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二章 宝物捜索 編
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~ ジョセフ 視点 ~
直ぐに流行り病が国を襲った、両親は誰からか貰った流行り病にかかりこの世から消え
姉は、聖獣殺しが原因だとボクを蔑み追放した
「 二度と我が国の名を名乗ることは許さない!!出ていけ、疫病神! 」
姉の権力によってボクは国を離れた
けれど、一度崩れた国が立て直すことは出来ずに幾分かして滅んだという話は聞いた
「 そいつを捕まえてくれ!!この、泥棒が!! 」
「 っ、離せ!! 」
町に行き腹が減れば、一文無しのボクには盗みしか無かった
盗んでは捕まって、そしてあの聖獣に殺されない限り、死ぬことのないこの身体を蹴り殴り、痛め付けて来る彼等に只ひたすら、堪えるしか無かった
「 っ、ゴホッ……ゴホッ……! 」
「 肋骨イッてんのに死にやしねぇ…… 」
「 回復さえしてますぜ?気持ちわりぃ…… 」
「 でも、よく見りゃ顔はよくねぇか? 」
「 ああーたしかに、これは言い値がつきそうだ 」
砕けた肋骨が回復する度に骨が元に戻る音や、痩せ細った皮膚から見える動きに気味悪がる者が多い中で
国にいるときとは変わってきた顔立ちに、薄汚い男達の目の色が変わることに恐怖でしかない
「 止めろ、やめっ、くっ!! 」
「 性奴隷として売られろ。孕まない男なら高く売れるんだよ 」
「 なっ……ボクは……おう…… 」
ボクは王子だった……絢爛豪華な贈り物を与えれて、綺麗な服を着て、使用人がいて、兵士と稽古をして笑いあった
あの、聖獣がボクの全てを壊した……
醜くて銀狼にもなれないやつなのに……
どうして、ボクだけがこんな屈辱を受けなきゃいけないんだ
奴隷市場で馬鹿みたいに安い金で売られたボクは、小太りの旅をしてる盗賊に買われた
薄汚くて汗まみれの身体は、王子であったボクに比べたらもっと、まともに洗えばいいのに
「 顔は可愛いねぇ~。どれ……しっかり調教してあげよう 」
「 やめ、……っ!!ぐっ!! 」
重い枷で手足を拘束されたまま、開かれた脚を動かす事も出来ずに他のやつによって口へと布を押し込まれ、目を見開き穴へと男の肉棒が押し込まれる
その痛みよりも、屈辱的であり泣いても喚いても布によって掻き消される声を枯らし、朝、昼、夜構わず、盗賊の連中に回され犯されていく
「 ふはっ、スゲー漏れてんじゃん。どんだけ精子入れたんだよ 」
「 誰のかわかんねぇぐらい、腹が膨れて。嬉しいだろ~? 」
「 いいよなぁ、顔は女みてぇなのに、孕まねぇから中出しなんて好きに出来る 」
「 ぐっ、っ……うっ…… 」
腸に溜まる精子と麻痺する感覚に、意識は朦朧とし喘ぐ気力もなく、腹が膨れるままに、自分より年上の男達は、ボクの身体を性処理の道具としてしか扱わない
彼等を殺したいと何度思ったか、舌を咬み切ろうとしても布で出来ず、やっと噛めたとしても血を流す程度で、死ぬことが出来ない
「( 死ねない…………ボクは……死ねない…… )」
移動する盗賊だった為に、馬車は襲撃に合い盗賊達は殺されていく
縛られたまま動くことの出来ないボクには、次に引き取るやつに身を任せるしかない
「 これは酷い……直ぐに手当てを…… 」
「 はっ!! 」
兵士が見つけ、その国の国王が拘束されたまま汚れたボクを引き取った
気を失ったまま、連れられた先はどんな奴なのか知るために入れられた冷たい檻の中
「( でも、彼処よりマシだ…… 」
犯される為の馬車の中より、ずっといい
冷たくて寒いけど、口にある布すら無いことに安堵して傷口が治り、三年ほど喋らなかった声は発することが出来た
「 あー、あー……喉は、大丈夫そう……本当、ボクは……治るんだ…… 」
成長してる感覚もなく、只無造作に伸びた髪が邪魔だと思い、軽く掻き息を吐いていれば助けた王子は地下へとやって来て、目の前に立った
「 へぇ、傷口が回復してるのか……面白い能力だな。助ける変わりに一つ、仕事を与える 」
「 ……なん、だ? 」
「 毒味役になれ 」
小さな国には毒味役なんていなかった
けれど、そこそこ大きな国になると王子や王様の周りにはいるのだろう
助けた恩の変わりに、飯を与えると言われて承諾はしたが……毒の耐性が付くまでに、何度も何度死ぬような思いをした
「 おえっ……っ……!! 」
「 流石、ナーガ。腕を上げたな 」
「 はい、主様 」
食事をする為じゃない、この王子が飼っている聖獣である毒蛇の姿をした毒蛇神の"ウィペラ"の毒味のために死ぬことがないボクが使われたんだと直ぐに知った
血を吐き、身体の痺れと共に倒れたボクにこの王子は大蛇の姿をした聖獣の頭を撫でては笑っていた
「 次は霧状の毒が作れるといいな。そしたら……他国とも協力しあえる。なぁ、そう思わないか……ウィペラ 」
「 はい、主様 」
西の勇者は王子自身だった、毒蛇である聖獣を持ちその力を引き出すために、城にいるボク以外の使用人を理由もなく殺していった
単純に毒の効果を試したい王子は、次第に国同士の戦争になり、数百年に一度と呼ばれる勇者と其れに仕える聖獣同士の争いが起こった
「 っ……!! 」
国が崩壊し、立場なんてどうでもいいほどに逃げ惑う使用人は街の者を他所に
空へと見上げた先に居た三体の巨大な聖獣は、一体の聖獣を喰い殺したり、引き裂いていた
羽を動かす度に燃え上がる炎が辺りを焼き払い、雷によって落ちる落雷が建物や山を壊し、
冷たい氷が世界を覆い隠した、
そして、毒蛇は主を胃酸で溶かし殺せば、神々の声が聞こえた
彼等に与えた名前と、そして毒蛇が二度と生まれないという事を知った
「( 嗚呼……なるほど…… )」
それを見て、ボクは魔法や錬金術を覚えようと思った
食べなくても死なない身体なら盗みを働く事もない、わざわざ媚をうって休む場所を得ることもない
繁殖行為すら興味ないのだから、独学で聖獣の事と魔法を覚えるために世界中にある本を探し、読み漁った
王子としてのプライドはとっくに無く、変わりに盗賊に捕らわれていた頃に聞いた事を頼りに、人を騙して投下交換で物を得て行くのは簡単だった
「 あの聖獣が、ボクに出会うまで……沢山のオモチャを造ろう。あの時見た、聖獣同士の戦いのように…… 」
最初のキマイラは近くに居た野良犬と野良猫を合成したも、失敗して、飛び散った血や肉片を見て笑みを浮かべ、次の事をする
「 もっと材料を集めよう……そしたら、成功するだろうからね 」
時間は幾らでもあった、だから昆虫も生き物も、そして錬金術を学んで扱うことの出来るボクは魔物を捕らえ、合成していく
あの、聖獣に根こそぎ奪われたせいで魔力は無く魔法が使えない身体だからこそ、魔力を組み合わせて行くのが楽しかった
「 あはは……やーと、まともに出来た。おっと……主人を認識しなきゃダメだよ?ほら、魔物を狩る手伝いをしてよ 」
見た目なんてどうでもいい、ボクが造り出したキマイラこそが美しい
最高のオモチャだと笑っては、合成する素材を集めていく
何でもよかった、聖獣と戦えるなら
直ぐに流行り病が国を襲った、両親は誰からか貰った流行り病にかかりこの世から消え
姉は、聖獣殺しが原因だとボクを蔑み追放した
「 二度と我が国の名を名乗ることは許さない!!出ていけ、疫病神! 」
姉の権力によってボクは国を離れた
けれど、一度崩れた国が立て直すことは出来ずに幾分かして滅んだという話は聞いた
「 そいつを捕まえてくれ!!この、泥棒が!! 」
「 っ、離せ!! 」
町に行き腹が減れば、一文無しのボクには盗みしか無かった
盗んでは捕まって、そしてあの聖獣に殺されない限り、死ぬことのないこの身体を蹴り殴り、痛め付けて来る彼等に只ひたすら、堪えるしか無かった
「 っ、ゴホッ……ゴホッ……! 」
「 肋骨イッてんのに死にやしねぇ…… 」
「 回復さえしてますぜ?気持ちわりぃ…… 」
「 でも、よく見りゃ顔はよくねぇか? 」
「 ああーたしかに、これは言い値がつきそうだ 」
砕けた肋骨が回復する度に骨が元に戻る音や、痩せ細った皮膚から見える動きに気味悪がる者が多い中で
国にいるときとは変わってきた顔立ちに、薄汚い男達の目の色が変わることに恐怖でしかない
「 止めろ、やめっ、くっ!! 」
「 性奴隷として売られろ。孕まない男なら高く売れるんだよ 」
「 なっ……ボクは……おう…… 」
ボクは王子だった……絢爛豪華な贈り物を与えれて、綺麗な服を着て、使用人がいて、兵士と稽古をして笑いあった
あの、聖獣がボクの全てを壊した……
醜くて銀狼にもなれないやつなのに……
どうして、ボクだけがこんな屈辱を受けなきゃいけないんだ
奴隷市場で馬鹿みたいに安い金で売られたボクは、小太りの旅をしてる盗賊に買われた
薄汚くて汗まみれの身体は、王子であったボクに比べたらもっと、まともに洗えばいいのに
「 顔は可愛いねぇ~。どれ……しっかり調教してあげよう 」
「 やめ、……っ!!ぐっ!! 」
重い枷で手足を拘束されたまま、開かれた脚を動かす事も出来ずに他のやつによって口へと布を押し込まれ、目を見開き穴へと男の肉棒が押し込まれる
その痛みよりも、屈辱的であり泣いても喚いても布によって掻き消される声を枯らし、朝、昼、夜構わず、盗賊の連中に回され犯されていく
「 ふはっ、スゲー漏れてんじゃん。どんだけ精子入れたんだよ 」
「 誰のかわかんねぇぐらい、腹が膨れて。嬉しいだろ~? 」
「 いいよなぁ、顔は女みてぇなのに、孕まねぇから中出しなんて好きに出来る 」
「 ぐっ、っ……うっ…… 」
腸に溜まる精子と麻痺する感覚に、意識は朦朧とし喘ぐ気力もなく、腹が膨れるままに、自分より年上の男達は、ボクの身体を性処理の道具としてしか扱わない
彼等を殺したいと何度思ったか、舌を咬み切ろうとしても布で出来ず、やっと噛めたとしても血を流す程度で、死ぬことが出来ない
「( 死ねない…………ボクは……死ねない…… )」
移動する盗賊だった為に、馬車は襲撃に合い盗賊達は殺されていく
縛られたまま動くことの出来ないボクには、次に引き取るやつに身を任せるしかない
「 これは酷い……直ぐに手当てを…… 」
「 はっ!! 」
兵士が見つけ、その国の国王が拘束されたまま汚れたボクを引き取った
気を失ったまま、連れられた先はどんな奴なのか知るために入れられた冷たい檻の中
「( でも、彼処よりマシだ…… 」
犯される為の馬車の中より、ずっといい
冷たくて寒いけど、口にある布すら無いことに安堵して傷口が治り、三年ほど喋らなかった声は発することが出来た
「 あー、あー……喉は、大丈夫そう……本当、ボクは……治るんだ…… 」
成長してる感覚もなく、只無造作に伸びた髪が邪魔だと思い、軽く掻き息を吐いていれば助けた王子は地下へとやって来て、目の前に立った
「 へぇ、傷口が回復してるのか……面白い能力だな。助ける変わりに一つ、仕事を与える 」
「 ……なん、だ? 」
「 毒味役になれ 」
小さな国には毒味役なんていなかった
けれど、そこそこ大きな国になると王子や王様の周りにはいるのだろう
助けた恩の変わりに、飯を与えると言われて承諾はしたが……毒の耐性が付くまでに、何度も何度死ぬような思いをした
「 おえっ……っ……!! 」
「 流石、ナーガ。腕を上げたな 」
「 はい、主様 」
食事をする為じゃない、この王子が飼っている聖獣である毒蛇の姿をした毒蛇神の"ウィペラ"の毒味のために死ぬことがないボクが使われたんだと直ぐに知った
血を吐き、身体の痺れと共に倒れたボクにこの王子は大蛇の姿をした聖獣の頭を撫でては笑っていた
「 次は霧状の毒が作れるといいな。そしたら……他国とも協力しあえる。なぁ、そう思わないか……ウィペラ 」
「 はい、主様 」
西の勇者は王子自身だった、毒蛇である聖獣を持ちその力を引き出すために、城にいるボク以外の使用人を理由もなく殺していった
単純に毒の効果を試したい王子は、次第に国同士の戦争になり、数百年に一度と呼ばれる勇者と其れに仕える聖獣同士の争いが起こった
「 っ……!! 」
国が崩壊し、立場なんてどうでもいいほどに逃げ惑う使用人は街の者を他所に
空へと見上げた先に居た三体の巨大な聖獣は、一体の聖獣を喰い殺したり、引き裂いていた
羽を動かす度に燃え上がる炎が辺りを焼き払い、雷によって落ちる落雷が建物や山を壊し、
冷たい氷が世界を覆い隠した、
そして、毒蛇は主を胃酸で溶かし殺せば、神々の声が聞こえた
彼等に与えた名前と、そして毒蛇が二度と生まれないという事を知った
「( 嗚呼……なるほど…… )」
それを見て、ボクは魔法や錬金術を覚えようと思った
食べなくても死なない身体なら盗みを働く事もない、わざわざ媚をうって休む場所を得ることもない
繁殖行為すら興味ないのだから、独学で聖獣の事と魔法を覚えるために世界中にある本を探し、読み漁った
王子としてのプライドはとっくに無く、変わりに盗賊に捕らわれていた頃に聞いた事を頼りに、人を騙して投下交換で物を得て行くのは簡単だった
「 あの聖獣が、ボクに出会うまで……沢山のオモチャを造ろう。あの時見た、聖獣同士の戦いのように…… 」
最初のキマイラは近くに居た野良犬と野良猫を合成したも、失敗して、飛び散った血や肉片を見て笑みを浮かべ、次の事をする
「 もっと材料を集めよう……そしたら、成功するだろうからね 」
時間は幾らでもあった、だから昆虫も生き物も、そして錬金術を学んで扱うことの出来るボクは魔物を捕らえ、合成していく
あの、聖獣に根こそぎ奪われたせいで魔力は無く魔法が使えない身体だからこそ、魔力を組み合わせて行くのが楽しかった
「 あはは……やーと、まともに出来た。おっと……主人を認識しなきゃダメだよ?ほら、魔物を狩る手伝いをしてよ 」
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