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59.手出し不能
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「ブリュンヒルデ……元の姿に戻せない?」
沙夜が今度は心配そうな顔でブリュンヒルデに問いかける。
「フレイヤ様なら可能なんでしょうが……、残念ながら無理ですね。」
「原因はなんだと思う?」
「そうですね…………、魔剣グラムが吸い込んだ時になにか原因があるのかもしれません。」
「それにしても16から7歳とかになるならわかるけど、12歳なんて。」
何故か小さくなってしまった真希。
ただその原因は不明である。
「真希……様?」
サタンは本来のサタナエルの姿に戻っていた。
恐らく魔剣グラムが吸い取ったのは、真希の悪だけでなくサタナエルのも吸い取ったようだ。
「とりあえず、この事はフレイヤ様にお願いした方がいいかと。」
「そうね、ところで他の戦況は?」
「仲部、サハクィエルはいまだに戦闘中です。幸田、フレイヤ様は不明です。」
沙夜とブリュンヒルデは仲部元一等空佐とサハクィエルに加勢する……予定だったのだが、真希の状態からして危険と判断し、その場で待機することを決断した。
場面は仲部、サハクィエルへ。
「どうしますか?」
「そうだな……、この状況ではいくらの航空や陸上自衛隊の最新兵器もってしても無力だな。」
冷静に作戦を練るサハクィエルと仲部の視線の先にいるのは、
「良くも私をここまでにしてくれたな」
『真姫様、その体ではそんなに持ちません。戦闘はお早めに。』
悪魔というようなオーラを放ち、目を紫に光らせた真姫、
そして、その天使であるアズラーイール。
「困ったな……下手に手が出せない。」
地上からその様子を伺う田川。
「どうしますか?今なら攻撃できますが。」
「待て、それだけはやってはいけない。航空自衛隊にも伝えておけ、ここは……あいつに任せろと。」
「わ……わかりました。」
陸上自衛隊、そして航空自衛隊の全指示を任せられているのは田川二等陸佐。
田川は仲部に真姫とアズラーイールとの戦闘はをすべて託すことにしたのだ。
「しかし、いいのですか?任せてしまって。」
「あぁ、逆にここで我々が手出しすれば仲部の視界を奪ってしまうだけだ。もはやあれはただの契約者ではない。『悪魔』だ。こっちの兵器は尚更通じないだろう。」
ミサイルによる攻撃は真姫とアズラーイールを黒煙によって覆い隠してしまう。
この状況では、仲部が真姫を見失ってしまうことは致命的である。
「仕掛けてくるのを待つぞ、サハクィエル。」
勝算はあるのだろうか。
沙夜が今度は心配そうな顔でブリュンヒルデに問いかける。
「フレイヤ様なら可能なんでしょうが……、残念ながら無理ですね。」
「原因はなんだと思う?」
「そうですね…………、魔剣グラムが吸い込んだ時になにか原因があるのかもしれません。」
「それにしても16から7歳とかになるならわかるけど、12歳なんて。」
何故か小さくなってしまった真希。
ただその原因は不明である。
「真希……様?」
サタンは本来のサタナエルの姿に戻っていた。
恐らく魔剣グラムが吸い取ったのは、真希の悪だけでなくサタナエルのも吸い取ったようだ。
「とりあえず、この事はフレイヤ様にお願いした方がいいかと。」
「そうね、ところで他の戦況は?」
「仲部、サハクィエルはいまだに戦闘中です。幸田、フレイヤ様は不明です。」
沙夜とブリュンヒルデは仲部元一等空佐とサハクィエルに加勢する……予定だったのだが、真希の状態からして危険と判断し、その場で待機することを決断した。
場面は仲部、サハクィエルへ。
「どうしますか?」
「そうだな……、この状況ではいくらの航空や陸上自衛隊の最新兵器もってしても無力だな。」
冷静に作戦を練るサハクィエルと仲部の視線の先にいるのは、
「良くも私をここまでにしてくれたな」
『真姫様、その体ではそんなに持ちません。戦闘はお早めに。』
悪魔というようなオーラを放ち、目を紫に光らせた真姫、
そして、その天使であるアズラーイール。
「困ったな……下手に手が出せない。」
地上からその様子を伺う田川。
「どうしますか?今なら攻撃できますが。」
「待て、それだけはやってはいけない。航空自衛隊にも伝えておけ、ここは……あいつに任せろと。」
「わ……わかりました。」
陸上自衛隊、そして航空自衛隊の全指示を任せられているのは田川二等陸佐。
田川は仲部に真姫とアズラーイールとの戦闘はをすべて託すことにしたのだ。
「しかし、いいのですか?任せてしまって。」
「あぁ、逆にここで我々が手出しすれば仲部の視界を奪ってしまうだけだ。もはやあれはただの契約者ではない。『悪魔』だ。こっちの兵器は尚更通じないだろう。」
ミサイルによる攻撃は真姫とアズラーイールを黒煙によって覆い隠してしまう。
この状況では、仲部が真姫を見失ってしまうことは致命的である。
「仕掛けてくるのを待つぞ、サハクィエル。」
勝算はあるのだろうか。
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