転生したら召喚獣になったらしい

獅月@体調不良

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一章 聖獣への道のり編

03

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鏡に映るのは紛れもなく俺なのだろう
色白の肌はたいして昔と変わらないが
黒髪かと思っていれば銀髪で、命を司る神様であるライフに似てる髪色だと思う

" 真っ白…… "

" 白が好きなのか "

そんな言葉をふっと思い出し
髪色の変化の理由に気付く
そして二十三歳程度の外見だった容姿は
少年のように若々しくなり幼さも残る

と言うかまだ中学生程度の十三歳前後
身体の筋力も発達してないような容姿を見ていれば
水から上がる音と声に鏡へと映るブランシュの姿を反射して見る

「 やっぱり可愛い顔してるな。大人にしようと思ったが、御前の魔力はかなり多いようだ…。俺の限界はこの程度だと諦めてくれ 」

『 それは別に構わないのだが…… 』

ブランシュはこんなにも背が高くて大人だったのかと改めて思うほど、体格差がある
百九十㎝はあったのかと思う程に彼は背を曲げ左手で俺の顎に触れ右耳へと唇を寄せる

『 っ…… 』

「 狼の耳が残ってる、俺のように完璧じゃねぇな。まぁ、最初にしては上出来だろ…… 」

頭上に残る黒い毛の生えた狼の耳
銀髪の髪に似合わない黒色だが生え変わりしてないと言うなら分かるのだが

耳へと唇を寄せ囁くブランシュに嫌味かと思う

いや、獣の姿でもスキンシップは過激と思ってたがそれが人の姿なら尚更、気にしてしまう

「 尾てい骨から生える尻尾は、ちょっとは成長したな。身体に合わせてか…… 」

『 くっ!ブランシュ……尻を、触んな……』

「 御前、いつも尻尾を咬むじゃねぇか。触られると嫌だろ? 」

『 いやっ、と言うかな…… 』

尾の付け根に指を挟み、そのまま尻へと触る手つきが、態とらしくて仕方無いが
ブランシュは気にしてないように見える

只、俺の人型の姿を自分の魔力で出来た事を嬉しく思ったのか
興味津々ってだけだ、これ以上、それ以下も考えてないだろう

気にしてんのは俺だけってのがまた腹が立つ

「 ハッキリ言わないと分かるわけないねぇって言ったよな? 」

『  虐めか! 』

「 なにが……! 」

ハッキリ言えるわけねぇと顔を向けて睨めば、真後ろにあったブランシュと目が合い
彼は金色の目を見開き、少し硬直した

それを良いことに俺は振り返り、手から離れれば口元に片手の手の甲を置く

『 人型にしてくれたのは嬉しいが……この姿で触られんのは、慣れてない…… 』

獣での姿ならやっと舐めまわされる事に慣れたのに、人の姿ではまた別だと思い
素直に言えば、動かないブランシュに気付き視線を戻す

『 ハッキリ言ったろ、だから触るのは…… 』

俺は、もしかしたら反応を間違えたかも知れないことに察した
目の前に居るブランシュは獣だと考えるより、もっと根本的な事を忘れていた

彼が" 雄 "だと言うことを……

聖獣だからとか、そんなの関係無い程に
彼の目の色は好奇心では無いものに変わっていた

密かにつり上がった口角に、本能的に鳥肌が立ち
逃げようと動いた時には片手を掴まれていた

『 ブランシュ、離せよ……! 』

「 折角だ、可愛いがってやる 」 

『 なっ、必要ない!! 』

暴れて抵抗すれば意識してることがバレると
思って口では怒るが、振り払う事はしなかった

だが細い手を引かれ、脱衣場から引っ張られるように来たのは二人で寝るベッドで
投げられる様に倒れた時には、耳を下げ身体を震わせる

「 怖がることもねぇよな?いつもやってたじゃないか 」

『 人型と普段は違う!やめろっ、触んな!! 』

「 可愛い御前が抵抗すると、なんだろうか腰に来るものがある 」

『 変態かよ!? 』

簡単に両手で押さえ付けられ、暴れる両手は拘束され 
一纏めに頭の腕で掴まえられ、脚は気に求めず彼の身体で閉じることが出来なくなる

少しでも信用したのが間違いなのか、それとも元々こんな奴だったのかと自分の他者評価を疑いたくなる事に目元に自然と溜まるものがある

「 コウガ……遊び相手になってくれ 」

『 誰がなる、かっ……んぐっ!!? 』

首を振ってた顔は片手で掴まれ、目線を向けた時には金の髪は揺れ動き
開いてた口へとネジ入った生温いものに目を見開く
噛み付く前に舌先を絡める感覚と唾液のぬるっとした感触に毛が逆立つ感覚に震える

『 ンゥ、っ……! 』

気持ち悪い、舌先が好き勝手に舐められて
唾液が入ってくる感覚に吐き気すら感じるのに
練っとりと絡ませていくブランシュに
俺の身体は脳より先に本能が揺れ動く

「 はぁ……コウガ、可愛い 」

『 ケホッ、おえっ……ブランシュ、こんなの、したくない…… 』

離れた舌先に咳をし、自然と溜まり流れた涙が目尻から髪の方へと流れていくのが分かるも
彼は気にもせず舌舐め摺りをし微笑んだ

それが余りにも美しく整った顔立ちだからこそ
言葉は失った
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