12 / 23
第12話 FAVさんは妙にこの「女の子」に苛立ちを感じた。
しおりを挟む
「例えば詞にしてもさ、今しか通じないってのは嫌だな」
「詞ねえ…… そーいえばアナタ詞も書くんだっけ」
HISAKAは作詞もする。MAVOがすることはほとんどないと先日FAVは聞いた。
「まーね。だから別に今現在の生活が苦しいだの恋愛だの、もちろんそれが悪いっていう訳じゃないけど」
「もの足りないって?」
「そう!」
それそれ、とパズルのピースが埋まった時のような表情で彼女は言った。
「少なくとも、この国に住んでいる、音楽のできる状況にある人が、生活が苦しいってったって、絶対に職がない、とかそういうんじゃないでしょ。全く職種を選ばなきゃ、何か、あるでしょ。ただ合わないどーのこーのはあるけれど、全く食えないってのはそうそうないじゃない。その中で生活がどーの、と言ったところで、他の国のそういう内容を歌った人と気迫の面で違ってくるもの」
「んじゃ、恋愛ばっかになるのも仕方ねーってことかぁ」
「まぁ一般的には、そうなんでしょうね…… 人間の本能でもあるし」
あれ、そう言えば、とFAVは不意に気付く。
「HISAKAの詞って、あんまり恋愛恋愛してないね」
「ああ、あたしはそれ、苦手だから」
「苦手?」
そう言えばそうだったなあ、とFAVは思う。HISAKAの詞というのは、形として恋愛状況に見えても、誰か具体的な対象が見えてくることはない。コトバとしてはひどく抽象的なものだった。
「コトバ、えらく難しくねえ?」
「それが悩みのタネなのよね」
と彼女は笑った。
「ただね、あたし普通の人のよーな恋愛感情っての、どーも欠けてるらしいのよ」
「へ」
どういう意味、とFAVは問う。
「まあ男で付き合った奴ってのもいなくはないんだけど、どーしてもね、相手に言わせると、まぁよくある台詞で、『俺と音楽とどっちが大事なんだ』と言われたとするじゃない」
「うん」
「FAVさんどう答える?」
「音楽」
「つまり、そういうこと。あたしはそう答えるに決まってるんだけど、そう答えるとむこうさんはまずげんなりする」
「なるほど」
FAVはすごくよく理解できたような気がした。
自分だってそうだ。すごく好きな奴でも、音楽を捨てて自分のところへ来いなんて言われたら、百年の恋も冷めてしまう。
音楽と自分を切り離して生きていけるなんて単純に考えるお馬鹿な奴とやっていける訳がない、とFAVも思う。
まあその点はイキはなかなか判ってはいる奴だったけど。だけど、もう奴にときめくことはないのだ。
「でも変よねえ」
HISAKAは続ける。
「不公平じゃない? 男は夢があるからって女を片手間にするくせに、女には他に夢があってもそれを捨てて自分一人を見ろって要求するなんて」
「あ、それ判る」
「でしょー?」
「うーん」
「女は夢なんて持たない動物だって思ってんのかしらねえ」
*
他のメンバーにも紹介された。
打ち上げの時はメイク+衣装だったので、ひどく派手な印象が強かったが、案外平常はそうでもないようだ、とFAVは思った。
TEARは目をまん丸くして、その後無性に喜んでいた。ハイになりまくっていた。FAVはとてもあの時強引に自分を一気させた奴とは思えなかった。
TEARは日常でもたいていアクセサリーはつけていて、季節を問わず着ているタンクトップの生地がぱんぱんになっている胸の上に、じゃらじゃらと何連か掛かっている。
重くはないかと思ってしまうくらいだが、至って本人は平気のようである。
近目で見ても、格好いい女だとFAVは思った。アルトの声が心地よい。だがその声でいきなり、げたげたと笑うところは気が抜ける。
P子さんは、最近正式メンバーになったのだという事情を告げると、
「だけど別に何か変わったという訳ではないんですがね」
そうおっとりと言う。いつも眠そうな目をしている彼女はそのぼーっとした日常とは別人のようにスピーディなギターを弾くのがFAVには信じがたい。
「いや、別に意識してそうしたって訳じゃないんですよ」
じゃあ何、と聞くと、
「あれに合わせてたら、嫌でもそうなりますって」
と、P子さんは自分たちのリーダーを指した。
「なるほど」
「それにもう一つ理由がありましてねえ」
P子さんはあくびまじりで続ける。
「HISAKAはギターは弾けないのに、ギター譜まで作ってくるから、ギターの運指とか、常識を無視して書かれているそれを音にすると、あーなっているんですってさ。だけどワタシ譜面読めませんからねぇ。全くあの御仁もよくやってくださる」
「譜面で全部書いてくるのー!?」
「あの人はそれが普通。だからワタシはHISAKAやMAVOちゃんに音を取ってもらってそれを耳コピするんですがね」
だけど別に困った様子があるようには見られなかった。
ステージでは真っ赤に飛び跳ねた髪ときついメイクしているのに、どうやらその中身は何があろうがどっしりと座ったままらしい。
最後にFAVが会ったのがMAVOだった。
HISAKAは彼女を最後まで隠していたんじゃないか、とFAVが思うくらい、の最初のご対面の日から、ずいぶん長くかかった。だが、他の誰よりも、彼女と会った時がFAVは一番びっくりした。
「は?」
「だからこれがうちのMAVOちゃんだってば」
と言ったのはTEARだった。目の前にいたのは、確かにパツ金の女の子だったが。
ちょん、とカウチに座った彼女は可愛いワンピースを着ていた。ブランドものの、レースとフリルとリボン満載の総コットンのそれである。金髪とは超ミスマッチである。
本当にこれがあの時客を煽ったり怒鳴ったり脅していた女かぁ? と、FAVは目を疑ったが、耳は正直だった。声が、確かに本人だということを証明していた。
「こんにちは」
にっこりと笑って彼女はFAVにむかってあいさつした。手首にやけに大きいブレスレットをしているのが気にかかったが。
どうやらこの譜面も読める「らしい」MAVO嬢は、HISAKAの家に居候している「らしい」が、そのあたりのところは実際、FAVにはよく判らない。居候というコトバ自体に語弊があるんじゃないかと思うくらいだ。
紹介されたのは、彼女達のミーティングの日で、場所はHISAKAの家だった。
この家がまた、二、三人で住んでいるにしては大きい所で、ある部屋には、ピアノがどん、と置いてあるし、ちゃんと「応接間」なるものが存在していたのだ。
こういう家は、地方の住宅地には珍しいものではないだろう。
それは、地方の土地持ちのサラリーマンが、ローンでやっと手にするような、そんなものだったのだ。
だが一室は「スタジオ」と通称しているように、防音された部屋だった。「普通の人」はこういう部屋は持たない。
ここは一応、やや地方ではあるが、それでも地価の高い、関東地方である。それではこの家を建てただろう、彼女の父親なり母親なりは居るのか、というと、これが、見あたらない。
どうやらこの家には、HISAKAとMAVO、そしてハウスキーパーのような人の三人しかいない「らしい」。
HISAKAとMAVOが実の姉妹という話は聞いたことがなかったから、彼女達はただのあかの他人「らしい」。
あかの他人が三人、一つ屋根の下で暮らしているのだ。
MAVOは、髪の色以外はひどく「普通」にFAVには見えた。少なくとも、あのステージの女とは、全くの別人にしか見えない。
そして、ミスマッチではあるが、雰囲気としては間違っていないのだ。そのフリフリのワンピースが。
黒い髪や、やや軽く色を抜いただけだったら、いっそ彼女達の追っかけをしている少女達の一人と言っても、全く疑われもしないだろう。
リボンとフリルとレースと、そしてコットン・キャンディの似合うような。九号の服。見ただけで判るサイズ、この国の少女達の、一番多いサイズ。
FAVは、こういった服は嫌いではない。ただし、自分が着ない、という条件つきだが。
昔は着る事ができなかった。今は着ても似合わない。
妙に、この「女の子」に、苛立ちを感じた。
「詞ねえ…… そーいえばアナタ詞も書くんだっけ」
HISAKAは作詞もする。MAVOがすることはほとんどないと先日FAVは聞いた。
「まーね。だから別に今現在の生活が苦しいだの恋愛だの、もちろんそれが悪いっていう訳じゃないけど」
「もの足りないって?」
「そう!」
それそれ、とパズルのピースが埋まった時のような表情で彼女は言った。
「少なくとも、この国に住んでいる、音楽のできる状況にある人が、生活が苦しいってったって、絶対に職がない、とかそういうんじゃないでしょ。全く職種を選ばなきゃ、何か、あるでしょ。ただ合わないどーのこーのはあるけれど、全く食えないってのはそうそうないじゃない。その中で生活がどーの、と言ったところで、他の国のそういう内容を歌った人と気迫の面で違ってくるもの」
「んじゃ、恋愛ばっかになるのも仕方ねーってことかぁ」
「まぁ一般的には、そうなんでしょうね…… 人間の本能でもあるし」
あれ、そう言えば、とFAVは不意に気付く。
「HISAKAの詞って、あんまり恋愛恋愛してないね」
「ああ、あたしはそれ、苦手だから」
「苦手?」
そう言えばそうだったなあ、とFAVは思う。HISAKAの詞というのは、形として恋愛状況に見えても、誰か具体的な対象が見えてくることはない。コトバとしてはひどく抽象的なものだった。
「コトバ、えらく難しくねえ?」
「それが悩みのタネなのよね」
と彼女は笑った。
「ただね、あたし普通の人のよーな恋愛感情っての、どーも欠けてるらしいのよ」
「へ」
どういう意味、とFAVは問う。
「まあ男で付き合った奴ってのもいなくはないんだけど、どーしてもね、相手に言わせると、まぁよくある台詞で、『俺と音楽とどっちが大事なんだ』と言われたとするじゃない」
「うん」
「FAVさんどう答える?」
「音楽」
「つまり、そういうこと。あたしはそう答えるに決まってるんだけど、そう答えるとむこうさんはまずげんなりする」
「なるほど」
FAVはすごくよく理解できたような気がした。
自分だってそうだ。すごく好きな奴でも、音楽を捨てて自分のところへ来いなんて言われたら、百年の恋も冷めてしまう。
音楽と自分を切り離して生きていけるなんて単純に考えるお馬鹿な奴とやっていける訳がない、とFAVも思う。
まあその点はイキはなかなか判ってはいる奴だったけど。だけど、もう奴にときめくことはないのだ。
「でも変よねえ」
HISAKAは続ける。
「不公平じゃない? 男は夢があるからって女を片手間にするくせに、女には他に夢があってもそれを捨てて自分一人を見ろって要求するなんて」
「あ、それ判る」
「でしょー?」
「うーん」
「女は夢なんて持たない動物だって思ってんのかしらねえ」
*
他のメンバーにも紹介された。
打ち上げの時はメイク+衣装だったので、ひどく派手な印象が強かったが、案外平常はそうでもないようだ、とFAVは思った。
TEARは目をまん丸くして、その後無性に喜んでいた。ハイになりまくっていた。FAVはとてもあの時強引に自分を一気させた奴とは思えなかった。
TEARは日常でもたいていアクセサリーはつけていて、季節を問わず着ているタンクトップの生地がぱんぱんになっている胸の上に、じゃらじゃらと何連か掛かっている。
重くはないかと思ってしまうくらいだが、至って本人は平気のようである。
近目で見ても、格好いい女だとFAVは思った。アルトの声が心地よい。だがその声でいきなり、げたげたと笑うところは気が抜ける。
P子さんは、最近正式メンバーになったのだという事情を告げると、
「だけど別に何か変わったという訳ではないんですがね」
そうおっとりと言う。いつも眠そうな目をしている彼女はそのぼーっとした日常とは別人のようにスピーディなギターを弾くのがFAVには信じがたい。
「いや、別に意識してそうしたって訳じゃないんですよ」
じゃあ何、と聞くと、
「あれに合わせてたら、嫌でもそうなりますって」
と、P子さんは自分たちのリーダーを指した。
「なるほど」
「それにもう一つ理由がありましてねえ」
P子さんはあくびまじりで続ける。
「HISAKAはギターは弾けないのに、ギター譜まで作ってくるから、ギターの運指とか、常識を無視して書かれているそれを音にすると、あーなっているんですってさ。だけどワタシ譜面読めませんからねぇ。全くあの御仁もよくやってくださる」
「譜面で全部書いてくるのー!?」
「あの人はそれが普通。だからワタシはHISAKAやMAVOちゃんに音を取ってもらってそれを耳コピするんですがね」
だけど別に困った様子があるようには見られなかった。
ステージでは真っ赤に飛び跳ねた髪ときついメイクしているのに、どうやらその中身は何があろうがどっしりと座ったままらしい。
最後にFAVが会ったのがMAVOだった。
HISAKAは彼女を最後まで隠していたんじゃないか、とFAVが思うくらい、の最初のご対面の日から、ずいぶん長くかかった。だが、他の誰よりも、彼女と会った時がFAVは一番びっくりした。
「は?」
「だからこれがうちのMAVOちゃんだってば」
と言ったのはTEARだった。目の前にいたのは、確かにパツ金の女の子だったが。
ちょん、とカウチに座った彼女は可愛いワンピースを着ていた。ブランドものの、レースとフリルとリボン満載の総コットンのそれである。金髪とは超ミスマッチである。
本当にこれがあの時客を煽ったり怒鳴ったり脅していた女かぁ? と、FAVは目を疑ったが、耳は正直だった。声が、確かに本人だということを証明していた。
「こんにちは」
にっこりと笑って彼女はFAVにむかってあいさつした。手首にやけに大きいブレスレットをしているのが気にかかったが。
どうやらこの譜面も読める「らしい」MAVO嬢は、HISAKAの家に居候している「らしい」が、そのあたりのところは実際、FAVにはよく判らない。居候というコトバ自体に語弊があるんじゃないかと思うくらいだ。
紹介されたのは、彼女達のミーティングの日で、場所はHISAKAの家だった。
この家がまた、二、三人で住んでいるにしては大きい所で、ある部屋には、ピアノがどん、と置いてあるし、ちゃんと「応接間」なるものが存在していたのだ。
こういう家は、地方の住宅地には珍しいものではないだろう。
それは、地方の土地持ちのサラリーマンが、ローンでやっと手にするような、そんなものだったのだ。
だが一室は「スタジオ」と通称しているように、防音された部屋だった。「普通の人」はこういう部屋は持たない。
ここは一応、やや地方ではあるが、それでも地価の高い、関東地方である。それではこの家を建てただろう、彼女の父親なり母親なりは居るのか、というと、これが、見あたらない。
どうやらこの家には、HISAKAとMAVO、そしてハウスキーパーのような人の三人しかいない「らしい」。
HISAKAとMAVOが実の姉妹という話は聞いたことがなかったから、彼女達はただのあかの他人「らしい」。
あかの他人が三人、一つ屋根の下で暮らしているのだ。
MAVOは、髪の色以外はひどく「普通」にFAVには見えた。少なくとも、あのステージの女とは、全くの別人にしか見えない。
そして、ミスマッチではあるが、雰囲気としては間違っていないのだ。そのフリフリのワンピースが。
黒い髪や、やや軽く色を抜いただけだったら、いっそ彼女達の追っかけをしている少女達の一人と言っても、全く疑われもしないだろう。
リボンとフリルとレースと、そしてコットン・キャンディの似合うような。九号の服。見ただけで判るサイズ、この国の少女達の、一番多いサイズ。
FAVは、こういった服は嫌いではない。ただし、自分が着ない、という条件つきだが。
昔は着る事ができなかった。今は着ても似合わない。
妙に、この「女の子」に、苛立ちを感じた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
さくらと遥香
youmery
恋愛
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香(=かっきー)。
さくら視点で描かれる、かっきーとの百合恋愛ストーリーです。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[完結]
(支え合う2人)
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる