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笙子の話
「ちょっとはキレイになったかな」
私は浴室の鏡に、自分の身体を映す。
最近、Bカップにまで成長した膨らみかけの胸。
ゆるく巻いた栗毛色の髪。中学3年生にしては、大人びているんじゃない?と自分でも思う。
何より、今日の感覚がまだ鮮明に残っている。
「ロストバージン…か」
私の通う女子中は、いわゆるお嬢様学校だ。
姉の輝子と同じ。吹奏楽部で真面目一筋の姉と比べ、私はどっちかといえば活動的な性格だ。
テニス部に打ち込む時間は楽しいし、友達にも恵まれている。でも…恋愛は本当に出会いがない。
公立中に行った友達とする恋バナも、最近はキスの先の話が増えた。中3になって、処女喪失する子が徐々に出てきたのだ。
痛いし、血が出る…そんな生々しい話を聞いて、私もさっさと経験を済ませてしまいたい、でも初めては上手な人がいいな。そんな風に思っていた。
夏休みに入り、私は新学期までに処女を卒業すると決意を固めた。ただ、相手がいない…。
そこで頼ったのが、中学受験で指導されていた家庭教師の大学生、雅樹だ。今は社会人になっている。
好きではないこともないが、年が離れすぎて恋愛対象ではない。でも、それくらいの方が気楽で良かった。話が進み、雅樹が会社を休む5日後に処女喪失を決行することになった。
「怖くないといいな…」
初めては好きな人に、という友達のほうが圧倒的に多い。でも私は、あまりそれにこだわりはない。
恐怖感なく初体験を済ませられる方が重要だった。
処女喪失の日が決まったことで、私は少しずつ準備を整えていった。まず、身体だ。男性に処女を捧げるので、毛の処理なども完璧にしておきたい。自室で手鏡を用意し、座って脚を広げて膣口を映す。穴の周辺の毛を丁寧に剃っていく。
自分の性器をまじまじとみるのは初めてだ。
両手で陰唇を広げてみると、処女膜が確認できる。
ぴったりと膣口を覆っていて、真ん中に小さな穴が開いていた。「ちゃんと入るかな…」と少し不安になった。そこからは毎日、指を一本だけ挿入し、異物感に慣れる練習もしていった。
人差し指なら何とか入るようになり、徐々に安心感が増していった。姉はたぶん、結婚まで処女を守るような性格。私がこんな準備をしているなんて、思いもしないだろう。
当日に着る下着も新しく買った。大人っぽい、水色のデザインが気に入った。血が出ることが多いというので、ショーツと生理用ナプキンも用意してポーチに詰めておく。喪失後は、これで帰宅すればいい。処女喪失日は、たまたま生理予定日の1日前になった。出血があっても、怪しまれないだろう。色々勉強すると、いわゆる安全日のようなので、コンドームはつけずに行為をしてもらうことも決めた。やっぱり最初は生身の身体同士がいい、と思ったからだ。
いよいよ、その日が来た。前日はあまり眠れなかったが、いつもより少しだけ時間をかけてメークを整えて家を出る。家族には、友達と遊ぶことにしているから、夕方には帰らないといけない。
帰ってきた頃、私は大人の階段を上がっている。
雅樹の家は歩いて15分ほど。チャイムを鳴らし、大きく息を吐いた。
「よろしくお願いします」
頭を下げて入ると、雅樹にぎゅっと抱き締められた。「こちらこそ。優しくする」
勉強を教わっていたあの頃と同じ。ちょっと安心した。雅樹の部屋は、いわゆるワンルーム。大学の頃から住み始めて、今も気に入っているらしい。
壁に寄せて置かれたベッド、ここがまさに私が処女を失う場所だ。真新しいシーツがピンと張られていて、中央には真っ白なタオルが敷かれている。
出血に備えて、ということなのだろう。
私はベッドに腰掛けると、雅樹が唇を重ねてきた。
雅樹は、思った通り慣れた手つきで事を進めていく。私の発達途上の胸を優しく吸い、手で撫でてくれる。経験したことのない快感が身体を包んだ。
手はお腹、そして下腹部へ。手や口で膣口を刺激され、思わず声が漏れる。ぴちゃぴちゃと音が響き、時間を忘れて身を委ねた。膣はどんどん潤いを増し、雅樹も撫でながら器用に服を脱いでいく。
初めて生で見る男性器が、ピンと立ち上がっている。「これ塗ると痛くないからさ」
雅樹は用意していた潤滑ゼリーを、男性器にまんべんなく塗った。私の膣口にも丁寧に。手が処女膜に当たると少し痛いが、これだけ濡れていればすんなり入るんではないかと思う。
「いいよ、入れてください」
雅樹はうなずき、私をそっと寝かせた。
いよいよ、行為が始まる。
仰向けになった私は、膝を立てて大きく脚を開いた。アダルトビデオで学んだ正常位というやり方だ。この姿勢は、いつか見た出産の体位と同じに思う。いつか私もこうして、新たな命を生み出す日がくるかもしれない。子供はやはりセックスでお腹に宿すわけだから、一見無防備なこの姿勢は女子にとって神聖な姿勢なんではないか。しっかりやらなきゃ…そんな風に考えながら、天井を見上げた。
私は脚を持つようにしてさらに開き、腰の下にタオルがあることも確認した。
「お願いします」
雅樹がうなずき、膣口に男性器を当てがった。
「うっ…」
激痛が走ったが、グッとこらえた。
私は脚を広げた姿勢を維持することだけ考え、雅樹がするままに任せた。角度を変え、潤滑ゼリーを足して試行錯誤してくれている。
しばらくして、挿入の角度が決まったようだ。
「痛いと思うから、一気にいくね」
雅樹は私の腰を両手でつかみ、逃げられないようにした。私も覚悟を決め、目を閉じた。
次の瞬間、火花が散ったような痛みが走った。
「っいたぁぁぁい!!!」
私は叫んだ。身体に焼いた棒を入れられているような感覚。これこそ、処女喪失した証だった。
「おめでとう」
雅樹がそっと撫でてくれた。
私の視界は涙でみるみる潤んだ。
しばらく、雅樹は繋がったままで痛みが和らぐのを待ってくれた。「動いて良いです…」
私は処女喪失するだけでなく、ちゃんとしたセックスを経験したかった。だから、我慢して雅樹にそう声をかけた。男性器がゆっくりと出入りを始める。動く度に擦れるように痛い。
10分ほど、続けていただろうか。私は痛みの中に快感が交じることに気づき始めた。
「ちょっとだけ、気持ちいいかも…」
雅樹の律動が速くなる。私の快感も大きくなり、頭が真っ白になってきた。
「どこで出す?」
「そのままお願いします…」
中学生で妊娠するわけにはいかない。そんな理性は、快感と雅樹に全てを委ねたい感情が押し流していった。今日は安全日でもある。今朝の体調を考えれば、今日にも生理が来そうだし…
「出されるのも初めてだね。いくよ」
雅樹は私の腰を掴み、グッと奥まで突いた。
その瞬間、温かいものがじわっとお腹に広がる感覚があった。中に出されるのはこんな気持ちなんだ…。私はただ、ふわふわとした快感に身を委ねた。
雅樹がそっと男性器を引き抜く。私は挿入されたときのように、脚を開いたまま。ドロリと膣から液体が出る感覚に、思わず下腹部に目をやった。
精液が逆流してきたようだ。処女喪失の血と混じり、桃色をしていた。
「お腹に力入れてごらん?」
私はグッと力むと、精液がさらに出てくる。
これだけたくさん…自分とセックスをして、男性が射精に至った。一人の女性として、立派に満足させることができて、私はうれしかった。
「本当にありがとうございました」
準備していた通り、生理用ナプキンをあてがって帰路につく。歩き方が何か変な自覚がある。まだ膣に何か入ったままのような感覚があるからだ。
「ただいま~。生理なってダルいから寝る」
処女喪失がばれないように、すぐ自室へ駆け込む。
そっと下着を脱ぐと、ナプキンにも血が出ていた。
生理ではない、大人の女性の証だ。
喪失の準備をしていた時のように手鏡で膣口を観察すると、処女膜に裂け目が入って充血していた。
指を入れるとヒリヒリ痛く、抜くと少し血がついていた。
「もう、処女じゃないんだ」
笙子の、忘れられない中学3年の夏の日だった。
私は浴室の鏡に、自分の身体を映す。
最近、Bカップにまで成長した膨らみかけの胸。
ゆるく巻いた栗毛色の髪。中学3年生にしては、大人びているんじゃない?と自分でも思う。
何より、今日の感覚がまだ鮮明に残っている。
「ロストバージン…か」
私の通う女子中は、いわゆるお嬢様学校だ。
姉の輝子と同じ。吹奏楽部で真面目一筋の姉と比べ、私はどっちかといえば活動的な性格だ。
テニス部に打ち込む時間は楽しいし、友達にも恵まれている。でも…恋愛は本当に出会いがない。
公立中に行った友達とする恋バナも、最近はキスの先の話が増えた。中3になって、処女喪失する子が徐々に出てきたのだ。
痛いし、血が出る…そんな生々しい話を聞いて、私もさっさと経験を済ませてしまいたい、でも初めては上手な人がいいな。そんな風に思っていた。
夏休みに入り、私は新学期までに処女を卒業すると決意を固めた。ただ、相手がいない…。
そこで頼ったのが、中学受験で指導されていた家庭教師の大学生、雅樹だ。今は社会人になっている。
好きではないこともないが、年が離れすぎて恋愛対象ではない。でも、それくらいの方が気楽で良かった。話が進み、雅樹が会社を休む5日後に処女喪失を決行することになった。
「怖くないといいな…」
初めては好きな人に、という友達のほうが圧倒的に多い。でも私は、あまりそれにこだわりはない。
恐怖感なく初体験を済ませられる方が重要だった。
処女喪失の日が決まったことで、私は少しずつ準備を整えていった。まず、身体だ。男性に処女を捧げるので、毛の処理なども完璧にしておきたい。自室で手鏡を用意し、座って脚を広げて膣口を映す。穴の周辺の毛を丁寧に剃っていく。
自分の性器をまじまじとみるのは初めてだ。
両手で陰唇を広げてみると、処女膜が確認できる。
ぴったりと膣口を覆っていて、真ん中に小さな穴が開いていた。「ちゃんと入るかな…」と少し不安になった。そこからは毎日、指を一本だけ挿入し、異物感に慣れる練習もしていった。
人差し指なら何とか入るようになり、徐々に安心感が増していった。姉はたぶん、結婚まで処女を守るような性格。私がこんな準備をしているなんて、思いもしないだろう。
当日に着る下着も新しく買った。大人っぽい、水色のデザインが気に入った。血が出ることが多いというので、ショーツと生理用ナプキンも用意してポーチに詰めておく。喪失後は、これで帰宅すればいい。処女喪失日は、たまたま生理予定日の1日前になった。出血があっても、怪しまれないだろう。色々勉強すると、いわゆる安全日のようなので、コンドームはつけずに行為をしてもらうことも決めた。やっぱり最初は生身の身体同士がいい、と思ったからだ。
いよいよ、その日が来た。前日はあまり眠れなかったが、いつもより少しだけ時間をかけてメークを整えて家を出る。家族には、友達と遊ぶことにしているから、夕方には帰らないといけない。
帰ってきた頃、私は大人の階段を上がっている。
雅樹の家は歩いて15分ほど。チャイムを鳴らし、大きく息を吐いた。
「よろしくお願いします」
頭を下げて入ると、雅樹にぎゅっと抱き締められた。「こちらこそ。優しくする」
勉強を教わっていたあの頃と同じ。ちょっと安心した。雅樹の部屋は、いわゆるワンルーム。大学の頃から住み始めて、今も気に入っているらしい。
壁に寄せて置かれたベッド、ここがまさに私が処女を失う場所だ。真新しいシーツがピンと張られていて、中央には真っ白なタオルが敷かれている。
出血に備えて、ということなのだろう。
私はベッドに腰掛けると、雅樹が唇を重ねてきた。
雅樹は、思った通り慣れた手つきで事を進めていく。私の発達途上の胸を優しく吸い、手で撫でてくれる。経験したことのない快感が身体を包んだ。
手はお腹、そして下腹部へ。手や口で膣口を刺激され、思わず声が漏れる。ぴちゃぴちゃと音が響き、時間を忘れて身を委ねた。膣はどんどん潤いを増し、雅樹も撫でながら器用に服を脱いでいく。
初めて生で見る男性器が、ピンと立ち上がっている。「これ塗ると痛くないからさ」
雅樹は用意していた潤滑ゼリーを、男性器にまんべんなく塗った。私の膣口にも丁寧に。手が処女膜に当たると少し痛いが、これだけ濡れていればすんなり入るんではないかと思う。
「いいよ、入れてください」
雅樹はうなずき、私をそっと寝かせた。
いよいよ、行為が始まる。
仰向けになった私は、膝を立てて大きく脚を開いた。アダルトビデオで学んだ正常位というやり方だ。この姿勢は、いつか見た出産の体位と同じに思う。いつか私もこうして、新たな命を生み出す日がくるかもしれない。子供はやはりセックスでお腹に宿すわけだから、一見無防備なこの姿勢は女子にとって神聖な姿勢なんではないか。しっかりやらなきゃ…そんな風に考えながら、天井を見上げた。
私は脚を持つようにしてさらに開き、腰の下にタオルがあることも確認した。
「お願いします」
雅樹がうなずき、膣口に男性器を当てがった。
「うっ…」
激痛が走ったが、グッとこらえた。
私は脚を広げた姿勢を維持することだけ考え、雅樹がするままに任せた。角度を変え、潤滑ゼリーを足して試行錯誤してくれている。
しばらくして、挿入の角度が決まったようだ。
「痛いと思うから、一気にいくね」
雅樹は私の腰を両手でつかみ、逃げられないようにした。私も覚悟を決め、目を閉じた。
次の瞬間、火花が散ったような痛みが走った。
「っいたぁぁぁい!!!」
私は叫んだ。身体に焼いた棒を入れられているような感覚。これこそ、処女喪失した証だった。
「おめでとう」
雅樹がそっと撫でてくれた。
私の視界は涙でみるみる潤んだ。
しばらく、雅樹は繋がったままで痛みが和らぐのを待ってくれた。「動いて良いです…」
私は処女喪失するだけでなく、ちゃんとしたセックスを経験したかった。だから、我慢して雅樹にそう声をかけた。男性器がゆっくりと出入りを始める。動く度に擦れるように痛い。
10分ほど、続けていただろうか。私は痛みの中に快感が交じることに気づき始めた。
「ちょっとだけ、気持ちいいかも…」
雅樹の律動が速くなる。私の快感も大きくなり、頭が真っ白になってきた。
「どこで出す?」
「そのままお願いします…」
中学生で妊娠するわけにはいかない。そんな理性は、快感と雅樹に全てを委ねたい感情が押し流していった。今日は安全日でもある。今朝の体調を考えれば、今日にも生理が来そうだし…
「出されるのも初めてだね。いくよ」
雅樹は私の腰を掴み、グッと奥まで突いた。
その瞬間、温かいものがじわっとお腹に広がる感覚があった。中に出されるのはこんな気持ちなんだ…。私はただ、ふわふわとした快感に身を委ねた。
雅樹がそっと男性器を引き抜く。私は挿入されたときのように、脚を開いたまま。ドロリと膣から液体が出る感覚に、思わず下腹部に目をやった。
精液が逆流してきたようだ。処女喪失の血と混じり、桃色をしていた。
「お腹に力入れてごらん?」
私はグッと力むと、精液がさらに出てくる。
これだけたくさん…自分とセックスをして、男性が射精に至った。一人の女性として、立派に満足させることができて、私はうれしかった。
「本当にありがとうございました」
準備していた通り、生理用ナプキンをあてがって帰路につく。歩き方が何か変な自覚がある。まだ膣に何か入ったままのような感覚があるからだ。
「ただいま~。生理なってダルいから寝る」
処女喪失がばれないように、すぐ自室へ駆け込む。
そっと下着を脱ぐと、ナプキンにも血が出ていた。
生理ではない、大人の女性の証だ。
喪失の準備をしていた時のように手鏡で膣口を観察すると、処女膜に裂け目が入って充血していた。
指を入れるとヒリヒリ痛く、抜くと少し血がついていた。
「もう、処女じゃないんだ」
笙子の、忘れられない中学3年の夏の日だった。
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