295 / 325
【完結】頭が痛いと言ってくれ!【閲覧注意/催眠】
12*
ずくんっ、と腰が疼く。
「まだ出せるよね?もっと気持ちよくなろうか。4…」
佐倉さんの声が睾丸の中をぐるぐるとかき混ぜる。
きゅうう、とそこが切なく疼いて、出したばかりだと言うのにがちがちに勃起したままの性器に精液を送り始めた。
「あっ、あっ、あ、ダ…メ…」
途端に込み上げるもどかしさ。
訳の分からないまま射精させられるだけだというのに。求めている解放感は得られないというのに、性器が「出したい!出したい!」と脈打って涙を零す。
「ダメ?じゃあ、やめる?5、6…」
そう口早に数を増やされると、開放を求めるもどかしさを抱えたまま絶頂感がふいっと離れて行ってしまった。
あまりのじれったさに腰がかくんと跳ねる。
「やッ、あぁあダメぇ…ッ」
もうなりふり構わずぐしゅぐしゅ扱いて思い切り出してしまいたいのに、「触っちゃ駄目」の言いつけをお利巧に守る腕は身体の横でくったりと手のひらを上に向けて指先だけ震わせている。
「ふふ、素直でよろしい。5、4、3、2」
「あっ、あぁッ!」
とぷとぷとまるで性器に直接精液を注ぎ込まれたかのような、性急に込み上げてくる射精感にぞわぞわっと背筋が痺れた。あまりに急に込み上げてくるものだから、思わずダメなものまで溢れてしまうんじゃないかという焦燥感に駆られて顎が上がる。
ふわふわ明滅する視界とは別に、テーブルが見えた。
青い空、白い海、丸いハイテーブル。分かってる。イメージだ。
テーブルの上には口の細いグラスが置かれていて、白くて粘っこい液体が並々と注がれている。表面張力で盛り上がった液面は俺の呼吸にあわせてふるふると波打っていて、今にも溢れそうだ。
「もうすぐ溢れちゃうね。きっとさっきよりたくさん。…1…」
もう見るからに限界のグラスに、どろりと新しい液体が注がれる。込み上げる。
もどかしさと焦燥感が頂点に達して、どうにか射精しようともがく身体がへこへこと小さく跳ねた。
「ふふ…へこへこ気持ちいい?」
それだというのに、とどめが来ない。
どんなに溢れるイメージをしても、どんなに身体を揺すっても、グラスの中身はふるふる震えるだけでへばり付いたように一向に溢れてくれない。
も…つらい…ッ
イきたいイきたいイきたい。出したい。射精。射精。ちんこ苦しい。玉が張って辛い。せーえき出させて…!!
そんな卑猥な言葉で頭が一杯になって、一層興奮が募る。
「も…イ…ッ、おねが…い…ッ」
何でくれないの?ご褒美。痛いの我慢したご褒美。早く。何で。
思考がくるくる回り始めて、それに合わせて呼吸が乱れてしまっているのに気付いて、慌てて息を整える。
「は、ぁ、はぁあ、はふ、はぁア…ッ」
呼吸が乱れてたら佐倉さんはきっと「深呼吸」って言うから。
「いい子だね、ご褒美欲しい?」
媚びるようにはぁはぁと息を吐けば、佐倉さんが嬉し気に言う。
お願い、と強請る前に腰が跳ねて返事をした。
限界まで高まったもどかしさに期待が上乗せされて、あまりの焦れったさに背中が冷えていく。
「ふふ…、これは…可愛いな…」
ご褒美。しゃせい。せいえきだしたい。しゃせい…ッ
焦れて焦れて、出せない代わりとばかりに涙が溢れて頬に伝った。
おかしくなる。おかしくなる…!!
もう気が狂う寸前で、とにかく何か出して発散させたくて叫ぼうと息を吸う。
「よく我慢したね。沢山出していいよ」
ひゅっ、と大きく息を吸って喉が鳴った音と、佐倉さんの「0」という低い声が重なった。
あなたにおすすめの小説
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。