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~ 神崎 視点 ~
まともな説明を聞く事なく、起きた時には彼奴は横には居なかった
分かりきったはずなのに、無性に寂しいと思ってしまう
隣で寝ていたときは温かい気はしたのに、今は心も身体も寒い
「 一人に…するなよ…… 」
ポツリと呟き、クッションに顔を擦り付け諦めた様に身体を起き上がらせる
今日は身体に、行為をした跡は残ってない…
それが少しだけ残念と思うぐらい、彼奴にヤラれてるな
「 そう言えば卵…… 」
忘れかけていた事を思い出し、視線を動かせば位置が変わることなく黒い卵は確かにそこにあった
ベッドを擦るように動き、サイドテーブルの前に座り片手を伸ばす
「 ……大きは、テニスボールぐらいか 」
よくこんなのが生まれたなって思うぐらいだが、彼奴のを受け入れてる直腸からすれば平気か
興味本位で指を伸ばし、軽くちょんっと卵に触れてみる
急に動き出す事は無く、指先でツルツルとした鉄の塊のような表面をなぞり、手に取る
「 意外に…あったかい…… 」
壊さないようそっと手の平で包み、卵を持てば温めて無いのにほんのりと体温を感じる
半信半疑だったが、この卵は生きてるんだ…
「 だが、悪魔の…卵には違いない…… 」
生まれれば人を脅かす存在になるかも知れない
妻を殺した彼奴の……
軽く握った卵を床へと向けて振り上げた
「 彼奴の卵なんて……!! 」
家に帰す気も無く、翔太の事が気にかかるままに、俺は悪魔の卵を産んだ
彼奴の……
「 っ……! 」
頭に過るのは、産んだ時に嬉しそうに口付けを落して寝かせてくれた時の事だ
その優しさが酷く、胸を締め付ける
「 殺せるわけないだろ…… 」
俺も一児の父親だ
翔太が生まれたときの感動も、妻が腹を痛めながらもお腹に入れていた事を知っている
産む時の痛みは余り感じられ無かったが…
それでも産む瞬間の感覚は覚えている
卵をそっと胸に抱き、温かみを感じ一粒の涙は頬を伝う
「 これは、俺の子でもあるんだ…… 」
悪魔の子だろうとも、俺が産んだ子でも有る
殺せはしないと俯いていれば、部屋の扉が開いた
「 っ…… 」
片手で涙を拭き、何も無いようにさっさとクッションへと卵を置けば
人の姿を得ている悪魔は尾を引き摺り、羽を閉じたまま入ってきた
片手には銀のトレーを持ち、蓋が閉めてある
「 起きた? 」
「 あぁ…… 」
色々言いたい事が山積みだが、口に出せないのは帰って来るとは思わなかったからだ
此処は彼の寝室だから戻ってきても可笑しくはないが、
何となく俺が寝てる時に来ては、抱いてを繰り返すから予想外だった
「 そう、良かった。お腹空いたでしょ?色々果実を持って来たから食べるといいよ 」
「 は……? 」
「 此処に来てから食べてないでしょ?まぁ、魔物の精子を飲んでたなら…いらないかもだけど……今は飲んでないし 」
「 っ…! 」
あぁ、いつから此処に来たかは忘れてたが
確かに俺はまともな食事を取らなかった
ハッキリと言われた事に、忘れてたい記憶は蘇り、吐き気がする
好きで飲んだわけじゃない、飲まされたし、飲まなければ生きていけないと判断したんだ
卵の置かれた横へとトレーを置き、蓋を開けたのを見れば、食べやすそうな葡萄やら見たこと無い果実があった
また、魔界の変な物だろうか……
「 ほら、…食べさせてあげるよ。あーん、して? 」
俺の気も知らず、葡萄のような果物を口元へと向けてきたコイツは何処か楽しそうに笑う
その顔を見ていれば、嫌なはずなのに自然と口を開けていた
此処では、コイツに逆らえない何かで操られてる気がする
「 ん…… 」
「 どう? 」
口内に含まれた葡萄は、皮ごと食べれるらしく
種も無く甘く、美味しかった
まるで砂糖で漬けられた葡萄のようで果汁もまた、腹が空腹だった事を実感させられる
「 うまい……甘くて 」
「 ふっ、それは良かった。ほら、次はこれ 」
サクランボのような赤い身を摘み、口へと押し当てれば、歯で噛み分かる
小さな林檎のような甘さがある、不思議な食べ物だが嫌な気はしない
「 これ、まともな果物か?なんで、こんな物が魔界にあるんだ 」
殺風景で、農業なんてして無さそうな魔界に、果物が実ってるとは思えなかった
美味しいけれど、意味が分からなくて問えば 珍しく此奴は葡萄のようなものを口に含んだ
「 果物悪魔族からちょっと貰っただけ。彼等は果物が好きな悪魔だからね 」
「 フルーツデビル? 」
「 そう、果物しか食べない悪魔。人間界では農作物を荒らしたり、面倒な悪魔と言われてるけど…魔界じゃ、唯一、その種を持ってきて作物を作ってるかな 」
どんな悪魔かは想像がつかないが、彼等のおかげで俺は食えているのか
見た目は人間界に有るのとは品種改良されたように異るが、味は遥かに美味く出来ている
「 そうか……美味しい…… 」
「 やっぱり人間の口には合うんだね 」
「 やっぱり? 」
まるで他の人間にも食べさせたような言い方に視線を向ければ、彼は誤魔化すように俺から顔を背け、卵へと視線をやった
「 ほら、沢山食べて。持ってきたのに腐っちゃう 」
「 嗚呼…… 」
考える必要はないか……
前にも、気に入った人間を連れて来たとシュヴァルツ告げた
俺だけが知らないだけで、他の連中はコイツが気に入った人間を知ってるのだろう
食べて、と言われたのに食欲が無く手を止めていれば、卵を突っ付いていた彼は此方を向く
「 ん…… 」
顎に触れ、持ち上げられ視線を上げれば口へと含まれた甘い果実に自然と喉を鳴らし飲み込む
「 俺が食べさせないと食べれないなんて…甘えん坊だね、オニーサン 」
舌舐め擦りをする唇へと視線を向ければ、彼は自ら口に咥えて、そのまま口付けを重ねた
俺は何故、抵抗も出来なければ…この食べさせ方に心地良いと思ってしまうんだ
髪に触れる手も、甘いキスと共に含まれる果実もまた求めてしまう
「 こんな、俺は……嫌いか…… 」
「 嫌いじゃないよ。好きだよ、オニーサン 」
好きだよ……。その言葉はどんな理由だろうと胸を熱くさせ自然と涙は零れ落ちた
「 なんで、泣くの? 」
「 分からない……。分からない……。嫌なら、見ないでくれ 」
無理矢理連れて来られ、魔物に回され犯され、その後に優しく抱かれ、子供も生まれたからか
コイツの過去に、他の人間が残ってる事に気付いて涙が出る
いい年した男が泣いて、グズるのを見て欲しく無くて手で拭こうとすれば手首を掴まれた
「 勿体無いね……。涙は貴重なのに 」
「 っ…… 」
目元になぞった舌先と共に、目尻に口付けられる
普通なら振り払うのに、今はその逆に片手で服を掴み、自ら顔を動かし口付けをしていた
「 ……ふっ、言葉が出ないなら身体に聞こうか 」
「 嗚呼、抱いて…くれ…… 」
「 ん……いいよ 」
いつか、飽きて捨てられるか、喰われてもいい
俺は…この悪魔に身も心も侵食され自分のプライドなんて削ぎ落とされて、何も残らない
残らないからこそ、情けない父親として翔太に晒す必要ない此処では、悪魔の玩具になる事を望んだ
他の悪魔や、人間のところに行かないでくれ…考えないでくれ
「 っ……クオレ、俺を……。嘘でも、愛してくれ…… 」
「 ……… 」
泣きながら抱かれた時に、放った言葉に
自分でも驚いて目を開き、彼の方へと見れば
その欲に溺れて赤い瞳は猫のように三日月に笑い、頬へと口付けを落し耳元で囁いた
「 なら…その心を、頂戴…… 」
「 やるから……。愛をくれ…… 」
嘘でもいい、遊びでもいい…
だが、優しさを向けるなら其処に愛情が欲しい
悪魔に求めても仕方無いのに、身も心も悪魔に捧げた俺は…
もう……上手く思考が回らないほどコイツの手の中で踊らされていた
「 その契約、受け入れたよ。君が死んだ時…その魂は俺のもの…天界に行くことも、生まれ変わることも出来ない…永遠と俺の所有物になるんだ。永久に愛してるよ、真琴 」
「 俺も、だ……愛してる…… 」
言わせるように流され、仕組まれたのは薄々気付いている
胸元が熱く痛み、身体だけの契約が心まで堕ちて取られたときに、俺の″ 神父 ″としての肩書も、未来も消えた
神に背き、悪魔に心を売った人間の末路なんてもう如何でもいい
「 ふっ、愛してるよ… 」
愛を囁く悪魔は、酷く美しい顔で嘲笑っていた
「 やっと……手に入れた……。俺の玩具 」
奥へと注がれる精子は、俺の胎内で受精し孕んだことは、二度目になれば察する
悪魔の子を孕み、そして産むだけの人間に
愛なんて言葉は、コイツには無いだろう
壊れるまでに遊ぶ玩具になったと気付いても、その身体を抱き締め求めて、喘いでいた
もう、御前に抱かれるなら…なんだっていい
まともな説明を聞く事なく、起きた時には彼奴は横には居なかった
分かりきったはずなのに、無性に寂しいと思ってしまう
隣で寝ていたときは温かい気はしたのに、今は心も身体も寒い
「 一人に…するなよ…… 」
ポツリと呟き、クッションに顔を擦り付け諦めた様に身体を起き上がらせる
今日は身体に、行為をした跡は残ってない…
それが少しだけ残念と思うぐらい、彼奴にヤラれてるな
「 そう言えば卵…… 」
忘れかけていた事を思い出し、視線を動かせば位置が変わることなく黒い卵は確かにそこにあった
ベッドを擦るように動き、サイドテーブルの前に座り片手を伸ばす
「 ……大きは、テニスボールぐらいか 」
よくこんなのが生まれたなって思うぐらいだが、彼奴のを受け入れてる直腸からすれば平気か
興味本位で指を伸ばし、軽くちょんっと卵に触れてみる
急に動き出す事は無く、指先でツルツルとした鉄の塊のような表面をなぞり、手に取る
「 意外に…あったかい…… 」
壊さないようそっと手の平で包み、卵を持てば温めて無いのにほんのりと体温を感じる
半信半疑だったが、この卵は生きてるんだ…
「 だが、悪魔の…卵には違いない…… 」
生まれれば人を脅かす存在になるかも知れない
妻を殺した彼奴の……
軽く握った卵を床へと向けて振り上げた
「 彼奴の卵なんて……!! 」
家に帰す気も無く、翔太の事が気にかかるままに、俺は悪魔の卵を産んだ
彼奴の……
「 っ……! 」
頭に過るのは、産んだ時に嬉しそうに口付けを落して寝かせてくれた時の事だ
その優しさが酷く、胸を締め付ける
「 殺せるわけないだろ…… 」
俺も一児の父親だ
翔太が生まれたときの感動も、妻が腹を痛めながらもお腹に入れていた事を知っている
産む時の痛みは余り感じられ無かったが…
それでも産む瞬間の感覚は覚えている
卵をそっと胸に抱き、温かみを感じ一粒の涙は頬を伝う
「 これは、俺の子でもあるんだ…… 」
悪魔の子だろうとも、俺が産んだ子でも有る
殺せはしないと俯いていれば、部屋の扉が開いた
「 っ…… 」
片手で涙を拭き、何も無いようにさっさとクッションへと卵を置けば
人の姿を得ている悪魔は尾を引き摺り、羽を閉じたまま入ってきた
片手には銀のトレーを持ち、蓋が閉めてある
「 起きた? 」
「 あぁ…… 」
色々言いたい事が山積みだが、口に出せないのは帰って来るとは思わなかったからだ
此処は彼の寝室だから戻ってきても可笑しくはないが、
何となく俺が寝てる時に来ては、抱いてを繰り返すから予想外だった
「 そう、良かった。お腹空いたでしょ?色々果実を持って来たから食べるといいよ 」
「 は……? 」
「 此処に来てから食べてないでしょ?まぁ、魔物の精子を飲んでたなら…いらないかもだけど……今は飲んでないし 」
「 っ…! 」
あぁ、いつから此処に来たかは忘れてたが
確かに俺はまともな食事を取らなかった
ハッキリと言われた事に、忘れてたい記憶は蘇り、吐き気がする
好きで飲んだわけじゃない、飲まされたし、飲まなければ生きていけないと判断したんだ
卵の置かれた横へとトレーを置き、蓋を開けたのを見れば、食べやすそうな葡萄やら見たこと無い果実があった
また、魔界の変な物だろうか……
「 ほら、…食べさせてあげるよ。あーん、して? 」
俺の気も知らず、葡萄のような果物を口元へと向けてきたコイツは何処か楽しそうに笑う
その顔を見ていれば、嫌なはずなのに自然と口を開けていた
此処では、コイツに逆らえない何かで操られてる気がする
「 ん…… 」
「 どう? 」
口内に含まれた葡萄は、皮ごと食べれるらしく
種も無く甘く、美味しかった
まるで砂糖で漬けられた葡萄のようで果汁もまた、腹が空腹だった事を実感させられる
「 うまい……甘くて 」
「 ふっ、それは良かった。ほら、次はこれ 」
サクランボのような赤い身を摘み、口へと押し当てれば、歯で噛み分かる
小さな林檎のような甘さがある、不思議な食べ物だが嫌な気はしない
「 これ、まともな果物か?なんで、こんな物が魔界にあるんだ 」
殺風景で、農業なんてして無さそうな魔界に、果物が実ってるとは思えなかった
美味しいけれど、意味が分からなくて問えば 珍しく此奴は葡萄のようなものを口に含んだ
「 果物悪魔族からちょっと貰っただけ。彼等は果物が好きな悪魔だからね 」
「 フルーツデビル? 」
「 そう、果物しか食べない悪魔。人間界では農作物を荒らしたり、面倒な悪魔と言われてるけど…魔界じゃ、唯一、その種を持ってきて作物を作ってるかな 」
どんな悪魔かは想像がつかないが、彼等のおかげで俺は食えているのか
見た目は人間界に有るのとは品種改良されたように異るが、味は遥かに美味く出来ている
「 そうか……美味しい…… 」
「 やっぱり人間の口には合うんだね 」
「 やっぱり? 」
まるで他の人間にも食べさせたような言い方に視線を向ければ、彼は誤魔化すように俺から顔を背け、卵へと視線をやった
「 ほら、沢山食べて。持ってきたのに腐っちゃう 」
「 嗚呼…… 」
考える必要はないか……
前にも、気に入った人間を連れて来たとシュヴァルツ告げた
俺だけが知らないだけで、他の連中はコイツが気に入った人間を知ってるのだろう
食べて、と言われたのに食欲が無く手を止めていれば、卵を突っ付いていた彼は此方を向く
「 ん…… 」
顎に触れ、持ち上げられ視線を上げれば口へと含まれた甘い果実に自然と喉を鳴らし飲み込む
「 俺が食べさせないと食べれないなんて…甘えん坊だね、オニーサン 」
舌舐め擦りをする唇へと視線を向ければ、彼は自ら口に咥えて、そのまま口付けを重ねた
俺は何故、抵抗も出来なければ…この食べさせ方に心地良いと思ってしまうんだ
髪に触れる手も、甘いキスと共に含まれる果実もまた求めてしまう
「 こんな、俺は……嫌いか…… 」
「 嫌いじゃないよ。好きだよ、オニーサン 」
好きだよ……。その言葉はどんな理由だろうと胸を熱くさせ自然と涙は零れ落ちた
「 なんで、泣くの? 」
「 分からない……。分からない……。嫌なら、見ないでくれ 」
無理矢理連れて来られ、魔物に回され犯され、その後に優しく抱かれ、子供も生まれたからか
コイツの過去に、他の人間が残ってる事に気付いて涙が出る
いい年した男が泣いて、グズるのを見て欲しく無くて手で拭こうとすれば手首を掴まれた
「 勿体無いね……。涙は貴重なのに 」
「 っ…… 」
目元になぞった舌先と共に、目尻に口付けられる
普通なら振り払うのに、今はその逆に片手で服を掴み、自ら顔を動かし口付けをしていた
「 ……ふっ、言葉が出ないなら身体に聞こうか 」
「 嗚呼、抱いて…くれ…… 」
「 ん……いいよ 」
いつか、飽きて捨てられるか、喰われてもいい
俺は…この悪魔に身も心も侵食され自分のプライドなんて削ぎ落とされて、何も残らない
残らないからこそ、情けない父親として翔太に晒す必要ない此処では、悪魔の玩具になる事を望んだ
他の悪魔や、人間のところに行かないでくれ…考えないでくれ
「 っ……クオレ、俺を……。嘘でも、愛してくれ…… 」
「 ……… 」
泣きながら抱かれた時に、放った言葉に
自分でも驚いて目を開き、彼の方へと見れば
その欲に溺れて赤い瞳は猫のように三日月に笑い、頬へと口付けを落し耳元で囁いた
「 なら…その心を、頂戴…… 」
「 やるから……。愛をくれ…… 」
嘘でもいい、遊びでもいい…
だが、優しさを向けるなら其処に愛情が欲しい
悪魔に求めても仕方無いのに、身も心も悪魔に捧げた俺は…
もう……上手く思考が回らないほどコイツの手の中で踊らされていた
「 その契約、受け入れたよ。君が死んだ時…その魂は俺のもの…天界に行くことも、生まれ変わることも出来ない…永遠と俺の所有物になるんだ。永久に愛してるよ、真琴 」
「 俺も、だ……愛してる…… 」
言わせるように流され、仕組まれたのは薄々気付いている
胸元が熱く痛み、身体だけの契約が心まで堕ちて取られたときに、俺の″ 神父 ″としての肩書も、未来も消えた
神に背き、悪魔に心を売った人間の末路なんてもう如何でもいい
「 ふっ、愛してるよ… 」
愛を囁く悪魔は、酷く美しい顔で嘲笑っていた
「 やっと……手に入れた……。俺の玩具 」
奥へと注がれる精子は、俺の胎内で受精し孕んだことは、二度目になれば察する
悪魔の子を孕み、そして産むだけの人間に
愛なんて言葉は、コイツには無いだろう
壊れるまでに遊ぶ玩具になったと気付いても、その身体を抱き締め求めて、喘いでいた
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