上 下
2 / 6

2.キャラ(家族とか最初の回り)

しおりを挟む
 さてお話の骨子は固まっていました。
 「ヒロインが婚約者を獲られた後帝都に出て最初のファッションショウをするまでになる」。
 ショウを最後にするのは決まってましたね。

 で、まあまず家族の関係図でした。

 雑ですね!
 ノートに殴り書きですが、これホント何度当初見返したことか!
 
 ちなみにテンダーは「優しい」から取ってますんで、優子さんとかそういう(違う)。
 長女としてまあ真っ当にやってくれ的な名前です。
 アンジーはアンジュ、エンジェル→天使からですな。親からしたら天使ちゃんみたいな。

 ただ「ウッドマンズ」「伯爵家」は後半になるとそーとー忘れてまして(笑)、あらすじのとこでいつも確認してました。
 そのくらい「家」は後半ではどーでもよかったんですねえ。
 同じ様にどんどん忘れていったのは両親の名前。
 彼等に大切なのは「父親」「母親」という属性であって、名前はやはりどーでもよい部類だったんではないかと思います。
(ここで他人事の様に言ってるのは、既に終わった執筆時のことというのは案外実感がねえ、ってことがありましてね)
 婚約者/のちのアンジーの夫であるクライドさんも、後半の時は何だっけ状態でして。
 カメリアさんも「叔母様」という属性の方が大切でした。それでもカメリアという名は椿から取ったので、それなりに凜とした感じを出したかったんだと思います。
 
 むしろ大事なのはポーレとフィリアでした。
 テンダーの一番近くに、前半では家、後半ではずっと一緒の存在ですから大事です。
 テンダーの名が堅い方だったので、ポーレはちょっと音的に柔らかく親しみ深い感じ、そんで短く、です。
 後にセレの辺りで書きますが、庶民の名は短くしようというのがありました。

 執事がジョージでフットマンがゲオルグというのはもう何も考えてませんね(笑)。
 だってどっちも同じ名の英語読みとドイツ語読みじゃないですか(笑)。何考えてるんだ自分。
 まあやっぱり属性が大事だったんですよ。ほら、何かと執事=セバスチャンみたいな(笑)。
 
(ちなみに執事セバス説はハイジにおいてセバスチャンがあのお屋敷に仕えてる男性というのからじゃねえかなという仮説を持ってるんですがね。
 本来あのセバスチャンはフットマンですがな。だからこそ「家政婦」のロッテンマイヤーさんの下なんだし。
 ただ「戦う! セバスチャン」みたいにハイジパロなとこがある話で執事にしてあるとか、黒執事でもうセバスチャンとかつけられてしまうと、それこそ純情ロマンチカの美咲くんが田中さんでも執事ならセバスチャンと言いたくなるのもなあ) 
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

婚約者は私を溺愛してくれていたのに、妹に奪われた。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:4,338pt お気に入り:18

空気の読めない令嬢は婚約破棄されても元気です

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:16

異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:31,651pt お気に入り:35,206

悪女っていわれても私何もしてないので。

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:14pt お気に入り:16

桜の季節

恋愛 / 完結 24h.ポイント:411pt お気に入り:7

処理中です...