完結【R18】おいもではじまるシークレットベイビー

加賀美 ミロ

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愛を育む日々 その3−2 ★

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マリアンヌの口内へ上から舌を差し込む。

自分の舌がこんなに自由自在に動く臓器だとは思わなかった、などと余計なことを考えながらリオネルはまだ理性を保っている。

「あ、はあ、くるしっ」

おさまらないリオネルの口付けに息苦しさを覚え顔をそむけなんとか息をつぐ。

「ごめんね、美味しすぎてたまらない」

上がる呼吸を一生懸命制御しようと呼吸をするが興奮しすぎて浅い呼吸しかできない。

少しずつ冷静にならなくてはいけないと思い、彼女の唇につけていた己の唇の次の目的場所まで舌をガイドにすすめていく。

1秒でも体を離したくないため舌でマリアンヌをなぞりながら耳たぶへと辿り着いた。

「柔らかい耳たぶだ、こうやってんでみたかった」

耳元で囁く男の声にマリアンヌのお腹の下の方が軽くきゅっと収縮する感覚が襲う。

「俺の体液で匂いが混じってしまう前に、存分にマリアンヌの香を摂取しなくちゃ」

そういってリオネルの高い鼻はマリアンヌ小ぶりな耳の穴に差し込まれた。

「あんっ!!」

冷たい鼻先で熱い耳の中を刺激されると経験したことのない電気が体の中心を走る。

「はぁ、いい香りだ。それにその可愛らしい反応に声、最高だなぁ」

リオネルはマリアンヌに会って以降いろんなマリアンヌを想像して己でいたしたりしていたが本物のマリアンヌの様子に自分の想像力などたかが知れたものだと思い知らされていた。

右の側頭部をベッドに固定してマリアンヌの耳を堪能すれば両手が使えるということに気づいたリオネルは、空いた左手でマリアンヌの上半身を覆っていた掛け布を引いた。

そして間を置くことなくその手でマリアンヌの両胸を弄り出した。

最初はその感触を思う存分楽しむべく、乳の下側から持ち上げてみあり横に流れたふわふわを寄せてみたりして遊んだ。

快楽のようなものは未だないが触られるたびに小さな羞恥心に苛まれいたたまれない気がしてマリアンヌは目を固く閉じた。

しばらくリオネルにそうやって遊ばれているとふっとゾクリとした感覚が湧き上がってくる。

「リオネル様、怖い、なんか知らない感覚が。ぞわぞわする、怖いよ」

お互いに初めて同士、どうしたら良いかわからなくなったリオネルは一度体を起こした。

そして、マリアンヌも抱き起こし自分の腕の中に抱き入れた。

「大丈夫? 怖い? 何が怖かったの?」

リオネルの胸に耳をあて抱きしめられていると先ほどまでの怖さが嘘のように消えていく。

「リオネル様、もう大丈夫です。私もわからないのですが、先ほどのはなんだか怖くて」

胸を触られるのが怖いのか、女性にとって大切な場所として普段から覆われている場所を恋人とはいえ無闇に肌を晒しながら触られるのは確かに落ち着かないのかもしれない。

かといって、触らないという選択肢は残念ながらリオネルには無い。

「では、これならどう?」

胡座あぐらをかいたリオネルの股座またぐらにマリアンヌを横抱きで嵌め込むような形に座らせ自分の胸に彼女の頭をあてがわせた。

片手で愛しい女神を支えながら、空いている方の手で指でマリアンヌの胸をちょんちょん、もみもみ、ぽふぽふ、ふわふわといじるのを再開した。

「俺の瞳を見てて」

「そんなこといって、あなたの瞳は私の胸ばかり見てる、ふふふ」

そんな行為をしばらく続けているとマリアンヌの体温がぐっと上がってきたのに気づく。

マリアンヌの顔を見ると目を瞑って口を半開きにしていやらしい吐息を吐きながら劣情を醸す表情をしている。

「マリアンヌ、俺も気持ち良くして」

そういうとマリアンヌはぽーっとした表情でリオネルを見上げていたかと思うとにっこり笑う。

そしてその手を2人の体の間に潜り込ませリオネルの大きな棒を引き摺り出した。

先ほど射精感を一人で逃した際に、下穿きは緩めていたのですんなりとマリアンヌの可愛らしい手の侵入を許した。

「うわぁ、おおきっ、ぴくぴくしてて温かい」

我に帰り好奇心の方が勝り出したマリアンヌは楽しくなってきてしまう。

自分の快感そっちのけでリオネルの棒へのご奉仕に身を乗り出すようになってしまった。


先端にすでにヌメつくものがあったので、本能的にこれで滑りを良くして擦れば気持ちいのでは無いかと思い上下に擦った。

最初は片手だったものを、リオネルの股座から這い出て彼に向き直り両手で一生懸命こすこす、コスコスと刺激してみる。

「だめだ、マリーだめだよ、でちゃう、でちゃうっ」

好奇心にイタズラ心もくわわり、一層激しく擦るとリオネルの腰が跳ねてビュルっと何かが飛び出し両手と彼の下穿き周りを汚した。

瞬時にそれが何か理解できなかったからなのだが、マリアンヌはそれを手元でぺちょぺちょと遊んでいると頭上からリオネルの低い声がした。

「俺の女神はほんっとうにとんだ小悪魔さんだ」
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