処刑から逃げた呪いの精霊術師は追いかけてきた英雄から逃げ出したい

黄金 

文字の大きさ
15 / 34

14 アルエンツの過去・ビチュテの呪文

しおりを挟む


 星殿に入ったイデェ・ドゥアルが、久しぶりにアルエンツのもとに遊びに来た。
 
『聖女ラエリーネの護衛騎士になっちゃった。』

『なっちゃったって……。もう星殿騎士になったのか?』

 イデェは幼い頃からアルエンツと一緒にいた為か、剣を使うことが出来た。星殿に入ると騎士か司祭のどちらかを選んで修練を積んでいくらしいが、イデェは騎士の方を選んでいた。

『見習いだったんだけどさ、弟と同じ歳だって聞いて聖女ラエリーネが抜擢してくれたんだよ。』

 抜擢というわりにはその表情は面倒臭そうだ。目立つことを嫌うイデェには余計な気遣いだったのだろう。
 聖女ラエリーネが弟と同じ歳だと言うだけでイデェを選ぶには可笑しな話だと思いつつ、アルエンツはおめでとうとお祝いの言葉をかけた。
 イデェの説明では、星の聖者も聖女も護衛騎士は成人して星殿のお勤めをする為に外に出るようになってから決めるらしい。しかし既に星の聖女として表舞台に立つラエリーネに、護衛騎士がいないのは危ないという声が上がり、今回選任者を選ぶことになった。
 星殿で働く騎士は多い。年齢も幅広く、実力者を並べて聖女ラエリーネに選ばせたらしい。
 イデェは別に実力者の列にいたわけではない。見習い騎士なのでお手伝い要員だった。なのに聖女ラエリーネは声をかけてきた。
 歳はいくつかと訊かれて答えると、ビチュテと同じだと聖女ははしゃいでいたらしい。周りにいた全員呆気にとられていたし、イデェも困惑した。
 そのまま護衛騎士はイデェがいいと言い出したらしい。

『見習いだから最初はダメだって止められてたんだ。だけどさぁ。』

 じゃああの一番若い候補者に勝てたらいいわよねと聖女ラエリーネは言い出した。そしてイデェは勝ってしまった。

『やるな。』

 アルエンツの賞賛に、イデェはまあねと自慢気に頷いた。




 ビチュテとウォルオ・エルレファーニの婚約が解消されたと聞いた。
 イデェは見習いの頃にはなかった休日が、護衛騎士という職を持ってから貰えるようになった理不尽さを語るついでにそのことを教えてくれた。
 イデェは聖女ラエリーネのそばに常にいるのでいち早くそのことを知ったらしい。

『あの聖女様は元婚約者が死んだってのに、ウォルオ・エルレファーニとの婚約をはしゃいで喜んでんだよねぇ。』

『はぁ?冷たくないか?』

 イデェは頷く。

『まだ葬儀も済んでないのに頻繁にウォルオ・エルレファーニ公爵子息を訪ねてるんだ。たまーにビチュテ君にも会うよ。』

『え………。』

『可哀想~。婚約者とられるし、とった姉は新しい婚約者の腕にエスコートされてビチュテ君に話し掛けてんだよ~。聖女の性格もなかなかのもんだよ。』

 それは、確かに……。普通話しかけるもんなんだろうか?アルエンツには婚約者がいたことがないので分からないが、お互い顔を合わせずらい気がするのだが。
 
『……………でもまぁ、枯れた星の花を持ってる男と結婚するより、可愛い美人の聖女と結婚した方が男としては嬉しいだろうねぇ。』

『………ビチュテは何か反応はしてるのか?』

『反応?』

『その、怒ったりとか…。』

『いやぁ?大人しいもんだよ。無表情に黙って挨拶返してる。噂よりもなんていうか、凶悪じゃないって感じ?学校じゃどうなわけ?本当に星の花を狙ってるのか?』

 はぁ?星の花を狙ってる?

『そんな噂は聞いたことない。』

『でも有名だぞ?聖女ラエリーネの星の花も欲しがってて、虎視眈々と狙ってるんだって。今は大人しくしてるけど、怪しい実験を繰り返したり姉の隙をつく為に観察したりしてるって星殿では言われてるぞ?』

 そんな噂があっても、聖女ラエリーネは弟を庇っているらしい。そんな優しいラエリーネは、星殿の中でも人気があり、献金する貴族家が多いのだという。星殿に献金すれば、聖女ラエリーネの治癒を受ける優先順位が上がる仕組みらしく、エルレファーニ公爵家もかなりの額を入れている。イデェの実家であるドゥアル伯爵家も同様で、イデェはそんな富裕層至上主義な仕組みを嫌そうに語った。
 星殿がそうであるのは昔からなので、アルエンツは別のことが気掛かりだった。
 ビチュテは本当に他人の星の花を狙っているのだろうか。
 枯れた星の花を元に戻す為に実験を繰り返している?あの何を考えているのか読めない空色の瞳は、そんな凶悪なことを考えているのだろうか。
 あんな澄んだ瞳で?
 アルエンツはそんなはずはないと思いつつも、もしそれが本当ならばどうしようかという不安で落ち着かなかった。



 それから暫くすると、学校の中でもイデェから聞いた噂話が囁かれるようになった。
 皆遠巻きにビチュテを見ている中、アルエンツはそれが真実かどうかを見極めたくてより一層ビチュテに絡むようになった。
 もし本当なら?
 止めるべきだろう。学校には星の花を持つルエルンもいる。ルエルンは花が五つになったと喜んでいた。それが枯れれば悲しむだろう。
 直接そんな悪事を働こうとしているのかと尋ねて、そうだと答える人間はいない。どうやって突き止めればいいのか。
 ビチュテを監視する目的でビチュテに近付いていたのだが、ルエルンがまた泣きそうな顔でアルエンツに縋り付いた。

『どうしてビチュテばっかり構うの?』

『構ってるわけじゃ……。』

 これはルエルンの為だ。ルエルンに危険が及ばないように、ビチュテを監視している。
 そう説明してもルエルンは涙を流すばかりだった。
 そして事件は起きてしまった。
 他の生徒から呼ばれて走っていけば、ルエルンの右腕から血が流れている。

『アルエンツっ!僕、僕……、歩いてたらナイフが飛んできてっ……!』

 ルエルンの側には地面に血がついたナイフが落ちていた。よく実技の授業でビチュテが使っているナイフだ。
 急に精霊術の授業に変更になり、アルエンツはルエルンを教室に送った後、自分は野外の指定場所に向かう途中だった。
 星の聖者であるルエルンには野外授業が少ない。希少な星の花を持つ者である為、少しでも危険と判断される授業はギノル・スピゾ司教の室内授業を受けることになっていた。
 確かに教室に送り届けたのに何故!?
 
『このナイフが飛んできたのか?』

 とうとうビチュテが実力行使に出てきたのだ。
 どんどん生徒達が集まりだし、向こうからビチュテが来ていると報告してくる生徒までいる。
 ビチュテ……?
 ビチュテは廊下を一人で歩いていた。騒いでいるこちらを見ようともしない。いつも通りのビチュテだった。
 ビチュテは誰に噂されようと、アルエンツに怒りをぶつけられようと、涼しい顔で立っている。
 自分が傷付けたルエルンに一瞥もしない。
 何故!?精霊術は血を使うのが効果的だ。もしかしたらもう既にルエルンの血を盗んだ後なのか!?そして本当に星の花を奪う精霊術の実験をしているのだろうか。
 そう思うとザワリと怒りが湧いた。
 そうしてルエルンの星の花を枯らして自分の星の花を復活させるつもりなのかと思った。

 歩くビチュテに追いつき殴りつけた。
 不意打ちで吹き飛ばされたビチュテは、廊下の壁に背中から打ちつけ、地面に倒れて呻いている。
 その姿に一瞬動揺したが、ルエルンがアルエンツにしがみついてきたことで気を持ち直した。
 何故ルエルンを攻撃したのかと聞いても、フラリと立ち上がったビチュテは無表情にとぼけている。知らないつもりをするらしい。
 心のどこかではビチュテはこんなことをしないと信じていたのに!裏切られた気分だった。
 ルエルンはビチュテの冷たさに泣いている。

『謝るんだ、ビチュテっ。』

 一旦謝らせる必要は有るだろう。怪我を負わせたのだ。
 ビチュテは見せられた自分のナイフを見て、アルエンツとルエルンに視線を戻した。空色の瞳が虚ろにアルエンツを見たが、フイと下を向く。

『ごめんなさい……。』

 か細く謝るビチュテに周りの生徒達は大騒ぎだ。
 騒ぎを聞きつけてやってきたギノル・スピゾ司教達がこの場を収めようと生徒達を授業に戻らせたり、ルエルンから事情を訊いていたりしている。
 そんな中でもビチュテは黙って静かにその場に立っていた。
 謹慎だと言われて、もうこのまま真っ直ぐ帰るよう告げられても、静かにギノル・スピゾ司教を見つめ返しているだけだった。
 
『ルエルンも今日は帰った方がいいだろ?』

 気をつけて帰れよと声を掛けると、ルエルンは頷いて迎えに来た護衛に連れられて帰って行った。
 人もまばらになり、アルエンツも授業に行こうとして足を止める。
 思いっきりビチュテの頬を殴ってしまった。
 騒ぎが収まるまでの間、ビチュテの頬はみるみる赤くなり腫れていくのがわかったが、誰もビチュテを手当てしようとする者はいなかった。
 アルエンツは治癒の精霊術は苦手でほぼ使えない。最近は闇の精霊の力が増してしまい、攻撃特化の闇精霊には治癒は不可能だった。
 ギノル・スピゾ司教ですら治してあげようともせずにビチュテを帰してしまった。

『…………あ~~……、っくそ!』

 気になって仕方がない。
 トボトボと帰る後ろ姿がどうしても目に焼き付いてしまい、アルエンツはビチュテの後を追うことにした。
 傷の手当てをするだけ。
 そうだ、ビチュテは治癒が出来るはず。だからちゃんと治したか確認したら戻ってこよう。
 アルエンツは走った。
 どこだろう?いた!
 学校から歩いて帰るつもりらしい。ここからラディニ伯爵家の屋敷まで結構な距離がある。迎えを呼ばなかったのか?まだ授業が終わる時間じゃないから来ていなかったんだろうか。
 細い背中が今日は少し丸まっている。ビチュテは痩せている。身体は鍛えているようで筋肉はついているが、無駄な脂肪はないとばかりに痩せている。
 どう話し掛けよう……。すぐ後ろをついて歩いているのに、考え事をしているのか全くアルエンツに気付かない。
 ……ビチュテの制服が汚れている。
 さっきアルエンツが殴って倒れた所為だ。だんだんと後味の悪さが増えていく。
 早く自分に気付いて欲しい。そう思いながらアルエンツはまた少し近付いた。
 ビチュテはまだ頬を治癒していなかった。
 横から見た空色の瞳は虚ろに空中に向けられている。足は反射的に動かしているだけで、心ここに在らずだった。
 流石に傷ついたのだ。アルエンツが殴って責めたから。
 いや、責められるようなことをしたのはビチュテの方だ。
 でも、本当に…?
 ビチュテはルエルンの怪我を治さないのかと気にしていた。何も言わなかったけど、ビチュテは首を傾げ、周りを見渡してから諦めた顔をした。表情はなかったけど、空色の瞳は揺れていなかったか?
 カバンを抱き締め歩くビチュテに、アルエンツは手を伸ばそうとした。頬が赤い。きっとこのまま放って置けば、もっと腫れ上がる。
 そう思った時、ビチュテがボソッと呟いた。小さく歌うような呪文にアルエンツの手は止まる。

『……運んで、優しき精霊達よ、我が身を癒して。』

 ビチュテの頬にかかる黒髪が揺れ、フワリと風が吹いた。空色の瞳が少しだけ銀色に光り、精霊の気配を感じる。
 ビチュテの頬はスルスルと治っていった。
 初めてビチュテが精霊術を使うところを見たかもしれない。授業で使う時はお互い戦っている時で、何を喋っているのか聞こえなかった。態と聞こえないように小さく呟いていたのだろう。
 だけど今聞いた言葉は聞き覚えがあった。
 八歳の時、あの子が言った治癒の呪文だ。
 驚き立ち止まるアルエンツには、結局最後まで気付いてくれなかった。通りの脇を一人歩いて去るビチュテを見送りながら、アルエンツは冷や汗をかく。
 どうしてビチュテがその呪文を?
 星の花を持つ者は、精霊への呪文が簡略化される。だからか一人一人独自の言葉を使いがちだ。
 ルエルンはあの日言った言葉を忘れてしまったと言っていた。ごめんね、覚えてない。そう言って申し訳なさそうにしていた。
 ルエルンは覚えていなくて、ビチュテは同じ呪文を唱えることが出来るという意味なんて、一つしかない。
 息が浅く早くなる。
 目を見開き八歳の頃に見たあの子を必死に思い出そうとした。
 薄暗い大雨の中、びっしょりと濡れたマント姿のあの子の容姿はわからない。
 それでもどこか頼りない雰囲気は、ルエルンというよりもビチュテだった、
 小さくなっていくビチュテの背中を見送りながら、追いかけることが出来なかった。
 





 
しおりを挟む
感想 103

あなたにおすすめの小説

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

追放された味見係、【神の舌】で冷徹皇帝と聖獣の胃袋を掴んで溺愛される

水凪しおん
BL
「無能」と罵られ、故郷の王宮を追放された「味見係」のリオ。 行き場を失った彼を拾ったのは、氷のような美貌を持つ隣国の冷徹皇帝アレスだった。 「聖獣に何か食わせろ」という無理難題に対し、リオが作ったのは素朴な野菜スープ。しかしその料理には、食べた者を癒やす伝説のスキル【神の舌】の力が宿っていた! 聖獣を元気にし、皇帝の凍てついた心をも溶かしていくリオ。 「君は俺の宝だ」 冷酷だと思われていた皇帝からの、不器用で真っ直ぐな溺愛。 これは、捨てられた料理人が温かいご飯で居場所を作り、最高にハッピーになる物語。

「自由に生きていい」と言われたので冒険者になりましたが、なぜか旦那様が激怒して連れ戻しに来ました。

キノア9g
BL
「君に義務は求めない」=ニート生活推奨!? ポジティブ転生者と、言葉足らずで愛が重い氷の伯爵様の、全力すれ違い新婚ラブコメディ! あらすじ 「君に求める義務はない。屋敷で自由に過ごしていい」 貧乏男爵家の次男・ルシアン(前世は男子高校生)は、政略結婚した若き天才当主・オルドリンからそう告げられた。 冷徹で無表情な旦那様の言葉を、「俺に興味がないんだな! ラッキー、衣食住保証付きのニート生活だ!」とポジティブに解釈したルシアン。 彼はこっそり屋敷を抜け出し、偽名を使って憧れの冒険者ライフを満喫し始める。 「旦那様は俺に無関心」 そう信じて、半年間ものんきに遊び回っていたルシアンだったが、ある日クエスト中に怪我をしてしまう。 バレたら怒られるかな……とビクビクしていた彼の元に現れたのは、顔面蒼白で息を切らした旦那様で――!? 「君が怪我をしたと聞いて、気が狂いそうだった……!」 怒鳴られるかと思いきや、折れるほど強く抱きしめられて困惑。 えっ、放置してたんじゃなかったの? なんでそんなに必死なの? 実は旦那様は冷徹なのではなく、ルシアンが好きすぎて「嫌われないように」と身を引いていただけの、超・奥手な心配性スパダリだった! 「君を守れるなら、森ごと消し飛ばすが?」 「過保護すぎて冒険になりません!!」 Fランク冒険者ののんきな妻(夫)×国宝級魔法使いの激重旦那様。 すれ違っていた二人が、甘々な「週末冒険者夫婦」になるまでの、勘違いと溺愛のハッピーエンドBL。

【完結】婚約者の王子様に愛人がいるらしいが、ペットを探すのに忙しいので放っておいてくれ。

フジミサヤ
BL
「君を愛することはできない」  可愛らしい平民の愛人を膝の上に抱え上げたこの国の第二王子サミュエルに宣言され、王子の婚約者だった公爵令息ノア・オルコットは、傷心のあまり学園を飛び出してしまった……というのが学園の生徒たちの認識である。  だがノアの本当の目的は、行方不明の自分のペット(魔王の側近だったらしい)の捜索だった。通りすがりの魔族に道を尋ねて目的地へ向かう途中、ノアは完璧な変装をしていたにも関わらず、何故かノアを追ってきたらしい王子サミュエルに捕まってしまう。 ◇拙作「僕が勇者に殺された件。」に出てきたノアの話ですが、一応単体でも読めます。 ◇テキトー設定。細かいツッコミはご容赦ください。見切り発車なので不定期更新となります。

アプリで都合のいい男になろうとした結果、彼氏がバグりました

あと
BL
「目指せ!都合のいい男!」 穏やか完璧モテ男(理性で執着を押さえつけてる)×親しみやすい人たらし可愛い系イケメン 攻めの両親からの別れろと圧力をかけられた受け。関係は秘密なので、友達に相談もできない。悩んでいる中、どうしても別れたくないため、愛人として、「都合のいい男」になることを決意。人生相談アプリを手に入れ、努力することにする。しかし、攻めに約束を破ったと言われ……?   攻め:深海霧矢 受け:清水奏 前にアンケート取ったら、すれ違い・勘違いものが1位だったのでそれ系です。 ハピエンです。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。 自己判断で消しますので、悪しからず。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください! できるかぎり毎日? お話の予告と皆の裏話? のあがるインスタとYouTube インスタ @yuruyu0 絵もあがります Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!

クリスマスには✖✖✖のプレゼントを♡

濃子
BL
ぼくの初恋はいつまでたっても終わらないーー。 瀬戸実律(みのり)、大学1年生の冬……。ぼくにはずっと恋をしているひとがいる。そのひとは、生まれたときから家が隣りで、家族ぐるみの付き合いをしてきた4つ年上の成瀬景(けい)君。 景君や家族を失望させたくないから、ぼくの気持ちは隠しておくって決めている……。 でも、ある日、ぼくの気持ちが景君の弟の光(ひかる)にバレてしまって、黙っている代わりに、光がある条件をだしてきたんだーー。 ※※✖✖✖には何が入るのかーー?季節に合うようなしっとりしたお話が書きたかったのですが、どうでしょうか?感想をいただけたら、超うれしいです。 ※挿絵にAI画像を使用していますが、あくまでイメージです。

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

処理中です...