悪役令息が戦闘狂オメガに転向したら王太子殿下に執着されました

黄金 

文字の大きさ
74 / 255

75 離宮ですごす

しおりを挟む

 オリュガは今、王宮の一角にある離宮へ来ていた。目の前には黒髪に焦茶色の瞳をした愛らしい女性が、熱心にオリュガへ宮廷作法を指南している。

「というのか一通りのザッとした作法なの~。でも来客時だけやればいいと私は常々思ってるのよ?面倒よね?だからとりあえず頭に入れててくれればいいと思うのよ~。」

 気安く話すのは国王陛下の第二妃、側妃シャリージュ・カフィノルアだ。
 オリュガが王宮に嫁ぐことが決定した為、王太子妃として何をすべきか何を学ぶべきかを教える教育者が必要になる。
 本来なら時期王妃となることを鑑みてリマレシア王妃が教育者となるべきなのだが、ナリシュはその役目を側妃シャリージュに頼んだ。
 というのも、対外的な社交にはリマレシア王妃が正妃として出るのだが、実質王宮で妃としてやるべき仕事はシャリージュがほぼ補っていた。
 側妃シャリージュの存在は名前でしか知らないという者は多い。裏では忙しく仕事をしているのは彼女の方であり、それを知るのは関係者のみになっている。
 側妃シャリージュは十九歳の時に国王に見初められ番となっている。二人の間には七歳になる第二王子キランシュと五歳になる第一王女エリオジュが産まれていた。
 キランシュ第二王子は男性アルファ、エリオジュ第一王女は女性オメガだ。
 
 ナリシュは実の母であるリマレシア王妃はオリュガの教育者には不向きと判断して、側妃シャリージュに頭を下げてお願いした。
 シャリージュはこれを非常に喜んだ。
 今までナリシュとは親交を持つことが出来なかったのに、頼ってくれたことが嬉しかったのだ。正妃でもないのに王宮の管理を任されていることにも負い目があった。自分は忙しい国王陛下の助けになればと始めたことだったが、余計なことをしていると思われてはいないだろうかと心配していたのだ。
 それが番になる予定の婚約者を自分に任せてくれるとあっては張り切らないわけにはいかない!こぉーんなに可愛くて綺麗なオメガの男の子を!?シャリージュは教育に熱が入る。話し方はのんびりと間延びしているが、知っている者ならばシャリージュの話し方がとても早口になっていると分かる。

「分かりました!公式の場でボロが出ないように頑張ります!」

 オリュガは元気に返事をする。
 そんな二人を第二王子キランシュは冷めた目で見ていた。キランシュは兄王子ナリシュを尊敬していた。きっとあんなに素晴らしい人が番に選ぶのは、とんでもなく優秀な人に違いないと思っていた。
 オリュガ・ノビゼルは顔はいい。オメガは基本美しい容姿をしているが、その中でもとりわけオリュガは美しい。容姿だけなら満点だ。でも中身がガサツに感じる。品はありそうに感じるが何かが違うと思う。
 キランシュはちょっと不満だったのだが、母上がとても喜んでいるので仕方なく二人の様子を見ていた。

「まだ終わらないかなぁ。」

 下の妹エリオジュがつまらなそうにぼやいた。エリオジュもオメガだ。母に似て楚々とした愛らしさがある。

「そろそろ終わるよ。」

 今いる離宮は王族が番と過ごす為に建てられた防犯に優れた離宮だ。常に魔法防御が張られ騎士が四十六時中離宮周りを警備している。この離宮の使用人達は念入りに人選されているし、武術に長けていないと採用されない、全員がベータで統一された離宮だった。
 年明け頃にはオリュガが発情期に入るだろうということで、王宮の慣例に従い番契約はこの離宮で行われることになった。
 
「ところで……、今回が初夜ということなのかしらぁ?」

 シャリージュはオリュガに近寄りコソコソと耳打ちする。

「そうなんだよ。僕初めて。」

 オリュガもつられてコソコソと言った。際どいところまでは手を出してきても、ナリシュは最後までしていない。

「意外だわぁ。」

 何が意外なのだろうとオリュガは首を傾げた。その初々しい様子にシャリージュは微笑ましさを感じる。
 ナリシュは柔らかな微笑みに騙されがちだが、意外と心根は腹黒い。そしてアルファとしてそれなりに経験があった。
 閨教育はリマレシア王妃が拒否した為していないと聞いているのだが、それなりに遊んだ経験もある。王族は性欲が強いんだよ、とは国王陛下の言葉だ。
 身分を隠して遊んでいた形跡はあってもナリシュは一切跡を残していない。まぁ巧くやるならいいよと国王陛下は見逃していた。

「絶対もうしてるって思ったのだけど…。でもオリュガ君に閨について教えてあげてた方が心の準備が出来ていいんじゃなぁい?って言ったのに、多分自分がしたいだろうから言わなくていいってホワルフィが言うからぁ~。そうなのかしら?どっちがいいと思う~?」

 シャリージュから一気に捲し立てられ、オリュガは目をパチパチさせた。
 してる?閨?心の準備…………。そもそもホワルフィって誰?

「シャリージュ様、それ以上は不要です。」

 柔らかな静止が掛かった。
 シャリージュは見つかった!とばかりに首をすくめる。

「ナリシュ様っ!」

 オリュガはぱあぁと顔を輝かせた。

「そうかなぁ~?初めてよ?」

 シャリージュはほわわんとしてても二児の母。何も知らなげなオリュガが心配だった。なんと言うか、無垢というか、無邪気というか……。

「だから良いのでしょう?」

 ナリシュの笑顔を見てシャリージュは困った顔をした。

「ホワルフィもそういう性格ではあるわねぇ。」

「兄上っ!」

 突然現れたナリシュにキランシュは喜色を浮かべて走り寄った。

「キランシュとエリオジュも来てたんだね?」

 ナリシュの問い掛けにキランシュは頷いた。キランシュは尊敬する兄を見上げて目を輝かせている。
 そしてナリシュにそっくりなキランシュを見てオリュガも目を輝かせていた。
 小さいナリシュ様だ~~~!
 オリュガはキランシュと仲良くしたいのだが、どうにも嫌われているらしい。ちょっと残念だけどそのうち仲良くなれるだろうとオリュガは気長に構えることにしている。
 そんなオリュガとキランシュをナリシュは黙って微笑んで見ていた。

「貴方が来たってことは交代かしらぁ?」

 シャリージュは気を利かせて退散することにした。まだ王太子妃教育は始まったばかり。今日は元々大まかな内容だけのつもりだった。

「はい、父上が首を長くして待ってますよ。」

「まぁ、仕方ない人ね。……二人とも帰りましょう?」

 シャリージュの声掛けにキランシュとエリオジュはええ~~~と声を揃えて文句を言った。

「二人ともまた時間がある時にね。」

 ナリシュが言うとキランシュは渋々頷く。
 三人はまたと言って帰って行った。

「どうかな?シャリージュ様とは上手く行けそうかい?」

「うん、いい人だよね。」

 シャリージュは伯爵家の娘だが、学院卒業後王宮文官の道に進んだ才女でもあった。のんびりした話し方とオメガという性の所為で見くびられがちだが、王太子妃教育者として最も適任者だった。

「分からないところはあった?」

「……………うーん、ホワルフィって誰だっけ?」

 ナリシュが少し目を見開く。

「この国の国王の名前を知らないとは驚きだね。」

 そしてオリュガも目を見開いた。

「…………あれー?」

 よかった、迂闊にシャリージュ様に尋ねなくてと半笑いした。知らなかったわけじゃないよ。ド忘れしてただけだよ…、とオリュガは言い訳をした。







 いつ発情期がきてもいいようにと、オリュガは離宮で暮らしていた。それまで全てのアルファと接触してはいけないと言われている。
 家族くらいいいのではと思うのだが、王族の番契約は監視も厳しい。要らぬ不安要素は排除すべきと言われてオリュガも納得した。

 今日は朝から身体が暑かった。冬だというのに少し汗をかいていたくらいだ。
 オリュガがこの離宮で暮らすようになって、ナリシュも一緒に生活するようなった。少しでも一緒にいたいと言われたからだ。それにオリュガは嬉しい気持ちになる。
 まだ学院は冬季休暇中だ。だから朝から公務に出かけるナリシュを送り出し、オリュガはのんびりと過ごしていた。
 離宮の使用人達はとても静かで洗練されている。そしてあまり目の前に現れない。ここは王族が発情期を過ごす為の離宮なので、仕える使用人達の態度は一貫して空気のように静かだ。

 冬の日暮は早く各所に早々と魔導具の明かりが灯される。
 まだ夕食前だが、オリュガは身体の疼きが収まらず、はぁ…と息を吐いた。
 抑制剤は飲んでいない。

 早く帰ってこないかな…。
 今日はずっと心の中で呟いていた。
 離宮の中は空調が整っており常に一定の温度で過ごしやすくなっているのだが、寂しさでストールを身体に巻き付けベットの上に丸まっていた。
 
「……………寒いなぁ………。」

 早く帰ってこないかな。ぎゅと抱きしめて欲しい。
 そんな願いがぐるぐると回る。
 
「始まったら直ぐに呼んでと言ったのにね…?」

 柔らかな声が上から降ってきた。
 オリュガはカバリとストールから飛び出て顔を上げる。
 群青色の瞳が優しくオリュガを見つめていた。オリュガは微笑む。

「………だって、こうやって待つのも凄く楽しかったんだ。」








 今日の公務を終えて急いで離宮に戻ってきた。
 最近は王太子の仕事ばかりではなく国王の仕事にも関わっている。隣国の動きもきな臭く、その為に密かに準備もしなければならなかった。
 離宮に入ると使用人から発情期に入ったようだと教えられた。何故連絡しなかったのかと問うと、オリュガが夕方まで待ちたいと言ったらしい。

「まったく………。」

 オリュガは自分の発情期を軽く考えすぎる。
 抑制剤を飲めばいいと思っているようだが、あくまで症状を軽くするものであって発情期自体は無くならないのだ。誰かに無理矢理行為に及ばれ項を噛まれるとは思わないのだろうか。
 本日噛むつもり満々のナリシュだが、それはそれ、これはこれ、だ。

 そっと寝室に入るとベッドの上に丸まる姿があった。ストール一枚巻きつけて包まっている。
 部屋にはオリュガの紅茶の匂いが充満し、寒い外から帰ってきたらナリシュを暖かく包み込んだ。
 オメガの発情期中のフェロモンを感じたのは初めてではない。態と発情中に近付く者もいたのだが、それらはいつも劣情を孕んだ重苦しいものだった。
 クン…と嗅いでもオリュガの匂いはただ優しい。いつまでも嗅いで側にいたいと思わせる。

「……………寒いなぁ………。」

 寂しそうに呟く声が中から聞こえ、ナリシュは溜息をついた。
 
「始まったら直ぐに呼んでと言ったのにね…?」

 上から見下ろして声を掛けると、ガバッとオリュガが出てきた。赤く火照り瞳を潤ませて、真っ直ぐにナリシュを見上げて笑った。

「………っ!」

 あまりにも幸せそうに笑うので、ナリシュは注意しようと思っていたのにアッサリと忘れてしまった。

「………だって、こうやって待つのも凄く楽しかったんだ。」

 ナリシュの手を握り無邪気に微笑む姿に、この無垢な存在を汚してしまいたい、自分のものだと跡をつけてしまいたいと昏い欲求がゾワゾワと芽生える。
 いや、いつもその欲はあったのだが、今夜は抑えれるのだろうか。少し自信がない。
 ナリシュが手にはめていた手袋をオリュガはいそいそととって、自分の熱った頬にうっとりと目を瞑り当てた。その慈しむような仕草にナリシュの体温も上がってくる。
 この可愛い生き物をどうしてくれよう。

「ふふ、手が冷たい。…僕今すごくあついんだぁ。ナリシュ様の手、きもちいい……。」

 甘く囁かれてナリシュは限界だとオリュガを押し倒した。

「…………余裕があるようなら食事からと思ったけど………。」

 私の方が余裕がない。

 そう低く獰猛な声が耳に届いたオリュガは、あれ?と不思議そうに首を傾げた。















しおりを挟む
感想 1,708

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました

あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」 完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け 可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…? 攻め:ヴィクター・ローレンツ 受け:リアム・グレイソン 弟:リチャード・グレイソン  pixivにも投稿しています。 ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。

批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。

【完結 一気読み推奨】片想いの相手が「そろそろ恋愛したい」と言ったので、用済みの俺はニートになることにしました。

はぴねこ
BL
 高校生の頃、片想いの親友に告白した。  彼はノンケだったから玉砕して友人関係も終わるものだと思っていた。  もしかすると気持ち悪いと軽蔑される覚悟までしていたのに、彼は「今は恋愛をしている時間がないんだ」と自分の夢を語ってくれた。  彼は会社を興した祖父のことをとても尊敬していて、自分も起業したいと熱く語ってくれた。  そして、俺の手を握って「できれば親友のお前には俺の右腕になってほしい」と言われた。  同性愛者の俺のことを気持ち悪いと遠ざけることもせずに、親友のままでいてくれた彼に俺は感謝して、同じ大学に進学して、大学の頃に彼と一緒にゲームを作成する会社を起業した。  あれから二十年間、本当に二人三脚で駆け抜けてきた。  そして、昨年売り出したVRMMOが世界的に大ヒットし、ゲーム大賞を取ったことを祝うパーティーで親友が語った言葉に俺の覚悟も決まった。 「俺もそろそろ恋愛したい」  親友のその言葉に、俺は、長年の片想いを終わらせる覚悟をした。  不憫な拗らせアラフォーが”愛”へと踏み出すお話です。

番解除した僕等の末路【完結済・短編】

藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。 番になって数日後、「番解除」された事を悟った。 「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。 けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。 2026/02/14 累計30万P突破御礼バレンタインSS追加しました 2026/02/15 累計いいね♡7777突破御礼SS 19時に公開します。 様々な形での応援ありがとうございます!

悪役令息ですが破滅回避で主人公を無視したら、高潔な態度だと勘違いされて聖人認定。なぜか溺愛ルートに入りました

水凪しおん
BL
BL小説『銀の瞳の聖者』の悪役令息ルシアンに転生してしまった俺。 原作通りなら、主人公ノエルをいじめ抜き、最後は断罪されて野垂れ死ぬ運命だ。 「そんなの絶対にお断りだ! 俺は平和に長生きしたい!」 破滅フラグを回避するため、俺は決意した。 主人公ノエルを徹底的に避け、関わらず、空気のように生きることを。 しかし、俺の「無視」や「無関心」は、なぜかノエルにポジティブに変換されていく。 「他の人のように欲望の目で見ないなんて、なんて高潔な方なんだ……!」 いじめっ子を視線だけで追い払えば「影から守ってくれた」、雨の日に「臭いから近寄るな」と上着を投げつければ「不器用な優しさ」!? 全力で嫌われようとすればするほど、主人公からの好感度が爆上がりして、聖人認定されてしまう勘違いラブコメディ! 小心者の悪役令息×健気なポジティブ主人公の、すれ違い溺愛ファンタジー、ここに開幕!

悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放

大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。 嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。 だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。 嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。 混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。 琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う―― 「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」 知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。 耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!

処理中です...