32 / 40
第三章 龍馬暗殺
六
しおりを挟む
春嶽の紹介状を携え、二人は勝安房守の役宅へ足を運んだ。他にも龍馬と同郷の土佐藩郷士、門田為之助、近藤長次郎が同行した。
勝は通称を麟太郎といい、官途名が安房守であり、諱が義邦である。だが、その号に海舟の方が有名で、今日(こんにち)でもその名の方が世間一般に知られている。ここでは以降、海舟で統一することにする。
海舟は、十代の頃から島田虎之助の許で剣術と禅を学び、直心影流剣術の免許皆伝の腕を持つ人物だった。因みに海舟の血縁上の又従兄に島田虎之助の師匠に当たる男谷信友がいる。
尊王攘夷かぶれの土佐脱藩浪士三名が、小千葉道場の主千葉重太郎を伴い自分を訪ねて来たと聞いて、海舟は聊か不安を覚えた。
一人ならまだしも相手は四人おり、その中の一人が今を時めく北辰一刀の使い手千葉重太郎であると知って、直心影流剣術の免許皆伝の腕を持つ海舟も流石に焦った。
いつでも逃げ出せるように、家人に命じて裏の勝手口の戸は開けたままにしておいた。
政事総裁松平春嶽の紹介状を持参した者を無碍に扱う訳にはいかず、海舟は龍馬たちを客間に通した。
一人は月代をきれいに剃り上げ、羽織袴の姿の男だった。この男が小千葉道場の主千葉重太郎だ。
残りの三人は、羽織も纏わず継ぎ接ぎだらけの袴の薄汚れた格好だった。冬だというのに、汗臭い。この三人が土佐藩を脱藩した浪士に違いない。
三人とも皆月代を剃っておらず総髪だった。特に高身長の男は癖毛が酷かった。
その癖毛の男が海舟の双眸を見据え口を開いた。
「お初にお目に掛りますきに。某は土佐脱藩浪士の坂本龍馬と申します」
「おいらが勝麟太郎だ。海軍奉行並とか安房守とか大層なこと言っているが、おいらの曾祖父は、越後の百姓の出の検校だ。まあ、肩肘張らずに気楽にやってくれよ」
海舟は平静を装い、江戸弁の早口で言った。
「勝先生に一つお訪ねしたいことがあるんじゃ」
先ほど龍馬と名乗った長身の男ではなく、その右隣、重太郎の背後に立つ男が問うて来た。
「お前さんは何ていう名だ」
「近藤長次郎ゆうきに」
「で、何だい近藤さんよ」
「先生は尊王攘夷らあは馬鹿げちゅーと常々仰っちょられると聞いちょります。桜田門外で先の大老井伊様を討った水戸の賊徒は大馬鹿者だとも言うちょられたそうやけんど、憂国の志を持つ者を馬鹿者呼ばわりするがは合点がいかん」
「おっ、そのことかい近藤さんよ」
と言い、海舟が理由を説明しようとした瞬間、突然龍馬と名乗ったあの高身長の青年が、
「勝先生。ありゃもしかして地球儀ゆう代物ではござらんかっ!?」
海舟の背後の机の上に置いてある球体を指差して訊ねたのであった。
すると海舟は、首だけで振り向き、自分の後ろのその球体を見た。
「ああ、あれは確かに地球儀だ」
「間近で見ても構わんか、勝先生」
「ああ、どうぞ」
海舟は小さく頷いた。
「先生、土佐は何処やか、もしかしてここが土佐やか」
龍馬は当時大英帝国の植民地だった南半球のオーストラリア大陸を指差し訊ねる。
海舟は、唇の端に微笑を浮かべかぶりを振った。
「違う、それは英吉利の属国の濠太剌利という大陸だ」
「英吉利の属国……?」
訝しがる龍馬を余所に、海舟は地球儀を回転させ、ヨーロッパ大陸の西の果てに浮かぶ島国を指差した。
「これが英吉利の本国だよ」
「こがなちっぽけな島国が英吉利本国かえ、で、日本は何処やか、土佐は何処やか」
龍馬はやや興奮気味に海舟に問い掛けた。その目は少年のように輝き澄んでいた。
海舟は龍馬たちが見守る前で地球儀を半回転させ、極東の島国を指差した。
「ここがおいらたちの日本だ。江戸が、大体この辺りで、天子様がおられる京の都がこの辺りかな。でもってお前さんたちの土佐がここだ」
と言い、海舟は先ほどのオーストラリア大陸に似た小さな島を指差した。
「嘘じゃ、出鱈目なことを言うなっ!」
長次郎が顔を紅潮させ唸った。
「嘘じゃねえよ近藤さん。日本は英吉利と同じくらいちっぽけな島国だ。その日本と変わらない島国が、今じゃこの世界を牛耳ってやがる。お隣の清国だって英吉利との戦に敗れ、国中が無茶苦茶になっちまった」
海舟は異人がやるように大げさに両手を広げながら言った。
「勝先生、日本はどうなるのですろうか」
龍馬が不安げな眼差しを向け問い掛けた。
「そうだな、ここままじゃ清国のように英吉利に喰われちまうかも知れねえな」
「やっぱり、夷狄は追い払うしかないやないか」
憤慨した長次郎が興奮しながら言う。
「叩き斬るしかないっ」
重太郎も長次郎に同調する。
「重太郎先生まで何を言うがかえ」
「うん、龍馬さん、お前さん……」
「皆、攘夷、攘夷と馬鹿の一つ覚えみたいに言うが、げにこれでよいのですろうか」
「龍馬、おんしっ!?」
長次郎と為之助が声を揃えて龍馬を凝視する。しかし龍馬は意に介さないといった表情で、二人から視線を逸らし海舟を見やった。
「勝先生、どいたら英吉利に勝つことが出来るか、教えとーせ」
「海軍だ。海軍を作り強化するしか他に方法はねえな。そのためおいらは海軍奉行並って大層なお役を引き受けたって訳さっ」
「海軍やか、先生……」
「ああ」
海舟は頷いた。
「先生、わしを弟子にしとーせ」
「おいっ、龍馬、おんしっ!?」
突然のことに長次郎と為之助は驚き、唖然となった。オドオドとして、龍馬と海舟の顔を交互に見やった。
「お前さんをおいらの弟子にっ!?」
「はい、先生。わしに海軍のことや蒸気船のことやらを教えとーせ」
龍馬は海舟に頭を下げ、弟子入りを懇願した。
「龍馬、おんし何を言うがか」
「長次郎と為之助、おまんらもわしと一緒に勝先生の弟子になったらどうじゃ」
自分勝手な龍馬は他人を巻き込んでいく。
「おいおい、坂本君。おいらまだお前さんを弟子にするって決めていねぜ」
「わしゃ先生の弟子になると決めたぜよ」
龍馬は押し掛け女房のように、勝海舟に弟子入りした。海舟の人となりに触れると、龍馬は目から鱗が落ちたように開国派へ転じたのである。この出会いが運命を決定付けることになった。
勝は通称を麟太郎といい、官途名が安房守であり、諱が義邦である。だが、その号に海舟の方が有名で、今日(こんにち)でもその名の方が世間一般に知られている。ここでは以降、海舟で統一することにする。
海舟は、十代の頃から島田虎之助の許で剣術と禅を学び、直心影流剣術の免許皆伝の腕を持つ人物だった。因みに海舟の血縁上の又従兄に島田虎之助の師匠に当たる男谷信友がいる。
尊王攘夷かぶれの土佐脱藩浪士三名が、小千葉道場の主千葉重太郎を伴い自分を訪ねて来たと聞いて、海舟は聊か不安を覚えた。
一人ならまだしも相手は四人おり、その中の一人が今を時めく北辰一刀の使い手千葉重太郎であると知って、直心影流剣術の免許皆伝の腕を持つ海舟も流石に焦った。
いつでも逃げ出せるように、家人に命じて裏の勝手口の戸は開けたままにしておいた。
政事総裁松平春嶽の紹介状を持参した者を無碍に扱う訳にはいかず、海舟は龍馬たちを客間に通した。
一人は月代をきれいに剃り上げ、羽織袴の姿の男だった。この男が小千葉道場の主千葉重太郎だ。
残りの三人は、羽織も纏わず継ぎ接ぎだらけの袴の薄汚れた格好だった。冬だというのに、汗臭い。この三人が土佐藩を脱藩した浪士に違いない。
三人とも皆月代を剃っておらず総髪だった。特に高身長の男は癖毛が酷かった。
その癖毛の男が海舟の双眸を見据え口を開いた。
「お初にお目に掛りますきに。某は土佐脱藩浪士の坂本龍馬と申します」
「おいらが勝麟太郎だ。海軍奉行並とか安房守とか大層なこと言っているが、おいらの曾祖父は、越後の百姓の出の検校だ。まあ、肩肘張らずに気楽にやってくれよ」
海舟は平静を装い、江戸弁の早口で言った。
「勝先生に一つお訪ねしたいことがあるんじゃ」
先ほど龍馬と名乗った長身の男ではなく、その右隣、重太郎の背後に立つ男が問うて来た。
「お前さんは何ていう名だ」
「近藤長次郎ゆうきに」
「で、何だい近藤さんよ」
「先生は尊王攘夷らあは馬鹿げちゅーと常々仰っちょられると聞いちょります。桜田門外で先の大老井伊様を討った水戸の賊徒は大馬鹿者だとも言うちょられたそうやけんど、憂国の志を持つ者を馬鹿者呼ばわりするがは合点がいかん」
「おっ、そのことかい近藤さんよ」
と言い、海舟が理由を説明しようとした瞬間、突然龍馬と名乗ったあの高身長の青年が、
「勝先生。ありゃもしかして地球儀ゆう代物ではござらんかっ!?」
海舟の背後の机の上に置いてある球体を指差して訊ねたのであった。
すると海舟は、首だけで振り向き、自分の後ろのその球体を見た。
「ああ、あれは確かに地球儀だ」
「間近で見ても構わんか、勝先生」
「ああ、どうぞ」
海舟は小さく頷いた。
「先生、土佐は何処やか、もしかしてここが土佐やか」
龍馬は当時大英帝国の植民地だった南半球のオーストラリア大陸を指差し訊ねる。
海舟は、唇の端に微笑を浮かべかぶりを振った。
「違う、それは英吉利の属国の濠太剌利という大陸だ」
「英吉利の属国……?」
訝しがる龍馬を余所に、海舟は地球儀を回転させ、ヨーロッパ大陸の西の果てに浮かぶ島国を指差した。
「これが英吉利の本国だよ」
「こがなちっぽけな島国が英吉利本国かえ、で、日本は何処やか、土佐は何処やか」
龍馬はやや興奮気味に海舟に問い掛けた。その目は少年のように輝き澄んでいた。
海舟は龍馬たちが見守る前で地球儀を半回転させ、極東の島国を指差した。
「ここがおいらたちの日本だ。江戸が、大体この辺りで、天子様がおられる京の都がこの辺りかな。でもってお前さんたちの土佐がここだ」
と言い、海舟は先ほどのオーストラリア大陸に似た小さな島を指差した。
「嘘じゃ、出鱈目なことを言うなっ!」
長次郎が顔を紅潮させ唸った。
「嘘じゃねえよ近藤さん。日本は英吉利と同じくらいちっぽけな島国だ。その日本と変わらない島国が、今じゃこの世界を牛耳ってやがる。お隣の清国だって英吉利との戦に敗れ、国中が無茶苦茶になっちまった」
海舟は異人がやるように大げさに両手を広げながら言った。
「勝先生、日本はどうなるのですろうか」
龍馬が不安げな眼差しを向け問い掛けた。
「そうだな、ここままじゃ清国のように英吉利に喰われちまうかも知れねえな」
「やっぱり、夷狄は追い払うしかないやないか」
憤慨した長次郎が興奮しながら言う。
「叩き斬るしかないっ」
重太郎も長次郎に同調する。
「重太郎先生まで何を言うがかえ」
「うん、龍馬さん、お前さん……」
「皆、攘夷、攘夷と馬鹿の一つ覚えみたいに言うが、げにこれでよいのですろうか」
「龍馬、おんしっ!?」
長次郎と為之助が声を揃えて龍馬を凝視する。しかし龍馬は意に介さないといった表情で、二人から視線を逸らし海舟を見やった。
「勝先生、どいたら英吉利に勝つことが出来るか、教えとーせ」
「海軍だ。海軍を作り強化するしか他に方法はねえな。そのためおいらは海軍奉行並って大層なお役を引き受けたって訳さっ」
「海軍やか、先生……」
「ああ」
海舟は頷いた。
「先生、わしを弟子にしとーせ」
「おいっ、龍馬、おんしっ!?」
突然のことに長次郎と為之助は驚き、唖然となった。オドオドとして、龍馬と海舟の顔を交互に見やった。
「お前さんをおいらの弟子にっ!?」
「はい、先生。わしに海軍のことや蒸気船のことやらを教えとーせ」
龍馬は海舟に頭を下げ、弟子入りを懇願した。
「龍馬、おんし何を言うがか」
「長次郎と為之助、おまんらもわしと一緒に勝先生の弟子になったらどうじゃ」
自分勝手な龍馬は他人を巻き込んでいく。
「おいおい、坂本君。おいらまだお前さんを弟子にするって決めていねぜ」
「わしゃ先生の弟子になると決めたぜよ」
龍馬は押し掛け女房のように、勝海舟に弟子入りした。海舟の人となりに触れると、龍馬は目から鱗が落ちたように開国派へ転じたのである。この出会いが運命を決定付けることになった。
0
あなたにおすすめの小説
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
【完結】ふたつ星、輝いて 〜あやし兄弟と町娘の江戸捕物抄〜
上杉
歴史・時代
■歴史小説大賞奨励賞受賞しました!■
おりんは江戸のとある武家屋敷で下女として働く14歳の少女。ある日、突然屋敷で母の急死を告げられ、自分が花街へ売られることを知った彼女はその場から逃げだした。
母は殺されたのかもしれない――そんな絶望のどん底にいたおりんに声をかけたのは、奉行所で同心として働く有島惣次郎だった。
今も刺客の手が迫る彼女を守るため、彼の屋敷で住み込みで働くことが決まる。そこで彼の兄――有島清之進とともに生活を始めるのだが、病弱という噂とはかけ離れた腕っぷしのよさに、おりんは驚きを隠せない。
そうしてともに生活しながら少しづつ心を開いていった――その矢先のことだった。
母の命を奪った犯人が発覚すると同時に、何故か兄清之進に凶刃が迫り――。
とある秘密を抱えた兄弟と町娘おりんの紡ぐ江戸捕物抄です!お楽しみください!
※フィクションです。
※周辺の歴史事件などは、史実を踏んでいます。
皆さまご評価頂きありがとうございました。大変嬉しいです!
今後も精進してまいります!
無用庵隠居清左衛門
蔵屋
歴史・時代
前老中田沼意次から引き継いで老中となった松平定信は、厳しい倹約令として|寛政の改革《かんせいのかいかく》を実施した。
第8代将軍徳川吉宗によって実施された|享保の改革《きょうほうのかいかく》、|天保の改革《てんぽうのかいかく》と合わせて幕政改革の三大改革という。
松平定信は厳しい倹約令を実施したのだった。江戸幕府は町人たちを中心とした貨幣経済の発達に伴い|逼迫《ひっぱく》した幕府の財政で苦しんでいた。
幕府の財政再建を目的とした改革を実施する事は江戸幕府にとって緊急の課題であった。
この時期、各地方の諸藩に於いても藩政改革が行われていたのであった。
そんな中、徳川家直参旗本であった緒方清左衛門は、己の出世の事しか考えない同僚に嫌気がさしていた。
清左衛門は無欲の徳川家直参旗本であった。
俸禄も入らず、出世欲もなく、ただひたすら、女房の千歳と娘の弥生と、三人仲睦まじく暮らす平穏な日々であればよかったのである。
清左衛門は『あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって千歳と弥生の幸せだけを願い、最後は無欲で死にたい』と思っていたのだ。
ある日、清左衛門に理不尽な言いがかりが同僚立花右近からあったのだ。
清左衛門は右近の言いがかりを相手にせず、
無視したのであった。
そして、松平定信に対して、隠居願いを提出したのであった。
「おぬし、本当にそれで良いのだな」
「拙者、一向に構いません」
「分かった。好きにするがよい」
こうして、清左衛門は隠居生活に入ったのである。
【完結】『江戸めぐり ご馳走道中 ~お香と文吉の東海道味巡り~』
月影 朔
歴史・時代
読めばお腹が減る!食と人情の東海道味巡り、開幕!
自由を求め家を飛び出した、食い道楽で腕っぷし自慢の元武家娘・お香。
料理の知識は確かだが、とある事件で自信を失った気弱な元料理人・文吉。
正反対の二人が偶然出会い、共に旅を始めたのは、天下の街道・東海道!
行く先々の宿場町で二人が出会うのは、その土地ならではの絶品ご当地料理や豊かな食材、そして様々な悩みを抱えた人々。
料理を巡る親子喧嘩、失われた秘伝の味、食材に隠された秘密、旅人たちの些細な揉め事まで――
お香の持ち前の豪快な行動力と、文吉の豊富な食の知識、そして二人の「料理」の力が、人々の閉ざされた心を開き、事件を解決へと導いていきます。時にはお香の隠された剣の腕が炸裂することも…!?
読めば目の前に湯気立つ料理が見えるよう!
香りまで伝わるような鮮やかな料理描写、笑いと涙あふれる人情ドラマ、そして個性豊かなお香と文吉のやり取りに、ページをめくる手が止まらない!
旅の目的は美味しいものを食べること? それとも過去を乗り越えること?
二人の絆はどのように深まっていくのか。そして、それぞれが抱える過去の謎も、旅と共に少しずつ明らかになっていきます。
笑って泣けて、お腹が空く――新たな食時代劇ロードムービー、ここに開幕!
さあ、お香と文吉と一緒に、舌と腹で東海道五十三次を旅しましょう!
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる