世界を越えたら貞操逆転

トモ治太郎

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バカ娘

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「第138回遠山家の女子会を開催します」


この家に住む女性3人がテーブルを囲んで座っている。
司会進行は澄玲だ。ちなみに俺は性行為の為外出している。

「遠山家って言ったってあたし達は指輪はもらったけど、籍は入れてないぞ?」
「そんな細かいことはいいの、籍なんて紙切れ1枚出したら終わりでしょ?」
「先輩… それは事実なんですけど、もうちょっと言葉変えましょうよ…」

「そんな事は置いといて、今日は幸介さんの性欲について話し合います」
「澄玲は幸介の性欲をどうしたいんだ?」

澄玲はこの前の出来事をみんなに話す。初めは面白半分に聞いていたが次第に顔色は悪くなる。

「このままだとボクは幸介さんに壊されます!」
「そんなのこの世の女からすれば贅沢な悩みじゃないか、安心して壊されな」
「私はこの前位でしたらまだいけますので何とも言えませんね…」
「じゃぁ咲良が毎日幸介さんのお相手すればいいんじゃないか?」
「私はそれでもいいんですけど、みなさんはそれでいいんですか?」
「あたしはしばらくいいや。妊娠もしたし、おちつくまでしなくてもいい」
「ボクは性欲がなくなった幸介さんなら試しに相手してもいいかな」
「でも私とHし続けても早い内に妊娠しちゃいますよね?その後はどうするんですか?」
「……。」

この日の女子会は方針が決まる事がなく閉会する。

しばらくしたある日、俺は咲良に会い、咲良が妊娠をどう考えてるのか聞いてみる。

「私はいつ妊娠してもいいですよ?それなのに幸介さんは先輩とHしたのに私には手を出してくれないじゃないですか…」

そういや我が家の1番のモンスターは咲良だった…
俺はその日咲良から5回ほど搾り取られた…

「幸介様ご馳走様でした♡」


翌日以降も俺は性行為に励む、とりあえず軍資金を貯めないとできるものもできない。
精液提供も進んで行う。
モンスターの咲良がいれば一回で数回の射精が可能だ。

そんな日が続いたある日、堤補佐官から電話が来た。

「遠山さんお久しぶりです。少子化対策にご協力頂きありがとうございます」
「いえいえ、俺も好きでやってることですから…」
「それで本日お電話した事なのですが、実は精液提供についてなのです。遠山さんには一回20万の謝礼金をお渡ししているのですが、遠山さんの力を過小評価していたのもありまして、このペースでご提供頂くと予算が不足してしまいます」
「あー簡単に言えば金がないから制限するか、一回分の謝礼を少なくさせろってことですか?」
「身も蓋もない言い方をすればその通りです」
「それじゃ制限を付けましょう。月に何度までなら謝礼が出ますか?」
「えーっと月に10回まででお願いします。2カ月に1回は義務提供がありますので11回分お願いします」
「それでいいですよ。でも政府に金がないって俺の精液で荒稼ぎしているものだと思っていましたがね」

それはこの世にきた当初から思っていた。SSSランクの精液なんてどの国でも喉から手が出るほど欲しいはずだ。

「そうしたいのは山々なんですが、そうすると遠山さんの個人情報を提供しないといけなくなります。今の遠山さんの精液はSランクとして出荷してます。前から比べれば出荷の数も増えたのですが、その分遠山さんへの謝礼も増えたわけですよ」
「ん~ ちなみに個人情報がバレたらどうなります?」
「簡単に言えば遠山さんが他国に拉致される危険性が高まります。それ以外にも自国でも拉致を考える者がいるでしょう」
「それって国際の組織で何とかできないものなんですか?」
「もちろんそうなった場合は出来る事は行いますけど、それでもすべてを防ぐ事は無理な状況です」
「たしかに目覚めたら簀巻きにされてたなんて嫌ですからね…」
「はい、なので今のままで活動している方が1番安全なのです」

命を狙われるより今のままでいいな、謝礼に制限があるのはしかたないが折れる所は折らなきゃダメだろう。

「これで話は終わりですか?」
「あ、それともう1つ遠山さんにお願いがあります」
「そのお願いとは?」
「私の娘と性行為をして頂きたいのです」
「はぁ、それは構いませんけど。でしたら娘さんにあのアプリに登録するように言ってください。登録が完了したら特徴を教えてくれればこちらで選びます」
「それが… 娘はあんなアプリで会う男なんてロクなのがいないと駄々を捏ねまして登録してくれないのです」
「いや… さすがにそれは俺の許容範囲を超えてますよ… そこは母親である貴方が説得する所でしょう」
「そうですよね…」

堤補佐官の声が暗くなっているのがわかる。俺だって何とかしてあげたいが政府関係者だし、もしその事がバレたらただじゃ済まないだろう。

「あとは、娘さんに俺の住んでる近場に遊びにきてもらうかですね」
「それはどういうことでしょう?」
「俺は先に堤補佐官から娘さんの情報をもらいます。娘さんは俺がいるのを知らず遊びに行きます」
「はい」
「そして偶然俺に会うんです。そしてその流れで性行為へ。というのはどうでしょう」
「大変良いお考えなのですが、娘は男嫌いでして…」
「そんなの最初から詰みじゃないか… それじゃ仮に俺がレイプして孕ませても、それを汚点と思って自殺してもおかしくないだろ…」
「おっしゃる通りなのです…」
「とにかく、俺は協力はしますけど、無理やりはしません。申し訳ないのですが男嫌いを治す。説得させるのは堤補佐官しかできません。上手く言ったらまた連絡ください」
「わかりました。無理いってすみません」

堤補佐官との会話が終わる。

「どうした幸介?大きな声出して何かあったか?」
「ゆかりか… じつはさっき…」

ゆかりに堤補佐官との内容を報告する。ゆかりはすこし考えると自分の考えを話す。

「それって、男が弱っちいから、そんな男は嫌いってパターンだな」
「それじゃ強い男ならいいってことか?」
「まぁその通りなんだが、よく考えてみろ?この世の男性のほとんどは女を恐れている。そんな男を強いと思うか?」
「思わないな…」
「そういう奴は強い男だって示せば一発で落ちるものさ。堤補佐官の娘だっけ?政府関係者の娘だから、甘やかされて育ったんだろう」
「まぁそれはありそうだな…」
「だからさっき幸介が堤補佐官に話した娘をここに遊びに来させる。で通用するんだよ。偶然出会ってまぁちょっとしたバトルはあるかもしれないが負かしたらそのまま孕ませればいい」
「孕ませるって何か響きが悪いな…」
「どちらにしろ同じ事だろ?」
「そうか、じゃぁもう一回話してみるよ」

俺はもう1度堤補佐官に電話する。そしてゆかりの考えをそのまま伝える。
堤補佐官もそういうタイプの女性がいるのは知ってたがまさか自分の娘が… と思ってたらしい。
まずはダメ元でここに遊びに来させては?と提案する。堤補佐官はそれに了承し、あとで娘の情報を送る事を約束し通話を終える。

後日、堤補佐官からメッセージが来た。今日から3日後に旅行に出かけるようにしたのだと言う。
俺の屋敷が有名だって事にしてそこに見学にいくように話はしてあるがどうなるかはわからないらしい。
俺は娘さんの情報と滞在先のホテルを聞いて3人の娘を呼ぶ。

「まぁたしかに幸介から見ればあたしも娘かもしれないが、何か腑に落ちないねぇ」
「まぁそんなことはどうでもいい、それより堤補佐官から情報が入った」

俺は娘達に堤補佐官の娘の情報を開示する。

「へぇー、この子が娘さんか如何にもお嬢様って感じだな」
「こういうタイプが適齢期を逃してあとで後悔するんだよねぇ」
「勉学はできるけど社会に対しての知識はないのでしょうね」

みんなボロクソに言ってるけど、娘さんの見た目は悪くない。こういう高飛車を落とすのも面白そうだと思ってたんだ。

「でも幸介の毒牙にかかれば一発だろう」
「ですね、幸介様にかかれば敵ではありません」
「それより、それで幸介さんに惚れないか心配だなぁ」

何か俺の評価も良いのか悪いのかわからんな…

「とにかく3日後にここに来るから、何かわかり次第連絡してほしい」

こうして堤補佐官の娘の捕獲?計画がスタートした。

3日後、娘さんは電車で向かうと教えてもらった。
駅に澄玲を手配し情報を待つ。

『幸介さん?娘さんが駅に着いたよ。そのまま車に乗り込んでホテルに向かって行った』

ホテルって事は今日は行動しないのだろうか?俺は探偵じゃないからそこまで頭が回らん。

「まぁここは澄玲に任せておくといいさ。バカな事さえしなければあいつは優秀だ」

しばらくして澄玲から連絡が入る。

『幸介さん娘さん動いたよ。どうやらあのお店に食事に行くっぽい。ボク達もそこに食事にいかない?』
『お前は自分が食べたいだけだろう… まぁいいさ、敵さんの顔を拝みに行くか』

俺は2人の娘に声を掛け、あの店へと向かう。
途中で澄玲と合流し4人で店へ入る。平日の夕方前って時間もあり店はそんなに混雑してない。いつもなら個室に行くのだが、今日は娘さんがいるテーブル席の近くにする。

どうやら娘さんは友人と思われる2人を連れて来たようだ。

もうこの景色になるのはわかっていた…
俺達のテーブルにはこの前以上の料理の山が並んでいた。一方娘さんのテーブルは俺の一食と同じ位のボリュームが3人分だ。

(俺の食事量が普通なんだな… これであの娘達が大食いなだけって事が証明された…)

その時娘さんのテーブルの方から声が聞こえた、声を挙げたのは娘の様だ。

「まぁ見てみなさい、あのテーブル。あんなに乗り切れない程注文するなんてはしたないですわね」

はぁ… さっそくバトルか… 面倒だが相手にするしかないか…

「失礼お嬢さん、見た感じ高貴なお方に見えますが、このお店はこういう注文も有りなお店です。それもわからずケチをつけるとは、そちらの方がはしたないのではありませんか?」

俺の挑発で娘の顔が赤くなる。

(沸点早いなぁ… こんな挑発で顔に出しちゃダメだろ…)

「あなたこそ失礼ですわね!わたしを誰だと思ってるの?」
「さぁ?俺はお嬢さんにお会いするのは初めてですからね、初めてお会いする方の名前まではさすがに存じませんよ」
「よく聞きなさい!わたしは大臣補佐官の娘よ」
「そうですが、俺はそこら辺にいる男性です。ところでその補佐官の娘さんならこんな所で騒ぎを起こしちゃダメじゃないですか」
「何を言うのです!わたしは補佐官の娘です。偉いのですよ!」
「誰が偉いのでしょう?俺にはその補佐官が偉いとしか聞こえませんけど」
「わたしはその補佐官の娘です、補佐官が偉いならわたしも偉いのですよ!」

バカだこの娘… 社会を舐め切っている。こんな娘を持ってよく今まで堤補佐官は無事でいられたな…
俺は騒ぎになった場合の対処を3人に話しているので3人は店や他の客に説明しにまわった。

「たしかに補佐官は偉いかもしれません。補佐官になるために努力なされたのでしょう。それであなたはその方の娘ってだけでは?そうでなければ貴方の肩書を教えていただきたい」
俺の言葉に娘が黙る。そりゃそうだ『補佐官の娘』って肩書が無ければただの娘だ

「そんなのはどうでもいいのです!あなたはわたしに謝罪するのです!」
「おっしゃってる意味がわかりません。俺が何故貴女に謝罪しなければいけないのですか?今回は先に侮辱なされた貴女が謝罪すべきではありませんか?」
「そんなのはどうでもいいのです。とにかく謝罪なさい!」

「あのさぁ?そんなのどうでもいい? どうでもいいわけがないだろう?お前社会を舐めてるの?補佐官の娘だから何?親の肩書に縋る小娘が、頼れなくなったら吠えるだけか?」
「え?そんなことないですわ… ではわたしと勝負なさい」
「意味がわからないんだが。何で勝負の話しになるんだ?」
「いいのです、わたしと勝負です…」
「まぁどんな方法で勝負するのかは聞くよ」
「よく聞いてくれました!勝負はコイントスです」
「それは表か裏かと当てる方法でいいんだよな?」
「そうです!さぁわたしと勝負です!」
「勝負はいいんだけど、表か裏か最初は俺に決めさせてくれ」
「それでいいですわ。さぁ勝負!」

なんでこんな事になったのか意味不明だが。娘はコインを取り出し高く上げる。落ちたコインを隠すとどっちにするか問われる。

「表だ」
「いいでしょう、では勝負!」

コインは表を向いている。

「俺の勝ちだな。」
「まだです!これは3本勝負なのです!」
「そうか、それでもいいぞ、じゃぁ次やってくれ」

またコインを上げる。

「表」
「そう何度も表が…って表ですわ…」
「俺の勝ちだな」
「まだです3本先取です!」
「そうか、これで俺が勝ったら俺の勝ちだな」
「そうなりますけど勝負はこれからですわ!」

またコインを上げる…

「裏」

娘は恐る恐るコインを確認する。

「裏ですわ…」
「今度こそ俺の勝ちだな」
「そうですわね、わたしの完敗です…」

負けを認めると潔いな、娘は黙って椅子に座りこんだ。

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