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【完結】のんびり雑談【敬語S/言葉攻め】
10*
頭が痺れて何も考えられない。
はっ、はっ、と短い呼吸をするのが精いっぱいで、全身がわなわなと震えていた。
あんな快感は知らない。射精して終わりじゃない、身体の中身を全部攫われるような、長くて激しい快感。
ゆっくりと力が抜けた手がずるりとマットに落ちて、それに合わせて抱え込まれていた足が降ろされた。揃えてやる気力もなくて、みっともなく足を開いて仰向けに横たわった状態で身体が落ち着くのを必死に待った。
「浸ってる所すみませんが、まだ終わりじゃないですよ」
言いながら、きょうさんが脱力した足を開いて間に割り込んでくる。膝に腰を乗せるような体勢にされても、抵抗する気力はもうない。
ぐったりとされるがままに身を預けていると、きょうさんはおもむろに性器を手のひらで包み込んだ。そこは絶頂の余韻でまだびりびりと痺れている。
「っ、いま、ダメ…!」
ほんの少し触れられただけで痛みにも似た鋭い刺激が走り抜けて、太ももがびくっと強張った。
「今だからいいんですよ」
きょうさんは意地悪な笑みを浮かべて、ゆるゆると性器を撫で始めた。すっかり萎えてしまっているそれを支えるように掴んで、先端を手のひらでくるくると優しく撫でまわす。
緩い刺激のはずなのに、まるで電気を流されたみたいな強烈な痺れが性器の中を突き抜けた。
「あああ!イヤ!ヤダ!アァ!!」
力の入らないはずの身体がきょうさんの膝の上で跳ねる。イッたばかりの性器への愛撫に、全身を内側から引っかかれるような刺激が走る。
足を閉じて、身体を縮こめて、その刺激から逃れたいのに、足の間にいるきょうさんのせいで膝が閉じれない。手を伸ばして腕を押さえても力なんて入らなくて、ただ縋り付くだけになってしまう。
「イイ声。可愛いですよ」
きょうさんは縋り付く手なんて気にもとめないまま、先端をゆるゆると撫でまわしている。
そうされている内に、全身を駆けずり回る刺激が一点に集中し始めたことに気付いた。
「ぁっ…、うそ、やだ…!」
刺すような刺激は徐々に収まってきた。その代わりにどうしようもない排尿感が襲ってきた。下腹に力を入れても、もっと深い所からじりじり追い詰めるように高まってくる。
「ま、きょうさん…っ、まってっ、やめて…!」
見上げながら必死で訴えても、きょうさんは穏やかに微笑んだまま何も言わずに一定のリズムでくるくると先端を虐めるのを止めてくれない。
会陰を優しく押さえつけられて、全身から冷や汗が噴き出す。
「出そうなんでしょう?出していいですよ」
自分の状態を的確に言い当てられて、下腹部がきゅんと疼いた。
その疼きが引き金になって必死で堪えていた堰がぞくぞくという痺れとともに決壊した。
「アッ!やだぁ!!」
ぷじゅっ、と水音が響く。
きょうさんはやっと性器を解放してくれたが、一度堰を切った迸りは止まらない。
「ヤダ!ダメぇ!」
ぷしゃ!じょぱっ!と立て続けに水音をたてながら、透明な液体が吹き上がった。それを一層促すようにきょうさんが性器を扱き上げると、液体が吹き上がる度に漏らしているような、射精し続けてるような快感がぞくぞくと背筋を駆け上った。
「あぁア!ヒァア!」
開きっぱなしの口から悲鳴に似た声が漏れる。
思わず両手で先端を覆い隠した。そんな事でこれが止まるわけないと分かっていても、ぶしゃぶしゃと無様に吹き上がる液体を飛び散らせたくない。
「潮まで噴いて。色々出すのが好きなんですねぇ」
濡れるのも厭わず身体を寄せて耳元で囁かれる。
そういう本人こそそうさせた元凶だというのに、まるで自分からそうしてしまったかのように錯覚してしまって、必死で首を振るが、液体を噴き上げているのはまさに自分の性器だった。
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