3 / 8
3.お姉ちゃんを離しやがれっ!
しおりを挟む
ゲームだと桜木は人気のない倉庫に拉致されてしまう。
それらしい場所は俺が既に知っている。警察に通報し、俺はマップアプリを見ながら倉庫へ向かう。
その途中、俺は全くはるきの姿が見当たらない。
さすがバイト戦士系エロゲ主人公の身体能力と言うべきか。
少ししてから、俺はその倉庫へ辿り着いた。
ゲームの背景イラストと全く同じ姿をしている、ここで間違いない。
「ーっ!ーっ!」
中から暴れる声が聞こえる。
はるきはもう中に入ったようだ。
開いているゲートから倉庫の中を覗くと、俺は思わず腰が抜けそうになる。
そっち方面の業者さんの顔をしている黒服が、倉庫を埋め尽くせるような人数で集まっている。十数人が入っているのは間違いない。
「ぐぐぐ! ぐぐぐ!」
倉庫の奥で、口がガムテープを貼られた桜木が声にならない悲鳴をあげている。
「や、やばいよ、ここ」
俺は怖い人と喧嘩したことないわけではない。だけど、この数の「本物」が集まる場面なんて人生初めてだ。
それなのに、はるきは、
「邪魔だオラッ!」
「ぐはっ! このメスガキがっ!」
迷わずに戦っている。
相手は黒服二人だけで、彼女は明らかになめられている。
それでも彼女は善戦していて、恐れる素振りは全くなかった。
「な、なんで」
彼女は怖くないのか?
なんであんなやつらがいることが分かっているのに、それでも中へ突っ込んだんだ?
彼女は主人公だからか? 主人公だから何も恐れないのか?
俺にはわからない、だけど、
「頑張れ……!」
彼女のような勇気を持てない俺は、隠れて虚しい応援を呟くことしかできなかった。
俺は主人公じゃない、かっこいいセリフを吐くことも、無謀な勇気を持つこともできない。
情けない、情けなさすぎる。
そもそも俺はどうしてここに来たんだ? こんなことになるのは簡単に想像できるじゃないか?
それにゲーム通りだと、もうちょっとしたら、桜木財閥のSPたちがここに来て、みんなを助けてくれるんだ。
そんな惨めな思いをするくらいなら、俺は最初から大人らしくすればよかった。
『すばるはここに残って通報しろ』
なんで俺ははるきのあの緊張している顔を忘れられないのだ。
「捕まえたぞ、メスガキが」
「離せっ!」
俺が葛藤してるうちに、はるきは一人の黒服に背中を取られた。
「さっきのお返しだっ!」
「あがっ!」
もう一人の黒服が思いっきりはるきのお腹を殴った。
その瞬間、俺は頭の中のなにかが切れた。
「お……」
この野郎……。
「お姉ちゃんを離しやがれっ!!!!!!」
なにやってんだよ俺は!
俺の、俺の大事なお姉ちゃんがピンチに陥ってるんだぞ! なにもたもたしてんだ!
「すばる⁉︎ こっち来んなっ!」
「またガキが来やがったのか!」
俺とお姉ちゃんと過ごした時間は実質二ヶ月だけなのかもしれない。それでも彼女は俺のお姉ちゃんだ!
『気持ちだけ受け取るよ。ありがとな、すばる』
『わ、わりぃ。ボク以外の人が台所に立つのにまだ慣れてなくて』
『あんたが作った味噌汁は毎日飲みたいぐらいおいしいんだぜ!』
むかつくほどお人好しで、ブラコンで、ちょっとうるさくて、そんな彼女。
ドライな感じに装おうとしたけど、やはり俺は彼女のことを思っている。そして彼女も俺のことを思っている。
心のどこかでそれを認めたくなかった、ここはゲームの世界だからか、それとも俺はただの他人だからか。
俺の精神が弱かったのだ。
でも俺はもう迷わない。
「邪魔だゲス野郎ぉおおおおおお!」
お姉ちゃんを、助ける!
彼女の殴った方の黒服に向かって裏拳を繰り出す。
狙いは頭部の一番弱い部分であるこめかみ。そこの骨は脆く、そして奥には血管や神経が集まっている。
そこを拳の一番硬い部分である手首で叩くと、
「はうっ」
相手は一発で失神する。
「なんだこのガキは⁉︎」
倒れた仲間を見て、残されたもう一人の黒服はお姉ちゃんを離して臨戦体制を取る。
だけどそれはもう遅い。
「しゃあっ!」
ガラ空きの股間に向かって、渾身の金的をぶち込む。
「いってぇええええええええええええ!」
黒服は悲鳴をあげながら体を曲げる。
その隙に俺は彼の首に腕を絡ませ、全力で後ろへジャンプ。
「D・D・T!」
相手の全身を引っ張って、二人の体重を乗せたまま相手の頭を地面に激突させる技だ。
着地点に血溜まりができていた。黒服の鼻血か血反吐なのかは知らない。
「あさひ、あんたは……」
お姉ちゃんは驚いた顔をしていた。それもそうだ、弟が急に大男を倒したからな。
そんな展開、予想できる方がおかしい。
でも俺はそんなことを構わずに、彼女を庇えるように前に立つ。
「お姉ちゃんは俺が守る」
「あさひ……」
他の黒服たちもこの異常事態に気づき、観戦を止めて俺たちの方に寄る。
「調子に乗んなガキが」
「遊びはもう終わりだ」
本気になった彼らは得物を取り出して、俺を仕留めようとしてるのがわかる。
俺の方はどうなってるのかを言うと、
「はぁ……はぁ……」
かっこいいセリフを吐いたが、実は結構限界が来ていて、息を荒くしている。
二ヶ月前までの俺はただの中学生、筋トレをしたとは言え体力は元々と大差ない。
しかも俺はさっき思いっきり大人ひとり持ち上げたから、もうスタミナが残っていない。
「俺が、相手だ……!」
絶対絶命のその時だった。
「全員動くなっ!」
倉庫の外からの叫び声。眩しいライトが倉庫内を照らした。
いつの間にか外は車に囲まれていて、光源は外にいる車のハイビーム。そしてその車たちから、無数の黒服が降りてくる。
俺はそいつを知っている。
「なんで桜木の犬がここに⁉︎ 増援はとうした⁉︎」
「もう全部捕らえたんだよ」
「なにっ⁉︎」
「我々桜木財閥に刃を向いた自分の愚かさを恨みな」
財閥のSPたちは俺の知っている通り来てくれた。
こうなったらこの茶番はもう終わりだ。
さらなる多勢に無勢に囲まれて、誘拐犯たちはあっさりと制圧されてしまった。
「お嬢様ご無事か⁉︎」
「わたくしは平気ですわ。貴方たちと、そこにいるお二方のおかげで」
「そうなんですか」
SPたちは一斉に俺の方を見る。
「いやっ、その、あの」
神妙な目線に囲まれて、俺はうまく言葉が見つからない。
「ゲホッ! ゲホッ!」
その雰囲気を打破するかのように、後ろにいるお姉ちゃんは咳をし始めた。
「お姉ちゃん⁉︎ 大丈夫」
「ゲホッ! ボクは、なにも……ゲホッ!」
「なにもないわけあるか!」
「ゲホッ、さっきの、あんたは、ゲホッ、かっこよかった、ぞ」
「そんなこと言う場合かっ!」
ふざけんなっ! 自分が苦しんでいるのに、なんで最初に言うセリフは俺のことなんだよ!
様子を見るに、多分彼女はさっきのパンチに肺がやられて、うまく呼吸できないと思われる。
いや、下手すると肋骨が骨折した可能性も……。
「貴方たち! 早くお二方の手当を!」
「「「はっ!」」」
いきなり、SPの対応をしていた桜木は大声の命令を発した。
その命令と共にSPが全員動き出す。
一部のSPは俺とお姉ちゃんを囲み、「どこか痛いですか?」などと気にかけてくれて、もう一部のSPは電話をかけて、外で向かいにくる救急車を誘導する。
そしてあっという間に俺たちは救急車に運ばれた。
こうして、誘拐イベントはその幕を下ろしたのだった。
それらしい場所は俺が既に知っている。警察に通報し、俺はマップアプリを見ながら倉庫へ向かう。
その途中、俺は全くはるきの姿が見当たらない。
さすがバイト戦士系エロゲ主人公の身体能力と言うべきか。
少ししてから、俺はその倉庫へ辿り着いた。
ゲームの背景イラストと全く同じ姿をしている、ここで間違いない。
「ーっ!ーっ!」
中から暴れる声が聞こえる。
はるきはもう中に入ったようだ。
開いているゲートから倉庫の中を覗くと、俺は思わず腰が抜けそうになる。
そっち方面の業者さんの顔をしている黒服が、倉庫を埋め尽くせるような人数で集まっている。十数人が入っているのは間違いない。
「ぐぐぐ! ぐぐぐ!」
倉庫の奥で、口がガムテープを貼られた桜木が声にならない悲鳴をあげている。
「や、やばいよ、ここ」
俺は怖い人と喧嘩したことないわけではない。だけど、この数の「本物」が集まる場面なんて人生初めてだ。
それなのに、はるきは、
「邪魔だオラッ!」
「ぐはっ! このメスガキがっ!」
迷わずに戦っている。
相手は黒服二人だけで、彼女は明らかになめられている。
それでも彼女は善戦していて、恐れる素振りは全くなかった。
「な、なんで」
彼女は怖くないのか?
なんであんなやつらがいることが分かっているのに、それでも中へ突っ込んだんだ?
彼女は主人公だからか? 主人公だから何も恐れないのか?
俺にはわからない、だけど、
「頑張れ……!」
彼女のような勇気を持てない俺は、隠れて虚しい応援を呟くことしかできなかった。
俺は主人公じゃない、かっこいいセリフを吐くことも、無謀な勇気を持つこともできない。
情けない、情けなさすぎる。
そもそも俺はどうしてここに来たんだ? こんなことになるのは簡単に想像できるじゃないか?
それにゲーム通りだと、もうちょっとしたら、桜木財閥のSPたちがここに来て、みんなを助けてくれるんだ。
そんな惨めな思いをするくらいなら、俺は最初から大人らしくすればよかった。
『すばるはここに残って通報しろ』
なんで俺ははるきのあの緊張している顔を忘れられないのだ。
「捕まえたぞ、メスガキが」
「離せっ!」
俺が葛藤してるうちに、はるきは一人の黒服に背中を取られた。
「さっきのお返しだっ!」
「あがっ!」
もう一人の黒服が思いっきりはるきのお腹を殴った。
その瞬間、俺は頭の中のなにかが切れた。
「お……」
この野郎……。
「お姉ちゃんを離しやがれっ!!!!!!」
なにやってんだよ俺は!
俺の、俺の大事なお姉ちゃんがピンチに陥ってるんだぞ! なにもたもたしてんだ!
「すばる⁉︎ こっち来んなっ!」
「またガキが来やがったのか!」
俺とお姉ちゃんと過ごした時間は実質二ヶ月だけなのかもしれない。それでも彼女は俺のお姉ちゃんだ!
『気持ちだけ受け取るよ。ありがとな、すばる』
『わ、わりぃ。ボク以外の人が台所に立つのにまだ慣れてなくて』
『あんたが作った味噌汁は毎日飲みたいぐらいおいしいんだぜ!』
むかつくほどお人好しで、ブラコンで、ちょっとうるさくて、そんな彼女。
ドライな感じに装おうとしたけど、やはり俺は彼女のことを思っている。そして彼女も俺のことを思っている。
心のどこかでそれを認めたくなかった、ここはゲームの世界だからか、それとも俺はただの他人だからか。
俺の精神が弱かったのだ。
でも俺はもう迷わない。
「邪魔だゲス野郎ぉおおおおおお!」
お姉ちゃんを、助ける!
彼女の殴った方の黒服に向かって裏拳を繰り出す。
狙いは頭部の一番弱い部分であるこめかみ。そこの骨は脆く、そして奥には血管や神経が集まっている。
そこを拳の一番硬い部分である手首で叩くと、
「はうっ」
相手は一発で失神する。
「なんだこのガキは⁉︎」
倒れた仲間を見て、残されたもう一人の黒服はお姉ちゃんを離して臨戦体制を取る。
だけどそれはもう遅い。
「しゃあっ!」
ガラ空きの股間に向かって、渾身の金的をぶち込む。
「いってぇええええええええええええ!」
黒服は悲鳴をあげながら体を曲げる。
その隙に俺は彼の首に腕を絡ませ、全力で後ろへジャンプ。
「D・D・T!」
相手の全身を引っ張って、二人の体重を乗せたまま相手の頭を地面に激突させる技だ。
着地点に血溜まりができていた。黒服の鼻血か血反吐なのかは知らない。
「あさひ、あんたは……」
お姉ちゃんは驚いた顔をしていた。それもそうだ、弟が急に大男を倒したからな。
そんな展開、予想できる方がおかしい。
でも俺はそんなことを構わずに、彼女を庇えるように前に立つ。
「お姉ちゃんは俺が守る」
「あさひ……」
他の黒服たちもこの異常事態に気づき、観戦を止めて俺たちの方に寄る。
「調子に乗んなガキが」
「遊びはもう終わりだ」
本気になった彼らは得物を取り出して、俺を仕留めようとしてるのがわかる。
俺の方はどうなってるのかを言うと、
「はぁ……はぁ……」
かっこいいセリフを吐いたが、実は結構限界が来ていて、息を荒くしている。
二ヶ月前までの俺はただの中学生、筋トレをしたとは言え体力は元々と大差ない。
しかも俺はさっき思いっきり大人ひとり持ち上げたから、もうスタミナが残っていない。
「俺が、相手だ……!」
絶対絶命のその時だった。
「全員動くなっ!」
倉庫の外からの叫び声。眩しいライトが倉庫内を照らした。
いつの間にか外は車に囲まれていて、光源は外にいる車のハイビーム。そしてその車たちから、無数の黒服が降りてくる。
俺はそいつを知っている。
「なんで桜木の犬がここに⁉︎ 増援はとうした⁉︎」
「もう全部捕らえたんだよ」
「なにっ⁉︎」
「我々桜木財閥に刃を向いた自分の愚かさを恨みな」
財閥のSPたちは俺の知っている通り来てくれた。
こうなったらこの茶番はもう終わりだ。
さらなる多勢に無勢に囲まれて、誘拐犯たちはあっさりと制圧されてしまった。
「お嬢様ご無事か⁉︎」
「わたくしは平気ですわ。貴方たちと、そこにいるお二方のおかげで」
「そうなんですか」
SPたちは一斉に俺の方を見る。
「いやっ、その、あの」
神妙な目線に囲まれて、俺はうまく言葉が見つからない。
「ゲホッ! ゲホッ!」
その雰囲気を打破するかのように、後ろにいるお姉ちゃんは咳をし始めた。
「お姉ちゃん⁉︎ 大丈夫」
「ゲホッ! ボクは、なにも……ゲホッ!」
「なにもないわけあるか!」
「ゲホッ、さっきの、あんたは、ゲホッ、かっこよかった、ぞ」
「そんなこと言う場合かっ!」
ふざけんなっ! 自分が苦しんでいるのに、なんで最初に言うセリフは俺のことなんだよ!
様子を見るに、多分彼女はさっきのパンチに肺がやられて、うまく呼吸できないと思われる。
いや、下手すると肋骨が骨折した可能性も……。
「貴方たち! 早くお二方の手当を!」
「「「はっ!」」」
いきなり、SPの対応をしていた桜木は大声の命令を発した。
その命令と共にSPが全員動き出す。
一部のSPは俺とお姉ちゃんを囲み、「どこか痛いですか?」などと気にかけてくれて、もう一部のSPは電話をかけて、外で向かいにくる救急車を誘導する。
そしてあっという間に俺たちは救急車に運ばれた。
こうして、誘拐イベントはその幕を下ろしたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
クラスで一番人気者の女子が構ってくるのだが、そろそろ僕がコミュ障だとわかってもらいたい
みずがめ
恋愛
学生にとって、席替えはいつだって大イベントである。
それはカースト最下位のぼっちである鈴本克巳も同じことであった。せめて穏やかな学生生活をを求める克巳は陽キャグループに囲まれないようにと願っていた。
願いが届いたのか、克巳は窓際の後ろから二番目の席を獲得する。しかし喜んでいたのも束の間、彼の後ろの席にはクラスで一番の人気者の女子、篠原渚が座っていた。
スクールカーストでの格差がありすぎる二人。席が近いとはいえ、関わることはあまりないのだろうと思われていたのだが、渚の方から克巳にしょっちゅう話しかけてくるのであった。
ぼっち男子×のほほん女子のほのぼのラブコメです。
※あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
隣の席のクールな銀髪美少女、俺にだけデレるどころか未来の嫁だと宣言してきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な高校生、相沢優斗。彼の隣の席は『氷の女王』と噂のクールな銀髪美少女、雪城冬花。住む世界が違うと思っていたが、ある日彼女から「私はあなたの未来の妻です」と衝撃の告白を受ける。
その日から、学校では鉄壁の彼女が、二人きりになると「未来では当然です」と腕を組み、手作り弁当で「あーん」を迫る超絶甘々なデレモードに!
戸惑いながらも、彼女の献身的なアプローチに心惹かれていく優斗。これは未来で結ばれる運命の二人が、最高の未来を掴むため、最高の恋をする糖度MAXの青春ラブコメディ。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる