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13 アルエンツの過去・枯れた星の花
しおりを挟む騎士学校もそうだが、精霊術を学ぶ学校も入学する年齢というものはない。早くから入る生徒もいれば、成人である十八歳から入る生徒もいる。
学びたい内容は自分で選び、学科ごとに卒業資格をいくつ取れるかでその生徒の能力が測られる。
アルエンツは九歳から入学したが、十歳の頃にビチュテが入ってきた。ラディニ伯爵家の私生児。本来なら平民同様の存在でしかないのに、彼が入学出来たのは星の聖女ラエリーネのおかげだった。聖女が学校に入学させて欲しいと願い、それが叶ってビチュテは入学してきた。
同じ星の聖者であるルエルンが言うには、ラエリーネ・ラディニは星殿にとっても特別であるらしい。
彼女が精霊術を使う時、大輪の星の花は美しく銀色に輝き、それはそれは幻想的に見る者を魅了すると言われている。
そんな星の聖女ラエリーネは神聖視され、徐々に星殿での権力を握りつつある。
ルエルンも星の花アジファラを持つのに、その影響力の差は歴然としている。それがルエルンには悔しいらしい。その力の差は聖女ラエリーネの生家ラディニ伯爵家と、ルエルンの生家ラスイレン子爵家の力の差にもなっていた。元々伯爵家と子爵家という上下関係もあるので、ルエルンはラエリーネに勝てない。
『気にするなよ。聖者には変わりないんだし、ルエルンはルエルンなんだから。俺はルエルンの方が俺の星の聖者だよ。』
『うん。ありがとう。アルエンツがいてくれて僕は嬉しい。』
アルエンツは星の花が小さいと悩むルエルンを慰める。その度にルエルンは嬉しそうに笑ってくれた。
ルエルンはあの日のことをあまり覚えていなかった。だからアルエンツもあまりあの日のことを話していない。アルエンツだけが大切に覚えていたのが恥ずかしかったからだ。
あの日聞いた治癒の呪文も今は使っていないようで、授業で精霊術を使った後にアルエンツだけ特別だよと言って治癒してくれるのだが、ルエルンの呪文はあの日の言葉とは違うものだった。
だからかあの日のようにスッキリとした解放感が得られず、アルエンツは喉が渇くような飢餓感が残っていた。
折角治癒をしてくれるのにルエルンにそんなことは言えない。
アルエンツはルエルンに負担をかけたくなくて、自分の中の穢れを押さえ込むようになった。ルエルンの治癒が表面を滑るように流れる度に、何故だが違和感を覚えてしまう自分に困惑していた。
『それにしても聖女ラエリーネの弟ってどんな奴だろう?』
ビチュテに会おうと思ったのは興味本位だった。
ラエリーネの姿を知らない者はこの学校にはいない。聖女ラエリーネはアルエンツ達より三つ歳上になるのだが、艶やかな黒髪に深い青の瞳が美しい人だ。女性らしい柔らかな身体つきで、想いを寄せる男は大勢いる。精霊術師ならば一度は己の身に溜まった穢れを癒してもらいたいと願っているが、聖女ラエリーネの治癒は星殿が認めた者しか受けられない。
そんな憧れとなる人物の弟なのだ。血の繋がりは半分とはいえ、どんな姿なのかと気になった。
会いに行ってくると言ったアルエンツに、ルエルンもついてきた。
『挨拶だけだぞ?』
『いいの!』
何をムキになっているのだろうと思いつつ、アルエンツはビチュテを探した。
そしてその容姿に驚く。
髪の色は聖女ラエリーネと同じ黒髪だ。少し癖毛なのか緩やかにうねり、耳の下あたりの長さで切り揃えている。瞳の色は不思議な空色だった。空を思わせる水色や薄い紫が混ざったような色。光の当たり具合では銀色に淡く輝き、吸い込まれそうなほどに美しい。その空色の瞳を長くて黒い睫毛が覆い、挨拶をしたアルエンツをキョトンと見つめ返してきた。
顎は細く口は小さい。鼻も小さめで目が大きく感じるのは痩せているからのように思えた。
『………ビチュテ、です。』
認知されていないのでラディニ姓を名乗れないのだろう。名前だけをか細く名乗った。
ビチュテはどこか頼りない雰囲気だった。この貴族だらけの学校では肩身が狭く感じてしまうのだろう。
アルエンツはなんとなく放って置けなくて、ビチュテを見かけたら声を掛けるようになった。
最初の頃は遠慮がちだったビチュテも、回数を重ねれば話すようになってきた。それにビチュテは成績が良かった。本人も将来は姉様の手伝いが出来るようになりたいと努力していた。姉弟仲はいいらしい。
ビチュテは座学だけでなく、実戦にも力を入れていた。精霊術は弱いのしか使えないと言ったが、ナイフや銃を使って巧みに戦う戦闘スタイルはリデヌ侯爵家にも通じるものなので、アルエンツはビチュテとよく対戦をした。
ビチュテとは仲良くなっていった。
ビチュテが学校に慣れ出した頃婚約者が出来た。ウォルオ・エルレファーニ公爵子息だ。公爵家の次男で、精霊術に長けた人物だった。
本当に婚約者になったのかと尋ねたら、少し頬を染めて照れ臭そうに頷いた。その姿に何故かショックを受けてしまう。
折角仲良く友達になったのに、なんだか会ったこともないウォルオ・エルレファーニに盗られた気分だった。
『信じらんない。あのウォルオ・エルレファーニ公爵子息だよ?なんで私生児と婚約したのかなぁ?』
『さあ?エルレファーニ公爵家とラディニ伯爵家でなんかあるんだろう。あんまり私生児って言うなよ。』
ビチュテが私生児扱いされて小さくなっていることを知っているのだから、友人がそんな風に言うべきではないと窘めると、ルエルンは頬を膨らませてむくれてしまった。
『ラエリーネ聖女も公爵家の嫡男と婚約中だよ?姉弟揃って同じ家と婚約する?』
ルエルンはやたらと懐疑的だ。そんなにビチュテがウォルオ・エルレファーニと婚約したのが嫌だったんだろうか。
『ルエルンはウォルオ・エルレファーニのことが好きだったのか?』
七歳年上の美男子らしいが、ルエルンは男が好きだったんだろうか。
『え!?ち、違うよ!僕が好きなのはっ……!』
『へぇ?他にいるんだ?誰だよ~。』
揶揄うとルエルンは真っ赤になって俯いてしまった。
十二歳になって、思わぬ事実が明るみに出た。ビチュテには枯れた星の花が右腕にあったのだ。
星殿から派遣されたギノル・スピゾ司教の薬学の授業で、ビチュテの隣の席の奴が誤って薬品を燃やした。隣のビチュテの服にも炎が移ったのが見え、アルエンツは急いでビチュテに近付いた。
炎自体はギノル・スピゾ司教の精霊術で消し止められていたが、燃えた服と怪我は元には戻らない。
被害に遭ったのが隣にいたビチュテということもあり、誰もビチュテに声を掛けようとしなかった。
ギノル・スピゾ司教が燃えた部分を見せるようビチュテに言うが、ビチュテは右手を出そうとしない。他の生徒達はもう終わったことだと違う話を始めてしまい、誰もビチュテを医務室に連れて行こうとする者はいなかった。
アルエンツは背中に回されたビチュテの右腕をとった。
『………え?』
ヒョイと怪我を見ようとして、アルエンツは驚く。腕には火傷一つないが、そこには枯れた星の花が三つあった。
ビチュテはいつも右手に長い手袋をはめていた。絶対に外そうとしないし、怪我の痕でもあるのかと尋ねたが教えてくれなかった。
それもそのはず、枯れた星の花があるなんて教えるはずがないだろう。
ハッとして周りを見たが遅かった。
ビチュテの枯れた星の花をここにいる全員が見てしまった。
ビチュテの絶望的な空色の瞳がアルエンツを見る。
自分の所為だ。
知っていたら隠すのを手伝ったのに。自分の所為で最悪な形で知られてしまった。
ごめん、と言いたいのに、自分の軽率な行動を謝罪一つで許してもらおうとする自分が嫌だった。
謝ろうと近付くのに、ビチュテのどこか諦めたような瞳を見ると口が重たくなった。
ごめんと言って許さないと言われそうで、怖い。
『ビチュテにどうやって許してもらおう……。』
屋敷に遊びに来たイデェに相談した。
『あ~、例の聖女様の弟?なんか問題になってるらしいね。このまま外に出すのは問題が発生するんじゃって上の方では話し合われてるらしいけど、ラエリーネ聖女が庇ってるって。』
『ビチュテの家族はビチュテのことを大事にしてるんだな。』
学校にも通わせているし、同じ屋敷に住まわせている。他の家なら追い出されて知らない顔をされるし、のたれ死のうと放って置かれる。
『…………屋敷に住まわせて教育を受けさせるのは、私生児にはまぁ確かに良い待遇だよなぁ。本人が幸せか分かんないけど。』
幸せじゃないのか?周りの目は冷たくても、家族が優しいなら………。
ビチュテは父親や姉の話をする時は、嬉しそうな顔をして微笑んで話す。そうやって話す時は貴重で、家族の話をする時は口を挟まず聞くようにしていた。
『機会を見て謝ろう。』
イデェに話したことで少し心に余裕が出来た気がしてそんな気持ちも湧いたが、結局謝る機会はなかった。
ルエルンにも同じ話をした。
『アルエンツが気にすることないよ。黙ってたビチュテが悪いんだし。』
ルエルンは他の友人や家族から、ビチュテには近寄らないように言われたらしい。ルエルンは星の花を持つ聖者なので当然だろう。
『……言ってくれたら良かったのにな。』
『どうして?僕がビチュテの立場なら言えないかな。だって精霊から見放されたんだよ?知らずに遊んでた僕の身にもなってほしいよ。僕の星の花まで枯れたらって思うと怖いよ。』
ルエルンが言うことも理解出来た。
ビチュテのことも気掛かりだが、ルエルンのことはもっと心配だった。
『ビチュテは学校を辞めないのかな?』
『聖女ラエリーネが庇ったから学校には通えるって聞いてる。』
聖女の名前を聞いてルエルンは不機嫌になった。ルエルンはあまり聖女ラエリーネのことが好きではない。国の中でもそういない星の花を持つ者同士、歳が近いので対抗心があるのだろう。
『どうしてそんなにビチュテのこと気になるの?アルエンツは僕のことは心配してくれないの?』
ルエルンはアルエンツに縋り付いた。肩は震えて必死にアルエンツの服を握り締めている。
『ルエルン……。』
『ビチュテと僕じゃ、どっちの方が心配なの?僕の方が先にアルエンツと仲良くなったのに、なんでいつもビチュテの世話ばっかり焼いてるの?』
ビチュテの世話ばかりをしているつもりはなかった。だがよく考えてみると確かにビチュテにはアルエンツから話し掛けてばかりいた。無意識にビチュテを構っていたのだ。
『僕、ずっと我慢してたんだ。アルエンツの一番は僕なんだって心の中で思ってたんだ。でも不安で…。アルエンツがビチュテにとられそうで……。』
ルエルンは不安だとアルエンツに訴えた。
お願いだからビチュテではなく、ルエルンと一緒にいて欲しいと泣き出した。
ルエルンは漸く探し出した友達なのに、ビチュテばかり構って相手にしていなかったのだと気付いた。
『ごめん……、今度からはルエルンのそばにいるから。』
アルエンツはルエルンに約束した。
それで漸くルエルンは安心したように微笑んだ。
ビチュテには前のように友人として話し掛けづらくなってしまった。
アルエンツも家からビチュテには近付くなと言われている。星の花がない人間でも、もし精霊に見放されて精霊術が使えなくなったら、今までの努力も全て失われ、騎士として活躍する未来も消え失せると脅されてしまった。
それでも時々見かけるビチュテに目がいってしまう。
悲しそうな諦めた顔に苛立ちが募る。
なんで教えてくれなかったんだと怒鳴りつけながら、ビチュテに敵意を見せてしまう。
ビチュテは相変わらず右手に長い手袋をつけていた。あの手袋をとったら、中には小さな枯れた星の花があるのだ。
アルエンツが探していた星の花を持つあの子はルエルンなのに、ビチュテの星の花が気になって仕方がない。同じ場所にビチュテも星の花を持っていた。だけどビチュテの星の花は枯れていて、だから普段からビチュテはあまり精霊術を使おうとしなかった。
星の花を持つ者の精霊術は持たない者達よりも発動させるための術式が少ない。ルエルンもかなり簡略化された式と呪文を使うので、ビチュテも精霊術を使って疑問を持たれたくなかったのだろう。枯れた星の花とはいえ、精霊術を少しは使えるらしいと聞いている。
不自然な手袋にも、精霊術を使おうとしなかったビチュテにも、なににも疑問を持たなかった自分が馬鹿みたいだった。
自然と苛立ちはビチュテに向かい、ビチュテに対戦を申し込んだり、学力でも競い合うようになると、周りからライバルのように言われてしまった。
アルエンツが善で、ビチュテが悪呼ばわりだ。
ギンッと弾いたナイフを飛ばして、持ち主が痛そうに手を押さえたのを見下ろしながら、アルエンツはギリっと歯を食いしばる。
黒髪は汗で濡れて、肩で息をしていた。ナイフを握っていた右手の手袋は破け、手は切れて血が流れている。
ビチュテはナイフ使いにしては綺麗な手をしている。チラリと見えた素肌は綺麗なものだった。自分の精霊術で治していたのだろう。今まで医務室に向かうのを見たことがなかった。
そんなことにも気付いていなかった。
負けたビチュテを見て、周りで観戦していた生徒達が嘲笑っていた。自分達では勝てないくせに。
どうしてこうなったんだろう……?
気付けばビチュテには味方が一人もおらず、唯一相手をしているのは敵意剥き出しのアルエンツだけだった。
何故こんなにビチュテを見て苛立つのか。
アルエンツの精霊術は苛立ちと共に闇の精霊が多くなっていく。
ビチュテを見たら心がざわついて落ち着かなくなる。その所為で無意味に喧嘩腰になり、気付けば一方的に弱い立場のビチュテを責めている。
もう離れなければ、これ以上ビチュテに近寄れば、ますますビチュテの立場が悪くなると言うのに、見かければつい近寄ってしまう。
ビチュテが気になる理由はあの右腕の星の花だ。
小さい三つの星の花。
展望台のあの子はルエルンなのに、何故だかビチュテに姿が被り、アルエンツはそんな自分に思い悩んでいた。
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