悪役令息が戦闘狂オメガに転向したら王太子殿下に執着されました

黄金 

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28 ナリシュ王太子殿下が変だよ!

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 王城の中で一番広い謁見の間に、本日僕は召喚された。
 もうそろそろ学院の夏の長期休暇が終わろうかという頃だった。王城から届いた手紙には国王陛下の封蝋が押され、ビィゼト兄上の前で開けば少し前に行われた狩猟大会で狩ったククコとハクコを王家の為に用意したことへの感謝の内容と、それを周知させる目的で王城で報奨を与える旨が書かれていた。
 別に王家の為に用意したわけではないのにと言ったら、国の体裁があるんだろうとビィゼト兄上から諭されてしまった。
 なんでも隣国の王太子が直接僕にお礼を言いたいと言い出したらしい。

「めんどい。」

 嫌がったけど国からの召喚を理由もなく蹴ることは出来ないと言われてしまった。
 
「当日は私も行くから大丈夫だ。」

 ビィゼト兄上がついてきてくれると言うので渋々了承した。

 当日の衣装をアルに注文したところ、アルから着実に主人公ネイニィの座を奪ってますねと言われてしまった。嫌だし!
 でも前に聞いた毛皮を隣国にあげちゃうというシナリオは確かにネイニィの役割だった。
 そこで僕は閃いた。

「それって僕が戦争行くってこと!?」

「嬉しそうに言わないで下さい。」

 アルから渋い顔をされてしまった。




 本日の僕はオメガらしいヒラヒラスーツを着ている。襟と袖に精緻なレースとキラッと光るガーネットのカフスボタン。髪もアップして綺麗な宝石付きの髪留めで纏めてきた。全部瞳と同じ緋色になっている。衣装は全体的に僕の薄い茶色の髪より濃いめの茶系で纏めてもらった。今日の主役なので派手にしなきゃと言われて、生地がキラキラしているのを選ばれてしまい、ちょっと居心地悪い。前世の記憶が戻る前は平気だったのになぁと不思議な気分だ。

 高らかと告げられるビィゼト兄上と僕の名前に、謁見の間中央に伸びる絨毯の両側に集まった貴族達が、一斉にこちらを見た。
 その眼差しの中には様々な憶測が飛んでいる。
 敵対心もあれば好意もある。
 ビィゼト兄上はまだ二十歳の若き公爵だ。それなのに事業は成功し続けているし、ノビゼル公爵家が揺らぐことはない。とても優秀なアルファなのに、婚約者もいないし浮いた話し一つない。僕達兄弟はブラコンが行き過ぎて恋人が出来ないんだろうかと心配するほどだ。
 そんな一見真面目で巨万の富を持つ超優良物件アルファのビィゼト兄上は、各家から狙われている。お見合いの綴りが僕以上に届くのに全部丁寧にお断りの返却がなされていた。
 ビィゼト兄上は弟達にとってとても頼もしい存在なので、是非可愛いお嫁さんを貰って欲しいと以前言ったら、皆んなが可愛いんだから良いんだと力説された。その中にアルファのニンレネイ兄上も入っているからちょっとヤバい。

「ぐっ、オリュガが可愛いからとジロジロ見おって……。」

 無表情に変なこと呟いているけど、多分頼もしい…。今日も長身に公爵家当主を表すマントをつけた衣装はすごくかっこいい。その呟きさえ無ければ百点満点だ。

 僕に報奨をくれるという謁見は筒が無く進んでいく。
 式の途中で隣国の王太子殿下が何やら話しかけてきたけど、会話はビィゼト兄上にお任せした。僕は下を向いて意識を飛ばしながら頷いただけだ。
 報奨の品物にはなんかよく分からない魔導具を貰った。後は珍しい宝石を使ったアクセサリー類。僕がオメガだからだろうね。
 前まではこういうの見て綺麗で嬉しかったけど、なんだか今は綺麗だねーと眺める程度になってしまった。
 宝石買う手間とお金がなくなるから有り難く貰っておこう。
 でもなんで全部青い宝石なんだろう??
 不思議になって眺めていると、ビィゼト兄上のこめかみに青筋が………!……んん?この宝石になんか意味があるの?

「恐れながら陛下に一言宜しいでしょうか。」

 ビィゼト兄上が口を開いた。もうそろそろ終わりだなぁという頃だ。
 アニナガルテ王国の国王陛下はナリシュ王太子殿下とそっくりだ。プラチナブロンドの髪に群青色の瞳が美しい凛々しいアルファの王様で、子供が三人いるとは思えない若々しい王様だ。
 周りにいた宰相と大臣達が険しい顔をしたけど、国王陛下は手を上げて黙らせた。そして柔らかく微笑んでビィゼト兄上に発言の許可をした。
 なんだかその仕草がナリシュ王太子殿下とそっくりで、わぁ親子だなぁと思ってしまう。
 そんなナリシュ王太子殿下は少し離れた場所で筆頭婚約者候補のネイニィと並んでこちらを見ていた。
 この前少し顔色戻っていたのに、また変な顔色になっている。今日は冷や汗までかいてない?

「数々の過度な報奨には大変感激しておりますが、宝石の色には注意していただきたかったのですが。」

 あ、やっぱりこの色に怒ったのか。そりゃね~、あと少しで一年経つけど、僕の婚約者候補から筆頭を抜いたのは陛下だ。
 それなのにオリュガ・ノビゼルはカフィノルア王家の婚約者だと言わんばかりの色を与えられてもね?使い所に困るかー。やっぱそうかー。宝石代浮くかと思ったのに…。

「この過度な報奨は身に余りますので、宝石類のみ辞退させていただきたく存じます。」

 二回も過度って言っちゃってるよ?
 あぁ、売ろうかなぁって思ってたけど、やっぱりダメかぁ。勿体無い。そう思ってチラッとビィゼト兄上を見たけど、今日の兄上は本気なのか国王陛下から視線を外さなかった。

「是非受け取って貰いたいのだが?」

 国王陛下もアルファだ。ビィゼト兄上の厳しい視線をものともせず見返していた。
 
「バリバリバリー。」

 あ、しまった声に出た。イメージ、火花が散っている効果音だよ。
 ビィゼト兄上と国王陛下が一緒にキョトンと僕を見た。

「…………ゴメンナサイ。」

 大勢集まった貴族達も動揺している。

「ははっこれは良い!」

 誰も声を上げれなかった空間に、溌剌とした笑い声が響いた。ノルギィ王弟殿下だ。
 今日は隣国の王太子殿下も参列していたので、王族皆んな揃っていた。
 ノルギィ王弟殿下は継承権でいけばナリシュ王太子殿下の次だ。なので大きな式典などの場合は戦争でもない限り参列する。
 ノルギィ王弟殿下もプラチナブロンドに群青色の瞳の凛々しい人物だ。王族ってこうやって並ぶと本当に似ている。

「面白いですね、兄上。宝石はあっても困るものではないのだし、青だからと必ず王族を現すわけでもない。貰っていて損はないのでは?な、ノビゼル公爵。」

 集まった人々はノルギィ王弟殿下の発言にザワザワと騒めき出した。ノルギィ王弟殿下は市井に人気がある人だ。この場には一般平民は一人もいないが、全く無視できるものでもない。平民がいて初めて領地が栄えるので、王弟殿下の存在は無視できなかった。

 ビィゼト兄上も国王陛下と王弟殿下の二人に言われてしまい、渋々引き下がることにしたようだ。なにしろ王弟殿下がそれを言ってしまった為、他の貴族達も同意し出してしまった。
 


 式終了後、ちょっと不機嫌そうなビィゼト兄上の袖をちょんちょんと引っ張る。

「ごめんね、兄上。変なこと言って。つい出ちゃったんだ。」

 ビィゼト兄上はフッと優しく笑った。

「良いんだ。オリュガはそのままで十分可愛いんだから。何を言っても良いんだぞ。」

 周りにいた貴族達がええ!?という顔をしているけど良いのかな?ま、いっか。


 ビィゼト兄上はノルギィ王弟殿下から話があると言われて呼び出されてしまった。一緒に馬車で来たので僕は待つことにする。
 部屋を一つ用意して貰い、僕はその部屋で待っていた。
 今日の謁見は午後からだった。アルは当主ではないので来られないと言っていたから、今度会った時に今日のことは話そうと考えていると、窓の外からコンコンと音がした。

「?」

 近寄り覗くとナリシュ王太子殿下が窓の外にいた。
 何してるんだろう??
 窓の鍵を開けて開こうとすると、外から開けられてしまいナリシュ王太子殿下は直ぐに入って来た。

「わわっ!なんで窓から!?」

「しーー………。」

 ええ?王城は自分の家も同然でしょうに、なんでコソコソしてるの?突然の来訪に驚いていると、後ろ手に窓を閉めた殿下はガバッと僕を抱き締めてきた。
 !?!?!?
 そして、スウゥーーーーー、と息を吸う。今日も僕の首筋に鼻をつけて嗅がれてしまった。

「な、なっ!へ、変態だ!」

 驚いて叫んだら手で口を塞がれてしまった。

「静かに…。父上からは咎められないだろうけど、他の派閥に見つかるとうるさいんだ。」

「むごむごむご。」

 今日も首筋をぺろっと舐められる。

「……っ!?」

 チュウと吸われてそこからビリビリと電流が走ったように痺れた。あ、匂い、ナリシュ王太子殿下の匂いがする……。脳まで痺れたようにふわふわする。
 動きが大人しくなったからか、口から手が外された。

「………ぁあ………、な、なんで……。」

「やっぱり、君の匂いを嗅ぐと気分が良くなる…。」

 ナリシュ王太子殿下の呟きに、僕はえ?と顔を上げた。

「具合悪いの?」

 謁見中もナリシュ王太子殿下の顔色は悪かった。赤いとも青いともとれない、強いて言うなら血色が悪く黒いと言った印象の顔色だ。
 
「少し嗅がせてくれないかな?」

 そう言って僕の頬に手を添えて、反対側の耳朶を軽く甘噛みしてきた。

「………んっ!」

 な、なんだか一つ一つがいやらしい。手慣れている気がする。ニンレネイ兄上がナリシュ王太子殿下はベータとは普通にそう言う遊びしてるよーとか言ってたような……。手を出されないように気をつけなさいって……。

「あ、あ、あのねっ!嗅いでもいいけど、そういう舐めたり噛んだりはダメなんだからね!」

 これはちゃんと言っておかなければ!
 ナリシュ王太子殿下は一旦僕の首に埋もれていた顔を離して僕の目を見つめた。

「こうした方がフェロモンは増えるんだよ?」

 ええ!?そうなの!?
 言われてみれば確かにさっきからナリシュ王太子殿下の果物みたいな匂いがいっぱいする!
 あれ?でも匂いを出してるのは僕?あれ?よく分からなくなってきた!
 混乱する僕を放っておいて、殿下は僕の服の襟を開き始めた。

「今度は何するの??」

 殿下の含み笑いを感じる。顔は見えないけど絶対笑ってる!
 ペロリと鎖骨を舐められた。
 ピリピリっと刺激を感じる。

「あ、や、………だめ、」

 あんまりされると………!
 さっきから舐められたり吸われたりして、それが電流が走ったように気持ちよくて下の方が兆し出してる。
 窓の外からコンコンと叩く音がまたした。
 気配からミリュミカだとすぐに気付く。殿下が入って来た時にはいなかったけど、今は急いで何かを伝えに来たようだった。

「……はぁ、もう少し時間が欲しい………。」

 ナリシュ王太子殿下が残念そうに首元で呟いた。その吐く息が熱く感じる。顔を上げた殿下の頬も少し赤く染まっていた。
 謁見の間で見た時より顔色は良くなっている。
 僕は自分の息が上がっていることに今気付いた。まるで発情期の時のようだ。
 殿下が僕の開いた襟を元に戻した。

「オリュガ。」

 群青色の瞳が揺れて、強く僕を見つめていた。

「う、うん?」

「次はもう少し時間が欲しいんだよ。」

 それさっきも呟いてたよ?
 僕はまたこういうことをするのかと驚いた。
 ナリシュ王太子殿下の手が僕の後頭部に添えられ、グイッと引き寄せられる。

「!」

 ビックリしている間にキスされていた。
 ヌルッと舌が口の中に入ってきて、次々と驚く事態に僕は棒立ちになってしまった。

「んむっ…………、ん、む、???んん?」
 
 口が斜めに合わさり深く舌が絡み合う。僕の舌は殿下の口に絡み取られ、ジュウゥと吸われた。混ざった唾液も全て吸い尽くされるように吸われていく。

「???んん、ムグゥ……??ん、んあっ?あ、ああっ!」

 だんだん気持ち良くなってくる。
 あうう~~~、ダメっ!

 また外からコンコンッと強く叩く音がした。
 ジュッと舌を吸いながら口が離れていく。

「…………ふふ、この顔を他の人間に見せてはいけないよ?」
 
 お互いはぁはぁと息を吐きながら見つめあった。
 僕の足はガクガクしている。なんでこんなにガクガクしているの?

 殿下がポケットからハンカチを取り出して僕の顔を拭いてくれた。乱れた服を整えて近くの椅子に座らせてくれる。

「またね、オリュガ……。」

 ナリシュ王太子殿下は入って来た窓から出て行った。
 僕は心臓がバクバク言っている。発情期の時よりもバクバクしていると思う。
 熱を持った下半身をどうにか収めないとと思いスウゥと息を整える。

 なんとか下の方は落ち着いたけど、またねと言ったナリシュ王太子殿下の熱を持った眼差しを思い出し、オリュガはまたドキドキしてきた。
 
「うう…………、気になるアルファの匂いってこんな感じなのかなぁ?」

 前世を思い出す前にも感じなかった動悸に狼狽えつつ、オリュガは真っ赤な顔で兄を待っていた。









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