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4.病院にて
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俺たちは県内で有名な病院に連れていかれたのだった。
到着してから俺たちはすぐ色々な検査をさせられた。無傷の俺でさえMRIなどの高い検査を受ける羽目だ。
看護師さんたちの真剣な様子から見るに、財閥の人が病院に結構なプレッシャーをかけたのかもしれない。
検査の結果、俺はもちろんなにもなかった。お姉ちゃんは打撃のせいで一時うまく呼吸できなくなっただけで、大きな怪我を負ったことはないらしい。
だけど医者が万が一を理由にお姉ちゃんをしばらく入院させることにした。
明らかにお金持ち用の、うちのリビングより大きい個室に入れられて、俺は今までの手厚い接待にソワソワして落ち着かない。
予想できていた俺でさえ驚いてるのだから、お姉ちゃんの方はもう、
「どどどどうしよう! うちに入院費を払える金なんてねぇぞ⁉︎」
彼女は患者用の大きなベッドでゴロゴロしていた。
俺は来客用の椅子に座ってこの面白い光景を眺める。
「落ち着いて、流石に俺たちから金を取るようなことはしないって」
「でもさぁ、あんな大きい機械ボク初めて見たんだぜ! ぜってぇ費用安くないだろう⁉︎」
「……その時はお姉ちゃんが頑張って働くしかないな」
「おいっこの弟裏切ったな⁉︎」
いつもの元気な姉で、俺はなんとなくほっとした。
ありえないことだけど、もしさっきのことでトラウマでも負ってしまったらと思うと、心が少し不安だった。
「なにごともなくっていいじゃないか」
「ボクは良くないんだけど!」
「本当に、よかった……」
「あさひ?」
「なに?」
「手、震えてるよ」
「えっ」
自分の手を見ると、それは僅かだけど震えている。自分でも気づかなかった。
「ねぇ、やっぱり何か怪我が」
「ち、違うんだ」
「じゃどうして」
「多分、緊張感が抜けたから、その」
お姉ちゃんが大丈夫だったことを知って気が抜けたから、アドレナリンで忘れさせられた恐怖心が蘇った、のかもしれない。
一番ひどい目に遭ったのは俺じゃなく彼女と誘拐された桜木なのに、なに情けない姿を見せているんだ。
「いやー、先生たちがすっごい怖い顔してたからさ、そりゃビビるよなって話で」
「あさひ、ちょっとこっち来い」
「は?」
「こっちこっち」
彼女に手招きされてベッドの方に寄せたら、柔らかい腕に頭を抱きつけられた。
「お姉ちゃん?」
「怖っかたよな?」
「そんなことは……」
「でもお姉ちゃんのためにあんな怖ぇやつらと戦ったんだなぁ」
「それを言うなら君の方こそあの子を助けるために戦ったんじゃないかな」
「そうだよね、よしよし。流石ボクの自慢の弟だよ」
俺の話を聞いているか聞いていないか、でも彼女は優しく俺の頭を撫でてくれていた。
本当に卑怯だよ。そんなことされたら、我慢が効かないじゃないか。
「自慢できるような人じゃないよ、俺」
「どうしてかな?」
「だって俺、お姉ちゃんを見殺ししようとしたんだよ?」
一から説明した。何回も彼女に任せっきりにさせようとしたことを、そして倉庫にいたのに最後まで動かなかったことを。
彼女は俺をナデナデしながら静かに聞いてくれた。
「お姉ちゃんは最高にヒーローだった。それに比べれば、俺なんか……。俺に、誇れる部分なんてないよ」
「全く、世話の焼ける弟だ」
「ごめん。失望した、かな?」
自分のことを見殺ししようとした弟なんて、嫌いになってもおかしくないだろうに。彼女はきっととんでもない顔になってるのだろうな。
当然の結果なのに、俺は怖くてその顔が見れなかった。
「この……」
「うん」
「アホタレッ」
「痛っ!」
おでこから痛みが伝わって来る。
恐る恐る見上げると、お姉ちゃんはデコピンの手の形をしていた。
「お姉ちゃん……?」
「あんたの葛藤なんて知るかっ!」
「えええええええ⁉︎」
この場面でそれを言うの⁉︎
「そんなことで悩んでたのかよ、しょうがねえやつだな」
「いくならなんでもそれはないだろ! 俺は真剣なんだぞ!」
「知るかっ! こっちは嬉しかったんだぜ」
「えっ」
いかにもぷんすこ顔をしている彼女は語り続ける。
「あの時のあんたかっこよかったもん。あっという間に大男ふたり倒して、スーパーマンでも来たのかって思った」
「あれは相手が油断してたって言うか、お姉ちゃんが頑張ったおかげというか……」
「だからそんなの知らねーっつーの。なんであんたは変なところだけ謙虚なんだよ!」
「それはこっちのセリフだ! なんで一番の功労者の君が俺ばっか褒めるんだよ!」
「だってあんたがいないと、ボクは今もっとひどい状態になってたかもしれないんだぞ!」
「じゃあそんな苦しい思いしてたんだから、臆病者に構わないでもうちょっと周りに甘えろよ!」
「「ぐぬぬ……」」
わからず屋の姉に必死に抗議する俺。
絶対こいつに自分の手柄を理解させてやるって思った。
「あーあー! あんたのせいだぞ、この手を使いたくなかったのに」
「なんのことだよその禁じ手って」
「もう一個嬉しかったことだよ」
「はぁ?」
「あんたが、ボクをお姉ちゃん呼ぶしてくれたことだ」
なんだよ今更……。
「はぁ……うわっ本当だ⁉︎」
「なんであんたが驚くんだよ!」
全く意識してなかった! いつの間にかお姉ちゃんのことをお姉ちゃんって呼んでいる!
ってことは俺はずっと「お姉ちゃん~お姉ちゃん~」みたいになってるってことじゃないか! 恥ずかしすぎる!
「いや、その、俺は、別に、お姉ちゃんのことなんか」
「おやおや、慌ててるな弟よ」
「ぐぬぬ」
「ははっ。ボクはさ、これが一番嬉しかった」
ふざけた態度から一変して、彼女は優しい顔になった。
「心細かったんだ。あなたが中学生になってから姉さん呼ばわりされ始めて、距離感を感じてさ。実は嫌われてるんじゃないかって」
「有り得ない、俺が君を嫌うなんて!」
「ありがとよ。ボクもわかってる、でもやはり不安で不安で。だからあんたがお姉ちゃんって呼んでくれた時、すっげー嬉しかった。ボクはちゃんとあんたの姉だったってね」
誇張ではない。弟の俺から見る彼女の顔は、心底嬉しそうに見えた。
俺はどこかでお姉ちゃんのことをただの能天気なお人好しだと思い込んでた。彼女の俺に向ける感情はただの姉弟愛だと思った。
でも俺たちはお互いの唯一の家族でもあるんだから、並みの姉弟とは比べものにならない不安だってあるのだろう。嫌われたくない、見捨てられたくない、唯一を失う恐怖。
それなのに、俺は恥ずかしいという理由で距離を取ろうとしたんだ。
「そうだよね。俺、こんな当たり前のことも」
「あ、あれ? なんか暗いぞ?」
「その、ごめ……」
「あーもう! だからこのことを話したくなかったんだ!」
俺の両頬は柔らかい手のひらに挟まれた。
「にゃんなよいきにゃに」
「ボクが話してえことは、あんたにお姉ちゃん呼ばわりされて、それがすでにボクにとっての最大のご褒美、ってことだよ! これ以上求めたら罰に当たってしまう、だからあんたも気にすんな!」
彼女の言葉から強い意志を感じた。
これ以上なにを話そうと無粋になるってことか。
「わかったよ、もうなにも追及しない、これでいい?」
「い、意外とあっさりだな」
「もう君の好きにすればいい、俺はわかりのいい弟だからね」
「自分で言うのかそれ」
「でもひとつ聞いてもいい?」
「なに?」
もう話はしない、だけど、
「これからも、お姉ちゃんって呼んでいい?」
「なんーだ、そりゃもちろんいいんだぜ!」
これからは行動で示してやる。
自分の手でこの姉を幸せにしたい、そういう意志が心の奥底から湧き上がった。
「弟が素直になってボクも嬉しいぜ~ヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシ」
「もうお姉ちゃんくすぐったいよ」
彼女を幸せにするためにも、ちゃんとゲーム通りに学園生活を送らせないと。
もしできればゲームみたいにヒロインと結ばれることにさせたい。同性だからそのまんまになれるかは怪しいけど。
そして丁度よく、話し合いが一旦終わったその時、個室のドアがノックされた。
「はいー」
お姉ちゃんの返事を聞いて、赤い髪をした女の子が中へ入る。
「ごきげんよう」
ゲームのヒロイン、桜木ゆうきが登場した。
到着してから俺たちはすぐ色々な検査をさせられた。無傷の俺でさえMRIなどの高い検査を受ける羽目だ。
看護師さんたちの真剣な様子から見るに、財閥の人が病院に結構なプレッシャーをかけたのかもしれない。
検査の結果、俺はもちろんなにもなかった。お姉ちゃんは打撃のせいで一時うまく呼吸できなくなっただけで、大きな怪我を負ったことはないらしい。
だけど医者が万が一を理由にお姉ちゃんをしばらく入院させることにした。
明らかにお金持ち用の、うちのリビングより大きい個室に入れられて、俺は今までの手厚い接待にソワソワして落ち着かない。
予想できていた俺でさえ驚いてるのだから、お姉ちゃんの方はもう、
「どどどどうしよう! うちに入院費を払える金なんてねぇぞ⁉︎」
彼女は患者用の大きなベッドでゴロゴロしていた。
俺は来客用の椅子に座ってこの面白い光景を眺める。
「落ち着いて、流石に俺たちから金を取るようなことはしないって」
「でもさぁ、あんな大きい機械ボク初めて見たんだぜ! ぜってぇ費用安くないだろう⁉︎」
「……その時はお姉ちゃんが頑張って働くしかないな」
「おいっこの弟裏切ったな⁉︎」
いつもの元気な姉で、俺はなんとなくほっとした。
ありえないことだけど、もしさっきのことでトラウマでも負ってしまったらと思うと、心が少し不安だった。
「なにごともなくっていいじゃないか」
「ボクは良くないんだけど!」
「本当に、よかった……」
「あさひ?」
「なに?」
「手、震えてるよ」
「えっ」
自分の手を見ると、それは僅かだけど震えている。自分でも気づかなかった。
「ねぇ、やっぱり何か怪我が」
「ち、違うんだ」
「じゃどうして」
「多分、緊張感が抜けたから、その」
お姉ちゃんが大丈夫だったことを知って気が抜けたから、アドレナリンで忘れさせられた恐怖心が蘇った、のかもしれない。
一番ひどい目に遭ったのは俺じゃなく彼女と誘拐された桜木なのに、なに情けない姿を見せているんだ。
「いやー、先生たちがすっごい怖い顔してたからさ、そりゃビビるよなって話で」
「あさひ、ちょっとこっち来い」
「は?」
「こっちこっち」
彼女に手招きされてベッドの方に寄せたら、柔らかい腕に頭を抱きつけられた。
「お姉ちゃん?」
「怖っかたよな?」
「そんなことは……」
「でもお姉ちゃんのためにあんな怖ぇやつらと戦ったんだなぁ」
「それを言うなら君の方こそあの子を助けるために戦ったんじゃないかな」
「そうだよね、よしよし。流石ボクの自慢の弟だよ」
俺の話を聞いているか聞いていないか、でも彼女は優しく俺の頭を撫でてくれていた。
本当に卑怯だよ。そんなことされたら、我慢が効かないじゃないか。
「自慢できるような人じゃないよ、俺」
「どうしてかな?」
「だって俺、お姉ちゃんを見殺ししようとしたんだよ?」
一から説明した。何回も彼女に任せっきりにさせようとしたことを、そして倉庫にいたのに最後まで動かなかったことを。
彼女は俺をナデナデしながら静かに聞いてくれた。
「お姉ちゃんは最高にヒーローだった。それに比べれば、俺なんか……。俺に、誇れる部分なんてないよ」
「全く、世話の焼ける弟だ」
「ごめん。失望した、かな?」
自分のことを見殺ししようとした弟なんて、嫌いになってもおかしくないだろうに。彼女はきっととんでもない顔になってるのだろうな。
当然の結果なのに、俺は怖くてその顔が見れなかった。
「この……」
「うん」
「アホタレッ」
「痛っ!」
おでこから痛みが伝わって来る。
恐る恐る見上げると、お姉ちゃんはデコピンの手の形をしていた。
「お姉ちゃん……?」
「あんたの葛藤なんて知るかっ!」
「えええええええ⁉︎」
この場面でそれを言うの⁉︎
「そんなことで悩んでたのかよ、しょうがねえやつだな」
「いくならなんでもそれはないだろ! 俺は真剣なんだぞ!」
「知るかっ! こっちは嬉しかったんだぜ」
「えっ」
いかにもぷんすこ顔をしている彼女は語り続ける。
「あの時のあんたかっこよかったもん。あっという間に大男ふたり倒して、スーパーマンでも来たのかって思った」
「あれは相手が油断してたって言うか、お姉ちゃんが頑張ったおかげというか……」
「だからそんなの知らねーっつーの。なんであんたは変なところだけ謙虚なんだよ!」
「それはこっちのセリフだ! なんで一番の功労者の君が俺ばっか褒めるんだよ!」
「だってあんたがいないと、ボクは今もっとひどい状態になってたかもしれないんだぞ!」
「じゃあそんな苦しい思いしてたんだから、臆病者に構わないでもうちょっと周りに甘えろよ!」
「「ぐぬぬ……」」
わからず屋の姉に必死に抗議する俺。
絶対こいつに自分の手柄を理解させてやるって思った。
「あーあー! あんたのせいだぞ、この手を使いたくなかったのに」
「なんのことだよその禁じ手って」
「もう一個嬉しかったことだよ」
「はぁ?」
「あんたが、ボクをお姉ちゃん呼ぶしてくれたことだ」
なんだよ今更……。
「はぁ……うわっ本当だ⁉︎」
「なんであんたが驚くんだよ!」
全く意識してなかった! いつの間にかお姉ちゃんのことをお姉ちゃんって呼んでいる!
ってことは俺はずっと「お姉ちゃん~お姉ちゃん~」みたいになってるってことじゃないか! 恥ずかしすぎる!
「いや、その、俺は、別に、お姉ちゃんのことなんか」
「おやおや、慌ててるな弟よ」
「ぐぬぬ」
「ははっ。ボクはさ、これが一番嬉しかった」
ふざけた態度から一変して、彼女は優しい顔になった。
「心細かったんだ。あなたが中学生になってから姉さん呼ばわりされ始めて、距離感を感じてさ。実は嫌われてるんじゃないかって」
「有り得ない、俺が君を嫌うなんて!」
「ありがとよ。ボクもわかってる、でもやはり不安で不安で。だからあんたがお姉ちゃんって呼んでくれた時、すっげー嬉しかった。ボクはちゃんとあんたの姉だったってね」
誇張ではない。弟の俺から見る彼女の顔は、心底嬉しそうに見えた。
俺はどこかでお姉ちゃんのことをただの能天気なお人好しだと思い込んでた。彼女の俺に向ける感情はただの姉弟愛だと思った。
でも俺たちはお互いの唯一の家族でもあるんだから、並みの姉弟とは比べものにならない不安だってあるのだろう。嫌われたくない、見捨てられたくない、唯一を失う恐怖。
それなのに、俺は恥ずかしいという理由で距離を取ろうとしたんだ。
「そうだよね。俺、こんな当たり前のことも」
「あ、あれ? なんか暗いぞ?」
「その、ごめ……」
「あーもう! だからこのことを話したくなかったんだ!」
俺の両頬は柔らかい手のひらに挟まれた。
「にゃんなよいきにゃに」
「ボクが話してえことは、あんたにお姉ちゃん呼ばわりされて、それがすでにボクにとっての最大のご褒美、ってことだよ! これ以上求めたら罰に当たってしまう、だからあんたも気にすんな!」
彼女の言葉から強い意志を感じた。
これ以上なにを話そうと無粋になるってことか。
「わかったよ、もうなにも追及しない、これでいい?」
「い、意外とあっさりだな」
「もう君の好きにすればいい、俺はわかりのいい弟だからね」
「自分で言うのかそれ」
「でもひとつ聞いてもいい?」
「なに?」
もう話はしない、だけど、
「これからも、お姉ちゃんって呼んでいい?」
「なんーだ、そりゃもちろんいいんだぜ!」
これからは行動で示してやる。
自分の手でこの姉を幸せにしたい、そういう意志が心の奥底から湧き上がった。
「弟が素直になってボクも嬉しいぜ~ヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシ」
「もうお姉ちゃんくすぐったいよ」
彼女を幸せにするためにも、ちゃんとゲーム通りに学園生活を送らせないと。
もしできればゲームみたいにヒロインと結ばれることにさせたい。同性だからそのまんまになれるかは怪しいけど。
そして丁度よく、話し合いが一旦終わったその時、個室のドアがノックされた。
「はいー」
お姉ちゃんの返事を聞いて、赤い髪をした女の子が中へ入る。
「ごきげんよう」
ゲームのヒロイン、桜木ゆうきが登場した。
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