129 / 131
後日談
Eternal-24
しおりを挟む
史郎は歯を食い縛って耐えていたが、鈴口を押し広げるかのような舌の動きに、とうとう音を上げた。
低く呻くように唸り、白濁の精を迸らせる。
聖はそれを手の平で受け止めると、いやらしくクチャっと音を立てて開いてみせた。
「あんた、あれだけ出したくせに……まぁだこんなに濃いのを飛ばせるのかよ」
揶揄するが、さすがの史郎も限界が近いようだ。
ハァハァと息をつき、すぐには反応が返せない。
「――フゥ、お前が相手だと、キリがないな」
どれだけ抱いても、一向に自分のモノだと実感が湧かない聖に、ついつい限界を超えて挑みたくなってしまう。
白い身体中に自分の痕を刻み込み、これは自分のモノだと我儘なガキのように主張したくなる。
――――そんな事をしても無意味だとは、今はさすがに学んだが。
床で弾けるシャワーの水滴を浴びながら、紅に染まっている肉体を前にしていると、まだまだ続きをしたくてムクムクともよおしてくるが……。
「……やはり、止めておこう。これ以上やると、さすがにこっちも赤玉が出そうだ」
息を整えて、今度こそボディーソープを取る史郎である。
それを見遣りながら、聖はくつくつと笑った。
「いいじゃん、赤玉? この際、二度としなくていいように打ち止めしちまえよ。手伝ってやるからさぁ」
そう言いながら、再び手淫を施そうと伸ばされる手を掴むと、史郎は聖の身体ごと己に引き寄せた。
「そいつは魅力的な誘いだが、次からはナマで中出しさせてもらうぞ」
「えっ」
「お前の手も口も絶品なのはこっちは百も承知だが、今生で最後だってんなら、とことん限界まで中で犯す。奥の奥まで、それこそ赤玉が出るまでな」
笑ってはいるが、本気だ。
それを察知して、聖は直ぐに折れた。
「……身体を洗うんだろう、早くしろっ」
プンと膨れて、そっぽを向く。
低く呻くように唸り、白濁の精を迸らせる。
聖はそれを手の平で受け止めると、いやらしくクチャっと音を立てて開いてみせた。
「あんた、あれだけ出したくせに……まぁだこんなに濃いのを飛ばせるのかよ」
揶揄するが、さすがの史郎も限界が近いようだ。
ハァハァと息をつき、すぐには反応が返せない。
「――フゥ、お前が相手だと、キリがないな」
どれだけ抱いても、一向に自分のモノだと実感が湧かない聖に、ついつい限界を超えて挑みたくなってしまう。
白い身体中に自分の痕を刻み込み、これは自分のモノだと我儘なガキのように主張したくなる。
――――そんな事をしても無意味だとは、今はさすがに学んだが。
床で弾けるシャワーの水滴を浴びながら、紅に染まっている肉体を前にしていると、まだまだ続きをしたくてムクムクともよおしてくるが……。
「……やはり、止めておこう。これ以上やると、さすがにこっちも赤玉が出そうだ」
息を整えて、今度こそボディーソープを取る史郎である。
それを見遣りながら、聖はくつくつと笑った。
「いいじゃん、赤玉? この際、二度としなくていいように打ち止めしちまえよ。手伝ってやるからさぁ」
そう言いながら、再び手淫を施そうと伸ばされる手を掴むと、史郎は聖の身体ごと己に引き寄せた。
「そいつは魅力的な誘いだが、次からはナマで中出しさせてもらうぞ」
「えっ」
「お前の手も口も絶品なのはこっちは百も承知だが、今生で最後だってんなら、とことん限界まで中で犯す。奥の奥まで、それこそ赤玉が出るまでな」
笑ってはいるが、本気だ。
それを察知して、聖は直ぐに折れた。
「……身体を洗うんだろう、早くしろっ」
プンと膨れて、そっぽを向く。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
36
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる