悪役令息が戦闘狂オメガに転向したら王太子殿下に執着されました

黄金 

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番外編

251 ハリュシュの雷雲玉⑬

 
 キランシュはふぅ…と息を吐く。

「決着はついたな。」

 ノルギィ・クシェヌ大公の声がロビーに響く。ニンレネイ大公妃と共に奥の扉の前に立ち静観していた。ツィーニロ魔法師団長は二人の背後で困った顔をして立っている。

「決闘をさせるつもりならそう言っていてもらわないと。」

 キランシュが文句を言うと、クシェヌ大公はニヤリと笑った。

「それではそいつらが納得しないだろう?圧倒的な差で勝たんとな。」

「ハリュシュだけでも可能だったのでは?」

 キランシュが不機嫌になって言い返すと、ニンレネイも不思議そうに話に割って入ってきた。

「え?……ハリュシュはキランシュと添い遂げるつもりなんだよっ!ってオリュガが言ったが?共に生きていくならどちらも相対した方がいいだろう?」

 微妙にオリュガの真似をしていた。
 ハリュシュの手紙で両陛下の了解はとったとは聞いていたが、まさかオリュガ王妃はあちこちに言って回っているのか!?
 キランシュは青褪めた。

「ハ…、ハリュシュ……。それについて誰がどこまで知ってるんだ…?」

 ハリュシュはキョトンとしていた。

「学院の進路にもリノルト辺境に行くと書きましたよ。あと、わりと皆んな知ってます。相思相愛だと言っておいた方が行きやすいですよね?」

 ハリュシュはニコニコと言ってくれた。
 そ、そうなんだ……。
 キランシュは恥ずかしい事実を周知されているのだと知って愕然とした。
 叔父と甥だぞ……?アルファとオメガなら兎も角、アルファとアルファだぞ?
 ハリュシュの懐が深いのか、図太いのか。

「まぁ、その方がいいだろう。まさかそんな恋人同士が王家の影をやっているとは思うまい。」

 クシェヌ大公からまで言われて、キランシュは力無く頷いた。

「ところでニンレネイ、さっきオリュガの真似をしたな。もう一回やってくれ。」
 
「……っ!?嫌だ!」

 ノルギィがニンレネイに詰め寄った。もう一度オリュガのモノマネをするニンレネイを見たいとにじり寄っている。

「ニンレネイ様……、嫌です、行きたく有りません~。」

 逃げようとしたニンレネイに、先程キランシュに踏み潰されていた副長がしがみついた。本当に涙を流して嫌がっている。他にもロビーにいた影達の中には同じように項垂れている者達がいた。

「うっ………、お前達…。それでもクアゼは副長なんだから行かないと。自分が選んだ道だろう?」

 ニンレネイはオリュガのモノマネをしたくないので、クアゼ副長の相手をすることにしたようだ。

「諦めて辺境に行けっ。」

 ノルギィによってペッとクアゼ副長は剥がされた。そしてノルギィはクアゼの頭をガッと掴む。

「よく見ろ。キランシュも同類だろう。」

 急に話を振られたキランシュは狼狽える。何が同類なのか分からない。
 何のことだろうとキランシュはノルギィの顔を見た。ノルギィは視線でニンレネイを見る。

 クシェヌ大公妃が何だろう?

 ジーと見ながらキランシュは考えた。トコトコとクアゼ副長の側に近寄り、そっと優しく手を握る。

「先程は場を制圧する為とはいえ首を踏み申し訳なかった。だが分かって欲しい。君達の能力はかけがえのないものだ。王家の影としてその命を預けてはくれないだろうか。」

 クアゼ副長は目を見張った。

「かけがえのない……。」

 ポツリとクアゼ副長は言葉を反復する。
 キランシュは優しく微笑んで頷いた。

「分かりました。俺はキランシュ様についていきます。ただクシェヌ大公家の護衛を任されていた者達は残してもいいでしょうか。生涯その任務のみに従事する者達です。」

「それは勿論。ホワルフィ前国王にいた者達もそうしている。」

 おそらくニンレネイ・クシェヌ大公妃とはこんな感じだろうと考え演技してみたら効果があった。
 キランシュの理解ある発言にクアゼ副長は感激し、キランシュの手を握った。

「キランシュ様……!」

「離せ。」

 ペンッと今度はハリュシュがキランシュの手を掴んだクアゼ副長を弾き飛ばす。そして電撃を飛ばした。
 地面を雷が走り、ロビーにいた影達を一気に襲い痺れさせた。

「こらっ、ハリュシュ!」

 折角説得できたのに!
 結局駐屯地にいた魔法師団の影達は、本日全員ハリュシュの雷で痺れる羽目にあっていた。



 粛々とツィーニロが後始末を行う中、ノルギィ・クシェヌ大公とハリュシュは今後魔法師団と騎士団の吸収合併について話し合っていた。
 漸くクアゼ副長の説得に成功し話を進めることが出来ると二人の意見は白熱している。

「こういう時ハリュシュの強引さは特だね。百戦錬磨のクシェヌ大公相手に一歩も引かない。」

「図太い神経してますよね~。」

 片付けが終わるまでそこに入っていて下さいとツィーニロ魔法師団長に言われ、ノルギィとニンレネイ、キランシュとハリュシュは魔法師団長室に押し込まれていた。
 そしてアディ副団長は早々と回復することが出来たクアゼ副長に頼んで、全員分のお茶を用意していた。
 先程の会話は、キランシュの疲れたようなボヤキに、お茶を淹れていたアディ副団長が返事したところだった。
 テーブルにお茶菓子用のシフォンケーキを並べながら、クアゼ副長がチラチラとニンレネイを見ている。

「ありがとう。また焼いてくれたのか?」

 クアゼ副長が少し嬉しそうに顔を綻ばせた。

「あ、はい。夏の茶葉を使った香り高いケーキにしました。」

「ああ、爽やかで良い匂いだね。」

 影ってケーキ焼くんだ?まぁ、アディ副団長もお茶淹れるの上手くなったしね。などと思いながらキランシュはお茶を啜った。
 キランシュとニンレネイがソファで寛ぐのを見ながら、アディ副団長とクアゼ副長は扉まで下がる。
 同じテーブルに着こうとは二人とも思わない。アディ副団長は平民だし、クアゼ副長だってそうだ。

「………大公と大公妃、どっちに忠誠誓ってるんだ?」

 何となくアディはクアゼに尋ねた。
 何だこいつとクアゼはアディを見上げる。アディの方が背が高く、見上げなければならないのが悔しい。クアゼも低い方ではないはずなのにとプイッと視線をずらした。

「どちらもだ。主人は賢く強い。ニンレネイ様は尊敬できるお方だ。」

 それでも答えるクアゼに、アディは面白そうに笑った。

「………確かにクシェヌ大公妃は尊敬出来るかもな。お前を助ける為に咄嗟に部屋から出てきたんだから。」

 アディの上司であるキランシュは、反発するクアゼの首に足を乗せて力を入れていた。
 警告を聞かなければそれまでだ。
 クアゼは首の骨を折られるところだったのだ。それを察知したのか、魔法師団長室の扉が慌てて開いた。
 クシェヌ大公妃が出てきたから、キランシュの足は止まったのだ。制止にきたと分ったのだろう。

「………キランシュ様は正しい。」

「非常に割り切った方だが、一線を超えなければ優しい方だよ。」

 クアゼは頷いた。そして何故か頬を染める。

「強くて美しいとは素晴らしいな…。しかもあの冷酷な微笑みはいい。」

 アディはうん?と首を傾げた。

「いつの間にか俺の背後をとっていた。地面に叩きつけられるまで気配を感じなかったんだ…。素晴らしい技術だ。」

 語る言葉はうっとりとしている。

「ゾクゾクするほどの崇高さだ。」

 クアゼの瞳はポーと潤んでいた。視線の先にはゆっくりとティータイムを楽しむキランシュとニンレネイがいる。
 アディは頬を引き攣らせた。

「……そうか~。そうきたか~。」

 ま、忠誠は得られそうで良かったのかなとアディは思った。



 そこから数日は王城で行われる各種会議に出席するハリュシュに付き合って、毎日のように登城していた。ハリュシュはキランシュの屋敷に滞在しっぱなしだ。
 キランシュもリノルト辺境伯として必要なものには出席したが、後はほぼ欠席し、久しぶりに会う人達のもとへ出向いていた。
 王城の奥深くにあるチュレジュの宮もその一つ。
 ツィーニロからチュレジュも会いたいと言っているので是非と言われて足を運んだ。
 ツィーニロ魔法師団長はチュレジュ第二王子と結婚したが、今でも王城の中の奥まった宮に住んでいた。
 出迎えには専属侍従シカヒィーロがいて、相変わらず眼鏡の奥の瞳は何を考えているのか読めない笑顔を浮かべている。

「キランシュ叔父上~。」

 久しぶりに会ったというのに、チュレジュは人懐っこい笑顔で手を繋いできた。あの幼かったチュレジュがツィーニロと……と最初聞いた時は驚いたが、二人並んだ姿はよく似合っていたなと思う。
 チュレジュは応接間で待っていたのだが、足元には丸い玉のような獣が二匹、ホヨンホヨンと跳ねていた。

「久しぶりだね。これが噂の聖獣と魔獣なのか……。聞いてはいたけど本当に不思議な生き物だね。」

 手を伸ばすと交互に飛び跳ねながらキランシュの手のひらにタッチしてくる。自動で玉遊びをしている気分だ。
 
「えへへ~、可愛いでしょ?」

 チュレジュはいくつになっても変わらない笑顔で二匹を紹介した。聖獣と魔獣はキランシュの手に飽きたのか、お茶の用意をするシカヒィーロを邪魔しに行ってしまった。シカヒィーロも器用に二匹の相手をしながらお盆にポットを載せている。

「今日はお天気が良いから花畑に用意したんだよ。もう一人お客様がいるからね!」

「そうなのか?友達?」

 チュレジュはニコッと笑ってキランシュの手を引いた。こっち、こっちと招かれる。
 緑の葉の中に様々な色彩の花が咲く美しい花畑がそこにはあった。
 花畑は小さな丘になっていて、その頂上にテントが張られて人が一人座って待っていた。
 
「ニティナ殿下?」

 サマファル国の王子ニティナ殿下がトカゲを抱っこして待っていた。立ちあがろうとしたので手で制す。

「こんにちは。お久しぶりです、リノルト辺境伯様。」

 ニティナ殿下は今十六歳。学院の一年生だ。今年学院に入学して直ぐに攫われて大変な目に遭って心配だったが、今はニコニコとして元気そうだ。

「お会いするのは数年ぶりですね。」

 国境の砦ではキランシュが寝込んでしまい会えずじまいだった。
 ニティナ殿下とチュレジュは年齢差が四つあるのだが、似たようなテンポの二人なので会話が弾んでいる。
 たまたま王城で会ってから仲良くなったらしい。
 
「見て下さい!僕のギョロちゃんはクッキーをキャッチしますよ!」

 ブーメランを投げるようにチュレジュはクッキーを投げた。あまり前へは飛ばずに上に上がる。
 バシッーー……、パリッパリ、モグモグ。黄色い目の聖獣が目を細めて美味しそうに食べていた。口があるようだが閉じてしまうと見えない。

「………雑食なんだね?」

「何でも食べます。」

 肉もかな?と聞いてみたい気もするがやめておいた。生肉だったら怖い。
 
「こっちの赤い目の魔獣の方は?」
 
 キランシュもクッキーを一つとって軽く放ってみた。先程チュレジュが投げた時よりも高く遠くに飛んでいく。
 遠くに投げすぎたかな?と心配になったが、赤目の魔獣がフッと消えた。そしてまだ空中にあるクッキーの側に現れパクッと食べてしまう。

「おおっ!」

 キランシュとニティナは二人で感嘆の声を上げた。
 赤目の魔獣は帰りは普通にポヨポヨと地面を戻ってきた。そこは空間移動してこないんだと微妙に飼い主であるチュレジュっぽいなと思ってしまう。

「キランシュ様、ノニーも芸がありますよ。」

 ニティナ殿下も競うように春銀氷トカゲのノニーを持ち上げて見せてきた。そしてノニーは上げられ柔らかそうな腹を見せたまま透明に薄れていく。
 ニティナは目をキラキラとさせていた。

「そういう特殊能力をもつとは聞いていたけど、本当なんだね。」

 キランシュの感心した声にニティナは満足気だ。
 うちもハリュシュを自慢したい気になるがハリュシュは人間だからダメだろうなと思う。
 ニティナ殿下はノニーを抱っこしておけば一緒に消えれますよと言った。
 試しに三人でノニーを抱っこしあって消えるかどうかを確認し合う。

「凄い……。人間が使う隠蔽魔法に近いけど他者にも及ぼすとなるとかなり難しい。チュレジュの聖魔獣もそうだし、オメガ性の方が特殊能力でもあるのかな…?」

 キランシュが悩んでいると、オメガ二人は何やらコソコソと話し合っていた。
 そしてキランシュの腕を両側からガッと掴む。

「キランシュ様は行きたいところありますか?」

「普段行けないところとか見たいところとか。」

 んん?
 よく分からない質問だが、二人の質問を考えてみる。

「僕はぁ、フォピレア様が他の方と話してるところ見たいです。」

「え?フォピレアって喋るの?」

 ニティナの可愛らしい要求にチュレジュの素直なツッコミが入っている。

「はは、そういう意味なら私もハリュシュの学生姿は見てみたいね。」

「じゃあ行こう~!」

「もう直ぐ学院始まりますよ!」

「えええ?」

 二人からいつまで王都にいるのかと聞かれて、あと二週間程度と答える。

「じゃあ間に合うねぇ!」

「あ、一年生の授業がない時がいいです!」

 んんんんん?

「ノニーを三人で抱っこ出来ないよ?」

「手を繋げば良いですよ。」

 なぁるほど~とチュレジュは笑顔だ。

「まさか私も一緒に忍び込むつもりかな……?」

 二人はキョトンとキランシュを見た。

「叔父上は保護者だよ?」

「わぁ、学生生活って楽しいですね!こんなことも出来るんですね!」

 え?待って、待って!忍び込むのは学生生活に含まれないから!
 慌てて近くに待機していたシカヒィーロを見た。
 シカヒィーロの瞳とバチっと合う。そしてニコッと笑い返してきた。

「よろしくお願い致します。」

 深々とお辞儀されてしまった。










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