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第百四十話 様々な修羅場
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「テイル様…。 どういう事かしっかりと説明してください」
震えながらもこちらへと歩み寄り、問いを投げかけて来るサリィ王女殿下。
「ちゃんと話すから全員集まってもらえるかな?」
皆集まってくる。
「しっかりと話すよ…俺は…」
地球で死んだ事…そして、それを毒殺されそうになった時に全て思い出した事。
フォンドニア嬢は地球の神であり、全ての神を統べる存在である事も話した。
転生してしばらくしてから俺にコンタクトを取ってきて、地球の神全てが俺に加護を授けた事も…。
そして、地球の時には人界で人に混じって生活していて、俺とは先輩後輩の関係だったこと。
洗いざらい話した。
「そして、フォンドニア様はテイル様の事をどう思われているのですか?」
「もちろんお慕いしています。 地球に居た頃から」
「私達だって、貴女に負けないくらいテイル様をお慕いしているのよ。 ここに居る皆そうよ。 神だからと言って優先はさせません!」
え? あの…さっきまで殺伐としてたけど今度は違う意味で殺伐としてきたんですけど?
なんなら修羅場なんですけど!?
「わきまえているつもりです。 独り占めなんてしようと思って居ませんし、今は私は神でもありますが今はナールム・ル・フォンドニアとして生を受けていますから。 秩序は守ります」
「ならいいです」
「テイル君、ちゃんと私達の事も見ててくれる? 私達は平民の出身だけど、それでも傍に居ていい?」
全員の視線が俺に集まる。 魔神より怖いんだけど。
「もちろんだよ。 俺は貴族の家系だから、平民の出自だから、天職がどんなものだからって格付けをするつもりはないよ」
平民の出自の二人はそっと胸を撫でおろした。
「なんやテイルちゃん? ウチはハーレムに入れてくれへんのか?」
「勘弁してくださいよ…」
鋭い殺気が飛んでくる。
俺は即座に剣を取り、その殺気の元を受け止める。
それはジャービル様の心臓を的確に狙った攻撃であり、明確な殺意がある。
「流石ですね、殺気は隠していたんですがね」
隠者のコート…。 魔道具の中の一つにあると言われていたが実物を見るのは初めてだ。
「リエルちゃん? どういう事や?」
「魔神王様からの命で貴方を討ちに来ました。 しかし、魔神王様はもう既にいらっしゃらない。 貴方達が殺したから! だから…私が魔神王様に代わって貴方達を残らず殺すの!」
鋭く急所を狙い繰り出してくる突き。
細剣…。 敵にすると厄介この上ない。
「またんかいな! あいつは人類の敵やったんやで?」
「あのお方は盗賊の手によって手を掛けられた両親の代わりに私を育て、最後に会った時にリエラと名付けてくれた。 親を二度も殺された恨み、貴方達で晴らします」
そっと懐から取り出したのは魔道具の中でも禁忌にされている呪具だ。
「それを使う事は朕も見過ごせぬ。 腕を焼き落としてでもその呪具は破壊する。 それは危険だ」
それは同意見だ。
「ふふふ、残念。 遅いです」
今までの敵よりも確実に疾い。
龍神王とドーラの攻撃をいとも簡単に避けきってしまう。
「神の力を扱えるのがそこの勇者だけだと思わない事ね、魔神王様の加護はあの方が消えても続いている」
その言葉に惹かれた様に呪具が反応を起こす。
刹那、呪いが発動しリエラを取り込んだ。
それは息を呑む間も無かった。
そこには呪いの力と神気を身にまとう黒い人の形をしたナニカが立っていた。
震えながらもこちらへと歩み寄り、問いを投げかけて来るサリィ王女殿下。
「ちゃんと話すから全員集まってもらえるかな?」
皆集まってくる。
「しっかりと話すよ…俺は…」
地球で死んだ事…そして、それを毒殺されそうになった時に全て思い出した事。
フォンドニア嬢は地球の神であり、全ての神を統べる存在である事も話した。
転生してしばらくしてから俺にコンタクトを取ってきて、地球の神全てが俺に加護を授けた事も…。
そして、地球の時には人界で人に混じって生活していて、俺とは先輩後輩の関係だったこと。
洗いざらい話した。
「そして、フォンドニア様はテイル様の事をどう思われているのですか?」
「もちろんお慕いしています。 地球に居た頃から」
「私達だって、貴女に負けないくらいテイル様をお慕いしているのよ。 ここに居る皆そうよ。 神だからと言って優先はさせません!」
え? あの…さっきまで殺伐としてたけど今度は違う意味で殺伐としてきたんですけど?
なんなら修羅場なんですけど!?
「わきまえているつもりです。 独り占めなんてしようと思って居ませんし、今は私は神でもありますが今はナールム・ル・フォンドニアとして生を受けていますから。 秩序は守ります」
「ならいいです」
「テイル君、ちゃんと私達の事も見ててくれる? 私達は平民の出身だけど、それでも傍に居ていい?」
全員の視線が俺に集まる。 魔神より怖いんだけど。
「もちろんだよ。 俺は貴族の家系だから、平民の出自だから、天職がどんなものだからって格付けをするつもりはないよ」
平民の出自の二人はそっと胸を撫でおろした。
「なんやテイルちゃん? ウチはハーレムに入れてくれへんのか?」
「勘弁してくださいよ…」
鋭い殺気が飛んでくる。
俺は即座に剣を取り、その殺気の元を受け止める。
それはジャービル様の心臓を的確に狙った攻撃であり、明確な殺意がある。
「流石ですね、殺気は隠していたんですがね」
隠者のコート…。 魔道具の中の一つにあると言われていたが実物を見るのは初めてだ。
「リエルちゃん? どういう事や?」
「魔神王様からの命で貴方を討ちに来ました。 しかし、魔神王様はもう既にいらっしゃらない。 貴方達が殺したから! だから…私が魔神王様に代わって貴方達を残らず殺すの!」
鋭く急所を狙い繰り出してくる突き。
細剣…。 敵にすると厄介この上ない。
「またんかいな! あいつは人類の敵やったんやで?」
「あのお方は盗賊の手によって手を掛けられた両親の代わりに私を育て、最後に会った時にリエラと名付けてくれた。 親を二度も殺された恨み、貴方達で晴らします」
そっと懐から取り出したのは魔道具の中でも禁忌にされている呪具だ。
「それを使う事は朕も見過ごせぬ。 腕を焼き落としてでもその呪具は破壊する。 それは危険だ」
それは同意見だ。
「ふふふ、残念。 遅いです」
今までの敵よりも確実に疾い。
龍神王とドーラの攻撃をいとも簡単に避けきってしまう。
「神の力を扱えるのがそこの勇者だけだと思わない事ね、魔神王様の加護はあの方が消えても続いている」
その言葉に惹かれた様に呪具が反応を起こす。
刹那、呪いが発動しリエラを取り込んだ。
それは息を呑む間も無かった。
そこには呪いの力と神気を身にまとう黒い人の形をしたナニカが立っていた。
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