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第20話 全星域統合スポーツ連盟のひとことで出版社から没収になった号
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「彼は、これを知ってる?」
「ううん、マーティが仕事で出て行ってから、俺はこの話を聞かされたから…… ああ、何か今回、長いね、そういえば」
「そう言えば」
そうだったかもしれない、と彼女は今更の様に思う。キディは残ったミルクティを飲み干した。
「でもキディ君、これを、帰ってきた彼には、言うつもり?」
「判らない」
ぱらぱら、と雑誌をめくりながら、彼はそう答える。
「どうしようかな、と思ってる。だって奴がホントの昔の自分を知りたいと思ってるか、俺は知らない」
「知ろうとは、思わない?」
「あなたは? ゼルダさん」
切り返され、彼女はぐっと言葉に詰まる。知りたい、とは思う。だがそれが、彼のことを思って、というよりは、かなりの部分、自分の好奇心であることは認めざるを得ない。
「何かね、俺の記憶の中で、少しだけ残ってる部分があってね。それが時々夢に出て来るんだけど」
淡々と、キディは語る。何? と彼女は問い返した。
「ばらばらな光景なんだよね。すごく。でもつなぎ合わせてみると、こんなことが判るんだ。俺は、叫んでるの。でもその時、俺は後ろから両腕を掴まれてるの。前に居る誰かに俺は、叫んでるの。『何でだよ親父!』って」
ゼルダは息を呑む。返す言葉が見つからない。
「ものすごく断片的なんだけど、それだけは明確なんだ。その『親父』って人の顔も、曖昧。何か、もし写真とか何か見れば、判るのかもしれないけど、こういう顔、って俺が説明することはできない。そういう曖昧な映像が、俺の中にはあるの」
それって。ゼルダは想像を巡らす。
「それって…… まさか、そのひとが、あなたを」
「どうだろ」
キディは首を軽く傾げる。相変わらず、その顔には表情の一つも無い。彼女の「恋人」と、食事をした時に見たりする、笑顔を今日は一つも見ていないことに、彼女は気付いた。
「あとは、最近気付いたんだけど。元新聞社だったリストランテって知ってる?」
「ううん、それって近いのかしら」
「割と。ほら、星の窓がある所」
「ああ、あれ。―――あれ、新聞社だったの?」
「ゼルダさんは、知らなかったの?」
知っていそうなのに、と彼は驚く。常識の類ではなかったのだろうか。
「俺、あの建物には見覚えがあるんだ。何でなのか知らないけれど、あの星形の窓のある建物が元新聞社だってことを知ってた。俺がこっち来て、そんなこと、一度も聞いたことが無いのに」
「ってことは、あなたは、そこに昔行ったことがある?」
「のかもしれない。でもそれって、もう一つの記憶よりは、ましな断片だよね。どうせ思い出すだったら、そっちの方から、自分の過去は、探り出したいよね。同じ記憶でも、嫌な切り口って、あるじゃない」
「そうよね」
彼女は自分にとっての「思い出したくない過去」がざわり、と胸をよぎるのを感じる。離婚した時の顛末は今でも考えたくはない。
「だからつまり、マーティが自分でそうしたいと言わない限り、俺もその件については、突っつきたくはないんだけど」
「だけど?」
「探してる奴が居る、ということになれば、話は別だ、と思わないですか?」
「探して――― そのさっきのフォトグラファさんのこと?」
「それもあるけど」
キディは目を伏せる。
「そのひとは、ジュラって言うんだけど」
ぺらぺら、と彼は「PHOTO/SPORTS」のページを繰る。
「ほら、ここにphoto by…… って出てるでしょ。このひと」
「この雑誌に載るってのは、かなり有名なひとじゃない。どうしてその人が?」
「俺に近づいてきた。今の店の同僚。でも隠しもしなかった。俺に対して、この写真があると言ったのはそのひと」
「それって、あなたを通して、彼に会わせてくれってことなのかしら」
「それも考えたんだけど」
ジュラは、マスターの知り合いでここにやってきたと言った。だとしたら、マスター・ウトホフトの考えが、何処かに含まれているのは確かだ。
だがゼルダにそれをそのまま言う訳にはいかない。マスターは組織「赤」の代表でもある。その「知り合い」がその路線上の可能性もあるのだ。
ゼルダは「マーティの正体」に対して関わっても構わない、とキディも思うのだが、組織がらみのことには関わらせてはいけない、と考えていた。あくまで終わった「元」政治犯。その程度でいい、と。
「ゼルダさんは、この雑誌、読んだ?」
少しだけ、彼は矛先を変えてみる。ええ、と彼女は答えた。
「どう思った?」
「どうって……」
「ジュラが、自分は持っていないけど、一番詳しいのは、このバックナンバーだ、って言うんだ」
「でもそれっておかしくない?」
「え?」
「だって、そのひと、マーティをそれで追いかけてきた、って言ってるんでしょ? あなたその人から、見せてもらったから、この雑誌も探していたんでしょ?」
「うん」
「そういう人がどうして、そんな、一番詳しい分の雑誌を持っていない訳?」
「あ、古い方の二冊は、俺が単に手元に置きたかっただけ、なんだけど、一番新しい奴は、ジュラも持っていないんだって。彼も探していたみたい」
「え?」
彼女は眉を寄せる。
「ジュラはその仕事の後、ちょっと辺境に取材に出かけてしまって、ちょうどコモドドラゴンズがレーゲンボーゲンに行って、D・Dが行方不明になったことを知ったのは、帰ってから後だったんだって」
「―――あ」
ぱん、と彼女は自分の頬をはたいた。
「辺境、には色々あるわね」
「うん。たまたまそこの取材が長引いて、しかも、雑誌を買える様な環境でもなかったらしいんだ」
「でも出版社に」
「ところが、一度出回った後、その号が何故か没収になったんだって言うの」
「没収?」
「一度市場に出た分は仕方が無いとして、その号は、結局ジュラが前に撮った膨大な写真のストックから、ライターがかなり気持ちを込めて書いたらしいんだけど、それがどうも、全星域統合スポーツ連盟のひとことで、出版社から没収になったらしいの。だから帰ってきた彼がしまったと思っても」
「もう後の祭りってことね…………」
彼女はため息をついた。
「でもどうして、あの内容で?」
「ゼルダさんもう読んだ――― んだよね」
「ええ読んだわ。そう、どうしてあの内容で、そんなことになるのか判らないのよ」
ゼルダは首と手を同時に横に振った。
「ううん、マーティが仕事で出て行ってから、俺はこの話を聞かされたから…… ああ、何か今回、長いね、そういえば」
「そう言えば」
そうだったかもしれない、と彼女は今更の様に思う。キディは残ったミルクティを飲み干した。
「でもキディ君、これを、帰ってきた彼には、言うつもり?」
「判らない」
ぱらぱら、と雑誌をめくりながら、彼はそう答える。
「どうしようかな、と思ってる。だって奴がホントの昔の自分を知りたいと思ってるか、俺は知らない」
「知ろうとは、思わない?」
「あなたは? ゼルダさん」
切り返され、彼女はぐっと言葉に詰まる。知りたい、とは思う。だがそれが、彼のことを思って、というよりは、かなりの部分、自分の好奇心であることは認めざるを得ない。
「何かね、俺の記憶の中で、少しだけ残ってる部分があってね。それが時々夢に出て来るんだけど」
淡々と、キディは語る。何? と彼女は問い返した。
「ばらばらな光景なんだよね。すごく。でもつなぎ合わせてみると、こんなことが判るんだ。俺は、叫んでるの。でもその時、俺は後ろから両腕を掴まれてるの。前に居る誰かに俺は、叫んでるの。『何でだよ親父!』って」
ゼルダは息を呑む。返す言葉が見つからない。
「ものすごく断片的なんだけど、それだけは明確なんだ。その『親父』って人の顔も、曖昧。何か、もし写真とか何か見れば、判るのかもしれないけど、こういう顔、って俺が説明することはできない。そういう曖昧な映像が、俺の中にはあるの」
それって。ゼルダは想像を巡らす。
「それって…… まさか、そのひとが、あなたを」
「どうだろ」
キディは首を軽く傾げる。相変わらず、その顔には表情の一つも無い。彼女の「恋人」と、食事をした時に見たりする、笑顔を今日は一つも見ていないことに、彼女は気付いた。
「あとは、最近気付いたんだけど。元新聞社だったリストランテって知ってる?」
「ううん、それって近いのかしら」
「割と。ほら、星の窓がある所」
「ああ、あれ。―――あれ、新聞社だったの?」
「ゼルダさんは、知らなかったの?」
知っていそうなのに、と彼は驚く。常識の類ではなかったのだろうか。
「俺、あの建物には見覚えがあるんだ。何でなのか知らないけれど、あの星形の窓のある建物が元新聞社だってことを知ってた。俺がこっち来て、そんなこと、一度も聞いたことが無いのに」
「ってことは、あなたは、そこに昔行ったことがある?」
「のかもしれない。でもそれって、もう一つの記憶よりは、ましな断片だよね。どうせ思い出すだったら、そっちの方から、自分の過去は、探り出したいよね。同じ記憶でも、嫌な切り口って、あるじゃない」
「そうよね」
彼女は自分にとっての「思い出したくない過去」がざわり、と胸をよぎるのを感じる。離婚した時の顛末は今でも考えたくはない。
「だからつまり、マーティが自分でそうしたいと言わない限り、俺もその件については、突っつきたくはないんだけど」
「だけど?」
「探してる奴が居る、ということになれば、話は別だ、と思わないですか?」
「探して――― そのさっきのフォトグラファさんのこと?」
「それもあるけど」
キディは目を伏せる。
「そのひとは、ジュラって言うんだけど」
ぺらぺら、と彼は「PHOTO/SPORTS」のページを繰る。
「ほら、ここにphoto by…… って出てるでしょ。このひと」
「この雑誌に載るってのは、かなり有名なひとじゃない。どうしてその人が?」
「俺に近づいてきた。今の店の同僚。でも隠しもしなかった。俺に対して、この写真があると言ったのはそのひと」
「それって、あなたを通して、彼に会わせてくれってことなのかしら」
「それも考えたんだけど」
ジュラは、マスターの知り合いでここにやってきたと言った。だとしたら、マスター・ウトホフトの考えが、何処かに含まれているのは確かだ。
だがゼルダにそれをそのまま言う訳にはいかない。マスターは組織「赤」の代表でもある。その「知り合い」がその路線上の可能性もあるのだ。
ゼルダは「マーティの正体」に対して関わっても構わない、とキディも思うのだが、組織がらみのことには関わらせてはいけない、と考えていた。あくまで終わった「元」政治犯。その程度でいい、と。
「ゼルダさんは、この雑誌、読んだ?」
少しだけ、彼は矛先を変えてみる。ええ、と彼女は答えた。
「どう思った?」
「どうって……」
「ジュラが、自分は持っていないけど、一番詳しいのは、このバックナンバーだ、って言うんだ」
「でもそれっておかしくない?」
「え?」
「だって、そのひと、マーティをそれで追いかけてきた、って言ってるんでしょ? あなたその人から、見せてもらったから、この雑誌も探していたんでしょ?」
「うん」
「そういう人がどうして、そんな、一番詳しい分の雑誌を持っていない訳?」
「あ、古い方の二冊は、俺が単に手元に置きたかっただけ、なんだけど、一番新しい奴は、ジュラも持っていないんだって。彼も探していたみたい」
「え?」
彼女は眉を寄せる。
「ジュラはその仕事の後、ちょっと辺境に取材に出かけてしまって、ちょうどコモドドラゴンズがレーゲンボーゲンに行って、D・Dが行方不明になったことを知ったのは、帰ってから後だったんだって」
「―――あ」
ぱん、と彼女は自分の頬をはたいた。
「辺境、には色々あるわね」
「うん。たまたまそこの取材が長引いて、しかも、雑誌を買える様な環境でもなかったらしいんだ」
「でも出版社に」
「ところが、一度出回った後、その号が何故か没収になったんだって言うの」
「没収?」
「一度市場に出た分は仕方が無いとして、その号は、結局ジュラが前に撮った膨大な写真のストックから、ライターがかなり気持ちを込めて書いたらしいんだけど、それがどうも、全星域統合スポーツ連盟のひとことで、出版社から没収になったらしいの。だから帰ってきた彼がしまったと思っても」
「もう後の祭りってことね…………」
彼女はため息をついた。
「でもどうして、あの内容で?」
「ゼルダさんもう読んだ――― んだよね」
「ええ読んだわ。そう、どうしてあの内容で、そんなことになるのか判らないのよ」
ゼルダは首と手を同時に横に振った。
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