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【完結】家なき子【玩具/メス堕ち】
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ハァハァと全身で呼吸をする。
肩口に顔を埋めた閏さん吐息も熱く乱れていた。
時々首筋にちゅ、とキスが落ちてきて、ゾクリと背筋に甘い痺れが走る。
やがて、全身の痙攣が収まった頃、奥から性器が引きずり出されて、その刺激にまた身体がぶるりと震えて縮こまった。
暫く息を整えて、千々に散っていた意識が漸く戻ってくる。
俺の目に知性が戻ったのを見て、頭を優しく撫でながら閏さんが言った。
「…少し、休憩しようか」
…え、まだヤんの…!?
一瞬、奥がキュンと疼いた自分の反応にも驚いて、信じられない気持ちで閏さんを見上げる。
「冗談だ」
悪戯っぽい微笑みを返されて胸がドキッと跳ねた。
「…タチわるいよ…」
久々にまともな言葉を喋る。
叫びすぎた喉は掠れて酷く聞き取りにくかった。
「そうか?満更でもなさそうだが」
見透かされて目を逸らす。
この人、結構意地悪だ。
普通にしてる時は優しくて面倒見の良いスパダリなのに、セックスの時はドSじゃねーか。
確かに、身が持たないって振られるのも分からないでもないな。
でも、辛いのの先には絶対気持ちいいのが待っていたし、閏さんなりに気を使ってくれてるのも何となくわかった。
俺なら振らないな。
…というか、気持ち良すぎて、夢中になりそう。
「何を考えてる?」
思考に沈んでいたのを優しく呼び戻されて、自分の考えに顔に熱が集まる。ついでに、腹の奥も疼いた。
「いやっ、なんでも…」
焦って中途半端な笑みを浮かべて誤魔化そうとすると、閏さんの笑みが意地悪なものに変わる。
「物足りない?」
耳元で囁かれてゾワゾワとそこから快感が生まれる。耳朶を優しく噛まれて堪らず身を捩ると、閏さんの手が胸元をそろりと撫でた。
「んっ…」
肩が跳ねる。腹の奥が少し熱くなる。
やばい、また流される…。
不安と期待に目尻に涙が浮かんだのをちゅ、と唇で吸われた。
「でも、これ以上は樹くんの身体がちょっと心配だな」
起き上がった閏さんに軽々と抱き抱えられて、浴室に運ばれる。
「欲しいなら、またしてあげよう」
今度は冗談と分かるように、それにちょっとだけ寂しそうに言いながら、引き戸を行儀悪く足で開けて浴槽にそっと座らされた。
自力で出来ないのを想定して作ってあるのだろう。浴槽は滑りにくい素材が貼ってあって、半身浴できるみたいに斜めに凭れて座れた。
そのまま汁とかローションでベタベタのヌルヌルでカピカピの身体をシャワーで清めてくれる。
こういうところ、イイよなぁ…。
その気持ちよさを甘んじて受けいれた。
「…好きなだけここに居てもいいんだよね?」
素直に強請るのは恥ずかしくて、遠回しに「またして」と、閏さんの腕に手を滑らせる。
閏さんはちょっと驚いた顔をしてマジマジと俺を見た。
「さっきよりもっとドロドロのぐちゃぐちゃにするかもしれないが?」
戸惑うような声色。試すような視線に正面から目を合わせる。
「俺、多分もう普通のじゃ満足できない。責任取ってよ」
今度は閏さんが目を逸らした。
あれ、そういうんじゃなかった!?
意地悪に笑って肯定されるかと思ってたら、予想外の反応に焦りが募る。
ヤバ、すげー恥ずかしい。
不安になって閏さんの様子を伺っていると、もう一度こちらに目を合わせて閏さんが口を開いた。
「では、順序は逆になったが、付き合おうか」
そう言った閏さんの耳が少し赤くなっていて、これは冗談じゃないとわかった。
は?
今の流れでなんでそうなった?
「一回こっきりの行きずりはともかく、セフレというのは、不誠実だろう」
真面目くさった顔で言われてこちらまで恥ずかしくなる。
付き合う、付き合うかぁ。
優しいし、顔良いし、金も家も持ってて自立してて、そんな相手探してもなかなか見つからない。
それに、あの強烈なセックス…。
俺、閏さん無しじゃ生きられなくなるかも…。
「衣食住は補償しよう。親御さんにも責任もって預かると挨拶をする」
俺の沈黙に何か勘違いしたのか、閏さんが少し早口で言った。
親御さんに挨拶。今どきそんな風に付き合うの。
思わず吹き出した。
この人やっぱり、ちょっとズレてる。
肩口に顔を埋めた閏さん吐息も熱く乱れていた。
時々首筋にちゅ、とキスが落ちてきて、ゾクリと背筋に甘い痺れが走る。
やがて、全身の痙攣が収まった頃、奥から性器が引きずり出されて、その刺激にまた身体がぶるりと震えて縮こまった。
暫く息を整えて、千々に散っていた意識が漸く戻ってくる。
俺の目に知性が戻ったのを見て、頭を優しく撫でながら閏さんが言った。
「…少し、休憩しようか」
…え、まだヤんの…!?
一瞬、奥がキュンと疼いた自分の反応にも驚いて、信じられない気持ちで閏さんを見上げる。
「冗談だ」
悪戯っぽい微笑みを返されて胸がドキッと跳ねた。
「…タチわるいよ…」
久々にまともな言葉を喋る。
叫びすぎた喉は掠れて酷く聞き取りにくかった。
「そうか?満更でもなさそうだが」
見透かされて目を逸らす。
この人、結構意地悪だ。
普通にしてる時は優しくて面倒見の良いスパダリなのに、セックスの時はドSじゃねーか。
確かに、身が持たないって振られるのも分からないでもないな。
でも、辛いのの先には絶対気持ちいいのが待っていたし、閏さんなりに気を使ってくれてるのも何となくわかった。
俺なら振らないな。
…というか、気持ち良すぎて、夢中になりそう。
「何を考えてる?」
思考に沈んでいたのを優しく呼び戻されて、自分の考えに顔に熱が集まる。ついでに、腹の奥も疼いた。
「いやっ、なんでも…」
焦って中途半端な笑みを浮かべて誤魔化そうとすると、閏さんの笑みが意地悪なものに変わる。
「物足りない?」
耳元で囁かれてゾワゾワとそこから快感が生まれる。耳朶を優しく噛まれて堪らず身を捩ると、閏さんの手が胸元をそろりと撫でた。
「んっ…」
肩が跳ねる。腹の奥が少し熱くなる。
やばい、また流される…。
不安と期待に目尻に涙が浮かんだのをちゅ、と唇で吸われた。
「でも、これ以上は樹くんの身体がちょっと心配だな」
起き上がった閏さんに軽々と抱き抱えられて、浴室に運ばれる。
「欲しいなら、またしてあげよう」
今度は冗談と分かるように、それにちょっとだけ寂しそうに言いながら、引き戸を行儀悪く足で開けて浴槽にそっと座らされた。
自力で出来ないのを想定して作ってあるのだろう。浴槽は滑りにくい素材が貼ってあって、半身浴できるみたいに斜めに凭れて座れた。
そのまま汁とかローションでベタベタのヌルヌルでカピカピの身体をシャワーで清めてくれる。
こういうところ、イイよなぁ…。
その気持ちよさを甘んじて受けいれた。
「…好きなだけここに居てもいいんだよね?」
素直に強請るのは恥ずかしくて、遠回しに「またして」と、閏さんの腕に手を滑らせる。
閏さんはちょっと驚いた顔をしてマジマジと俺を見た。
「さっきよりもっとドロドロのぐちゃぐちゃにするかもしれないが?」
戸惑うような声色。試すような視線に正面から目を合わせる。
「俺、多分もう普通のじゃ満足できない。責任取ってよ」
今度は閏さんが目を逸らした。
あれ、そういうんじゃなかった!?
意地悪に笑って肯定されるかと思ってたら、予想外の反応に焦りが募る。
ヤバ、すげー恥ずかしい。
不安になって閏さんの様子を伺っていると、もう一度こちらに目を合わせて閏さんが口を開いた。
「では、順序は逆になったが、付き合おうか」
そう言った閏さんの耳が少し赤くなっていて、これは冗談じゃないとわかった。
は?
今の流れでなんでそうなった?
「一回こっきりの行きずりはともかく、セフレというのは、不誠実だろう」
真面目くさった顔で言われてこちらまで恥ずかしくなる。
付き合う、付き合うかぁ。
優しいし、顔良いし、金も家も持ってて自立してて、そんな相手探してもなかなか見つからない。
それに、あの強烈なセックス…。
俺、閏さん無しじゃ生きられなくなるかも…。
「衣食住は補償しよう。親御さんにも責任もって預かると挨拶をする」
俺の沈黙に何か勘違いしたのか、閏さんが少し早口で言った。
親御さんに挨拶。今どきそんな風に付き合うの。
思わず吹き出した。
この人やっぱり、ちょっとズレてる。
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