異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

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第150話 引退

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「改めて紹介するね。彼女達が新しくパートナーになったんだ」

僕がそう紹介するとプッシー、オリビア、フローラが七家の当主達とさくら、エロフ10人と挨拶を交わします。

先日、玲にはプッシーを紹介していましたが、オリビアとフローラも本日3回目を受け、パートナーになる事を希望したのです。

プッシーの職業を聞いていたので、オリビアとフローラも諜報員だと聞いて驚きはありません。

皆の前で改めて日本に来た理由を聞くと、元々オリビアとフローラが異星人に対する日本の特殊部隊について調査をしていたところ、本当に休暇目的だったプッシーが後輩指導の名目で後から日本に来たそうなのです。

初めて“ブラボ”に行った時がプッシーの来日初日だったみたいです。

「屋敷の皆さん全員がパートナーですか…?」

「一体何人が…」

「まだ紹介していないパートナーもいるからね」

プッシーのID番号は128、オリビアとフローラは129と130と説明します。

プッシーが128と聞いて、頑張れば上位に行けるかどうか聞いてきましたが、これはパートナーになった順番であってそんなシステムでないことを伝えると涙目になっていました。

オリビアとフローラは全く気にしていないようですが、プッシーはとっても向上心があるようです。
まぁ、007にまで昇りつめたほどだからな…。

可哀想なので四半期に一度あるランキングについて教えると、目を輝かせて上位を狙うと言っていました。



「話は分かったわ。それで皆さんは諜報機関を退職すると…」

「はい、みお様。もはや本国よりシャルル様ですからね」

「「私もです」」

「私達はいくら頑張ってもきっとシングルナンバーにはなれなかったでしょうし、若い内にシャルル様のような男性のパートナーになれるのはこの上ない幸運です」

「日本に来たのは運命だったのですよ~。セックス最高~!」

「……フローラさんは見た目は重そうなのに軽いわね~」

くっ、私より若くてグラマーだなんて…。

「こはる様、酷いですよ~」



「それでシャルル様達はプッシーさん達と一緒にイギリスへ?」

「今すぐじゃないけれどね。まだイギリスには行った事が無かったし…。僕を探していたのが王族ならね…」

キャンディスに会うのはちょっと楽しみでもあります。

「シャルル様、その王族の方までパートナーにされるのでは?」

「えっ? そんなこと考えてもいなかったよ」

「はい白夜さん、フラグを頂きました~!」
「今の言葉で可能性は跳ね上がりましたよ~」

「えっ、マオ様、フラグって…?」

「でも、イギリスの第二王女って聞いたことが無いわね」

「好乃様、どの国にも秘密の一つや二つはあるのでしょう…」
「シャルル様達も我が国の最重要機密なのですから…」

「文香様のおっしゃることも分かりますが…」



「では、私達は明日にでも帰国して報告を済ませたいと思います。退職の準備もありますからね」

「本国での身辺整理もしないと…」

「【転移門】で一瞬で行き来が出来るって信じられませんよ~」

「そうか、じゃあ三人には【収納】の魔法も付与してあげるよ。手ぶらで行き来が出来るからね」

「【収納】…ですか?」

「良く分かりませんが、ありがとうございます」

「魔法が使えるだなんて夢みたいです」



XX XY



「まさか、私達をパートナーにしてくださるなんて…」

「だから人生が変わるって言ったでしょ」

「これから日本に住めるんだよ~」

「本当ね、異星人達の侵攻もシャルル様達がいれば安心ね」

実際にはシャルル様は女性を救われる為にその任を解かれているそうなのですが、まだ同じような方達が4組もいるそうです。

「私達の探していた特殊部隊がシャルル様みたいな方達だったとはね。どおりで見つからないはずだよ」

「そうね、皆さん“転移”することが出来るそうですからね」

その中でもシャルル様達の魔法は特別だそうです。

魔法は個々の能力や魔力量に大きく左右されるそうですが、パートナーに与えられるこの指輪での転移の方が、他の方達の転移より優れているそうなのです。

「さてと、あなた達も“スライム”を頂いているわね」

「この“下着モード”って凄いですよね」

「ピッタリと張り付いて気持ち良いです」

「馬鹿ね、それどころじゃないわよ。様々な“モード”があるんだから…」
「まぁ、とにかく最初はお風呂よね…」

「“魔力風呂”と“スライム風呂”ですね」

「一体どんなお風呂なのでしょう」

「凄いわよ。もうそれしか言えないわ…」

電流のように身体を貫く“魔力”と、シャルル様の様に全身をマッサージしながら穴という穴を凌辱してくる“スライム”にイキ捲りなのです。

「「そんなにですか…?」」

「排泄物を引きずり出されたり、尿道を弄られた時にまるで拷問だと思ったけれど、それ以上の快感よ」

「アレ以上ですか!?」

「イキ死なないようにね」

「「……」」



XX XY



プシュ―――ッ。

「だ…誰だ!? ダ…007、君なのか!?」

「ゲイル長官、私に決まっているじゃないですか…」

とは言いつつ、あまりの変貌に本部に入るのは大変でした。
指紋、声紋、虹彩、DNAまで再確認されたぐらいです。

自分では分かりませんでしたが、セキュリティーシステムが別人と誤作動を起こしてしまうほどだったのです。
しばらくぶりに合う知人からも驚愕されました。

030と031とは一緒ではありませんでしたが、二人も同じかもしれませんね。

「いや…、それにしても…その変貌は…一体何が…」
「そ、そうか、休暇中にカスタムしたんだな?」

「フフ…、そう思われることは予想していましたが、カスタムなんかしていませんよ」

「嘘だろ…、そんなに若返ったみたいに…」

「酷いですね。やっぱり歳のいった中年女性だと思っていたのですね」

「すまない、そんなつもりじゃ…」

「まぁ、良いでしょう。今回は許してあげます。女性に年齢的な事はタブーですよ。他のシングルナンバーにそのような言葉を使うと暗殺されますよ」

「ハハ…ハ…」



「本当に驚いた。それで急に戻ってきたのはどういう理由だ? 任務は難航していたんだろ?」

「前回の報告から状況が好転しまして該当する男性を発見しました」
「もちろん裏も取ってあります。昨年末にオーストラリアでお会いしたことも覚えておられました」
「住まいなど詳細は分かりませんが連絡先を教えていただくことが出来ました」

「そ、そうか! さすが007だな」
「それで、その連絡先は?」

「それが、シャルル様の意向で直接キャンディス様にお知らせするようにと言われています」

私も知っている連絡先が書かれた封書を長官に渡します。

「そうか…、本当に大丈夫なんだろうな?」

前もって確認しない連絡先を提出して良いものか…。

「問題ありません。何かあれば全て私の責任にしてください」

「007がそこまで言うのなら、このまま開封せずに渡しておこう」

「ありがとうございます」



「では、任務も完了した事ですし…」

「また休暇なのか?」

「いいえ、違います。昨年からの休暇中によく考えたのですが、やはり引退しようと思います」

「何だと!? そんな事…」

「私もいい歳ですからね。残りの人生を大切にしようと思うのです」

「それは分かるが、だがしかし…」

「ナンバーズを繰り上げれば済む事ではないですか。近い内に001や002も引退するかもしれませんよ」

「001や002に比べれば007は年齢的にもまだ若い。そ、それにそんなに瑞々しく若返ったようになっているのに…」

「長官、年齢の事は言ってはダメだと言ったでしょう」
「私もパートナーとの子孫を作ってみたいですからね」

私も玲様達の様にシャルル様の子供を受胎するのです。
エロフさん達の子供もとても可愛かったなぁ。

「そんな事を考えていたのか…」
「分かった…」

「本当ですか!?」

「では、私の精子を提供しようじゃないか」

「はい?」

「私もこれまでパートナーについて考えてはいなかったが、見た目も悪くはないはずだし、長官としての地位もある」

007がこんなに美しい女性になったら是が非でも手に入れたい。

「冗談は止めてください。本心なら訴えますよ!」
「大体、その年齢で精子が採取できるのですか?」

シャルル様なんか直接子宮を満たすほど注いでくださるのに…。

「ま…まだ私も一応30代だぞ。枯れてはいないさ…」

「長官、長官の男性器って勃起出来るのですか?」

「勃起?」

「通常状態から血液の流入によって大きく硬くなることです」

「そんな事出来る訳ないだろう…、そんな男性はいないと思うぞ」

「男性器の大きさはどれくらいなのですか? 見せなくていいので手で示してください」

「このくらい…、そうそう、よく食べるウインナーみたいだな」

「ハァ~、そうですか…」

アイ様やマオ様がおっしゃっておられた通りなのですね。
この世界の男性は男性器が退化していて、男性器は小さくなりつつあり勃起も出来ないのね…。
シャルル様の男性器は勃起すると私の腕くらい余裕であるのに…。

「それがどう関係あるんだ…?」

「長官が男性として見られないってことですよ」
「子孫を残されるつもりなら出来るだけ早く他の女性を探すことですね」

「ひ、酷いじゃないか…」

「いきなり私をパートナーにしようと考える方が酷いですよ。本当にハラスメントで訴えますよ」

「うっ…、それは…」

「とにかく、今日限りで引退しますので、後の手続きをよろしくお願いします」
「退職金もかなりになると思いますので…」

「……」
一体007に何が…?
こんな事になるならもっとブレックスに誘って親密になっておくべきだったか…。



XX XY



「007、どうでしたか?」

「何とか引退できたわよ。そうそう、もう007じゃないから…。それでそっちは?」

長官があんなにおかしな男性だったとは…。

「色々と大変でしたが私達も何とか…」

「デーブの引き留めが気持ち悪かったです。引退を認める代わりに最後にブレックスをしろって言うんですよ~」

「えっ、してきたの?」

「まさか、私の心と身体はシャルル様の物ですよ。あんな男性に…」

「これまで他の男性とブレックスをしていた自分が許せないよね」

「フフ…、オリビアも言うようになったわね。あなたのブレックス・フレンドが泣くわね」

「00…、プッシーさんの言うように本当に何も思わなくなりましたよ。シャルル様がいればそれだけで…」



「それでプッシーさん、この後はどうするのですか?」

「自宅を整理したら、シャルル様に報告しに日本に帰りましょう」

「【転移門】を使えば一瞬って凄いですよね」
「それに【収納】という魔法もですよ! 部屋の中身を空に出来ますからね」

「諜報員を辞めた以上、退去しないといけませんからね」

「オリビアとフローラは寮住まいだったの?」

「当然じゃないですか…。私達は下っ端なんですから…」

「私達はプッシーさんの様に家も自由も無いんですからね…。あるのは若さだけなんですから…」

「フローラ、は余計よ!」
「アイ様やマオ様がおっしゃっていたように、若いだけでセックスをしていただけないんだから」
「私ももうあなた達を待つ必要も無くなったし…」

もっと頑張ってシャルル様に喜んでいただける身体に…。
そして、早く『100イキ苦行』というものを達成して皆さんに認められるようにならないとね…。

「酷いです」

「くっ、それを言われると…」

「じゃあ解散。明日の朝9時にここで待ち合わせね」

「「はいっ」」



XX XY



プシュ―――ッ。

「長官!」

「デーブ君か、慌ててどうした…?」

「今回日本に行かせていた030と031なのですが…」

二人共艶やかで瑞々しく、若返ったように変貌していたのです。
諜報部に美女はたくさんいますが、誰も今の二人には勝てない事でしょう。

「どうした?」

「諜報員を辞めました…」

「えっ、フローラ君が!?」

「長官、031をご存知で?」

「もちろん、シングルナンバー以外の采配は君に任せているが、全員の事は君より知っているつもりだ」

「……」

「先ほど、007も辞めると言ってきたところだ」

「あの007もですか?」

「まぁ、007の方は惜しいが引退だ。日本へ行く前から引退を仄めかされていたからな」
「……しかし、君の方は大事だぞ」

「えっ、どういう…?」

「若い諜報員が1チーム辞めたんだ。君の責任問題になるだろう」

「そんな…、辞める者は少なからずいます」

「私が知らないとでも思っているのか? 君は若い諜報員達にブレックスを迫っては応じる者と応じない者とで差別をしていたそうじゃないか」

「そ、そんな事は!」

「特に今回辞めた031のフローラ君にご執心だったそうだな」
「031は嫌がっていたと聞いている」
「大体、諜報員達から避けられている事に気付いていないのか?」

私も最後にもう一度フローラ君とブレックスがしたかったな…。
デーブが全て悪いのだ。

「う…嘘です。誰がそんな事を…?」

「この組織の長官として知らない事は無いんだよ。発表は後日になるがデーブ君には降格してもらうつもりだ」

「そんなぁ~、長官…」

(ハハ…、ちょっとした憂さ晴らしでもあるが、今回の判断は間違っていないだろう…)

以前007にデーブの事について言われたことを思い出します。

本当に惜しいが、最後に王族依頼の任務も達成してくれたので長官としての面目が保てたことが幸いだったな。

今後シングルナンバーの後進について検討しておく必要がありそうだ。
ハァ~、中年女性は厳しいし、もういっそ世代交代しても良いかもな…。



【参照】
プッシー・オナーズ(33+1)
オリビア・グローリー(19+1)
フローラ・ハイド(18+1)
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