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テキスト照査スキーのぞわぞわはこういうとこにもあるんだよ。
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最近我々世代の名作がKindleアンリミテッドに入っていることが結構あって嬉しい限り。
新谷かおるとかこの柴田昌弘とか。
エリア88が一気読みできるのは嬉しいよね!
で、我々世代にとって柴田昌弘と言えば紅い牙シリーズ。
そもそもこいつは最初別冊マーガレットで「紅い牙 狼少女ラン」という単発だったのだ。
ワタシはまあ、従姉のおかげで10年分近くの別マのバックナンバーを小学校高学年の時点で入手していてな。
それでまあ、滅茶苦茶繰り返し読んでたんだが。
柴田昌弘という方はまあデビュー作からホントに完成度が高かったんだ。
ただ人を選ぶ作風ではあったね。
同じ時代の花形だったのが和田慎二と美内すずえ。
どっちもドラマチックではあるんだけど、丸い~やわらかな線なわけよ。
で、柴田氏の場合は重ね線ののシャープ感が強かった。
内容も女性や少女を出すけれど、「クラッシュ」なんてパニック映画ものだよ。
で、「狼少女ラン」なんだけど。
和田せんせいが「明日香」を出したのと変わらない時期、要するに超能力ブームに乗っかったようなものだわな。
そこで和田せんせいが「大自然の力を借りる」明日香を描いたのに対し、「古代超人類」のラン。
ここでプラスして「狼少女」という設定で身体能力が滅茶苦茶高い、ということにしてある。
それを知った科学者の娘教師が彼女の力を自由に使おうと~+集団心理→力の暴発、という感じで。
ランは一人去っていくと。
ちなみにランはしっかり1961年5月19日、と第二作の冒頭にあるんで、……今現在の歳だと60越えなんだけどね……
なお明日香は時空が結構止まっているのではわかりまへん。
去って行くのは明日香も同じで、当初はこれだけで終わる……
んじゃなかったかな、たぶん。
大概「第二作」が作られるのは、編集の意向なんで、第二作「鳥たちの午後」はそこから「彷徨う超能力少女」のシリーズとしての始まりとして作られたのかもしれない。
というのも、この2.3.4作目というのは、
・自分の力を隠しながらも自活しているランが
・事件に遭って
・力を出して解決/脱出する
という構図なんだけど、
「鳥たちの午後」でその後ずっと「なかなか近づけない恋人」のバード、「弟」のワタルと出会い、「タロン」の名が出てくる。まだこの時点では超能力者も有するただの黒服男がいる組織。
「半年間」学生食堂に勤めてて~「2年間探した」という辺りと、実際の年1977年から16歳。
「さよなら雪うさぎ」ではやはり強い能力者のイワンと出会い、ワタルが能力者になってしまったことが発覚し、
「タロン――闇に舞う鷹」ではその後の話の一貫した敵「タロン」が登場し、バードがサイボーグ化されてランの餌として登場~だがまた姿を消し、
そんで正体が知れた二人はまた彷徨う、という流れ。
ここで柴田氏、別マを去って花とゆめへ。
この辺りの別マの色あいがくらもちふさこや槇村さとるに移る頃、前世代のアクション・ドラマチック組は花とゆめに行ったんだよな。
で、ちょいちょいと単発のサスペンスを描いた後、とうとう紅い牙シリーズが登場する訳だ。
花とゆめでは新レギュラーの作家・桐生仁が出てきて、まあラン達が行動する時のスポンサーになってくれている。
ワタルは中学生になっていて、4作目で世話になった教会の神父を保証人として寮に入ってるという設定。
そんでランは二十歳。
「コンクリート・パニック」「ハトの旋律」と設定とキャラを出揃わせて、とうとう最終(「32シャップル」はもう番外編と思ってもいいと思う)の「ブルー・ソネット」の登場。
オールスター勢揃い+新キャラのソネットなんだけど。
さて、内容はもう言い尽くすのも何だから、Kindleアンリミテッドで読める
「愛蔵完全版 紅い牙」8巻本と「紅い牙 ブルー・ソネット 愛蔵完全版」19巻本の「ラストの違い」を書いておく。
他にも違いはあるのかもしれないけど、この違いがひどくでかいので、とりあえず書き記しておきたいと思ったのだ。
8巻本の方は、ワタシが当時雑誌で読んだそのもの。
そんでおそらくは8巻本自体、印刷が荒いことから原稿そのものからとったものではないと思われる。
コミクスもしくは雑誌の転載じゃないかと。
だが、だからこそ初稿なんだよな。
19巻本はその意味では画質は良い。だがここでラストに違いがある。
何が、というと。
「桐生・ワタル・由里の死によって暴発し、紅い牙そのものになってしまったランを鎮めるためにバード、イワン、ソネットそして奈留が全身全霊で願う」という描写なんだけど。
8巻本/初稿では流れの方が重視されているんだよな。
その流れが基本ソネットにかかっているわけだ。
ソネットは父とも慕うメレケス教授が死んで、当初はその怒りを込めてランに立ち向かう。
だけどそこで彼女がずっと恋い慕っていたバードが「タランチュラ」とラスボス級エスパーのサグを倒すために自分の中の原子力電池+小型爆弾を使ってしまうのに出会ってしまう。
あと15分しかない、という中で必死にソネットを止める中でサグが「利用していただけだ」ということを言い放つ。超能力の正体も実は腫瘍のせいで、放っておいたら割とすぐに死んでしまう身体だったからサイボーグ化したと。
そんでよーやく目が覚めたソネットはバードとイワンと共にランを止めようとするんだけど、超能力の使いすぎで身体がアラートを示してくるんだな。
そんでソネットは「もう無理」と自分の電池を身体から引っ張り出し、「電池(バッテリー)をあげるわバード」と言ってランに向かって落ちていこうとする――んだけど、そこにバードで手を取ってくれて、一緒に突っ込む形になる。
ソネットはこれ以上ない程の笑みを浮かべて散っていくという。
……なんだけど。
これ、じゃないんだよな。ランが止まるきっかけは。
一方で奈留が崖から落ちそうになって死ぬぎりぎり。
そこの精神状態で紅い牙のそれに触れてしまったわけだ。
そのとんでもない状況の中でやっぱり捉えてしまった姉の真知が元に戻って奈留を助けようとするんだけど、それは無理だこのままだと一緒に落ちてしまう、と言う状態。
そこで奈留は手を離して「私の命をあげるから」とランに呼びかける訳だ。
で、これが決め手となって紅い牙の暴走が止まる。
んだが。
当時読んでいて思ったのは、「え、これで?」なんだよな。
そう、ランの決め手はバードとソネット、ではなく奈留なんだよ。
なんだけど、雑誌連載で読んでいると、この「終わり方」があっけなさすぎた。
まあ、実際のとこ当時の柴田氏は大概そうで、ともかく「終わりが素っ気なさ過ぎ」だった訳だ。
それはもう短編でもそうなんだけど、極端に余韻が無い。
ジェッツに移った後の「ラブ・シンクロイド」もそうだったな、滅茶苦茶あっさり終わって、もうこれは癖なのか、それしかできないのか謎な感じで。
長編の終わりまで短編並の終わらせる量だったりするし、短編だと半ページも無いこともある。
つかそもそも「ナレーション」が元々異様に多い作家なんで、それで終わらせてしまうきらいはあったんだな。
ただ!
それでも「ソネットが報われる場面」はものすごっく感動的だったわけだ。
ところが。
19巻本の場合、この最後の構成が変わってしまっている。
奈留を中心に据えた終結に変えたのだろうけど、ソネットとバードのくだりが6ページくらいあったところが2ページ、なおかつ後々の回想になっている訳だ。
「え? 記憶違い?」と思って8巻本を見たら「ああこれだ」となった次第。
ワタシはこういうの、絵がまんま焼き付くタイプなんで変わるとすげー違和感がある訳だ。
明日香シリーズの「ふたりの明日香」でも雑誌では「山谷のドヤ街で」だった台詞が「そまつな旅館で」と書き換えられていたりする。
こういうの違和感があると「あれ?」となるのだわ。
なのでまあ、絵の綺麗さを取るか、当時の熱さを取るか、によってブルー・ソネットは8巻本と19巻本どっちにするかは考えた方がいい。
あ、ちなみにこのブルソネ以後一作だけ描いた「32シャップル」は8巻本には入っているぞ。
新谷かおるとかこの柴田昌弘とか。
エリア88が一気読みできるのは嬉しいよね!
で、我々世代にとって柴田昌弘と言えば紅い牙シリーズ。
そもそもこいつは最初別冊マーガレットで「紅い牙 狼少女ラン」という単発だったのだ。
ワタシはまあ、従姉のおかげで10年分近くの別マのバックナンバーを小学校高学年の時点で入手していてな。
それでまあ、滅茶苦茶繰り返し読んでたんだが。
柴田昌弘という方はまあデビュー作からホントに完成度が高かったんだ。
ただ人を選ぶ作風ではあったね。
同じ時代の花形だったのが和田慎二と美内すずえ。
どっちもドラマチックではあるんだけど、丸い~やわらかな線なわけよ。
で、柴田氏の場合は重ね線ののシャープ感が強かった。
内容も女性や少女を出すけれど、「クラッシュ」なんてパニック映画ものだよ。
で、「狼少女ラン」なんだけど。
和田せんせいが「明日香」を出したのと変わらない時期、要するに超能力ブームに乗っかったようなものだわな。
そこで和田せんせいが「大自然の力を借りる」明日香を描いたのに対し、「古代超人類」のラン。
ここでプラスして「狼少女」という設定で身体能力が滅茶苦茶高い、ということにしてある。
それを知った科学者の娘教師が彼女の力を自由に使おうと~+集団心理→力の暴発、という感じで。
ランは一人去っていくと。
ちなみにランはしっかり1961年5月19日、と第二作の冒頭にあるんで、……今現在の歳だと60越えなんだけどね……
なお明日香は時空が結構止まっているのではわかりまへん。
去って行くのは明日香も同じで、当初はこれだけで終わる……
んじゃなかったかな、たぶん。
大概「第二作」が作られるのは、編集の意向なんで、第二作「鳥たちの午後」はそこから「彷徨う超能力少女」のシリーズとしての始まりとして作られたのかもしれない。
というのも、この2.3.4作目というのは、
・自分の力を隠しながらも自活しているランが
・事件に遭って
・力を出して解決/脱出する
という構図なんだけど、
「鳥たちの午後」でその後ずっと「なかなか近づけない恋人」のバード、「弟」のワタルと出会い、「タロン」の名が出てくる。まだこの時点では超能力者も有するただの黒服男がいる組織。
「半年間」学生食堂に勤めてて~「2年間探した」という辺りと、実際の年1977年から16歳。
「さよなら雪うさぎ」ではやはり強い能力者のイワンと出会い、ワタルが能力者になってしまったことが発覚し、
「タロン――闇に舞う鷹」ではその後の話の一貫した敵「タロン」が登場し、バードがサイボーグ化されてランの餌として登場~だがまた姿を消し、
そんで正体が知れた二人はまた彷徨う、という流れ。
ここで柴田氏、別マを去って花とゆめへ。
この辺りの別マの色あいがくらもちふさこや槇村さとるに移る頃、前世代のアクション・ドラマチック組は花とゆめに行ったんだよな。
で、ちょいちょいと単発のサスペンスを描いた後、とうとう紅い牙シリーズが登場する訳だ。
花とゆめでは新レギュラーの作家・桐生仁が出てきて、まあラン達が行動する時のスポンサーになってくれている。
ワタルは中学生になっていて、4作目で世話になった教会の神父を保証人として寮に入ってるという設定。
そんでランは二十歳。
「コンクリート・パニック」「ハトの旋律」と設定とキャラを出揃わせて、とうとう最終(「32シャップル」はもう番外編と思ってもいいと思う)の「ブルー・ソネット」の登場。
オールスター勢揃い+新キャラのソネットなんだけど。
さて、内容はもう言い尽くすのも何だから、Kindleアンリミテッドで読める
「愛蔵完全版 紅い牙」8巻本と「紅い牙 ブルー・ソネット 愛蔵完全版」19巻本の「ラストの違い」を書いておく。
他にも違いはあるのかもしれないけど、この違いがひどくでかいので、とりあえず書き記しておきたいと思ったのだ。
8巻本の方は、ワタシが当時雑誌で読んだそのもの。
そんでおそらくは8巻本自体、印刷が荒いことから原稿そのものからとったものではないと思われる。
コミクスもしくは雑誌の転載じゃないかと。
だが、だからこそ初稿なんだよな。
19巻本はその意味では画質は良い。だがここでラストに違いがある。
何が、というと。
「桐生・ワタル・由里の死によって暴発し、紅い牙そのものになってしまったランを鎮めるためにバード、イワン、ソネットそして奈留が全身全霊で願う」という描写なんだけど。
8巻本/初稿では流れの方が重視されているんだよな。
その流れが基本ソネットにかかっているわけだ。
ソネットは父とも慕うメレケス教授が死んで、当初はその怒りを込めてランに立ち向かう。
だけどそこで彼女がずっと恋い慕っていたバードが「タランチュラ」とラスボス級エスパーのサグを倒すために自分の中の原子力電池+小型爆弾を使ってしまうのに出会ってしまう。
あと15分しかない、という中で必死にソネットを止める中でサグが「利用していただけだ」ということを言い放つ。超能力の正体も実は腫瘍のせいで、放っておいたら割とすぐに死んでしまう身体だったからサイボーグ化したと。
そんでよーやく目が覚めたソネットはバードとイワンと共にランを止めようとするんだけど、超能力の使いすぎで身体がアラートを示してくるんだな。
そんでソネットは「もう無理」と自分の電池を身体から引っ張り出し、「電池(バッテリー)をあげるわバード」と言ってランに向かって落ちていこうとする――んだけど、そこにバードで手を取ってくれて、一緒に突っ込む形になる。
ソネットはこれ以上ない程の笑みを浮かべて散っていくという。
……なんだけど。
これ、じゃないんだよな。ランが止まるきっかけは。
一方で奈留が崖から落ちそうになって死ぬぎりぎり。
そこの精神状態で紅い牙のそれに触れてしまったわけだ。
そのとんでもない状況の中でやっぱり捉えてしまった姉の真知が元に戻って奈留を助けようとするんだけど、それは無理だこのままだと一緒に落ちてしまう、と言う状態。
そこで奈留は手を離して「私の命をあげるから」とランに呼びかける訳だ。
で、これが決め手となって紅い牙の暴走が止まる。
んだが。
当時読んでいて思ったのは、「え、これで?」なんだよな。
そう、ランの決め手はバードとソネット、ではなく奈留なんだよ。
なんだけど、雑誌連載で読んでいると、この「終わり方」があっけなさすぎた。
まあ、実際のとこ当時の柴田氏は大概そうで、ともかく「終わりが素っ気なさ過ぎ」だった訳だ。
それはもう短編でもそうなんだけど、極端に余韻が無い。
ジェッツに移った後の「ラブ・シンクロイド」もそうだったな、滅茶苦茶あっさり終わって、もうこれは癖なのか、それしかできないのか謎な感じで。
長編の終わりまで短編並の終わらせる量だったりするし、短編だと半ページも無いこともある。
つかそもそも「ナレーション」が元々異様に多い作家なんで、それで終わらせてしまうきらいはあったんだな。
ただ!
それでも「ソネットが報われる場面」はものすごっく感動的だったわけだ。
ところが。
19巻本の場合、この最後の構成が変わってしまっている。
奈留を中心に据えた終結に変えたのだろうけど、ソネットとバードのくだりが6ページくらいあったところが2ページ、なおかつ後々の回想になっている訳だ。
「え? 記憶違い?」と思って8巻本を見たら「ああこれだ」となった次第。
ワタシはこういうの、絵がまんま焼き付くタイプなんで変わるとすげー違和感がある訳だ。
明日香シリーズの「ふたりの明日香」でも雑誌では「山谷のドヤ街で」だった台詞が「そまつな旅館で」と書き換えられていたりする。
こういうの違和感があると「あれ?」となるのだわ。
なのでまあ、絵の綺麗さを取るか、当時の熱さを取るか、によってブルー・ソネットは8巻本と19巻本どっちにするかは考えた方がいい。
あ、ちなみにこのブルソネ以後一作だけ描いた「32シャップル」は8巻本には入っているぞ。
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