129 / 325
【完結】2億4000万の男【寸止め/洗脳?】
10*
力が入らない。気分は軟体動物だ。腕も足もくにゃくにゃする。
その、くにゃくにゃになった俺を神宮寺さんは軽々と抱き上げて、うやうやしくベッドまで運んだ。
「大丈夫?」
ベッドに俺を降ろして神宮寺さんが問いかける。
大丈夫じゃないです。もうこのまま寝させてください。
ゆっくり首を振って目を閉じる。まだつま先や指先という末端はピリピリ痺れてるし、酷い倦怠感だ。ベッドに沈む身体が心地いい。
「まぁ、大丈夫じゃなくてもするんだけどね」
思わず目を開けて見上げる。
神宮寺さんは相変わらずの意地悪な笑みを浮かべたまま、ネクタイに手を掛けていた。
そのまま、しゅる、と衣擦れの音を立ててそれを解く。それから見せつけるようにボタンを外して、Yシャツを脱ぎ捨てた。シャツも脱いでしまって、見事な上半身が露わになる。
「寝てていいよ。勝手にするから」
ちょっと見惚れてるうちに、ぐっと腰を持ち上げられて下着ごとズボンを脱がされた。
萎えた性器が腹の上でぷるんと震える。
勝手にされて堪るか。寝れるか。
「いや、です…」
抵抗しようと必死で身を捩る。でもただでさえポテンシャルの差があるのに、満身創痍の身体では神宮寺さんの手を止めるだけの抵抗はできなかった。
「ローションとか、ないよね」
俺の頭の下から枕を取り上げて、軽々持ち上げた腰の下に差し込みながら聞かれる。
あるわけないだろ。
睨みつけて首を振ると、すっと身体を離して神宮寺さんは自分のカバンをごそごそと漁った。
取り出したのは、リップクリーム。昔馴染みの緑色のやつ。
「なにもないよりマシだと思うよ」
言いながら俺の足の間に入り込んで、腰を抱えるように膝の上に置く。それからくりくりと繰り出したリップクリームを掲げられた俺の尻の穴にあてがった。唇にするように、縁をくるくると撫でる。
「ちょ、なに…」
擽ったい感覚に身を捩ると、掲げられた腰はくねくねとまるで強請るように揺れた。
縁を擦ったリップクリームがそのままぷちゅ、と狭い穴を掻き分けて中に入り込んでくる。
そのあたりで、縁に違和感を感じた。
「え、あ、…あつ…?」
縁がジンジンと疼き始めて、熱いような、冷たいような、妙な感覚がせり上がってくる。
「ちょ、あつい。え、神宮寺さん…っ?」
混乱して見上げると、神宮寺さんは尻の穴をリップクリームでぷちゅぷちゅと犯す手はそのままに、俺を相変わらずの意地悪な目で見た。
「メンソール。気持ちいいらしいよ?」
そのころにはもう縁の疼きはもどかしいくらいになっていて、遅れて中からも同じ感覚が込み上げてきた。
「えっ、あっ、あつ、やっ…!」
状況が飲み込めないままその感覚に下半身が飲み込まれる。
浅い所がジンジン疼いて、縁がひくひくとリップクリームを締め付けた。そこからまたカッとなるような熱が広がる。
メンソールの、唇にすれば爽やかな爽快感が、尻の縁をじくじくと苛んでいる。
堪らず腰を捩ると一層強くこね回すようにリップクリームが中を抉った。
「動くと危ないよ?中で折れたら後で俺のを挿れたときに一番奥まで入っちゃう」
俺のを挿れるつもりなのか。
いや薄々勘付いてはいたけど。
ちゅぷん、と音を立ててリップクリームが抜き去られた。熱さと冷たさとむず痒さに縁がひくひくと蠢いた。
「あ、待って、痒い。あ、熱くて痒い…っ」
刺激を与えられなくなった縁がどうにもむず痒い。
蠢く尻の縁を神宮寺さんの指がぐにぐに揉み込んで、痒さへの解放感に「くぅん」と甘い声が漏れた。
その、くにゃくにゃになった俺を神宮寺さんは軽々と抱き上げて、うやうやしくベッドまで運んだ。
「大丈夫?」
ベッドに俺を降ろして神宮寺さんが問いかける。
大丈夫じゃないです。もうこのまま寝させてください。
ゆっくり首を振って目を閉じる。まだつま先や指先という末端はピリピリ痺れてるし、酷い倦怠感だ。ベッドに沈む身体が心地いい。
「まぁ、大丈夫じゃなくてもするんだけどね」
思わず目を開けて見上げる。
神宮寺さんは相変わらずの意地悪な笑みを浮かべたまま、ネクタイに手を掛けていた。
そのまま、しゅる、と衣擦れの音を立ててそれを解く。それから見せつけるようにボタンを外して、Yシャツを脱ぎ捨てた。シャツも脱いでしまって、見事な上半身が露わになる。
「寝てていいよ。勝手にするから」
ちょっと見惚れてるうちに、ぐっと腰を持ち上げられて下着ごとズボンを脱がされた。
萎えた性器が腹の上でぷるんと震える。
勝手にされて堪るか。寝れるか。
「いや、です…」
抵抗しようと必死で身を捩る。でもただでさえポテンシャルの差があるのに、満身創痍の身体では神宮寺さんの手を止めるだけの抵抗はできなかった。
「ローションとか、ないよね」
俺の頭の下から枕を取り上げて、軽々持ち上げた腰の下に差し込みながら聞かれる。
あるわけないだろ。
睨みつけて首を振ると、すっと身体を離して神宮寺さんは自分のカバンをごそごそと漁った。
取り出したのは、リップクリーム。昔馴染みの緑色のやつ。
「なにもないよりマシだと思うよ」
言いながら俺の足の間に入り込んで、腰を抱えるように膝の上に置く。それからくりくりと繰り出したリップクリームを掲げられた俺の尻の穴にあてがった。唇にするように、縁をくるくると撫でる。
「ちょ、なに…」
擽ったい感覚に身を捩ると、掲げられた腰はくねくねとまるで強請るように揺れた。
縁を擦ったリップクリームがそのままぷちゅ、と狭い穴を掻き分けて中に入り込んでくる。
そのあたりで、縁に違和感を感じた。
「え、あ、…あつ…?」
縁がジンジンと疼き始めて、熱いような、冷たいような、妙な感覚がせり上がってくる。
「ちょ、あつい。え、神宮寺さん…っ?」
混乱して見上げると、神宮寺さんは尻の穴をリップクリームでぷちゅぷちゅと犯す手はそのままに、俺を相変わらずの意地悪な目で見た。
「メンソール。気持ちいいらしいよ?」
そのころにはもう縁の疼きはもどかしいくらいになっていて、遅れて中からも同じ感覚が込み上げてきた。
「えっ、あっ、あつ、やっ…!」
状況が飲み込めないままその感覚に下半身が飲み込まれる。
浅い所がジンジン疼いて、縁がひくひくとリップクリームを締め付けた。そこからまたカッとなるような熱が広がる。
メンソールの、唇にすれば爽やかな爽快感が、尻の縁をじくじくと苛んでいる。
堪らず腰を捩ると一層強くこね回すようにリップクリームが中を抉った。
「動くと危ないよ?中で折れたら後で俺のを挿れたときに一番奥まで入っちゃう」
俺のを挿れるつもりなのか。
いや薄々勘付いてはいたけど。
ちゅぷん、と音を立ててリップクリームが抜き去られた。熱さと冷たさとむず痒さに縁がひくひくと蠢いた。
「あ、待って、痒い。あ、熱くて痒い…っ」
刺激を与えられなくなった縁がどうにもむず痒い。
蠢く尻の縁を神宮寺さんの指がぐにぐに揉み込んで、痒さへの解放感に「くぅん」と甘い声が漏れた。
あなたにおすすめの小説
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。