女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん

菊宮える

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奇襲にも平然と・・・

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 僕の提案した話し合いということを『闇』側に伝えるために彩香ちゃんを待っていたある日、突然にフェルーナに彩香ちゃんがやってきた、これはいわば敵の懐に飛び込んできたと同然の行動で、僕は正直メチャ驚いいた・・

>フェルーナ店内
「え~と、いま、彩香ちゃんが倉庫に来てるんだけど・・みんな話がしたいはず、誰か対応してもらえないかな?」
 僕のこの言葉に厨房にいた梨絵ちゃん、有希ちゃんが固まってしまった。
「え?あ、彩香ちゃんって、あの彩香ちゃんが来てるの?」
「うん、いま外で待ってもらってる」
「ちょっと待って、イズミに連絡してみるわ、そのあとでイズミちゃんをまじえて彩香ちゃんと話をしたほうがいいわ」
 その後、イズミちゃんが来るのを待ち、少し早めに店を閉めて店の2階で彩香ちゃんをまじえて話が始まった・・・

 みんなが椅子に腰かけてそれぞれがお互いの顔を見ながら一息ついてさぁとなった。
イズミちゃんが何か言いかけたのをとめるように、有希ちゃんが第一声を放った、しかし、その言葉は意外なモノだった・・・
「彩香ちゃん久しぶりね、急にいなくなっちゃったから寂しかったわ」
 有希ちゃんが放った言葉はウソみえみえの歯の浮くようなモノだったものだったから・・
(寂しかった? よくそんな大ウソが言えるな、女子のメンタル、マジこえぇ~)
 と思いながら頭を傾けた。

有希ちゃんに第一声を横取りされちゃったイズミちゃんだったけど、気を取り直して・・・
「じゃ、じゃあ、始めましょうか、まずは彩香ちゃんフェルーナにようこそ、お父さまはお元気かしら?」
「はい! 父は相変わらずゴルフにハマってます、最近もクラブセットを最近のモノに買い替えてニヤニヤしてましたよ、エへへ」
「あらあら、セットを新調ですか、お高いんでしょうね、ウフフ」
「まぁそれなりに・・でも、自分の収入の中でやってることですからわたしも母も文句はありません」
「そうなのね、ご理解のあるイイお母さまね」
「はい! わたしもそう思います、ウフフ」
 ここまでイズミちゃんと彩香ちゃんが店のオーナーである彩香ちゃんのお父さんの話をしてると、しびれを切らしたかのように梨絵ちゃんが・・・
「ちょっと、今そんなこと話してる場合じゃないでしょ! イズミ、例のことを話すんじゃないのッ?!」
「そうだったわね」
「梨絵さん、そんなに急がなくても大丈夫ですよ、わたしも皆さんのお話をちゃんと聞きたいって思ってここに来たんですから、ウフフ」
 梨絵ちゃんの権幕にも動じずに彩香ちゃんは余裕の笑顔を浮かべながら話を聞きに来たと言った。
「聞きに来た?」
「はい、ユウト君やここの皆さんかわたしに話したいことがあるはずってピンんときたんですよ、それで今日はお約束のせずでしたけど、ここに来させて頂きました」
(ピンと来たってエスパーかよ・・)
 
 ついに彩香ちゃんとイズミちゃん達フェルーナの女子、そして僕の話し合い?が始まろうとしていた・・・
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