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一章 聖獣への道のり編
07
しおりを挟むあの日から少しだけ、バトラーとの距離が縮まったと思う
普段は部屋の中で家事をしていて姿は余り見掛け無いのだが、夜になると家事を終えたのか
鍛練をする俺の元に来ることが多い、と言うより毎日だ
だからこそ、フリーレンとは違った友人感覚になり俺も話し相手が出来て嬉しく思う
『 さっき、リボン見付けた。結んでいい? 』
「 ……はぁー、子供ですか? 」
『 ちょっとだけ 』
他の使ってない寝室のシーツを綺麗にしてたバトラーを見掛け、後ろから飛び付くように背に乗り
手に持っていた赤いリボンを見せながら問えば、彼は溜め息を吐くもその場でしゃがみこんだ
背中から降り、元々付けてある紐をほどいてから長めの髪に触れれば"シルキー"と思う程に髪質は細くて綺麗だ
『 綺麗だ……。それに、ハーブのいい匂いがする 』
「 余り嗅がないで下さい 」
匂いフェチなのは獣になってからで、其まで気にならなかったが今は何でも興味が湧く
髪を結ぶのを何処かに忘れ、口輪を付けたまま後ろ髪へと当て、クンクンと匂いを嗅いでいれば
嫌そうにバトラーの腕は動き俺の身体を引いた
『 わっ、ビックリした 』
同時に床へと腰を降ろし胡座をかくように座った彼の膝の上に横抱きで座ってることに目を丸くする俺に、首筋から下がる長めの襟足は揺れ
眉を寄せ見下げてくる
「 悪戯犬、結ぶだけは出来ないのですか? 」
『 だってちょっと、髪の毛気になる…… 』
匂いを嗅ぐのは獣の性、其を止めろと言われたら逆にもっと嗅ぎたくなるもので
顔を動かし密着してるのを良いことに胸元へと服の上から嗅げば、妖精とは思えない甘い匂いがする
「 ……貴方って、とんだ変態犬ですね 」
『 変態?えっ、なんで? 』
「 ……反応してますよ 」
キョトンとした事に傾げて、彼が見てる方へと視線を下げれば、ズボンの上からでも分かる下半身に気付き咄嗟的に隠せば耳は下がる
『 っ!性的反応だ!匂いに反応するって……なっ!? 』
「 リボン似合いますよ? 」
隠した手を見れば、そこはいつの間にか縛られてるのか分からないぐらい
両手の手首は俺が持っていたリボンできつく結ばれ手を動かしてもびくともしない
歯で取ろうにも口輪が邪魔してる事に眉を寄せれば、バトラーは口角を上げた
「 少し躾をして差し上げましょう 」
『 なにを!?やめっ 』
「 御望み通り、されたいのでしょ? 」
文句を言う前にズボンの上から形にそって揉まれ、息を詰めた俺にバトラーは耳へと軽く唇を当て舌先でなぞった
『 っ~!ぁ、くっ…… 』
「 雄犬……いえ、雌犬並に、身体は素直ですね 」
煩いと吐き出して、逃げようと身体を動かそうにも片腕で横腹を押さえられ
敏感な下半身を弄られることにぎゅっと目を閉じ俯く
下半身を触れていた手は次第と厭らしく撫でるように動き、じんわりと湿り気を感じれば
バトラーは口で手袋を外し、案外男らしく長い指は見せ付けるようにズボンのファスナーを下げた
『 っ……やめっ、ぁ、んぅ…… 』
「 そんな顔も出来るですね……もっと見せてくださいな 」
『 ん、くっ……ハァー、はっ…… 』
シロが居るのにとか、そんな思考が薄れるほど
バトラーの匂いはまるで蜂を寄せ付ける花のように甘く香り、嗅覚共に脳が溶けていく
ズボンから覗く、陰茎を掴み撫でるように動かした手は手の平で亀頭を撫で回し、先端部分や裏筋のみを擦り、それによって脚の爪先へと力が籠る
「 聖獣が、獣の機能を持ってるとは……初めて見ましたよ 」
『 ぁ、はぅ……っ……ンッ 』
聖獣は繁殖機能がない、そんな事は分かってるが言葉を開く余裕がなく
水音を立て動く手が時より視界に入り、恥じらいに腰は震え
両手に力が籠ればバトラーの支える片腕は動き、服へと入り胸板へと手袋をしたまま乳首を指先で撫でていく
『( 手慣れてる…… )はぁっ、ぁ、っ…… 』
両方とも動く手に、次第と感じる込み上げる並に身体は何度もビクッと震え
快楽に逃げようとすれば、支える手は強く抱き
彼の手は速まる
『 だ、めっ、くっ……!ンンッ!! 』
腹下へと両手を置き、我慢しようと力を入れるも出来ず
精子は吐き出し手の平へと吐き出した
『 ひっ、はぁっ、はぅ…… 』
「 随分と濃いですね、流石" 犬 "。まだ垂れるなんて…… 」
震える身体と共に陰茎の先端からは、精子が溢れ垂れ
其を触り撫でるバトラーは直ぐに手を休めることは無かった
『 くぅ、ぅ、っ!……そんな、こすったら、ぁあっ! 』
快楽に負けた身体は、何度も丁寧に擦られるバトラーの手コキに反応し
彼のズボンやら汚すことを気にする余裕もなく、精子を散らし、生理的な涙は溢れ落ちる
「 安心してください。妖精にはそういう感覚はない。イカせることは見てて楽しいですが、挿入したいとは思いませんので 」
性欲が大勢だと笑ったバトラーは、その後も俺を抱いたまま、彼の気が済むまで片手のみで幾度となくイカされた
こんなに達するなんて、きっとシロの手コキでもないと思った
「( 妊婦を犯す気は更々無いですが…。可愛いげはありますね )」
9
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