世界を越えたら貞操逆転

トモ治太郎

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機密の話

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今日も朝から快晴、良い天気だ。と言うか俺が来てからまだ雨が降ったことがないな。

さて今日は指輪を買いに遠出をする日だ。ここに来てクルマでしか移動した事のない俺は初めての乗り物に年甲斐もなくわくわくしている。

「なんか今日の幸介様ご機嫌ですね」
「ははは!幸介さん、子供みたいだ」
「まぁ外見だけは子供だからな。歳相当でいいんじゃないか」
「やかましい… この世の技術を見れる機会だテンションが上がるのはしかたない」

「たしかに幸介さんの世界ってタイヤが当たり前だからね、ここの電車や飛行機を見たら驚くかも」
「それはそうかもしれませんね。私も初めてタイヤ以外の車を乗った時はわくわくしました」

そんな他愛もない会話をしつつゆかりの運転するクルマは駅に向かって走っている。

(そういやこのクルマも5人乗りなんだな。俺達全員で一杯一杯だ。俺がクルマを貰う時はもう少し人数を乗せれるクルマだと言いな)

助手席には誰も乗らず、後部座席の真ん中に俺。両隣に澄玲と咲良が乗っている。2人共おっぱいを押し付けてくるので俺は理性を抑えるのが大変だ…

さて指輪を買いに行くわけなんだが、実は澄玲の制約の指輪はもう到着している。先に渡すと不公平かと思ってみんなに指輪を買ったタイミングで渡そうと考えている。

駅について俺が乗る車両のホームに向かう。いつもなら「騒ぎになる」と言ってくる咲良達は何も言ってこない。それに周りにいる女性も俺を遠目から見る者はいても近付こうとはしなかった。

「駅は男性の方も利用しますからね。数少ない男性ですのでどうしても視線は男性にいきますけど、無理に誘おうとする人は少ないですよ」
「少ないって事は無理に誘う者もいるって事だな?」
「はい、残念な事に自分勝手な人はいます。そういう人はすぐに逮捕されてお仕置きされます」
「お仕置きか…」
「うん!お仕置き!!あれって結構きっついんだよねぇ~~」
「澄玲はお仕置きされたことがあるのか?」
「ん~ あそこまで酷いのはないけど、前に署長とは知らず頭をペシペシ叩いたら、それが署長だって言うから。その時にお仕置きされた」
「しかし、本当に澄玲を見るとこんなのが昇進できるなって思うよ。そんなに人材不足なのか?」
「あ~ 澄玲はこれさえなければ優秀なんだよ。性格に難なければあたしより早く昇進してもおかしくないんだ」
「まぁ優秀な者は曲者が多いからしかたないのかもしれないな」
「それは幸介の世界の話しか?どこの世の中でも一緒なんだな」
「まぁ同じ人間だからな」

ホームは地下にあり、そこに着くと電車が1台停まっている。

(見た感じリニアモーターカーなんだが…)

「急いで手配したから旧型しか残ってなかったよ、今日はこれで勘弁な」
「これで旧型か… 本当にこの世は俺の世より技術が発達してるんだな…」
「幸介様の世界も旧型と同じ乗り物があるんですか?」
「あぁ、と言ってもまだ開発途中で実装はされていない」

俺達は電車に乗り込む。特に決まった出発時刻はなく、俺達の準備ができたらすぐに出れると言うので早速出発してもらった。

「ん~せっかくの未知の乗り物なのに地下だから景色が見えん…」
「まぁ男性専用の線路ですししかたないもかもしれませんね」
「それに、この速度だと外を見ても景色を楽しむ余裕なんかないしね」
「ところで、仙石市にはどれ位で着くんだ?」
「えーっと… あと10分って所でしょうか」
「そんなに早く着くのか?クルマだと1時間位かかるって言ってなかったか?」
「それは速度の差さ、クルマが時速100キロだとすればこれは時速500キロで走るからな」

なるほど…それならその速さも納得だ。

『ご乗車お疲れさまでした。仙石に到着します』とアナウンスが流れる。

「ここって牛肉も有名なんだよねぇ。幸介さん、お昼は牛肉にしよ!」
「この前言ったあの店より美味いのか?」
「ん~あそこと比較するとどうだろう。同じ位か少し下かって所だと思うよ」
「なるほどな、せっかく来たんだし昼はそこにしてみるか」
「やった!じゃぁ予約入れておくね」

そう言って澄玲は慣れた手つきでスマホを操作する。

「澄玲のくせにスマホ操作早いな…」
「幸介の気持ちはわかる。でもさっき言っただろ?あれでも優秀なんだって…」
「なるほどな… でもSEXはダメダメだったな」
「まぁアレも人だし向き不向きってあるのかもしれないな」

そんな会話をしつつ目的の装飾店に到着する。

中に入ると大勢の女性客で賑わっていた。俺が入ると一斉にこちらを見るが、隣にいる3人の証を確認するとすぐに元に戻って行った。
そこに1人の店員が話しかけてくる。

「いらっしゃいませ。本日はどのような物をお探しですか?」
「今日はコレを除いた2人の指輪を探しに来た。シンプルだが豪華な物が望みだが、そんな都合の問良い物はあるか?」

そういうと店員は咲良とゆかりを見つめる。

「そうですね… お二方ならあちらの商品が良いかもしれません。ご案内します」

俺は店員の後をついていくが3人は店内の物に興味津々だ。

「ゆかりはこういうのに興味無いのかと思ったがそうでもないんだな」
「あたしも一応女だしね。こういった光物に興味はあるよ」
「先輩がこの中だと1番興味あるかもね。逆に興味がないのは咲良だよ」
「そうなのか?咲良が1番興味あるのかと思った」
「たしかに私はこういった物より生物が… って何言わせるんですか…」
「ボク達は何も言ってないよ?咲良が自爆しただけじゃん」
「うぅ…」
「ま、まぁこれは俺からの一生に1度の贈り物だ。自分が気に入った物を買うといい」
「それはそうとボクには何もないの?」
「ん~澄玲だけ何もないのは可哀そうだな。指輪は決まっているから他に何かいいのがあったら買ってあげよう」

そういうと澄玲はご機嫌にステップを踏む。やがて店員の案内が終わり説明に入る。

「ここですとお客様が望む品があると思います。試着する時はお声がけください」

店員が離れていき3人は品定めをしていく。

(こういう時、男は暇になるな)

俺は3人が決まるまでショーケースの中にある貴金属を見てまわる。

(しかし、俺にはこれの価値がわからんが高いな… こんな針金で作ったようなものが100万だと?)

最近知ったが、この世の相場は俺の世と左程変わりはない。

「こちらの商品は当店のオススメになっております」
「あぁ… 選ぶのは俺じゃなくあの娘達なんであの娘にススメてくれ」
「これは失礼致しました」

何度かこんなやりとりがあり、1時間程経過してようやくお目当ての物を見つけたようだ。

「幸介、あたしはこれがいい」
「私はこれにします」
「ボクはこれで~」

3人が選んだのは俺から見ても似合いそうな物ばかりだ、どれどれ値段はっと…
俺の世の時の給料三か月分×3とは狙ったのかわからんが都合が良すぎる…

俺は支払いを済ませ、3人はそれぞれの物を身に着ける。

「澄玲、お前にはこれだ」

俺は澄玲に制約の指輪を差し出す。そして澄玲の左薬指に指輪を付ける。
指輪はガバガバだがやがて澄玲の指に丁度よく収まっていく。

(どんな技術なのか知らないがすごいな…)

「ありがとう… 幸介さん…」

制約の指輪とは言え俺から直接渡されて澄玲は照れているようだ。

「これで機密情報が話せるな。帰ったら話すとしようか」
「うん、よろしく!」

買い物も終えて良い時間になった所で予約した店へと向かう。
そこは人気店なのか大勢の人が並んでいた。

「ここまで行列ができるとはすごいな…」
「でもボク達は予約してるから関係ないよ♪」

俺達は店に入り「予約してた鈴川です」と告げるとすぐに奥の個室に案内される。

「俺がいるからだと思うがどこの店も奥の個室だな」
「まぁね、幸介さんがそこら辺のテーブル席にいたら営業妨害になるもの」

そればかりは慣れないな… 貴重な男性とは言え俺にはまだ自覚が足りない。

「ボクはこれとこれとこれ」
「あたしはこいつにしてみるか」
「私はどれにしようかな…」
「ちなみにここの支払いは俺か?」
「「「もちろん!」」」

こんな時ばかり声を合わせるな… と言いたいがここは年の功で奢ってあげよう。

さて目の前にはこの前より大量の料理が並んでいる。バイキング形式にしたのか?と言わんばかりだ。

俺は自分が頼んだ料理を食べていると次々に娘達の腹の中に料理が消えていく…

「ん~美味しいのは美味しいけど、あの店よりは劣るかな」
「そうだな、でもこれはこれで美味い!」
「さすがここの名産ですね、それに1つ1つの料理の味付けが違うので色々楽しめます」

さて本日のお会計だが、これだけ注文したのに、あの店より安い。それでも結構な額だがな…

午後からは特に目的はなく、3人の買い物に付き添う事になる。
しかし年頃の娘が何でアーミーショップなんだ?
しかもみんな目が輝いているし職業柄そうなってしまうものなのか?

3人共目的の品が買えて満足そうだ。

(キミ達、さっきの装飾店の時より良い顔してるぞ…)

お目当ての品が買えて満足なのかもう帰っても問題ないそうだ。
またリニアモーターカーに乗り帰路に着く。

さて、澄玲とお話ししなきゃいけないな。

「澄玲ちょっといいか?」
「何?どうしたの?」
「この指輪についてと俺の機密についてだ」
「それじゃここより向こうの部屋の方がいいね。そっちで話そ」

俺は指輪に危険性と禁忌事項。そして俺の機密を話していく。

「なるほど… 当たり日に幸介さんとHするとほぼ100%妊娠か… これは話せないね。でもボクだから口が滑りそうだね。この指輪を付けて正解だったよ。こんなのバレたらとんでもないことになるもの」
「そういう事もあって澄玲達とHできなかった訳だ」
「そっか…、でも仮に3人共同じ出産日でもその頃にはお手伝いさんも増えるでしょ?特に気にすることないんじゃない?」
「だが、みんな妊婦さんなのが引っかかってな…」
「そんなの気にすることはないよ、それとも幸介さんは自分が嫌だからボク達とHしないと言うの?」
「そういうわけじゃないんだけどな」
「ん~ 幸介さんの悩みはおそらくこの世の誰にも理解できないと思うよ。でもこの国は、いや世界の人口はどんどん減ってきている。幸介さんはそれを修正する力がある。その力を使わないのは変じゃない?」
「そういうものかな?」
「そういうものだよ。この世の女性はボクも含めみんな1人でも多くの子を産みたいと思っている。でもそれは叶わない。なので幸介さんは1人でも多くの女性とHして子供をつくればいいんだよ」
「わかった、じゃぁ早速澄玲を妊娠させるか」
「え?もう?いや~幸介さんのアレは凶悪だからボクが持たないっていうか…」
「1人でも多くの子を産みたいんだろ?さっさと行くぞ」
「ちょっ… 待って… ボク今日は当たり日じゃないよ?どちらかと言うと外れ日に近いかも…」
「大丈夫だ、言ってなかったが俺は外れ日でも5%の確率で妊娠させることができる。それに出来なかったらできるまでやればいいだろう」
「だから!それだとボクの体が持たないって!ちょ!力強い!あぁぁぁぁ…」

俺は澄玲を引きずって俺の部屋に放り込む。行為が終わったあとの澄玲は腰をガクガクさせて失神していた。





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