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【完結】のんびり雑談【敬語S/言葉攻め】
12*
全身にざわざわとさざ波がたつ。
背筋を擽られるような痺れに背筋が粟立った。
「ぁ、ぁ…う…?」
未だに自分の身体に何が起こったのか理解できないままきょうさんを見上げると、その目線に気付いてニッコリと笑みを返された。
「後ろの穴だけで甘イキできましたね。淫乱ですね」
言われて、かっと頬が熱くなった。
違う。淫乱なんかじゃない。きょうさんのせいだ。
これ以上はダメだ。どんどん身体がおかしくされてる。
「も、むり…」
涙の溜まった目で縋るように見つめても、きょうさんの指は未だに後ろに潜り込んでいて、ぬるぬるとそこを虐めるのを辞めてくれない。
気が付けば縁を引っ搔いていただけの人差し指が半ばまで埋め込まれている。
ちがう。感じちゃだめなとこなのに。
そう思うのに、そこから込み上げてくるさざ波のような快感は本物で、指が蠢く度に肩が小さく跳ねてしまう。
「ぁ、ッひ、…ぁんっ」
高い所から無理矢理放り出されるような恐ろしさを感じていた先ほどまでの快感とは打って変わって、こちらの意志を伺うような慎重さで進んでくる指が齎す快感を拒めなかった。
「あふっ…!」
すっかり身を任せて力が抜けた瞬間に少しだけ指が深く潜り込んでくる。
僅かに抜き差しされると腰骨の辺りがぞわぞわと痺れた。
「ぁっ、ん…っ、やだぁ…」
そんな自分の身体の変化を認めたくなくて嫌がる素振りを見せると、きょうさんはそれすら尊重するように指を動かすのを止めた。
「嫌ですか?」
そこにはすでに2本の指がずっぷりと根元まで入り込んでいる。
今までの強引さが嘘みたいに優しく解される快感に身体が降伏してしまった。
止められたことで込み上げたもどかしさに、縁がきゅうっと収縮する。
「…そうでもなさそうですね」
全部お見通しなんだろう。意地悪気な声で言いながらきょうさんの指が抽挿を再開した。緩く勃起した性器の先端からとろとろと先走りが溢れる。
「ほら、もう、3本目です」
ちゅぷ、と濡れた音をたてて新たな指が入り込んできた。
強引さはない。俺が受け入れてしまってるんだ。
そう自覚してからはあっという間だった。
縁を広げた2本の指の隙間を縫うようにして潜り込んできた3本目の指が、そのまま怖い所をゆるゆると押し込む。
「あっ、ひっ…!あふ、んっ」
そうかと思えば、押し込んだまま縁を広げた指にぬくぬくと浅く抽挿を繰り返されて、擽ったいようなもどかしいような快感が込み上げてきた。
そこが受け入れる場所なんだと刷り込まれていく。
「んっ、もっ…、ぁんっ」
だらしなく開いた口から絶えず喘ぎ声が漏れて、とろとろと涎が溢れた。
「上も下もとろとろですね。…今からココに、もっと太いのがはいりますからね」
囁きと同時にずるりと指を引き抜かれて、ぞくぞくと背筋が痺れた。それは喪失感からなのか期待感からなのか、分からなかった。
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