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【完結】2億4000万の男【寸止め/洗脳?】
3*
以前より早く帰れるようになった18:30。
俺はあてがわれた部屋で資格の勉強をしていた。
どこになにがあるのかわからないから出かけるのも億劫だし、この資格はあったら確実に役に立つ資格だ。忙しすぎて手が出せずにいたのを、いい機会だと思って勉強することにした。
あいつは隣の部屋だけど、今はまだ気配がない。
ひょっとしてまだ仕事をしているんだろうか。責任者として、俺以上に色々あるんだろう。
以前は一緒に職場を出ることが多かったけど、自分だけ先に帰ってしまっていることに少しだけ罪悪感を感じた。
ガチャン、がたん、と音がした。隣の部屋からだ。
あぁ、今帰ったのか。と、時計を見上げると22:30。帰宅してから4時間も没頭していたらしい。我ながら集中力ありすぎて怖い。
晩飯もまだだし、今日のところはこのくらいにしておこう。
そう考えて、唯一場所を特定できている徒歩10分もかかるコンビニに向かうべく机の上を片付ける。
…あいつ飯食ったのかな。
食事に誘ってみようか。まだのようなら適当にぶらついて、気になったところに入って…。
以前の俺からは考えられないような思考だ。
しかし、連絡をしようとスマホを手に取ったところで隣の部屋から不穏な音が聞こえはじめた。
押し殺したような女の笑い声と、ギシ、と多分ベッドが軋む音。
嫌な予感がして固まる。そんなことをする必要はないんだけど、無意識に息を潜めた。
『…だから、……いいよ』
漏れ聞こえる女の声。何がいいのかわからなかったけど、これは間違いなくそういうやりとりなんだということははっきりわかった。
それからごそごそとくぐもった音がして、すぐに嬌声が聞こえ始める。
あん、とか、あふ、とか。
あいつ、女を連れ込んでよろしくヤッてやがる。社宅で。部下の隣の部屋で。
人がちょっと罪悪感を感じて、殊勝な心掛けで飯に誘ってやろうとか思ってたのに。
俺が資格の勉強をしてた間にどこぞで女を引っかけてお持ち帰りしたってわけですか。あぁそうですか。
目頭を親指で揉む。いや、自由だ。別に禁止されてるわけじゃない。
それでも、昼間あいつが浮かべてるさわやかな笑顔が思い出されて余計に腹が立った。そりゃあ、あの人たらしみたいな笑顔は女にも有効でしょうよ。
俺がイラついてる間にも隣の部屋での情事は続いていて、女の声はいよいよ音量を上げてこちらの部屋にまで響いてきた。
『あ、あっ、……っ、すご…、…もっと…っ』
俺は何を聞かされてるんだ。
何が悲しくて直属の上司がヤッてる声を聞かされないといけないんだ。
がっくりと力が抜けて座椅子に座り込む。
…そういえば、ここの所忙しかったのと余裕がなかったのとでそういうことはご無沙汰だったなぁ。
ふと頭の隅にそんな考えが浮かんでしまって、そこに女の嬌声が入り込んでくる。
ぞく、と背筋が震えた。
気付けば、ズボンのボタンに手を掛けていた。
腰を浮かせてズボンを半ばまで脱いで、半勃ちになった性器を手にとる。脳で理解しているこれから齎される快感に、そこはすぐに反応を返した。
『…ひ、…!あんっ、…すごいっ…いい!!……してっ、…だから、おねがい…!!』
隣の部屋での情事はいよいよ佳境を迎えたようだ。ギシギシとベッドが軋む音がする。
手のひらで優しく包んだ性器をゆっくり上下に撫で摩る。
「…ふ、く…っ」
ぞくぞくと快感が駆け上がってきて、性器を包む手に力が籠った。自分でよく理解している、気持ちいい所を的確に扱いて性急に快感を求める。
先走りが溢れる先端を親指で擦ると自然と太ももが強張った。
久々なせいで我慢がきかない。情緒もへったくれもない、ただ性欲を解消するためだけの行為だから別に我慢する必要もない。
机の上のティッシュを手繰り寄せて、射精に向けてくっと腰に力を入れた所で隣から声が漏れ聞こえた。
『…でしょ?もう、イッていいよ』
「…!!くっ、う…ッ」
手のひらに熱い迸りを感じて、背筋がぞくぞくと粟立つ。
2度、3度と性器が跳ねてとぷとぷと溢れた精液が手のひらを汚した。
射精の快感の後、ドクドクと跳ねる心音を感じながら、はふ、と息を吐く。
それから冷静になる瞬間が訪れて、頭の芯が冷えた。
…最悪だ。あいつの声でイッてしまった。
明けて、休日の朝。
朝食を買いにコンビニに行こうと着替えていた所にスマホの通知音が聞こえた。
忙殺されてて友人関係も乏しい、彼女もいない俺の、休日の朝に連絡を取ってくる相手と言えば一人しかいない。
隣の部屋をじっとりと睨んでからスマホに目を落とす。
『朝ごはん食べに行かない?』
あの男は。
昨日あれだけ大騒ぎしてよくもまぁいけしゃあしゃあと。
俺はあの後久々のスッキリ感を上回る残念な気持ちを抱えて悶々と過ごしたんだ。何が『ごはんいかない?』だ。ちょっと大きな声で言えば聞こえますけど?
とは言え、これから朝食を買いに行こうと準備はしてたから『わかりました』と返信しておいた。
『準備できたら教えて』と続いて、『もう出るところだったんでいつでも』と返したらすぐに隣の部屋からごそごそと音がした。
いくら家賃重視の社宅とは言え、ある程度のプライバシーは保たれるべきだと思う。特に独身男性の単身赴任とかでは。これじゃ迂闊にエッチな動画も再生できない。イヤホンて気が散って嫌いなんだよね。
ドアが開く音、閉まる音、それから鍵を掛ける音がしてすぐにチャイムが鳴る。
俺も財布とスマホだけポケットに突っ込んで外へ出た。
「おはよう」
ドアを開けたところに神宮寺さんが立っている。オフらしく、いつもよりラフな風体だ。
いつもは整えられている髪も、今日は何もしていないのか額にかかっていて、ちょっと幼く見える。
「おはようございます」
そういえばオフに合うのは本社でもこっちでも初めてだ。
二人で赴任してきたんだけど、こっちに来てからは俺の残業時間が極端に減ったこともあって一緒に過ごす時間はむしろ減ったように思う。一緒に過ごすって、事務所でだけど。どんだけ残業してたんだ俺ら。
「ごめんね、急に。お客さんに教えてもらった店、折角だから誰かと行きたくて」
昨日の女と行けばよかったんじゃないですかねぇ?とは言わず、曖昧な笑みを浮かべる。それに一人飯は営業の必須スキルでしょうよ。
とは言え、こっちに来て一か月弱。いい加減コンビニ飯にも限界を感じてたし、開拓をしないといけないと思ってたところだ。
「いえ、俺も色々店知りたいと思ってたとこなんで、いいです」
素直にそう返すと、神宮寺さんは嬉しそうに破顔した。
そういう素直な反応が取引先にウケるんだろうな。もちろんそれだけで業績№1が取れるわけがないから多分これは計算だ。俺は騙されない。
「じゃあ、これからも色々誘ってもいい?」
俺の歩調に合わせて、半歩だけ前を歩きながら神宮寺さんが軽く振り返って言う。俺の中で開拓と嫌いな上司との食事という究極の二択が勃発した。
いや。どうせ行っても店ごとに一度きりだろう。顧客から教えられた店なら大外れもないだろうし。
打算的にそう考えて開拓を取った。
「いいですよ。お互い、無理のない範囲なら」
そう返すと神宮寺さんはまたにっこりと笑った。
案内されたのはレトロな喫茶店。
低いウッドテーブルに重厚なソファ。控えめに流れるジャズ。落ち着く雰囲気だ。
パンケーキではなくホットケーキ、メロンソーダやらミルクセーキやら、メニューもどことなく懐かしい。
もともと朝食目的。無難にモーニングを頼んだ。
「七瀬くんてさ、退社後は何してるの?」
すぐに運ばれてきたコーヒーをふーふー吹いて冷ましていると、そう声をかけられた。
「普通に帰って部屋でのんびりしてますよ?行くとこもないし」
反射でそう答えて、「しまった」と思った。
これは、昨日のアレに繋がってしまう。慎重に言葉を選ぶべきだった。
いや、もう答えてしまったんだ。この際だから言ってやろう。
「次はもっと声の小さい、奥ゆかしい方にしてくださいね」
勢いでそう返して、様子を伺う。
神宮寺さんは悪びれる風もなく「あぁ…」と息を吐いて、思い出すように視線を上に逸らしてから急に意地悪な顔で俺を見た。
「ムラムラしちゃった?」
「なっ…!!」
コイツ…!!
渾身の攻撃を強烈なカウンターで返されて言葉を失う。
しかも図星だ。なんなら抜いた。
「ふぅん、抜いたんだ」
「っ何で…!!」
そう返してしまって、神宮寺さんの表情を見てカマをかけられたことに気づいた。
頬がカァッと熱くなる。
コイツ、オフだと性格悪いぞ。
ニヤニヤしながら俺を見る神宮寺さんから目を逸らして、動揺を悟られないようにコーヒーを一口飲んだ。もう手遅れだろうけど。
「そういうお店も色々聞いてるけど、紹介しようか?」
「結構です!」
カップをソーサーに乱暴に戻すと、ガチャン、と派手な音がして少しだけ注目を浴びる。
ほんと、最悪だ。
俺はあてがわれた部屋で資格の勉強をしていた。
どこになにがあるのかわからないから出かけるのも億劫だし、この資格はあったら確実に役に立つ資格だ。忙しすぎて手が出せずにいたのを、いい機会だと思って勉強することにした。
あいつは隣の部屋だけど、今はまだ気配がない。
ひょっとしてまだ仕事をしているんだろうか。責任者として、俺以上に色々あるんだろう。
以前は一緒に職場を出ることが多かったけど、自分だけ先に帰ってしまっていることに少しだけ罪悪感を感じた。
ガチャン、がたん、と音がした。隣の部屋からだ。
あぁ、今帰ったのか。と、時計を見上げると22:30。帰宅してから4時間も没頭していたらしい。我ながら集中力ありすぎて怖い。
晩飯もまだだし、今日のところはこのくらいにしておこう。
そう考えて、唯一場所を特定できている徒歩10分もかかるコンビニに向かうべく机の上を片付ける。
…あいつ飯食ったのかな。
食事に誘ってみようか。まだのようなら適当にぶらついて、気になったところに入って…。
以前の俺からは考えられないような思考だ。
しかし、連絡をしようとスマホを手に取ったところで隣の部屋から不穏な音が聞こえはじめた。
押し殺したような女の笑い声と、ギシ、と多分ベッドが軋む音。
嫌な予感がして固まる。そんなことをする必要はないんだけど、無意識に息を潜めた。
『…だから、……いいよ』
漏れ聞こえる女の声。何がいいのかわからなかったけど、これは間違いなくそういうやりとりなんだということははっきりわかった。
それからごそごそとくぐもった音がして、すぐに嬌声が聞こえ始める。
あん、とか、あふ、とか。
あいつ、女を連れ込んでよろしくヤッてやがる。社宅で。部下の隣の部屋で。
人がちょっと罪悪感を感じて、殊勝な心掛けで飯に誘ってやろうとか思ってたのに。
俺が資格の勉強をしてた間にどこぞで女を引っかけてお持ち帰りしたってわけですか。あぁそうですか。
目頭を親指で揉む。いや、自由だ。別に禁止されてるわけじゃない。
それでも、昼間あいつが浮かべてるさわやかな笑顔が思い出されて余計に腹が立った。そりゃあ、あの人たらしみたいな笑顔は女にも有効でしょうよ。
俺がイラついてる間にも隣の部屋での情事は続いていて、女の声はいよいよ音量を上げてこちらの部屋にまで響いてきた。
『あ、あっ、……っ、すご…、…もっと…っ』
俺は何を聞かされてるんだ。
何が悲しくて直属の上司がヤッてる声を聞かされないといけないんだ。
がっくりと力が抜けて座椅子に座り込む。
…そういえば、ここの所忙しかったのと余裕がなかったのとでそういうことはご無沙汰だったなぁ。
ふと頭の隅にそんな考えが浮かんでしまって、そこに女の嬌声が入り込んでくる。
ぞく、と背筋が震えた。
気付けば、ズボンのボタンに手を掛けていた。
腰を浮かせてズボンを半ばまで脱いで、半勃ちになった性器を手にとる。脳で理解しているこれから齎される快感に、そこはすぐに反応を返した。
『…ひ、…!あんっ、…すごいっ…いい!!……してっ、…だから、おねがい…!!』
隣の部屋での情事はいよいよ佳境を迎えたようだ。ギシギシとベッドが軋む音がする。
手のひらで優しく包んだ性器をゆっくり上下に撫で摩る。
「…ふ、く…っ」
ぞくぞくと快感が駆け上がってきて、性器を包む手に力が籠った。自分でよく理解している、気持ちいい所を的確に扱いて性急に快感を求める。
先走りが溢れる先端を親指で擦ると自然と太ももが強張った。
久々なせいで我慢がきかない。情緒もへったくれもない、ただ性欲を解消するためだけの行為だから別に我慢する必要もない。
机の上のティッシュを手繰り寄せて、射精に向けてくっと腰に力を入れた所で隣から声が漏れ聞こえた。
『…でしょ?もう、イッていいよ』
「…!!くっ、う…ッ」
手のひらに熱い迸りを感じて、背筋がぞくぞくと粟立つ。
2度、3度と性器が跳ねてとぷとぷと溢れた精液が手のひらを汚した。
射精の快感の後、ドクドクと跳ねる心音を感じながら、はふ、と息を吐く。
それから冷静になる瞬間が訪れて、頭の芯が冷えた。
…最悪だ。あいつの声でイッてしまった。
明けて、休日の朝。
朝食を買いにコンビニに行こうと着替えていた所にスマホの通知音が聞こえた。
忙殺されてて友人関係も乏しい、彼女もいない俺の、休日の朝に連絡を取ってくる相手と言えば一人しかいない。
隣の部屋をじっとりと睨んでからスマホに目を落とす。
『朝ごはん食べに行かない?』
あの男は。
昨日あれだけ大騒ぎしてよくもまぁいけしゃあしゃあと。
俺はあの後久々のスッキリ感を上回る残念な気持ちを抱えて悶々と過ごしたんだ。何が『ごはんいかない?』だ。ちょっと大きな声で言えば聞こえますけど?
とは言え、これから朝食を買いに行こうと準備はしてたから『わかりました』と返信しておいた。
『準備できたら教えて』と続いて、『もう出るところだったんでいつでも』と返したらすぐに隣の部屋からごそごそと音がした。
いくら家賃重視の社宅とは言え、ある程度のプライバシーは保たれるべきだと思う。特に独身男性の単身赴任とかでは。これじゃ迂闊にエッチな動画も再生できない。イヤホンて気が散って嫌いなんだよね。
ドアが開く音、閉まる音、それから鍵を掛ける音がしてすぐにチャイムが鳴る。
俺も財布とスマホだけポケットに突っ込んで外へ出た。
「おはよう」
ドアを開けたところに神宮寺さんが立っている。オフらしく、いつもよりラフな風体だ。
いつもは整えられている髪も、今日は何もしていないのか額にかかっていて、ちょっと幼く見える。
「おはようございます」
そういえばオフに合うのは本社でもこっちでも初めてだ。
二人で赴任してきたんだけど、こっちに来てからは俺の残業時間が極端に減ったこともあって一緒に過ごす時間はむしろ減ったように思う。一緒に過ごすって、事務所でだけど。どんだけ残業してたんだ俺ら。
「ごめんね、急に。お客さんに教えてもらった店、折角だから誰かと行きたくて」
昨日の女と行けばよかったんじゃないですかねぇ?とは言わず、曖昧な笑みを浮かべる。それに一人飯は営業の必須スキルでしょうよ。
とは言え、こっちに来て一か月弱。いい加減コンビニ飯にも限界を感じてたし、開拓をしないといけないと思ってたところだ。
「いえ、俺も色々店知りたいと思ってたとこなんで、いいです」
素直にそう返すと、神宮寺さんは嬉しそうに破顔した。
そういう素直な反応が取引先にウケるんだろうな。もちろんそれだけで業績№1が取れるわけがないから多分これは計算だ。俺は騙されない。
「じゃあ、これからも色々誘ってもいい?」
俺の歩調に合わせて、半歩だけ前を歩きながら神宮寺さんが軽く振り返って言う。俺の中で開拓と嫌いな上司との食事という究極の二択が勃発した。
いや。どうせ行っても店ごとに一度きりだろう。顧客から教えられた店なら大外れもないだろうし。
打算的にそう考えて開拓を取った。
「いいですよ。お互い、無理のない範囲なら」
そう返すと神宮寺さんはまたにっこりと笑った。
案内されたのはレトロな喫茶店。
低いウッドテーブルに重厚なソファ。控えめに流れるジャズ。落ち着く雰囲気だ。
パンケーキではなくホットケーキ、メロンソーダやらミルクセーキやら、メニューもどことなく懐かしい。
もともと朝食目的。無難にモーニングを頼んだ。
「七瀬くんてさ、退社後は何してるの?」
すぐに運ばれてきたコーヒーをふーふー吹いて冷ましていると、そう声をかけられた。
「普通に帰って部屋でのんびりしてますよ?行くとこもないし」
反射でそう答えて、「しまった」と思った。
これは、昨日のアレに繋がってしまう。慎重に言葉を選ぶべきだった。
いや、もう答えてしまったんだ。この際だから言ってやろう。
「次はもっと声の小さい、奥ゆかしい方にしてくださいね」
勢いでそう返して、様子を伺う。
神宮寺さんは悪びれる風もなく「あぁ…」と息を吐いて、思い出すように視線を上に逸らしてから急に意地悪な顔で俺を見た。
「ムラムラしちゃった?」
「なっ…!!」
コイツ…!!
渾身の攻撃を強烈なカウンターで返されて言葉を失う。
しかも図星だ。なんなら抜いた。
「ふぅん、抜いたんだ」
「っ何で…!!」
そう返してしまって、神宮寺さんの表情を見てカマをかけられたことに気づいた。
頬がカァッと熱くなる。
コイツ、オフだと性格悪いぞ。
ニヤニヤしながら俺を見る神宮寺さんから目を逸らして、動揺を悟られないようにコーヒーを一口飲んだ。もう手遅れだろうけど。
「そういうお店も色々聞いてるけど、紹介しようか?」
「結構です!」
カップをソーサーに乱暴に戻すと、ガチャン、と派手な音がして少しだけ注目を浴びる。
ほんと、最悪だ。
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