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一章 聖獣への道のり編
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~ ブランシュ視点続 ~
ライフからの言葉を待とうとすれば
小さな身体のコウガは俺の前へとやってきた
今の俺の体格だと小石程度にしか思わない、その小さい身体は必死で毛を逆立てて神に背こうとしてる
『 シロは悪くない、俺が悪いんだ。だから俺を怒って欲しい 』
「 コウガ…… 」
「 コウガ。罰は罰なんだ。与えるのも神様の仕事なのさ 」
『 っ、そんなの……嫌に決まってる!シロと、離れたくない 』
魔獣になったら嫌だと手に擦り付くコウガ
俺はそれを見て体格をよく共にする、獣のサイズへと変えれば鼻先を身体へと擦り当てる
「 泣くな…… 」
『 まだ泣いてない!泣きそうだけど…… 』
「 ふっ、そうか? 」
首へと顔を埋めるコウガに愛しいと思い
頬を擦り当てて居れば、ライフは告げた
「 仕方ない。可愛いげがないコウガに免じて、ブランシュ。君の罪は、もう二度とコウガを悲しませないことだ 」
「 えっ、そんなのでいいのか? 」
「 まぁ見てたし? 」
本当、質が悪い
罰を与えるつもりはなくともそんな雰囲気を出して
コウガが悲しむ姿を見たかったのだろう
よっぽどライフはコウガが御気に入りのようだ
『 えっ、じゃ……ブランシュは魔獣にならない? 』
「 するつもりも更々無かったさ。ははっ 」
「 ……性格わりぃな 」
「 嬉しかったくせに 」
「 うるせぇ!! 」
「 あーやだやだ、お熱いねぇ~ 」
雷を降らせれば簡単に避けたライフは口元に手を沿え笑えば、目の前から来てた後に
一瞬、俺の耳元でやってきた
" 聖獣は番になれないよ。後、特典を追加してた……喜べ、雄くん "
「( いちいちうるせぇな…… )」
言うだけ言って去ったライフに、相変わらず見物が好きな悪趣味野郎だと思う
何処にいようが、何をしていようが
聖獣の事ならなんでも見てるライフは
俺が手を出したことも知ってるだろう
なのに止めはしない
此から先、どうなるか楽しみにしてそうで腹が待つ
手の上で踊らされてるのは、
俺の心がこの幼い子犬に奪われたからだろう
『 離れないって、良かった 』
「 コウガ 」
『 ん、なに? 』
二度と人の姿にさせないと思っていたが
またさせてもいいかもしれないな
本人は大人になりたくて仕方ない様子だ
「 帰るか 」
『 おう!!散歩は終わりだな 』
「 歩けるか? 」
『 平気だ!流石、聖獣だなっ。もう痛くない 』
「( いや、ライフが回復させたんだ )」
跳ねては元気そうなフリをしてるが
彼奴が去る間際に傷と失った魔力を回復させて去ったのは気付いた
コウガはまだ魔力の使い方も、感知も何も知らないやつだ
「( 色々教えるのも悪くないか…… )」
『 わっ、なに? 』
うなじ辺りを咬み持ち上げれば、子犬特有に身体を自然と丸めるコウガは此方を見上げる
「 さっさと帰りたい。走るぞ 」
『 おぉー! 』
空へと掛け走り、寝床へと帰る俺に
コウガは何処か嬉しそうに風景を見ていた
殆ど召喚され呼ばれることのない俺
そして、輪廻が廻り新しい命が産まれ
コウガを召喚できるまで強くなった人間が現れない限り
コイツまたずっと此処に居るのだろう
ライフが好き勝手に、太陽を沈ませ、月を昇らせるこの神の庭だが
大切な者と傍に居る事で暇じゃなくなるなら悪くないな
『 とーちゃく!やっぱり速いなぁ 』
「( そう言えば特典を追加したってどっちにだ?コイツか? )」
成長するようには見えないことに、
いったい、あの神様が何の特典を追加したのか分からないが
まぁ、その内分かるだろうと気にすることを止めた
「 なぁ、コウガ……さっきの話、何処まで覚えてるか? 」
『 うーん、殆ど。でも、番ってなんだ? 』
「 ……御前、わざと言ってるなら怒るぞ 」
『 ええっ、教えてくれよ! 』
番がわからないのか?
えっ、本気で言ってるのか?
子犬が興味津々にこっちへと駆け寄ってきた事に、俺はこの姿を見て言うのには抵抗があり
誤魔化すように顔を背けた
「 分かるまで教えん。でかくなりゃ分かるんじゃねぇか? 」
『 なんだよー!ケチ!! 』
ちょっと気取って告白した言葉が
" 意味が分からない "で片付けられたのなら
俺のプライドはズタボロだ
此処に来て、聖獣になってから誰かを愛しいと思ったことは無いのに……
「 寝る、疲れた 」
『 俺も寝るー! 』
ベッドに横たわる俺に、今はもう怖がりもせず腕の中へと顔を埋めて、自ら割り入ってくる子犬は可愛いものがある
ひょこっと顔を出してから眠りに付く様子に
軽く額を舐めてから俺もまた眠った
今は無自覚のまま愛されとけ
ライフからの言葉を待とうとすれば
小さな身体のコウガは俺の前へとやってきた
今の俺の体格だと小石程度にしか思わない、その小さい身体は必死で毛を逆立てて神に背こうとしてる
『 シロは悪くない、俺が悪いんだ。だから俺を怒って欲しい 』
「 コウガ…… 」
「 コウガ。罰は罰なんだ。与えるのも神様の仕事なのさ 」
『 っ、そんなの……嫌に決まってる!シロと、離れたくない 』
魔獣になったら嫌だと手に擦り付くコウガ
俺はそれを見て体格をよく共にする、獣のサイズへと変えれば鼻先を身体へと擦り当てる
「 泣くな…… 」
『 まだ泣いてない!泣きそうだけど…… 』
「 ふっ、そうか? 」
首へと顔を埋めるコウガに愛しいと思い
頬を擦り当てて居れば、ライフは告げた
「 仕方ない。可愛いげがないコウガに免じて、ブランシュ。君の罪は、もう二度とコウガを悲しませないことだ 」
「 えっ、そんなのでいいのか? 」
「 まぁ見てたし? 」
本当、質が悪い
罰を与えるつもりはなくともそんな雰囲気を出して
コウガが悲しむ姿を見たかったのだろう
よっぽどライフはコウガが御気に入りのようだ
『 えっ、じゃ……ブランシュは魔獣にならない? 』
「 するつもりも更々無かったさ。ははっ 」
「 ……性格わりぃな 」
「 嬉しかったくせに 」
「 うるせぇ!! 」
「 あーやだやだ、お熱いねぇ~ 」
雷を降らせれば簡単に避けたライフは口元に手を沿え笑えば、目の前から来てた後に
一瞬、俺の耳元でやってきた
" 聖獣は番になれないよ。後、特典を追加してた……喜べ、雄くん "
「( いちいちうるせぇな…… )」
言うだけ言って去ったライフに、相変わらず見物が好きな悪趣味野郎だと思う
何処にいようが、何をしていようが
聖獣の事ならなんでも見てるライフは
俺が手を出したことも知ってるだろう
なのに止めはしない
此から先、どうなるか楽しみにしてそうで腹が待つ
手の上で踊らされてるのは、
俺の心がこの幼い子犬に奪われたからだろう
『 離れないって、良かった 』
「 コウガ 」
『 ん、なに? 』
二度と人の姿にさせないと思っていたが
またさせてもいいかもしれないな
本人は大人になりたくて仕方ない様子だ
「 帰るか 」
『 おう!!散歩は終わりだな 』
「 歩けるか? 」
『 平気だ!流石、聖獣だなっ。もう痛くない 』
「( いや、ライフが回復させたんだ )」
跳ねては元気そうなフリをしてるが
彼奴が去る間際に傷と失った魔力を回復させて去ったのは気付いた
コウガはまだ魔力の使い方も、感知も何も知らないやつだ
「( 色々教えるのも悪くないか…… )」
『 わっ、なに? 』
うなじ辺りを咬み持ち上げれば、子犬特有に身体を自然と丸めるコウガは此方を見上げる
「 さっさと帰りたい。走るぞ 」
『 おぉー! 』
空へと掛け走り、寝床へと帰る俺に
コウガは何処か嬉しそうに風景を見ていた
殆ど召喚され呼ばれることのない俺
そして、輪廻が廻り新しい命が産まれ
コウガを召喚できるまで強くなった人間が現れない限り
コイツまたずっと此処に居るのだろう
ライフが好き勝手に、太陽を沈ませ、月を昇らせるこの神の庭だが
大切な者と傍に居る事で暇じゃなくなるなら悪くないな
『 とーちゃく!やっぱり速いなぁ 』
「( そう言えば特典を追加したってどっちにだ?コイツか? )」
成長するようには見えないことに、
いったい、あの神様が何の特典を追加したのか分からないが
まぁ、その内分かるだろうと気にすることを止めた
「 なぁ、コウガ……さっきの話、何処まで覚えてるか? 」
『 うーん、殆ど。でも、番ってなんだ? 』
「 ……御前、わざと言ってるなら怒るぞ 」
『 ええっ、教えてくれよ! 』
番がわからないのか?
えっ、本気で言ってるのか?
子犬が興味津々にこっちへと駆け寄ってきた事に、俺はこの姿を見て言うのには抵抗があり
誤魔化すように顔を背けた
「 分かるまで教えん。でかくなりゃ分かるんじゃねぇか? 」
『 なんだよー!ケチ!! 』
ちょっと気取って告白した言葉が
" 意味が分からない "で片付けられたのなら
俺のプライドはズタボロだ
此処に来て、聖獣になってから誰かを愛しいと思ったことは無いのに……
「 寝る、疲れた 」
『 俺も寝るー! 』
ベッドに横たわる俺に、今はもう怖がりもせず腕の中へと顔を埋めて、自ら割り入ってくる子犬は可愛いものがある
ひょこっと顔を出してから眠りに付く様子に
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今は無自覚のまま愛されとけ
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