熱い飛沫が迸っていく。
「ルビー……最高だったよ……」
激しく身体を動かし、汗と体液でまみれた互いの身体を抱きしめあった。互いの肌がしっとりと吸い付きあう。
息も絶え絶えになりながら、わたしは彼に想いを伝える。
「はあ……アイゼン様……わたしは貴方の願いはなんでも叶えたいのです。だから、今みたいに、わたしに気持ちを伝えてください」
汗を腕で拭いながら、彼は口を開いた。
「えと……だったら、戸籍上は夫婦だけど、プロポーズをしていないだろう? だから今度、君にちゃんしたプロポーズをしたいんだけど、どんなのが良いかな?」
わたしは目を丸くした。
「そういうのは、相談なしの方が良いような……?」
「え? なんだか難しいな……どんな狩猟や戦よりも、君の心を射る方が、私にとっては難題だ……」
苦笑する彼を見て、わたしはにっこりと微笑む。
「わたしは、あなたからのプロポーズなら、なんでも嬉しく思います」
それを聞いたアイゼン様は極上の笑みを浮かべた。
「ありがとう、ルビー……やっぱり君は私の心を誰よりも分かってくれる……最高の奥さんだよ――絶対に最高のプロポーズにしてみせる」
そうして私はまた彼に口づけられた――。
後日、アイゼン様から最高のプロポーズを送られたわたしは、彼の隣で幸せな毎日を送っていくのでした――。
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