〈完結〉続々・50女がママチャリで北海道を回ってきた・道南やめてオロロン逆襲のちにスポークが折れてじたばたした話。

江戸川ばた散歩

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第18話 7/5 留萌市・日栄会館→羽幌町・羽幌遊歩ユースホステル

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 雨に追いつかれないように羽幌に行こうと朝早く出たんだけど、半分くらいでやられた(笑)。
 まあキャンプ系荷物はあらかじめでかいビニルの中に入れてたし。大概「お」と思ってコンビニや道の駅に停まるとざっと来ると言う。

 とは言え、かなり前半スピード出したんだわな。道は単調だし風は追い気味だし!
 まあそれが後でどっと疲れになって夕方うとうとしてしまったんだけど。

 いや雨になると何が困るって、やっぱり合羽だわな。中で蒸れるとマジぐっしょりだから、気温がやや下がったこちらではなかなか脱げない。
 とは言え、何だかもう降らないんじゃない? というところで脱ぐとまたポツポツやってくる。なかなかこのあたりの空との駆け引きがだな。
 あと、どーしても写真撮る機会が減るのがなあ。
 エゾニュウ!
 前にこのルート南下したときは、時期も終盤だったから枯れ果ててたのだけど、今回は満載!
 このまじこちらでしか見られないでかい堂々とした姿が乱立してるのはもの凄く残しておきたい気持ちになるんだけど!
 そういうところに限って、雨だったり道的に危なかったりして写真のチャンスがなあ。

 あと写真ないし動画と言えば。
 今回は広がりを伝えたくてTwitter上でもちまちま動画であげたりしているんだけど。
 これも目線ではない、動いている状態で進行方向に見えてくるものが、とは思うけど。
 なかなかやはり難しい。

 で、さて途中。
 今日の宿のユースホステルが羽幌市街よりは苫前寄りだったので、道の駅の「風Wとままえ」に寄って温泉に入ってきた。
 ただその時、貴重品入れの鍵バンドを持ち込むのを忘れて、親切な地元おばちゃんに注意されたんだけど。
 いかん。なかなか疲れているらしい。それに結構凹んでる。
 彼女たち地元民は結構でかい声で温泉内で話す訳だ。地元民は大概お互いが無事だと分かっているからだとは思うけど、「黙浴」の貼り紙がどんと目につくあちこちで毎度同じ様子を見てしまうせいか、単にワタシが疲れてて頭の融通が効かないせいか分からないけど。

 しかしそれを考えると、やっぱり楽しいだけだった一昨年行ったのは貴重な体験だと思うわ。

 で、ユースホステルである。
 道は(笑)最後にダートが来た(T . T)。
 で、まあ平日だし~ゲストハウスなんかと同じで相変わらず一部屋ぶんどってる。
 これはまあ、ありがたい。何せ荷物が()
 長いシーツを足元で折り曲げて、というのも懐かしいものだ。
 30年前、ひたすらユースをたどって18きっぷで日本一周(四国以外)した頃なんざ、一泊1000円、自炊オッケーのところもあれば、風呂で髪を洗うな、というとこもあった。
 ユースとゲストハウスの違いはまあ、談話室と言うものに価値の重きがあるかどうかということだろうな、今の時代だと。
 ちなみに素泊まり会員外4000円、風呂その他綺麗、女子への気遣いも多々。昔のことを考えると相当上等だと思う。

 ただこれはゲストハウスにも言えるんだけど、荷物でかい時に階段は(T . T)
 仕方ないんだけどね。

 さて明日は初山別のキャンプ場。
 連泊にしたとしても10時~15時は出てなくちゃならないなら、30㎞無いとこだし、…道のアップダウンが心を折る一本道なので、もうのんびり行く。
 そんで温泉が横についた道の駅も今度こそ満喫するんだ…

 いやまじまだ今回店で食ってないのよ。
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