CHAICER~チェイサー~

キシメソ

文字の大きさ
60 / 87
Part8.具現する悪夢∞プレアゼロ編

第六話「伝えたかった言葉」

しおりを挟む
アレス 身を呈して庇うが弾かれる プレアゼロ クラメの頭部に電流を流し 人工知能をショートさせる

クラメ:・・・っ・・は・・・・・・

アレス:レイアァア・・・!!

プレアゼロ:人工知能の中枢部 脳幹を司る部位を完全に破壊した

カイン:のやろ・・っ!!!

プレアゼロ:次は・・

プレアゼロ ロットの首を掴み 自分に向かって来るカインにロットを突き出す

ロット:ぁ・・っ・・!!!

カイン:っ・・・・!!!てめぇ・・・っ

フィート:っ・・!

ナツレ:ロット・・・・!!!

プレアゼロ:私を殺せばその前にこいつも殺す ふっふっふ こんな月並みなセリフを吐く事になるとはな

カイン:・・っっ・・・!!・・・・・・

 

クラメが倒れる

アレス:・・・・レイ・・・ア・・・・

倒れたクラメを抱えるアレス クラメの首元を見てある事に気付く

アレス:これは・・・・あの時 ・・・ボク・・があげた・・・

当時プレゼントしたネックレスがボロボロに錆付き色褪せた状態でクラメの首元にかかっている

レイア:・・・・・・ぉ・・・・・にぃ・・・・・ちゃ・・・・

アレス:!!?

レイア:・・・・・ご・・・・め・・・ね・・・・・

アレス:レイア・・・・・分かる・・のか・・・ 何を・・謝ってるん・・だ・・

レイア:・・・・・・ぉみや・・・げ・・・・かぇ・・・なく・・・・・

アレス:!!!・・・・・っ・・・・・そ・・んなの・・・・

 

(回想)2年前アレス宅 アレスの部屋

レイア:無愛想じゃモテないよ~~?お兄ちゃん頭も良くて顔もなかなかイイんだし 結構根も優しいんだし

アレス:うるさい

レイア:そうだ!いいこと考えた・・・

アレス:・・・?

レイア:お兄ちゃんが本当は優しい人だって周りの人にもちゃんと分かってもらえるように 自分の事も「オレ」じゃなくて「ボク」って言うとか・・・

アレス:ふざけるな

レイア:あはははは・・!

 

ーーーーーーーーーーーーーー

レイア:やっ・・ぱ・・・・り・・・お兄・・・ちゃ・・・は・・・優し・・・人・・・だ・・・た・・ね・・・・

アレス:・・・・・・・っ!!!!

レイア 再び息絶える

 

プレアゼロ:このままこいつを利用して逃げてやろうか・・・ いや・・・こいつもエルオストと同じだな 自ら人間の敵へと成り下がったゲスだ 生かす価値もあるまい

ロット:っ・・・ぅ・・!

フィート:・・・ロット!!

カイン:やめろぉ・・・!!!!

 

アレス:・・・頭が・・・どうにかなりそうだ・・・この子が・・妹が何をしたって言うんだ・・・っ・・・・事故に巻き込まれて・・・無理やり生かされて・・・悪事に加担させられて・・・最後には仲間に裏切られて・・・・また死ぬのか・・・っ・・・・

 

プレアゼロ:死ね

ナツレ:ロット・・・ダメ!!待ってぇ・・っ!!!

ロット:っ・・・・・!

プレアゼロ:・・・?

アレス:やめろ

プレアゼロ:・・・それが お前の新しい変身か

 

アレス アドバンスエクスターのチェイサーに変身 プレアゼロの攻撃を止める

 

プレアゼロ:邪魔だ・・・!!

プレアゼロ アレスの制止を弾きロットごと跳んで距離を取る

ロット:・・・アレス・・・君・・・

アレス:能力を使えプレアゼロ 強化しろ・・・待ってやる

プレアゼロ:・・・!!

カイン:・・っ・・・・・!

アレス:だから その人は殺すな・・ お願いだ

ロット:・・・・どうして・・・

アレス:・・・勘違いするな 博士とナツレさんの為だ ・・・・妹を失う苦しみなんて・・・絶対に味あわせたくない・・

フィート:・・・・・。

ナツレ:・・・・アレス・・

 

プレアゼロ:どういう風の吹き回しだ?再び妹が死んで気が触れたか

アレス:何段階強くなればロットさんを離す

ロット:・・・・・・っ・・。

プレアゼロ:・・・・・そうだな ざっと16体に分裂 その内半分の8体で3段階は強化させて貰おうか

カイン:3・・・

プレアゼロ:それでお前達2人と五分ごぶってところか 今までの戦いを見てきた計算上は

アレス:残りの8体で何をするつもりだ

プレアゼロ:片っ端から人間達を始末する

カイン:・・・っ!!!

フィート:っそんな事・・・・。

ロット:っ・・・・。

プレアゼロ:どうする この女の命と引き換えに勝利を掴むか チャンスを逃すリスクを負う代わりにこいつ1人を助けて多くの人間を犠牲にするか

ナツレ:っ・・・・そんな・・・。

アレス:それが条件か

プレアゼロ:そうだ

カイン:アレスダメだ・・・!なんとか他の方法でっ・・・

アレス:ボクからの条件を 聞いてもらえないか

プレアゼロ:・・・・?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...