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3.バリアの町の料理屋

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  やさしい声で目が覚める。お母さん?

「あ、起きた、エートくん、夕ご飯に行くけど、どうする?寝てても良いわよ」

  サーサさんだった。
  ご飯?

「・・・僕も食べる」

  そうだ。夕ご飯。あの山菜採りの女の人のお店に行くんだった。

「メシと聞いて目が覚めるとは、案外食いしん坊なんだな、オマエ」

  アトミちゃんが笑う。

「カッカッカ、まぁ今日は良く運動したからの!栄養をつけて、またがんばってもらわんとな」
「運動?歩いただけじゃないですか!甘やかしたら行けませんよ御方さま!」
「カッカッカ」

  サーサさんはニコニコしてるだけで、何も言わない。けど、あの人はきっと気がついている。僕と御方さまがしたことを。僕のはじめてが御方さまに奪われたことを・・・。

  例のお店は、僕たちの旅籠がある大通りの数本裏手にある、それでもなかなか賑わった場所にあった。
  でも、店は賑わっていなかった。
  そこそこ広いホールに、テーブルは三つだけ。お客さんは僕たちだけだった。
  建物の作りから、もともとは宿屋だったようだ。いまは食事だけのお店になっている。厨房から、昼間の、若い方の女の人が出てきて、御方さまたちにペコペコと頭を下げ、お礼を言っている。

「なぁに、気にすることはない。それよりも、自慢の料理を披露しておくれ」

  かしこまりましたと、女性ーここの女主人ライウェさんーは厨房に軽やかに戻っていった。
  サーサさんと同じぐらいだろうか。御方さまよりは、ちょっと若いかな。ちょっとだけ。キレイなのは御方さまの方かな。でも、ライウェさんもキレイな人だった。ちょっと痩せすぎかな。オレンジ色の髪も、キレイなんだけど、ちょっと艶がないというか。苦労してるのかな。なんて、大きなお世話だね。
  しばらくして、料理が運ばれてきた。
  サラダ、具沢山のスープ、そして鹿肉の串焼き。
  そして、僕とアトミちゃんには、

「お子様達に」

と、白いお団子のようなお菓子。
  アトミちゃんは「お子様じゃない」と破裂しそうだったが、サーサさんが口を塞ぎ、有り難くいただいた。

「いらないなら僕に」

と手を出したら、ブツブツ文句言いながらしっかりと持って行った。
  御方さまとサーサさんは、お酒を飲みながら、ライウェさんと話をしている。
  お店はライウェさんので、ちょっとお年の女性が料理の大部分をやっているらしい。

「もともとは旅籠だったのじゃろ?」
「えぇ、夫がいたころは・・・でも、女だけでは・・・」

  なにやら事情があったようだ。御方さまも、それ以上は聞かず、この街のことを聞いたりしていた。
  しばらくして、お客さんが来た。男の人が一人。

「御方さま、あのおっさん、怪しくないですか?」
「ん、あれは大丈夫じゃ」

  アトミちゃんと御方さま、何を話しをしているのか僕には良く分からない。

「まぁ、ちょっとお話をしてくるかな」

  御方さまは自分のコップを持ち、立ち上がる。

「エート、お主も来い」

  あ、はい、と僕もコップを持っておじさんのテーブルに向う。いってらっしゃーいとサーサさん。ヘマすんなよとアトミちゃん。

「こんばんわ、ご一緒しても宜しいですかな」

  相手の返事も聞かず、御方さまは腰掛ける。

「ワシは旅のものでして、ここのおかみさんとちょっと顔見知りになりましてな」

  おじさんは、どう返事をして良いものか、という顔をしている。僕もどうして良いか、という顔をしているだろうな。

「見たところ、お役人さまのようじゃが?」
「は、はぁ、代官所のものです」

  ちょっと猫背で伏し目がち。服もヨレとしてる。正直、パッとしないおじさんだなぁと失礼な印象を持ってしまった。

「なぁ、お役人さま、ちょっと伺いたいんじゃがな、この街、チンピラどもが堂々としすぎてはおらんかなぁ」

  御方さまの冷たく鋭い視線がおじさんを見つめる。ちょっと、いやかなり怖い。

「い、いや、それは・・・私ごときには、その・・・」

  ぐいっとコップの酒を飲み干す。
  僕から見てもわかる、あからさまな動揺だった。

「ふむ、そうか、そうじゃな」

  全て理解した、という冷たい笑顔だった。怖い。
  薄暗いホールが、さらに暗くなったような気がした。ここは、僕の出番なのかもしれない。そのために、御方さまは僕をこっちに来させたんだろう。でも、何をすれば良いんだろう。
  沈黙が続いた。

  その時、店の扉が力一杯開かれた。

「アニキ!いましたぜ!!」

  下品な大声が響いた。
  明らかに普通の人ではない。派手で上品さのない上着を羽織った大男が、扉からこちらをのぞき込んでいた。
  そして、数人の男達がわざと大きな足音を響かせ、店内に乱入してきた。

「ちょっ、ちょっと!!」

  パッとしないおじさんが慌てて立ち上がり、男達の方にむかう。
  まさか、このおじさんにチンピラに立ち向かう勇気があったとは。第一印象で、かってに決めつけていたけど、案外立派な人だったのか。
  御方さまを見ると、お酒を口に運びながら、さっきの冷たい視線とは打ってかわって楽しそうに、チンピラとおじさんを眺めている。

「あの・・・御方さま・・・?」
「カッカッカ、これから面白い見世物がはじまるぞ、楽しみにしておれ」

  僕には嫌な予感しかしないけど。
  おじさんが何を言っているかは聞こえなかったけど、なんとかチンピラをなだめて、帰って貰おうとしているみたいだった。

「うるせぇ!ひっこんでろ!!用事があるのはそこのガキだ!」

  おじさんを突き飛ばし、チンピラは剣をアトミちゃんに向けた。

「へっ!やっとご指名かいっ!待ってたぜ!!」

  嬉々としたアトミちゃんが飛び出す。

「待て待て、ここでは店に迷惑がかかる、表に出るぞアトミ」
「良い度胸だ女!オマエとあっちのには、あとでたっぷり楽しませて貰うからな」

  チンピラらしいイヤラシイ目つきで、御方さまとサーサさんを見る。

「カッカッカ!ワシらを楽しませることができるかのぉ」
「エートくんは、ここで待っててね、すぐ終わらせるから」

  なんで、この人達はみんな自信満々なんだろう。
  アトミちゃんの強さは、もう見て知っている。御方さまは、あの筋肉の持ち主だ。きっと、戦える。その辺のチンピラなんか目じゃないだろう。でも、サーサさんは?学者だって言っていたし、あのとおり、おっとりとした人だし・・・。
  店の前、チンピラは男が十数人。思い思いの武器を手にしている。痛めつけるのではなく、これは殺しに来てる。
  対するこちらは、御方さまが杖を持っているけど、アトミちゃんとサーサさんは素手だ。

「やっちまえ!」

  チンピラの合図で戦闘が始まった。
  圧倒的だった。
  アトミちゃんはヒョイヒョイと飛び回り、大男共を殴る蹴る投げ飛ばす。こんな乱戦で回し蹴りなんて大技だすなんて、危なくってしょうがないのに、楽しそうに戦っている。
  御方さまも杖をたくみに操り、突き叩き払い、次々と男共をのしていく。
  サーサさんは、いつのまにかチンピラから剣を奪い、二刀流でチンピラ達をあしらっている。
  負ける要素はなかった。
  始まって間もなくだというのに、まともに立っているチンピラはいない状況だった。
  野次馬も拍子抜けした顔で、この戦場を見てる。
  そんなとき、どこからかピーピーという甲高い笛の音がとどろいてきた。

「衛兵隊だ!」

  だれかが叫んだ。
  この街にもちゃんとそういうのあるんだ。当然か。というか、おそいよ。
  革甲を着込み、弓と槍で武装した十人程度の兵士がランプをかざしながら、あらわれる。一人だけ馬に乗った男が偉そうに言った。

「天下の往来での騒ぎ、何事か!」

  ジロジロと見渡し、伸びているチンピラに気がつき、明らかに動揺をする。

「衛士長代理殿!この女どもが治安を乱しまして」

  チンピラの一人が手もみをしながら騎馬に向う。
  衛士長代理とかいう人は、嫌そうな顔をしながら、モゴモゴと口を動かし、

「そこの女三人を連行せよ!」

と叫んだ。

「へっ?」

  思わず変な声が出ちゃった。
  いやいや、おかしいでしょう。
  明らかに、こっちがチンピラに絡まれてるでしょ。
  まぁ、その絡んだ方がほとんど伸びて、絡まれた方は無傷だけど。
  でも、連行するなら両方でしょう普通!
  間違ってる!

「そんなのおかしいぞ!!!」

  気がついたら、自分でもビックリするぐらいの大声が出ていた!
  すると、まわりの野次馬からも次から次へと声が上がる。

「ケンカ売ったのはヤクザだ!」
「姉ちゃん達は被害者だ!」
「ヤクザの味方するな!」
「衛兵はチンピラと手くむな!」
「ワイロもらってんのか!」

  声だけでなく、衛兵に向って物まで飛んでくる有様だった。

「えっえぇいっ!今日のところは見逃してやる!」

  どちらも悪さするなと叫びながら、騎馬は逃げ去り、酒や残飯をかぶった衛兵らも大慌てでそれについて行った。野次馬たちは喝采をし、どさくさに紛れてチンピラたちは退散していった。
  その後も町はお祭り騒ぎだった。
  ヤクザと衛兵、さらには代官所が癒着していると、町の酔っ払いたちは言っていた。そんなことで、みんな鬱憤が溜まっていたのだろう。敢然と立ち向かった御方さまたちは一躍英雄扱いだった。
  静かで、賑わっていなかったライウェさんのお店も、大忙しになった。

「エート、ライウェさんを手伝ってやれ」

  僕も酔っ払いさんたちに褒められ、絡まれはじめたのを見て、御方さまが言った。
  給仕や皿洗いと慣れない仕事を割り振られたけど、おかげで酒くさい息からは逃れることができた。
  しばらくして、お店も落ち着いてきた。

「ちょっと休憩しましょう」

  ライウェさんに連れられて、店の裏に出た。

「こんなに忙しいのは久しぶり!いえっはじめて!」

  星空に背伸びしながら笑ってる。
  あ、やっぱりこの人、キレイな人だな。

「エートくん、こっちに来て」

「あ、はい」

  言われるままに近づくと、突然抱きつかれ、そのまま唇を奪われた。

「んんちゅっ!ちゅぱっ!んぢゅっっ!」

  わけの分からないまま、口の中をライウェさんの舌が跳ね回った。

「んふっあぁん、ふぅっ、ねぇ、エートくん、あなた、何者なの?」

「えっ?」

  それはこっちが聞きたいというか、キスと質問が繋がらなかった。

「もう、そんなにかわいい顔してるのに、なんでそんなに男なのっ」

  そう言って、また激しくキスをしてくる。

「おねえさん、あなたの側にいるだけで、エートくんの匂いで、もうオマ○コがずっとうずいちゃってるのよっ」

  有無を言わせず、というか唇を完全にふさぎながら、抱きしめた僕の背中を撫で回し、股間をすりつけてくる。この人、こんな感じの人だったのか?とパニックになりかける。

「夫が旅芸人と出て行ってからもう三年ちょっと、男なんかもういらないと思っていたのにっ!エートくんのが欲しくてたまらないのっ!」

  僕のズボンを脱がし、僕のモノを露出させる。
  当然のことながら、ソレはとっくに膨張しきっていた。

「えっちょっと何を!」

「あぁんスゴイ!ビンビンに硬くなってっ!はぁん!この匂いがっ!」

  うっとりした顔で僕のモノを眺め、そのまま口に運んで行く。
  最初からスパートだった。
  一気に口の奥まで、根元まで咥え込み、そのまま激しく前後に頭を動かす。

「あうっ!!」

  生暖かくうるおった口の中が、上下左右から僕のモノを攻めまくった。
  ジュプジュプジュプっと、唾液を飛び散らしながら、頭が動く。

「あぁぁんズリュっおいしいっ」

  朝、寝起きにサーサさんに咥えられ、夕方は御方さまに入り、そして、夜。僕にこんなことが起こるなんて。

「大きくって硬くってほんとステキ」

  ライウェさんは口をすぼめ、ズリュズリュと僕のモノを吸い込むように刺激する。

「ああっ!だっだめですっ!あぁっ!!」

  本気でダメだなんて思ってもないし、拒否する気もないのに、なぜかそんなセリフが出てくる。

「ふふっダメよね、そうよね、お口でイッちゃダメよね」

  ライウェさんはスカートをめくり上げ、側にあった酒樽に手を付き、お尻をこっち向け、高く付きだした。

「ねぇ、おねえさんのオマ○コでイッて!」

  星明かりに照らされた白いお尻。そして、両手で広げられた、濡れた場所。

「い、いいんですかっ?!」

「もぉっはやくぅ!はやくしてぇ!」

  待ちきれなくなったライウェさんは、自分の指でグチョグチョと股間をいじりはじめる。

「はぁんっ!オマ○コにぃ!あなたのぉチ○ポほしいぃのぉぉぉっ!!」

  ライウェさんの二本の指がオマ○コの中に消える。

「指じゃイヤなのぉチ○ポちょうだいぃぃ」

「はいっ!」

  細い腰をしっかりと持ち、先っぽを濡れた場所にあてがう。

グチュっ

「はぁぁぁぁんっ!!くるっ!!チ○ポがぁ!!」

  ぐぐっと押し込んだ。

「んんんんんんんっっっっっっっっっ!!!!」

  ライウェさんの全身が震える。

「あああっっ!!!はぁぁぁぁぁぁぁぁん!チ○ポっ!!んんんっ!おっきいっ!!!!」
  三年間、男のモノは受け入れていなかった狭く湿った場所に、入りきった。

「はぁはぁはぁんっ!チ○ポぉ入ってるぅぅぅ!すごぉい!」

「はっ、はいっ!ライウェさんの、オマ○コも、はぁはぁっ、すごいですっ」

「はぁぁぁんっ、うれしいっ!もっとチ○ポしてぇぇぇ!!」

  そういうと、腰をグリグリと振って刺激をもとめる。
  はいと言って、ゆっくりと腰を引き、先っぽが出そうになったところで、また一気に押し込む。

「はぅぅぅっ!」

  そして、また引き、入れる。

「あぁぁぁん!」

  最初はあせって自分でもわかるぐらいぎこちなかったけど、段々気持ちも落ち着いてきた。少しずつスピードを上げながら、リズミカルに出し入れをくりかえす。

「はぁぁぁっダメェっ!あんっ!!あんっ!!!チ○ポがっ膣をグリグリしてっ!!」

  グチャグチャと愛液が泡立ち、パンパンと身体がぶつかる音を上げる。

「はぁぁんっ!チ○ポぉチ○ポぉ!!気持ちイイのぉ!!」

  ライウェさんは、昼間のおとなしさが可憐さがどこかに言ったように、乱れ、チ○ポ、チ○ンポと叫ぶ。僕も負けていられない。

「オマ○コ!ライウェさんのオマ○コ!すごくっ!イイです!!」

「チンポぉ!エートくんのチ○ポ!!サイコー!もっとぉ!もっと突いてぇ!!!!」

  ぎゅっぎゅっとオマ○コが締まる。

「あぁぁぁっすっごい!若い子のチ○ポがズンズンくるのぉっ!」

  狭い膣に、乱暴とも思えるぐらいにたたき込む。

「いぃぃぃぃぃん!硬いチ○ポがっ!オマ○コ奥まで突いてっ!!!あぁぁぁっんん!!!」

  さらにオマ○コが締る。もう出せ、中に出しつくせと言っている気がした。
  突いた回数は五十回ぐらいまでは数えていたが、もう余計なことは考えられないぐらいになっていた。

「もうっ!もうっ出ちゃいますっ!!!」

「んんんんっ!イイっ!!イきそうっ!もっと!!!!激しくぅ!!!!」

「はいっ!!」

パンパンパンパン!!

「あぁっ!あっ!あっ!んんんっ!!!イっ!!!んんんんんっ!!!イク!!!オマ○コっイっちゃう!!!」

「はいっ!!イきますっ!!オマ○コっイイですぅ!!!」

  ライウェさんは酒樽に抱きついていた。
  腰が止まらない。

「イきますっ!イきますぅ!!」

  これでもかってぐらいの勢いで腰をたたきつける。

「んんんっ!!!あぁぁっっっっ!!!チ○ポぉぉ!!チ○ポでっ!!!!あぁぁぁぁんっっ!!!チ○ポでイクのぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

  膣が限界まで締まり、ライウェさんがビクンビクンと跳ねる。

「うぁぁぁぁぁっっっ!!!!」

  僕は、ライウェさんの一番奥で破裂した。

つづく
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