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第5話 名前の入れ替わり
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災厄―――
そう、それは災厄だった。
「一体儂の娘を何人死なせれば気が済むんだ!」
今上の皇帝の即位十年の宴で、左臣長クダシンは乱心し、そう涙ながらに叫んだと言う。
彼は当時、この十年間に七人の娘は宮中に入れ―――全て失っていた。既にこの時点で彼に女子は一人として残っていなかった。
当時の実質的な最高権力者であった彼は、形の上でのそれも手に入れたいと思ったのだろう。
彼は五人居る夫人から生まれた全ての娘を宮中に送り込んだ。
だがその一人として子を産むことなく死んでいった。
娘達の身体が格別弱いということはなかった。
彼女達は当時の参内できる貴族のたしなみとして、ある程度の武術や馬術も学んでいた。
先帝の武人的傾向が、婦女子に対する教育にも影響していた例である。
娘達は健康そのものだった。周囲の皆が証言している。
それだけにクダシン左臣長は納得がいかなったのだろう。彼の妻の中には、娘達よりずっと身体の弱い者も居る。お産をいつも心配された女もあった。
それでも妻は自分の子を数名産み、弱いなりにゆるゆると生きている。生き続けていた。納得がいかない。
彼は確かに娘を政略の道具にはしていた。だがその一方で、それなりに愛していた。愛していたからこそ、宮廷の華にさせたかった、という思いも彼の何処かにはあったのかもしれない。
権力欲は自分一人のためではない。自分、家、家族、親戚、雇い人に到るまでの彼の背負い込む全てのためでもある。
なのにその過程で娘達は次々と死んでいった。納得がいかない。
納得が、いかない!!
クダシンは場を乱した罪で謹慎処分となり、やがて政治の舞台から消えて行く。
その彼が連れて行かれる時に、こうつぶやいた。
「災厄だ」
何が、とは言わない。言っていたら彼の家は既に取り潰しとなっていただろう。
*
「ですからそうならないことを祈っております」
薄紅に白の帯、紅色のスカートの準女官服を身につけた少女はにっこりと笑った。
「……でも本当に…… いいの?」
そして自分の「主人」に耳打ちする。
「どうでしょうね」
と「主人」は肩をすくめる。
「弱気ではいけませんことよ、アリカ様」
耳慣れない名前が、「主人」の耳をくすぐる。
「そうですねサボン」
「その口調も何とかしなくてはね」
お互い様だ、と「主人」は思う。
宮中。
広大な敷地を南北に分けたうちの「北離宮」。
サヘ将軍の三女ムギム・アリカケシュ・サヘ、それに側仕えのメ・サボナンチュ・ククシュクはその日、そこに居た。
「ともかくまず陛下がお通いになる」
「サボン」は指を折る。「アリカ」はうなづく。
何度も何度も繰り返した、今晩よりの手順だ。
「ひとつきの間、陛下は月満ちる時以外は、毎晩いらっしゃる」
毎晩ね、と「アリカ」は苦笑する。
「あんた、今月の満ちるのはいつだったか覚えていて?」
「今月はたぶん真ん中のはず。細かくは判らないけれど」
「その期間だけはまあ避けて。ああ、でも避けない場合もあったって聞くわ。ちょうどその時にそうなってしまった方もあったとか無いとか」
「アリカ」の口が曲がる。
「でまあ、その間に何らかの兆しがあったなら、確認の医師団が遣わされ、全員の診断で確実とみられたら、その時ようやく宮中に認められ入ることが許される」
「全員……」
「聞いた話だと、診察はそれぞれの医師によって違うものらしいの。そしてまだその時にはあんたは宮中の女、ではないから、どういう診察をしても構わないらしいわ」
「どういう診察でしょう?」
「キトリ叔母様がそういうことにはお詳しかったのだけど、宮中の女性、には何というか…… 触れてはいけないのですって」
「触れずに診断なんてできるんですか」
「できる訳ないでしょう。だから実際には、女性の助医が診断結果を伝えて判断を仰ぐ、とからしいわ。だけどそれはきちんと宮中の女、になった場合。まだあんたは宮中の女じゃあないから、脈を取るとか舌を見るとかそういうことだけでなく、もしかしたら、足を開かなくてはならないかも、って。叔母様はそうおっしゃってたけど」
ふう、と「アリカ」はため息をついた。
「どぉ? 後悔している? 交代したこと。私になりすましていること」
いいえ、と間髪入れず、答えが返る。
「後悔はしてません。それはそれ、ですから」
実際、自分がもし、普通に子を孕む様なことがあれば、その時そう診察されることだってあるだろう。上つ方では無いのだから、肌にべたべたこれ幸いと触れる輩もあるかもしれない。
だがそれはまあいい。
自分の身分だったら、そんな、診察の方法をどうこう言う以前に、いつ捨てられて身体を売る羽目になってもおかしくはないのだ。
それと比すれば。見られるくらい、触れられるくらい、大したことではない。
ただ。
「ただ、上つ方の考えることは、面倒だなあ、と」
「面倒! 本当、面倒よねえ」
「確実な結果を求めるなら、まあ確かに良い方法だと思うのです」
「私は嫌だけどね」
およそ使用人にあるまじき発言を「サボン」はする。自分だけでなく、彼女のこの言動も何とかしなくてはならない、と「アリカ」は思う。
それに。
「ただ夜はそれでいいのですが、昼はどうしましょう。私は外をふらふら出歩く訳にはいかないのでは?」
ああそれ、と「サボン」はにっと笑う。
「私とあんたのどっちがどっち、なんて実際、知ってるひとなんて宮中には居ないわよ」
特に「北」には、と「サボン」は付け加える。
そうかもしれない、と「アリカ」は思う。
自分の知る限り、現在自分の名を名乗っているこのお嬢様は、そうそう外部の目に触れたことは無いはずだ。
良家の令嬢となればなる程、帝都に足を踏み入れることができる十六の歳までは、屋敷の中で隠される様にして育てられるものである。
外出する時や、馬術の稽古などの時にも、顔は隠され、人目に触れることはまず無い。
したがって、公の場で素顔を見せた時点で彼女達のどちらかが「アリカケシュ」と名乗れば、それがアリカとなってしまう。そして永久にアリカでいなくてはならないのだ。
死ぬよりはましよ、とアリカは言った。死ぬかもしれない、程度でもですか、とサボンは問うた。それでもよ、とアリカは言った。
その時点でアリカはアリカという名を捨てたに等しい。
サボンは、と言えば―――
宮中に側仕えで上がる、と決まった時、それまでただの「サボン」だった名に、ややかしこまった「正式名」と母姓の「メ」と父姓の「ククシュク」が加えられた。
そもそもサボンは自分の名を知らない。
将軍に拾われた時、しきりと彼女は「さぼん、さぼん」と泣きながら訴えていた。だから「サボン」と呼ぶようになったのだ、そう聞いている。
彼女自身は本当の名を知らない。
母姓も父姓も、所詮は付け足しの様なものである。
将軍は自分が滅ぼした部族「メ」を母姓とし、死した英雄「ククシュク」を父姓とした。
だから。
だからそれは、どうでもいい名だ、とサボンは思っていた。
そして夜が来る。
そう、それは災厄だった。
「一体儂の娘を何人死なせれば気が済むんだ!」
今上の皇帝の即位十年の宴で、左臣長クダシンは乱心し、そう涙ながらに叫んだと言う。
彼は当時、この十年間に七人の娘は宮中に入れ―――全て失っていた。既にこの時点で彼に女子は一人として残っていなかった。
当時の実質的な最高権力者であった彼は、形の上でのそれも手に入れたいと思ったのだろう。
彼は五人居る夫人から生まれた全ての娘を宮中に送り込んだ。
だがその一人として子を産むことなく死んでいった。
娘達の身体が格別弱いということはなかった。
彼女達は当時の参内できる貴族のたしなみとして、ある程度の武術や馬術も学んでいた。
先帝の武人的傾向が、婦女子に対する教育にも影響していた例である。
娘達は健康そのものだった。周囲の皆が証言している。
それだけにクダシン左臣長は納得がいかなったのだろう。彼の妻の中には、娘達よりずっと身体の弱い者も居る。お産をいつも心配された女もあった。
それでも妻は自分の子を数名産み、弱いなりにゆるゆると生きている。生き続けていた。納得がいかない。
彼は確かに娘を政略の道具にはしていた。だがその一方で、それなりに愛していた。愛していたからこそ、宮廷の華にさせたかった、という思いも彼の何処かにはあったのかもしれない。
権力欲は自分一人のためではない。自分、家、家族、親戚、雇い人に到るまでの彼の背負い込む全てのためでもある。
なのにその過程で娘達は次々と死んでいった。納得がいかない。
納得が、いかない!!
クダシンは場を乱した罪で謹慎処分となり、やがて政治の舞台から消えて行く。
その彼が連れて行かれる時に、こうつぶやいた。
「災厄だ」
何が、とは言わない。言っていたら彼の家は既に取り潰しとなっていただろう。
*
「ですからそうならないことを祈っております」
薄紅に白の帯、紅色のスカートの準女官服を身につけた少女はにっこりと笑った。
「……でも本当に…… いいの?」
そして自分の「主人」に耳打ちする。
「どうでしょうね」
と「主人」は肩をすくめる。
「弱気ではいけませんことよ、アリカ様」
耳慣れない名前が、「主人」の耳をくすぐる。
「そうですねサボン」
「その口調も何とかしなくてはね」
お互い様だ、と「主人」は思う。
宮中。
広大な敷地を南北に分けたうちの「北離宮」。
サヘ将軍の三女ムギム・アリカケシュ・サヘ、それに側仕えのメ・サボナンチュ・ククシュクはその日、そこに居た。
「ともかくまず陛下がお通いになる」
「サボン」は指を折る。「アリカ」はうなづく。
何度も何度も繰り返した、今晩よりの手順だ。
「ひとつきの間、陛下は月満ちる時以外は、毎晩いらっしゃる」
毎晩ね、と「アリカ」は苦笑する。
「あんた、今月の満ちるのはいつだったか覚えていて?」
「今月はたぶん真ん中のはず。細かくは判らないけれど」
「その期間だけはまあ避けて。ああ、でも避けない場合もあったって聞くわ。ちょうどその時にそうなってしまった方もあったとか無いとか」
「アリカ」の口が曲がる。
「でまあ、その間に何らかの兆しがあったなら、確認の医師団が遣わされ、全員の診断で確実とみられたら、その時ようやく宮中に認められ入ることが許される」
「全員……」
「聞いた話だと、診察はそれぞれの医師によって違うものらしいの。そしてまだその時にはあんたは宮中の女、ではないから、どういう診察をしても構わないらしいわ」
「どういう診察でしょう?」
「キトリ叔母様がそういうことにはお詳しかったのだけど、宮中の女性、には何というか…… 触れてはいけないのですって」
「触れずに診断なんてできるんですか」
「できる訳ないでしょう。だから実際には、女性の助医が診断結果を伝えて判断を仰ぐ、とからしいわ。だけどそれはきちんと宮中の女、になった場合。まだあんたは宮中の女じゃあないから、脈を取るとか舌を見るとかそういうことだけでなく、もしかしたら、足を開かなくてはならないかも、って。叔母様はそうおっしゃってたけど」
ふう、と「アリカ」はため息をついた。
「どぉ? 後悔している? 交代したこと。私になりすましていること」
いいえ、と間髪入れず、答えが返る。
「後悔はしてません。それはそれ、ですから」
実際、自分がもし、普通に子を孕む様なことがあれば、その時そう診察されることだってあるだろう。上つ方では無いのだから、肌にべたべたこれ幸いと触れる輩もあるかもしれない。
だがそれはまあいい。
自分の身分だったら、そんな、診察の方法をどうこう言う以前に、いつ捨てられて身体を売る羽目になってもおかしくはないのだ。
それと比すれば。見られるくらい、触れられるくらい、大したことではない。
ただ。
「ただ、上つ方の考えることは、面倒だなあ、と」
「面倒! 本当、面倒よねえ」
「確実な結果を求めるなら、まあ確かに良い方法だと思うのです」
「私は嫌だけどね」
およそ使用人にあるまじき発言を「サボン」はする。自分だけでなく、彼女のこの言動も何とかしなくてはならない、と「アリカ」は思う。
それに。
「ただ夜はそれでいいのですが、昼はどうしましょう。私は外をふらふら出歩く訳にはいかないのでは?」
ああそれ、と「サボン」はにっと笑う。
「私とあんたのどっちがどっち、なんて実際、知ってるひとなんて宮中には居ないわよ」
特に「北」には、と「サボン」は付け加える。
そうかもしれない、と「アリカ」は思う。
自分の知る限り、現在自分の名を名乗っているこのお嬢様は、そうそう外部の目に触れたことは無いはずだ。
良家の令嬢となればなる程、帝都に足を踏み入れることができる十六の歳までは、屋敷の中で隠される様にして育てられるものである。
外出する時や、馬術の稽古などの時にも、顔は隠され、人目に触れることはまず無い。
したがって、公の場で素顔を見せた時点で彼女達のどちらかが「アリカケシュ」と名乗れば、それがアリカとなってしまう。そして永久にアリカでいなくてはならないのだ。
死ぬよりはましよ、とアリカは言った。死ぬかもしれない、程度でもですか、とサボンは問うた。それでもよ、とアリカは言った。
その時点でアリカはアリカという名を捨てたに等しい。
サボンは、と言えば―――
宮中に側仕えで上がる、と決まった時、それまでただの「サボン」だった名に、ややかしこまった「正式名」と母姓の「メ」と父姓の「ククシュク」が加えられた。
そもそもサボンは自分の名を知らない。
将軍に拾われた時、しきりと彼女は「さぼん、さぼん」と泣きながら訴えていた。だから「サボン」と呼ぶようになったのだ、そう聞いている。
彼女自身は本当の名を知らない。
母姓も父姓も、所詮は付け足しの様なものである。
将軍は自分が滅ぼした部族「メ」を母姓とし、死した英雄「ククシュク」を父姓とした。
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