卸商が異世界で密貿易をしています。

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『真幸商会』異世界出店編

町の外から強制召喚 余談+α

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追伸

クラウドファンディングについては本編で触れるかどうか迷ったところでしたが、事例が少ないし、否定案件が多いし、と本編に解説込みで入れるのは厳しいと思い、消すことになっても支障がないよう余談という形で入れてあります。

話も否定的な部分が多くなってしまっていたので、これでも表現押さえて3割ほど削除しています。



まず、クラウドドファンディング(以後クラウドと略します)とは何ぞや?

始まりとしてはアメリカの自由の女神像。あの台座の資金が足りなくて寄付を募ったのが有名で、簡単に言ってしまうと技術や催しごとを行う計画はあるけど資金がなくて実行できないって人(や集団)が、不特定多数に資金を募り計画や製造を行うこと。

イベントやものを作ろうとするとどうしてもお金が必要になります。
場所代・機材・資材・材料費・後方などなど……。
何百何千万をふつうポンと出せるわけがないですし、どこからか資金を調達する必要があります。

お金を貸してくれる金融機関―――銀行がまず浮かぶかと思います。

しかし、銀行からの融資(お金の借入れ)だと利益につながることしかできませんし、失敗したらすべての責任を、資金を調達した実行者が負わなければなりません。

そのため、実行に移す一歩目を―――特に利益を出し辛い催しなんかは―――良企画なのに躊躇しその機会が表に出てこない。
なんてことも考えられます。

この制度ではその催しや開発製造に賛同してくれる個人に、支援してもらえる範囲で資金を募って計画を行うことができます。

支援者はその催しに参加したり、単純に寄付であったり、金銭の代わりに何かを受け取ったり、支援金に対して年ごとに配当を受け取ったりと様々。

国内では配当を受け取るものが不動産クラウド(*1)、株式投資型クラウド(*2)がほとんど。
こちらはハイリスクハイリターンの投資で認知、伸びていっている分野です。

*1 みんなから資金を集めてマンション建設→分譲して売り上げから配当金を得る

*2 一部・二部上場していない株式会社の株を買って、その株から配当や優待を得る。取引や配当の制度は上場株と変わらず

上記の型は金もうけのための方法なので割愛します。
興味があれば調べてもらえばいいですし、投資する方になるので専門家からきちんとしたメリット・デメリットも聞けるでしょう。

そして否定的な話が多いのが寄付型・購入型と呼ばれるクラウド。
クラウドの後に乞食・炎上・持ち逃げと付け加えて調べれば出てきます。

起案者のメリットは失敗しても実行者が別で資金を集めていなければ、パーになるのは集金できた分ですむというリスクの低さ。

デメリットは失敗するまで必ず実行しないといけない融通の利かない(資金が半分になった時点で失敗が目に見えてるから打ち切りって返金……なんてことができない)点。

出資者のメリットはジャンル内容にとらわれず、面白そうな催しに出資(場合によっては参加)できる。
他では手に入らない返礼品が手に入る点。

デメリットとしてはプロジェクトの失敗したときは出資した分を丸々損する形になる点。
資金の利用方法・流れの公開非公開が起案者にゆだねられる点。

寄付型は見返りなしに支援するもの、購入型は配当金の代わりにそのイベントに参加したり生産するモノを受け取ったりするもの。
漫画やノベライズを見られる皆さんにとってはこの購入型になじみがある人もいるかもしれません。(OVAの作成費を出す代わりに完成したDVDやオリジナルグッズ類を受け取る等)

ぶっちゃけ言えば、読む立場だけでなく立場の人間も形に残したいというのであれば(賛同者が集まれば)購入型クラウドで製作費を集めて自費出版を……なんてことも可能です。
まぁ、企業からの出版の可能性がなくなるけど形にはできるという、利益や印税というものはほぼない最終手段みたいなものですけどね。

この寄付型・購入型、『金稼ぎが目的とは限らない』『個人で募れる』というのが一番のポイントです。

実際に仕事をしている株式会社や建築物を建てるといったように目に見える形でお金を使う投資型に対して、個人に集められ何に使われたのか公開するしないは個人の判断によります。
現在、問題視されているのが違うものに使われる・個人の利益のための募集が行われているというマイナス面が強く浮き出ています。

起業するにしても、過去の説明にも出てきたとおり個人企業であれば税金の申請も利益と経費だけで済むので本人が公開しない限り表に出てきません。
イベントや企画でも、個人の催しなので何にどれくらいの費用が掛かったか公開する義務もありません。

そして、違う用途がばれたり催しを行わなくても返金されない事例。
この辺りは仕組みや仲介業者が制度や規約改正次第なので何とも言えませんが……。

何らかの見返りを求めるにあたって購入型クラウドを利用するにしても、きちんと計画されているか、途中経過をどのように公開するのかをきちんと確認して賛同するかどうか考えないといけないのではないでしょうか。


あ、この内容を見て1円起業よりリスクないじゃん。
やってみようと思う方、利用するなら計画を煮詰めて多少でも結果を出してから利用することをお勧めします。

購入型クラウドの条件として、認可されたら必ず計画は行動に移さないといけません。
見返りの返礼品も贈らないといけないです。
加えて個人への贈与になるので税金もかかります。
簡単に利用できると考えてはいけません。


なんで詳しいかって?やってみたいことがあるって思い調べて……ね。
まだ勝算ないから実行できないけど……。
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