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3.キャラ(友達とか)

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 さて次に女学校時代ですが。
 ここでまあざざざざざざっと考えましたね。
 前ページでもヘリテージュの名とか出てましたが、こっちでもう少しちゃんと考えようとしてました。



 つか! 
 元々もう一人居たんですね(笑)。
 まあ扱いきれないよな、と思ってこの人数にしたんですが。

 背景が一番頭にあったのはセレです。属性としては「貧乏苦学生」。
 彼女だけはよくフルネームで出してました。
 というのも、セレ・リタっていうまとめて覚えられる名なんて彼女だけですし。
 まあ後で作るキャラ達もそうですが、基本庶民の名は短いです。
 彼女の友人のテレバ・ルスも同様に短いです。
 庶民出で、働きながら三年遅れで受験して奨学生やっていられるという役は、こういう何かしらいいとこのお嬢さん達の中のアクセントとして欲しいとこです。
 まああと単にこういうキャラ好きですから。

 ヘリテージュは「リーダー」、エンジュは「文学少女」という属性で学校時代は書いてました。
 後半では「サロンのマダム」「編集長兼オーナー」という顔になっていきますがね。

 ヘリテージュの名は語感で決めたんですが、おそらく頭にふらっと湧いた「ヘリテージ」が「遺産。継承物。また、伝統。伝承。」とぐぐったら辞書に出てきた様に、伝統~貴族として高位、という感じに何故か合ってたという(笑)。
 エンジュは…… 何でそういう名は不明です。まあ帝都周辺で~ジュと言う語尾名前が流行っていたということではないでしょうか。
 草木とは無関係です。好きな名ではありますが。

 リューミンとキリューテリャは地方出の名前であることから変わった語感になる様にしました。
 ただキリューテリャを南東にしたのは後でしまった! と思いましたよ(笑)。
 まあぱっと聞いただけではリューミンは中華風? キリューテリャは北? となりそうですし。
 この辺りはちょっとまずったなあ、と思いましたが、書き親しんでしまったので良いことにしました(笑)。
 つか。
 キリューテリャの名前はフィンランドのカレワラにキリュッキという名の人物がいたなあ、とふらっと思ってた辺りでつけたので、本来は南としてはおかしいんですよ。
 発音的に、北と南では使うものが違うというか。たぶん本気でその辺り考えていたら、キリューテリャでなくキルーテラになってると思います。発音がもっと明快。
 この辺りは次作考える時に反省点です。

 リューミンはまあ、それもありかと。
 彼女の属性は「(大らかに育った)同室の友人」です。
 この寮における「同室の友人」というのは、まあ非常に青春時代においてでかい存在です。
 それこそ長期休みに故郷に誘う=家族に近い存在です。
 テンダーとは違う「普通とは違う家族観」は持っていても、集団生活の愛情を知ってるひとにしたかったようです。
 ただこの「同室の友人」で、早く結婚してしまったので、後半の帝都生活ではさほど出てこなくなってしまったのは残念なとこです。
 なので後半では「遠くに居て頼りになる存在」となってくれました。

 キリューテリャに関しては属性が「遠くから来た友人」だったので、学生の段階ではあまりワタシ自身あまり印象が強くないんですよね。
 彼女は後半のための人物というか。「南東と繋がる人物」となっていきました。
 なので、前半では割と言葉がですます調だったんですが、一度故郷に戻って地位を確立したこととか、まあ色々で口調も変わったのでは…… ないかと……
 八旗将軍の娘、という設定は生かされませんでしたね(笑)。 
 
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