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日常
聴こえない耳
しおりを挟むこえって、誰の声?
私が言った。あなたじゃなくて私が言ったんだと、そう思おうとした。飲み込もうとした。でも。
噛み砕けずに腹を壊して、結局は寝込んでしまった、
わたしは、その時、何色に染まっていたのか、知らないでいる。
どうして?
これが出来ないの?
そうなんだ。
へぇ。
質問します。
あなたの心は、なんて応えていますか?
聞きたくない。うるさい。
嬉しい、返事してもらえて。
癒やされたいのかなー。
疲れてる?もしや。
あ、……。
こんな人いるよね~。
私はこう言うなぁ。
皆、どう思ってるんだろ。見て答えよう。
私は、よく、最後を選びます。
何故なら、傷付きたくないから。
強くありたいから。
潰れたくないから。
評価されたくないから。
でも、ある日、こう思ったんです。
「それだと、私は……一体どこにいるんだろう」って。
耳を塞ぎたくなりました。変ですね、私の持った疑問なのに。どうして投げたくなるんでしょう。
あなたは、知りたいと思います?
ーー顔も見たことがない、
他人の気持ちを。
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