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第一章
第023話 海底の怨念
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月の光を背にした影は、次の瞬間、無造作に穴から飛び降りた。
――グシャッ!
鈍い音と共に、白いローブをまとった者の一人が押し潰される。
血飛沫が辺りに飛び散り、残された者たちは一斉に後ずさった。
だが、それ以上に俺たちを震え上がらせたのは、月光に照らされたその男の姿だった。
――その、姿は……。
泥に塗れ、無数の切り傷に覆われた肌。
手枷と足枷の鎖は、無理やり引きちぎられたかのように断ち切られている。
アスランよりも、なお大きな体躯。
そして――長く伸び、乱れた黒髪。
「貴様は……何者だ……」
父の声に滲む緊張が、この男の異常性を物語っていた。
「忘れたのか……俺たちを」
男は首を勢いよく鳴らしながら、低く言い放つ。
「……何が目的だ。話し合いをしよう……」
――今、あの男の近くには、無防備な妹が横たわっている。下手に刺激すれば、すべてが終わる……。
「もう一度聞く。忘れたのか?」
「しかし……どうやって……あの海から……」
――やはり、殲滅計画の被害者……。
「お前……今、自分が置かれた状況を理解しているのか?」
「……すまない。この場はどうか穏便に済ませてくれないか……」
――あの父が、こんなにも弱気な声を出すなんて。
それほどまでに、この男の存在は異様だった。
「やはり、まだ分かっていないようだ」
男は天井へ向かって手をかざした。
上空に黒い液体の塊が生まれ、それが弾けるように周囲へと降り注ぐ。
「きゃああっ!」
母の悲鳴が空間に響く。
「なんだ、この液体は……?」
手についた液体を見つめながら、父が眉をひそめる。
「これはな、引火する液体だ」
男は不敵に笑った。
「俺の水魔法で作ったものさ。これでお前が炎を使えば――この場にいる全員が、灰と化す」
――さっき王宮で見た液体の正体……やはりこいつの仕業だったのか……。
「炎に呑まれても、人は灰に変わることはない」
「おい、見えないのか?」
男は足元を指さす。
「俺が踏み潰した奴はどうなっている?」
潰された男は、ぴくりとも動かない。
「貴様は……魔物なのか……?」
すると、男は喉を鳴らして笑った。
「俺は魔物じゃない。この体は……お前たちのせいだろう?」
「……どういうことだ」
「知ってるか? あの重くて苦しい海の底には、魔物がうじゃうじゃいるんだ」
「……!」
「俺と一緒に沈められた仲間たちは、あいつらに喰われていった」
「では、なぜお前は生きている……」
男は深く息を吸い、ゆっくりと吐き出す。
「どうやって生き延びたか、知りたいか? 簡単なことさ……窒息死を繰り返す中で、俺も奴らを喰ったんだよ」
「……魔物を喰った……だと!」
「不味くて、不快で、ただ生きるために喰い続けた。そして気づけば、俺の周りに魔物はいなくなっていた」
男はゆっくりと自分の腕を見つめる。
「そして、俺の体は……魔物に近づいた」
――魔物を喰って、魔物に……?
信じがたい話だ。だが、目の前の男の異形は、否応なくそれを肯定させる。
「信じられん……歴史が覆る情報だ……」
父の震えた声が響く。
「何も知らなかったとでも言うのか?」
「何のことだ……?」
「人魔化について、だよ」
男は嘲笑しながら、視線を向ける。
「目の前にいる少女が――それを物語っている」
――アイラ……人魔化……?
父は、何かを悟ったように沈黙した。
「……目的は何だ?」
「リエン姫の奪還と、エルサクス家の崩壊だ」
「……殲滅計画については、謝罪する。だが、あれは先王の非道だ」
「何を言っている……お前は”エルゴン”だ。人が変わろうと、その存在は変わらない。この責任からは逃げられない」
国王は沈黙した。
「リエン姫……いや、ここでは”女王”とお呼びした方がよろしいでしょうか? さあ、一緒に国へ帰りましょう」
「あなたが言うエルサクス家の崩壊とは……具体的に、どの状態を指すの?」
母の声にはかすかな震えがあった。
「もちろん――全血族の殺害です」
母の瞳が揺らぐ。
「それは……見過ごすことはできないわ。私の子供もいるのよ」
「あなたはイシス王家の人間ですが、混血は別です」
「違うわ。私の子にもイシス王家の血が流れている」
「いいえ、例外はありません」
「そう言われて、私が従うと思うの?」
「勘違いなさらないでください。私はあなたの意見を尊重するつもりはない」
男はそう言うと、ゆっくりと鈍器を振り上げた。
「では、まず初めに……少女に死を与えましょう」
母の顔が青ざめる。
「お願い……やめて……!」
――このままでは、アイラが殺される。
「人魔化の苦しみから、解放して差し上げます……」
気づけば、俺は剣を抜き、男に切りかかっていた。振り下ろした刃は、容易く左手で受け止められた。
「妹から離れろ……」
「その黒の髪……あなたも王家の被害者なのですね。では、あなたのことも私が解放しましょう」
「お前の助けなど必要ない。それより――妹から離れろ!」
「あなたに、私が止められますか?」
――下手に雷を使えば、引火の恐れがある。だが、どうにかして妹を救わなければ……!
俺は男の全身を見つめ、瞬時に考えを巡らせる。
「……お前の体には、液体がついていないな」
剣に雷をまとわせる。
刃を掴んでいた男の左手に電撃が走り、そのまま体へと伝わる。
「ほう……あなたの魔法は雷でしたか……」
男の言葉が終わる前に、俺は力を込めて蹴り飛ばした。
吹き飛んだ男が床に叩きつけられるのを確認すると、妹の拘束を斬り、母のいる方向へと投げる。
「母上! アイラを!」
「アレン、逃げ――」
――次の瞬間、背中に強い衝撃が走った。
目を開けると、俺は壁に叩きつけられていた。
「これでも死にませんか……中々に頑丈だ」
――不気味な笑いが、頭の奥に響く。とても、不快だ……。
体が、動かない。
「お兄様を……これ以上……傷つけないで……」
声が聞こえた。
必死に目を動かし、視線を向ける。
そこには――
月光に反射する白銀の鱗を、半身にまとう妹の姿があった。
――アイラ、逃げろ……!
だめだ、声が出ない。
「少女よ……眠りに更けていれば、地獄を知らずに済んだものを……」
「お兄様を……傷つける者は許さない」
妹の金色の髪が、漆黒へと染まっていく。
体が宙に浮かび始めた妹の背後に、黒い円が浮かび上がる。
「ダメよ、これ以上力を使っては……!」
母の悲痛な叫びも、妹には届かなかった。
「魔に呑まれた少女よ……何をする気だ?」
男が身構えた。
「エルゴン……まさか禁忌に触れたのか……?」
その声には、かすかな動揺が滲んでいた。
「還りなさい」
アイラが静かに手を翳すと、男の全身を黒い波動が包み込む。
「ぐあああぁぁ……やめろ……何をする……!」
男の体から、黒い血が滲み出した。
「お兄様……」
アイラはもう一方の手を俺に向けた。
黒い波動に包まれると、体が熱を帯びる。――傷が塞がっていく……?
「すごいぞ……アイラ……まさに神のみわざだ!」
父の高笑いが響く。
しかし――俺は、その姿に強烈な不快感を覚えた。今、目の前にいる父は――誰よりも醜く見えた。
「娘を人魔に捧げて喜ぶとは……やはり狂っておるな」
男が低く呟く。
「私は狂ってなどいない。ただの勝者だ」
「……まあ、いい。少年よ、お前に恨みはないが……死んでくれ」
男が手を翳した瞬間、水の刃が俺に向かって飛んできた。
「お兄様――!」
――ダメだ、アイラ、来るな!
母が手を伸ばしながら泣き、父はただ傍観していた。
俺は目を瞑る。
グサッ
――鋭い刃が、肉を貫く音がした。血が滴る音がする。
しかし、俺には痛みがなかった。
目を開けると、目の前には一人の背中があった。
「……なぜ、俺を庇った……?」
「アレン様……」
――胸を貫かれた侍女が、弱々しく振り向いた。
「もう喋るな……アイラ、侍女を助けてくれ……!」
俺は妹の方へ視線を向ける――だが、そこにアイラの姿はなかった。
「……アイラ……なんてこと……」
母が地に崩れ落ちる。
母の視線の先にいたのは――男だった。
その右手は、妹の体を貫き、黒い血を滴らせている。
「俺は……アイラも……救えなかった……」
次の瞬間――
アイラの腕輪が、赤く光った。
――グシャッ!
鈍い音と共に、白いローブをまとった者の一人が押し潰される。
血飛沫が辺りに飛び散り、残された者たちは一斉に後ずさった。
だが、それ以上に俺たちを震え上がらせたのは、月光に照らされたその男の姿だった。
――その、姿は……。
泥に塗れ、無数の切り傷に覆われた肌。
手枷と足枷の鎖は、無理やり引きちぎられたかのように断ち切られている。
アスランよりも、なお大きな体躯。
そして――長く伸び、乱れた黒髪。
「貴様は……何者だ……」
父の声に滲む緊張が、この男の異常性を物語っていた。
「忘れたのか……俺たちを」
男は首を勢いよく鳴らしながら、低く言い放つ。
「……何が目的だ。話し合いをしよう……」
――今、あの男の近くには、無防備な妹が横たわっている。下手に刺激すれば、すべてが終わる……。
「もう一度聞く。忘れたのか?」
「しかし……どうやって……あの海から……」
――やはり、殲滅計画の被害者……。
「お前……今、自分が置かれた状況を理解しているのか?」
「……すまない。この場はどうか穏便に済ませてくれないか……」
――あの父が、こんなにも弱気な声を出すなんて。
それほどまでに、この男の存在は異様だった。
「やはり、まだ分かっていないようだ」
男は天井へ向かって手をかざした。
上空に黒い液体の塊が生まれ、それが弾けるように周囲へと降り注ぐ。
「きゃああっ!」
母の悲鳴が空間に響く。
「なんだ、この液体は……?」
手についた液体を見つめながら、父が眉をひそめる。
「これはな、引火する液体だ」
男は不敵に笑った。
「俺の水魔法で作ったものさ。これでお前が炎を使えば――この場にいる全員が、灰と化す」
――さっき王宮で見た液体の正体……やはりこいつの仕業だったのか……。
「炎に呑まれても、人は灰に変わることはない」
「おい、見えないのか?」
男は足元を指さす。
「俺が踏み潰した奴はどうなっている?」
潰された男は、ぴくりとも動かない。
「貴様は……魔物なのか……?」
すると、男は喉を鳴らして笑った。
「俺は魔物じゃない。この体は……お前たちのせいだろう?」
「……どういうことだ」
「知ってるか? あの重くて苦しい海の底には、魔物がうじゃうじゃいるんだ」
「……!」
「俺と一緒に沈められた仲間たちは、あいつらに喰われていった」
「では、なぜお前は生きている……」
男は深く息を吸い、ゆっくりと吐き出す。
「どうやって生き延びたか、知りたいか? 簡単なことさ……窒息死を繰り返す中で、俺も奴らを喰ったんだよ」
「……魔物を喰った……だと!」
「不味くて、不快で、ただ生きるために喰い続けた。そして気づけば、俺の周りに魔物はいなくなっていた」
男はゆっくりと自分の腕を見つめる。
「そして、俺の体は……魔物に近づいた」
――魔物を喰って、魔物に……?
信じがたい話だ。だが、目の前の男の異形は、否応なくそれを肯定させる。
「信じられん……歴史が覆る情報だ……」
父の震えた声が響く。
「何も知らなかったとでも言うのか?」
「何のことだ……?」
「人魔化について、だよ」
男は嘲笑しながら、視線を向ける。
「目の前にいる少女が――それを物語っている」
――アイラ……人魔化……?
父は、何かを悟ったように沈黙した。
「……目的は何だ?」
「リエン姫の奪還と、エルサクス家の崩壊だ」
「……殲滅計画については、謝罪する。だが、あれは先王の非道だ」
「何を言っている……お前は”エルゴン”だ。人が変わろうと、その存在は変わらない。この責任からは逃げられない」
国王は沈黙した。
「リエン姫……いや、ここでは”女王”とお呼びした方がよろしいでしょうか? さあ、一緒に国へ帰りましょう」
「あなたが言うエルサクス家の崩壊とは……具体的に、どの状態を指すの?」
母の声にはかすかな震えがあった。
「もちろん――全血族の殺害です」
母の瞳が揺らぐ。
「それは……見過ごすことはできないわ。私の子供もいるのよ」
「あなたはイシス王家の人間ですが、混血は別です」
「違うわ。私の子にもイシス王家の血が流れている」
「いいえ、例外はありません」
「そう言われて、私が従うと思うの?」
「勘違いなさらないでください。私はあなたの意見を尊重するつもりはない」
男はそう言うと、ゆっくりと鈍器を振り上げた。
「では、まず初めに……少女に死を与えましょう」
母の顔が青ざめる。
「お願い……やめて……!」
――このままでは、アイラが殺される。
「人魔化の苦しみから、解放して差し上げます……」
気づけば、俺は剣を抜き、男に切りかかっていた。振り下ろした刃は、容易く左手で受け止められた。
「妹から離れろ……」
「その黒の髪……あなたも王家の被害者なのですね。では、あなたのことも私が解放しましょう」
「お前の助けなど必要ない。それより――妹から離れろ!」
「あなたに、私が止められますか?」
――下手に雷を使えば、引火の恐れがある。だが、どうにかして妹を救わなければ……!
俺は男の全身を見つめ、瞬時に考えを巡らせる。
「……お前の体には、液体がついていないな」
剣に雷をまとわせる。
刃を掴んでいた男の左手に電撃が走り、そのまま体へと伝わる。
「ほう……あなたの魔法は雷でしたか……」
男の言葉が終わる前に、俺は力を込めて蹴り飛ばした。
吹き飛んだ男が床に叩きつけられるのを確認すると、妹の拘束を斬り、母のいる方向へと投げる。
「母上! アイラを!」
「アレン、逃げ――」
――次の瞬間、背中に強い衝撃が走った。
目を開けると、俺は壁に叩きつけられていた。
「これでも死にませんか……中々に頑丈だ」
――不気味な笑いが、頭の奥に響く。とても、不快だ……。
体が、動かない。
「お兄様を……これ以上……傷つけないで……」
声が聞こえた。
必死に目を動かし、視線を向ける。
そこには――
月光に反射する白銀の鱗を、半身にまとう妹の姿があった。
――アイラ、逃げろ……!
だめだ、声が出ない。
「少女よ……眠りに更けていれば、地獄を知らずに済んだものを……」
「お兄様を……傷つける者は許さない」
妹の金色の髪が、漆黒へと染まっていく。
体が宙に浮かび始めた妹の背後に、黒い円が浮かび上がる。
「ダメよ、これ以上力を使っては……!」
母の悲痛な叫びも、妹には届かなかった。
「魔に呑まれた少女よ……何をする気だ?」
男が身構えた。
「エルゴン……まさか禁忌に触れたのか……?」
その声には、かすかな動揺が滲んでいた。
「還りなさい」
アイラが静かに手を翳すと、男の全身を黒い波動が包み込む。
「ぐあああぁぁ……やめろ……何をする……!」
男の体から、黒い血が滲み出した。
「お兄様……」
アイラはもう一方の手を俺に向けた。
黒い波動に包まれると、体が熱を帯びる。――傷が塞がっていく……?
「すごいぞ……アイラ……まさに神のみわざだ!」
父の高笑いが響く。
しかし――俺は、その姿に強烈な不快感を覚えた。今、目の前にいる父は――誰よりも醜く見えた。
「娘を人魔に捧げて喜ぶとは……やはり狂っておるな」
男が低く呟く。
「私は狂ってなどいない。ただの勝者だ」
「……まあ、いい。少年よ、お前に恨みはないが……死んでくれ」
男が手を翳した瞬間、水の刃が俺に向かって飛んできた。
「お兄様――!」
――ダメだ、アイラ、来るな!
母が手を伸ばしながら泣き、父はただ傍観していた。
俺は目を瞑る。
グサッ
――鋭い刃が、肉を貫く音がした。血が滴る音がする。
しかし、俺には痛みがなかった。
目を開けると、目の前には一人の背中があった。
「……なぜ、俺を庇った……?」
「アレン様……」
――胸を貫かれた侍女が、弱々しく振り向いた。
「もう喋るな……アイラ、侍女を助けてくれ……!」
俺は妹の方へ視線を向ける――だが、そこにアイラの姿はなかった。
「……アイラ……なんてこと……」
母が地に崩れ落ちる。
母の視線の先にいたのは――男だった。
その右手は、妹の体を貫き、黒い血を滴らせている。
「俺は……アイラも……救えなかった……」
次の瞬間――
アイラの腕輪が、赤く光った。
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