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【完結】開発事業は突然に【鬼畜/視姦】
12*
ふらふらふわふわする覚束ない足を支えられるようにしてたどり着いたベッドへ腰かけた。
「腰が抜けるほどよかったか?」
意地悪な声色で言いながら高峰が俺の顎をくい、と上げさせて親指で唇を優しく揉む。
まだ痺れの残ったそこを刺激されて、口の中に涎が湧き出してくるのを感じた。
溢れそうなそれをごくりと飲み下して、指から逃れるように顔を逸らす。
…悔しいけど、その通りだ。
あんなに優しいキスを、あんなにしつこくされたら、きっと俺じゃなくてもとろとろにされるに決まってる。そうじゃないと俺の立つ瀬がない。
「…お上手ですね」
あくまで業務の一環として。できるだけ事務的に聞こえるように意識してそう返すと、高峰はそれすら可笑しそうにくすくすと受け流した。
「お好みに添えたようでなによりだ。この先もそうだといいんだがな」
顎に添えられていた手がするりと頬へ滑って耳を擽る。別に耳が弱いわけじゃないはずなのに、キスで敏感にされた身体はそこからぞわりと粟立つような痺れを拾い上げた。
そうやって少しだけ耳を擽った手が今度は首筋を伝ってシャツの首元へ掛けられる。
今度は「脱げ」とは言われなかった。
ぷつぷつとボタンが外され、するりと肩を滑ってシャツが脱がされる。
朝着て、昼脱いで着て、シャワー浴びるのに脱いで着て、今度は脱がされてる俺のシャツは多分世界で一番忙しいシャツだ。
でも多分これ以上はない。
腕を抜かれて、肌着も脱がされてしまって、外気に晒された素肌がぶるりと震える。
その震えを追いかけるように高峰の手のひらが俺の背中を撫で上げた。
「んっ…ッ」
ぞく、と痺れが駆け上がるのを感じて思わず漏れた声に、ふっと理性が顔を出す。
ただ背中撫でられただけだろ。変な声出すなよ。
でも、だって、気持ち良かった。
理性と身体が喧嘩を始める。
取りまとめる脳がくるくると混乱し始めて、わけがわからなくなってきた。
そんな俺を置いてけぼりにして高峰は俺の身体を撫で回している。耳を擽るように触れたかと思えば反対の手に脇腹を撫で上げられて、思わず息が詰まる。時折首筋にキスが落ちてきて柔く皮膚を吸われると、逃れようと身体が勝手に身じろいだ。
つ…、と指先が背筋を伝って、ぞぞぞっと全身が総毛立つ言い逃れできない快感に理性が黙った。
「んぁ…っ」
鼻に掛かった声が漏れて、羞恥心が込み上げる。
このままじゃダメだ。一度身体を離して落ち着かせて欲しい。でないとずっとこの調子で声を上げさせられてしまう。
高峰の肩に手を掛けて押し返そうとした時、手のひらが胸元を這って、その中心でぷつんと立ち上がっている乳首を優しく抓った。
「ぁんっ」
その瞬間、吐息と一緒に漏れる声じゃない、明確な喘ぎ声が漏れた。
まるで自分の声とは思えないような甘ったるい声に慌てて口を塞ぐ。でも、出てしまった声は引っ込められない。
そうしている間にも乳首を虐める手は止まってくれなくて、潰れるほど押し込んだかと思えばすりすりと先端を優しく擦って、擽ったいようなもどかしさを嫌がって腰を捩れば叱るように緩く抓る。
そこから胸の奥に向かって走った緩い電流のような痺れに、全身が柔らかい快感に包まれた。
押し返そうとしていた手で肩に縋ると、耳元で潜めた笑い声が聞こえた。
「どこもかしこも敏感だな。まだ撫でてるだけだぞ。そんな調子で大丈夫か?」
囁かれて、その吐息にすら性感を煽られる。
大丈夫じゃない。もっと乱暴に暴かれて痛くて苦しくて枕を濡らすんだと思ってたのに、こんな風に気持ち良くさせられるなんて聞いてない。
バカみたいな契約は心底嫌なのに、その契約で抱かれてるのを喜ぶなんて、ダメだろ。
「腰が抜けるほどよかったか?」
意地悪な声色で言いながら高峰が俺の顎をくい、と上げさせて親指で唇を優しく揉む。
まだ痺れの残ったそこを刺激されて、口の中に涎が湧き出してくるのを感じた。
溢れそうなそれをごくりと飲み下して、指から逃れるように顔を逸らす。
…悔しいけど、その通りだ。
あんなに優しいキスを、あんなにしつこくされたら、きっと俺じゃなくてもとろとろにされるに決まってる。そうじゃないと俺の立つ瀬がない。
「…お上手ですね」
あくまで業務の一環として。できるだけ事務的に聞こえるように意識してそう返すと、高峰はそれすら可笑しそうにくすくすと受け流した。
「お好みに添えたようでなによりだ。この先もそうだといいんだがな」
顎に添えられていた手がするりと頬へ滑って耳を擽る。別に耳が弱いわけじゃないはずなのに、キスで敏感にされた身体はそこからぞわりと粟立つような痺れを拾い上げた。
そうやって少しだけ耳を擽った手が今度は首筋を伝ってシャツの首元へ掛けられる。
今度は「脱げ」とは言われなかった。
ぷつぷつとボタンが外され、するりと肩を滑ってシャツが脱がされる。
朝着て、昼脱いで着て、シャワー浴びるのに脱いで着て、今度は脱がされてる俺のシャツは多分世界で一番忙しいシャツだ。
でも多分これ以上はない。
腕を抜かれて、肌着も脱がされてしまって、外気に晒された素肌がぶるりと震える。
その震えを追いかけるように高峰の手のひらが俺の背中を撫で上げた。
「んっ…ッ」
ぞく、と痺れが駆け上がるのを感じて思わず漏れた声に、ふっと理性が顔を出す。
ただ背中撫でられただけだろ。変な声出すなよ。
でも、だって、気持ち良かった。
理性と身体が喧嘩を始める。
取りまとめる脳がくるくると混乱し始めて、わけがわからなくなってきた。
そんな俺を置いてけぼりにして高峰は俺の身体を撫で回している。耳を擽るように触れたかと思えば反対の手に脇腹を撫で上げられて、思わず息が詰まる。時折首筋にキスが落ちてきて柔く皮膚を吸われると、逃れようと身体が勝手に身じろいだ。
つ…、と指先が背筋を伝って、ぞぞぞっと全身が総毛立つ言い逃れできない快感に理性が黙った。
「んぁ…っ」
鼻に掛かった声が漏れて、羞恥心が込み上げる。
このままじゃダメだ。一度身体を離して落ち着かせて欲しい。でないとずっとこの調子で声を上げさせられてしまう。
高峰の肩に手を掛けて押し返そうとした時、手のひらが胸元を這って、その中心でぷつんと立ち上がっている乳首を優しく抓った。
「ぁんっ」
その瞬間、吐息と一緒に漏れる声じゃない、明確な喘ぎ声が漏れた。
まるで自分の声とは思えないような甘ったるい声に慌てて口を塞ぐ。でも、出てしまった声は引っ込められない。
そうしている間にも乳首を虐める手は止まってくれなくて、潰れるほど押し込んだかと思えばすりすりと先端を優しく擦って、擽ったいようなもどかしさを嫌がって腰を捩れば叱るように緩く抓る。
そこから胸の奥に向かって走った緩い電流のような痺れに、全身が柔らかい快感に包まれた。
押し返そうとしていた手で肩に縋ると、耳元で潜めた笑い声が聞こえた。
「どこもかしこも敏感だな。まだ撫でてるだけだぞ。そんな調子で大丈夫か?」
囁かれて、その吐息にすら性感を煽られる。
大丈夫じゃない。もっと乱暴に暴かれて痛くて苦しくて枕を濡らすんだと思ってたのに、こんな風に気持ち良くさせられるなんて聞いてない。
バカみたいな契約は心底嫌なのに、その契約で抱かれてるのを喜ぶなんて、ダメだろ。
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