9 / 30
第9話 硝子瓶の聖女
しおりを挟む
王都から遠く離れた、潮風の香る港町セレン。石畳の坂道の途中に、小さく、いつもハーブの爽やかな香りが漂う店がある。店の看板には、『薬屋エルセ』と簡素に記されていた。この店の名前については、様々な議論が繰り広げられ、最終的にエルセリアが押し切られる形でこの名になった。
「……はい。この煎じ薬を、食後に三回飲んでくださいね。お大事に」
エルセリアが微笑んで薬袋を手渡すと、漁師の男は顔を赤くしながら大きな手を振って去っていった。
家を出てから数年。彼女はここで、「エルセ」という名で平穏な日々を過ごしている。前世で毒を見極めるために学んだ薬草学の知識が、まさかこんな形で人々の役に立つとは思わなかった。
「エルセ。今あの男、あなたの指先に触れようとしていました。……追いかけて指を詰めてやりましょうか」
店番のカウンターのすぐ横、影に溶け込むように立っていたギルベルトが、氷のような声で呟いた。あれからもっと成長した彼は、今や町中の女性が振り返るほどの美青年に仕上がっている。だが、その中身は相変わらず……いや、年々重くなっていた。
「ダメよ、ギル。彼はただ、お釣りを受け取ろうとしただけなの」
「お釣りの受け渡しに時間がかかるのは、明白な誘惑です。……次やったら、あいつの漁船、全部沈めてきます」
「物騒な冗談はやめて」
エルセリアが苦笑いしながら彼の頬を突くと、彼はふにゃりと相好を崩す。
「……エルセが触れてくださるなら、船の一隻や二隻、見逃してあげてもいいです」
彼はエルセリアの手に自分の頬を擦り寄せ、恍惚とした表情を浮かべる。その時、店の奥から小気味よい足音が響いた。
「ギルベルト。また仕事中にお嬢様に発情しているのですか。不潔ですよ。外でバケツの水を浴びて頭を冷やしなさい」
現れたのは、いつもと変わらずメイド服を完璧に着たマルタだ。彼女は相変わらずの毒舌を吐きながら、薬草の詰まった籠をカウンターに置く。
「マルタ、おかえりなさい。仕入れはどうだったかしら?」
「ええ。バルドスという男が仕切っている商会から、質の良い月光草が入りました。……あそこのボス、三十代後半くらいの妙に色気のある男ですが、お嬢様の噂を聞いて『一度、店主を拝んでみたいもんだ』などと抜かしていましたよ」
バルドス。この街の裏社会も実質的に牛耳っているという、新興商会の長。その名を聞いた瞬間、ギルベルトの金色の瞳が、獲物を狙う獣のように細まった。
「……そのバルドスとかいう男、俺が消してきましょうか? エルセに不純な興味を持つ不逞の輩は、存在そのものが罪ですので」
「あら、珍しく名案ですね。ですが、今のところ彼は貴重な仕入れルートです。殺すのは、お嬢様に直接手を出してからになさい」
二人の物騒な計画が始まりそうになったので、エルセリアは慌てて二人を宥めた。
◇ ◇ ◇
その日の午後。店の前に、一台の馬車が止まった。慌てて見せに入ってきたのは、身なりの良い、けれど服を乱した一人の男だった。
「ここか! どんな病も治すっていう薬師の店は!」
彼の腕の中には、顔を真っ赤にして苦しそうに呼吸する少女が抱かれている。
「娘が、急に倒れたんだ! 頼む、助けてくれ。礼なら何でもやる。だからどうか、この子を……!」
男性の目には、涙が浮かんでいた。一目見て、少女を侵しているのがただの病ではないことがわかった。少女の首筋には微かに紫色の斑点が浮き出ている。
(……これは、『沈黙の蔓』の毒。前世で、ミレーヌが私に盛ろうとした毒と同じだわ)
エルセリアは反射的に立ち上がった。ギルベルトとマルタが、瞬時に戦闘態勢で彼女の前に出る。知らない男が突然主人の領域に踏み込んできたからだろう。しかし、彼女は二人の背中を押した。
「二人とも、下がって。……ギル、奥の棚から『銀の滴』の瓶を持ってきて。マルタ、お湯と清潔な布を準備して。……すぐに治療しないと」
「エルセ……」
「ギル、お願い。この子は、まだこんなにも小さいのよ」
エルセリアの真剣な眼差しに、ギルベルトは一瞬だけ瞳を揺らしたが、すぐに「分かりました」と短く答えて影のように動いた。彼女は男性から少女を受け取り、店の奥のベッドに寝かせる。男性は圧倒されたように、呆然と立ち尽くしていた。
「あの、あんた……」
「大丈夫ですよ。……この子の命は、私が必ず繋ぎ止めます。ギル、銀の滴を頂戴」
彼女は受け取った薬を、自分の指先につけて少女の唇に塗った。そして、前世で学んだ毒と薬の相互作用を思い出しながら、的確に処置を施していく。マルタは完璧なタイミングで必要な道具を差し出し、ギルベルトは外からの視線を遮るように動き、彼女が集中できる空間を作った。
約一時間後。少女の荒かった呼吸が、静かな寝息へと変わった。紫色の斑点は、ほとんど見えない程度に薄れてきている。
「……もう大丈夫ですよ。山を越えました」
エルセリアが額の汗を拭って微笑むと、男性はその場に崩れ落ちた。彼は大きな手で顔を覆い、子どものように号泣する。
「……ぁ……ありがてえ……。あんた……あんたは、俺の神様だ。……この恩は、一生忘れねえ……っ」
それを見るギルベルトの瞳には、相変わらず冷ややかな光が宿っている。彼はエルセリアの肩をそっと支え、耳元で囁いた。
「エルセは、本当に……罪作りな方ですね。また一人、あなたの信者を増やしてしまった」
その言葉の意味を、彼女は深く考えなかった。ただ救えた命があることに安堵し、彼から差し出された温かいお茶を受け取る。
この時、彼女は知らなかった。助けた少女が、裏社会の王・バルドスの唯一の愛娘であったこと。そしてこの出会いが、彼女にとっての最強の盾となることを。
「……さて。エルセ、お疲れでしょう。後の片づけは先輩にやらせて、あなたは俺の腕の中で休んでください」
「ギルベルト、どさくさに紛れて抱き着かない。お嬢様、寝室へ。私がハーブを焚きましょう」
潮風が吹く小さな薬屋で、彼女たちの新しい戦いの準備が、静かに整いつつあった。
「……はい。この煎じ薬を、食後に三回飲んでくださいね。お大事に」
エルセリアが微笑んで薬袋を手渡すと、漁師の男は顔を赤くしながら大きな手を振って去っていった。
家を出てから数年。彼女はここで、「エルセ」という名で平穏な日々を過ごしている。前世で毒を見極めるために学んだ薬草学の知識が、まさかこんな形で人々の役に立つとは思わなかった。
「エルセ。今あの男、あなたの指先に触れようとしていました。……追いかけて指を詰めてやりましょうか」
店番のカウンターのすぐ横、影に溶け込むように立っていたギルベルトが、氷のような声で呟いた。あれからもっと成長した彼は、今や町中の女性が振り返るほどの美青年に仕上がっている。だが、その中身は相変わらず……いや、年々重くなっていた。
「ダメよ、ギル。彼はただ、お釣りを受け取ろうとしただけなの」
「お釣りの受け渡しに時間がかかるのは、明白な誘惑です。……次やったら、あいつの漁船、全部沈めてきます」
「物騒な冗談はやめて」
エルセリアが苦笑いしながら彼の頬を突くと、彼はふにゃりと相好を崩す。
「……エルセが触れてくださるなら、船の一隻や二隻、見逃してあげてもいいです」
彼はエルセリアの手に自分の頬を擦り寄せ、恍惚とした表情を浮かべる。その時、店の奥から小気味よい足音が響いた。
「ギルベルト。また仕事中にお嬢様に発情しているのですか。不潔ですよ。外でバケツの水を浴びて頭を冷やしなさい」
現れたのは、いつもと変わらずメイド服を完璧に着たマルタだ。彼女は相変わらずの毒舌を吐きながら、薬草の詰まった籠をカウンターに置く。
「マルタ、おかえりなさい。仕入れはどうだったかしら?」
「ええ。バルドスという男が仕切っている商会から、質の良い月光草が入りました。……あそこのボス、三十代後半くらいの妙に色気のある男ですが、お嬢様の噂を聞いて『一度、店主を拝んでみたいもんだ』などと抜かしていましたよ」
バルドス。この街の裏社会も実質的に牛耳っているという、新興商会の長。その名を聞いた瞬間、ギルベルトの金色の瞳が、獲物を狙う獣のように細まった。
「……そのバルドスとかいう男、俺が消してきましょうか? エルセに不純な興味を持つ不逞の輩は、存在そのものが罪ですので」
「あら、珍しく名案ですね。ですが、今のところ彼は貴重な仕入れルートです。殺すのは、お嬢様に直接手を出してからになさい」
二人の物騒な計画が始まりそうになったので、エルセリアは慌てて二人を宥めた。
◇ ◇ ◇
その日の午後。店の前に、一台の馬車が止まった。慌てて見せに入ってきたのは、身なりの良い、けれど服を乱した一人の男だった。
「ここか! どんな病も治すっていう薬師の店は!」
彼の腕の中には、顔を真っ赤にして苦しそうに呼吸する少女が抱かれている。
「娘が、急に倒れたんだ! 頼む、助けてくれ。礼なら何でもやる。だからどうか、この子を……!」
男性の目には、涙が浮かんでいた。一目見て、少女を侵しているのがただの病ではないことがわかった。少女の首筋には微かに紫色の斑点が浮き出ている。
(……これは、『沈黙の蔓』の毒。前世で、ミレーヌが私に盛ろうとした毒と同じだわ)
エルセリアは反射的に立ち上がった。ギルベルトとマルタが、瞬時に戦闘態勢で彼女の前に出る。知らない男が突然主人の領域に踏み込んできたからだろう。しかし、彼女は二人の背中を押した。
「二人とも、下がって。……ギル、奥の棚から『銀の滴』の瓶を持ってきて。マルタ、お湯と清潔な布を準備して。……すぐに治療しないと」
「エルセ……」
「ギル、お願い。この子は、まだこんなにも小さいのよ」
エルセリアの真剣な眼差しに、ギルベルトは一瞬だけ瞳を揺らしたが、すぐに「分かりました」と短く答えて影のように動いた。彼女は男性から少女を受け取り、店の奥のベッドに寝かせる。男性は圧倒されたように、呆然と立ち尽くしていた。
「あの、あんた……」
「大丈夫ですよ。……この子の命は、私が必ず繋ぎ止めます。ギル、銀の滴を頂戴」
彼女は受け取った薬を、自分の指先につけて少女の唇に塗った。そして、前世で学んだ毒と薬の相互作用を思い出しながら、的確に処置を施していく。マルタは完璧なタイミングで必要な道具を差し出し、ギルベルトは外からの視線を遮るように動き、彼女が集中できる空間を作った。
約一時間後。少女の荒かった呼吸が、静かな寝息へと変わった。紫色の斑点は、ほとんど見えない程度に薄れてきている。
「……もう大丈夫ですよ。山を越えました」
エルセリアが額の汗を拭って微笑むと、男性はその場に崩れ落ちた。彼は大きな手で顔を覆い、子どものように号泣する。
「……ぁ……ありがてえ……。あんた……あんたは、俺の神様だ。……この恩は、一生忘れねえ……っ」
それを見るギルベルトの瞳には、相変わらず冷ややかな光が宿っている。彼はエルセリアの肩をそっと支え、耳元で囁いた。
「エルセは、本当に……罪作りな方ですね。また一人、あなたの信者を増やしてしまった」
その言葉の意味を、彼女は深く考えなかった。ただ救えた命があることに安堵し、彼から差し出された温かいお茶を受け取る。
この時、彼女は知らなかった。助けた少女が、裏社会の王・バルドスの唯一の愛娘であったこと。そしてこの出会いが、彼女にとっての最強の盾となることを。
「……さて。エルセ、お疲れでしょう。後の片づけは先輩にやらせて、あなたは俺の腕の中で休んでください」
「ギルベルト、どさくさに紛れて抱き着かない。お嬢様、寝室へ。私がハーブを焚きましょう」
潮風が吹く小さな薬屋で、彼女たちの新しい戦いの準備が、静かに整いつつあった。
32
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
じゃない方の私が何故かヤンデレ騎士団長に囚われたのですが
カレイ
恋愛
天使な妹。それに纏わりつく金魚のフンがこの私。
両親も妹にしか関心がなく兄からも無視される毎日だけれど、私は別に自分を慕ってくれる妹がいればそれで良かった。
でもある時、私に嫉妬する兄や婚約者に嵌められて、婚約破棄された上、実家を追い出されてしまう。しかしそのことを聞きつけた騎士団長が何故か私の前に現れた。
「ずっと好きでした、もう我慢しません!あぁ、貴方の匂いだけで私は……」
そうして、何故か最強騎士団長に囚われました。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
乙女ゲームは始まらない
みかん桜
恋愛
異世界転生した公爵令嬢のオリヴィア。
婚約者である王太子殿下の周囲に、乙女ゲームのヒロインを自称する女が現れた。
だが現実的なオリヴィアは慌てない。
現実の貴族社会は、物語のように優しくはないのだから。
これは、乙女ゲームが始まらなかった世界の話。
※恋愛要素は背景程度です。
公爵家の養女
透明
恋愛
リーナ・フォン・ヴァンディリア
彼女はヴァンディリア公爵家の養女である。
見目麗しいその姿を見て、人々は〝公爵家に咲く一輪の白薔薇〟と評した。
彼女は良くも悪くも常に社交界の中心にいた。
そんな彼女ももう時期、結婚をする。
数多の名家の若い男が彼女に思いを寄せている中、選ばれたのはとある伯爵家の息子だった。
美しき公爵家の白薔薇も、いよいよ人の者になる。
国中ではその話題で持ちきり、彼女に思いを寄せていた男たちは皆、胸を痛める中「リーナ・フォン・ヴァンディリア公女が、盗賊に襲われ逝去された」と伝令が響き渡る。
リーナの死は、貴族たちの関係を大いに揺るがし、一日にして国中を混乱と悲しみに包み込んだ。
そんな事も知らず何故か森で殺された彼女は、自身の寝室のベッドの上で目を覚ましたのだった。
愛に憎悪、帝国の闇
回帰した直後のリーナは、それらが自身の運命に絡んでくると言うことは、この時はまだ、夢にも思っていなかったのだった――
※毎朝8時10分投稿です。
小説家になろう様でも掲載しております。
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
5年経っても軽率に故郷に戻っては駄目!
158
恋愛
伯爵令嬢であるオリビアは、この世界が前世でやった乙女ゲームの世界であることに気づく。このまま学園に入学してしまうと、死亡エンドの可能性があるため学園に入学する前に家出することにした。婚約者もさらっとスルーして、早や5年。結局誰ルートを主人公は選んだのかしらと軽率にも故郷に舞い戻ってしまい・・・
2話完結を目指してます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる