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【完結】冒険の書【ファンタジー/触手】
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「ッ!うぁああ!」
出ようとしていたものを押し返して栓をされ、圧迫感と異物感に冷や汗が吹き出した。
衝撃を逃がすように身体を捩るが、四肢を拘束した触手がその力をいなしてしまう。
「うっ、くぅ…!!」
中がグネグネと蠢いた。
未知の感覚に背筋がゾワゾワと粟立つ。
その痺れが快感に変換されて、余計に性器に熱が集まった。
重なる快感の悪循環に、膀胱と睾丸が震えて中身が外に出ようと暴れ回る。
「そら、それだけではないぞ」
楽しげな魔王の声が降ってくる。
視線を触手にやると、広がった花弁がまるで見せつけるようにゆっくりと閉じた。
「…ひっ、く…!!」
生暖かい内部はトロトロにぬめっていて、包まれただけで腰が蕩けそうな快感が広がる。思わず顎が上がって、腰がぶるりと震えた。
その波が引いても、触手の動きはピタリと止まっている。
「……?」
しかし、堰き止められたもどかしさと苦しさに身を捩った瞬間、外を包み込んだ触手が強烈に蠕動し始めた。
「あ!?あぁあア!!」
同時に、潜り込ん混んだ細い触手がずろろろっと中を啜る。
引きずり出されるような、腰から下が全部持っていかれるような感覚にゾクゾクと背筋が痺れた。
イッてないのにイかされている。
快感なのか不快感なのか分からない、細やかな痺れに全身が戦慄いた。
「うぁあっ!あ、く…!!アァ!」
ジュルるッと音を立てて吸われる。
一層強い痺れが走って、脳がクラクラと眩んで視界が真っ白になった。
意思に反して、身体が震えて腰がガクガクと跳ね回る。
「啜られて気をやったか」
絶頂に達したことで、ふわふわと浮いていた意識が急にハッキリした。
自分の状況を理解しようと思考が回転し始めるが、その間も内外の触手は蠢き続け、あっという間に溶かされる。
「う!あ!やめ!…くゥう…!!」
花弁のひだの1枚1枚が竿とカリを擦り上げて、イボが全体をコリコリと引っ掻く。
中の触手が、腹の奥にあるしこりをグリグリと揉みこんだ。
「ヒッ!アアア!」
脳がパチパチと弾けた。
内側から前立腺を制圧されて、触手に供給するように体液が分泌される。
それをまたずるずると啜られて、永遠に射精しているような強烈な感覚に全身が強ばった。
絶頂に達した身体に無理やり快感を詰め込まれて、思考がショートする。
過ぎた快感に恐怖すら感じた。意識では滅茶苦茶に暴れているのに、拘束する触手に力を逃がされて、できるのは僅かな身動ぎばかり。ふわふわと中途半端な体勢では快感を逃がすことも出来ない。
「辛かろう。屈すると。助けてと乞えば直ぐに止めてやるぞ?」
頭上から降ってきた声に、霧散しかけていた理性が覚醒する。
「だ、れが…ッ」
睨み付けた視線は涙で潤んでいたが、それでも強い光を持って魔王を射抜いた。
出ようとしていたものを押し返して栓をされ、圧迫感と異物感に冷や汗が吹き出した。
衝撃を逃がすように身体を捩るが、四肢を拘束した触手がその力をいなしてしまう。
「うっ、くぅ…!!」
中がグネグネと蠢いた。
未知の感覚に背筋がゾワゾワと粟立つ。
その痺れが快感に変換されて、余計に性器に熱が集まった。
重なる快感の悪循環に、膀胱と睾丸が震えて中身が外に出ようと暴れ回る。
「そら、それだけではないぞ」
楽しげな魔王の声が降ってくる。
視線を触手にやると、広がった花弁がまるで見せつけるようにゆっくりと閉じた。
「…ひっ、く…!!」
生暖かい内部はトロトロにぬめっていて、包まれただけで腰が蕩けそうな快感が広がる。思わず顎が上がって、腰がぶるりと震えた。
その波が引いても、触手の動きはピタリと止まっている。
「……?」
しかし、堰き止められたもどかしさと苦しさに身を捩った瞬間、外を包み込んだ触手が強烈に蠕動し始めた。
「あ!?あぁあア!!」
同時に、潜り込ん混んだ細い触手がずろろろっと中を啜る。
引きずり出されるような、腰から下が全部持っていかれるような感覚にゾクゾクと背筋が痺れた。
イッてないのにイかされている。
快感なのか不快感なのか分からない、細やかな痺れに全身が戦慄いた。
「うぁあっ!あ、く…!!アァ!」
ジュルるッと音を立てて吸われる。
一層強い痺れが走って、脳がクラクラと眩んで視界が真っ白になった。
意思に反して、身体が震えて腰がガクガクと跳ね回る。
「啜られて気をやったか」
絶頂に達したことで、ふわふわと浮いていた意識が急にハッキリした。
自分の状況を理解しようと思考が回転し始めるが、その間も内外の触手は蠢き続け、あっという間に溶かされる。
「う!あ!やめ!…くゥう…!!」
花弁のひだの1枚1枚が竿とカリを擦り上げて、イボが全体をコリコリと引っ掻く。
中の触手が、腹の奥にあるしこりをグリグリと揉みこんだ。
「ヒッ!アアア!」
脳がパチパチと弾けた。
内側から前立腺を制圧されて、触手に供給するように体液が分泌される。
それをまたずるずると啜られて、永遠に射精しているような強烈な感覚に全身が強ばった。
絶頂に達した身体に無理やり快感を詰め込まれて、思考がショートする。
過ぎた快感に恐怖すら感じた。意識では滅茶苦茶に暴れているのに、拘束する触手に力を逃がされて、できるのは僅かな身動ぎばかり。ふわふわと中途半端な体勢では快感を逃がすことも出来ない。
「辛かろう。屈すると。助けてと乞えば直ぐに止めてやるぞ?」
頭上から降ってきた声に、霧散しかけていた理性が覚醒する。
「だ、れが…ッ」
睨み付けた視線は涙で潤んでいたが、それでも強い光を持って魔王を射抜いた。
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