女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん

菊宮える

文字の大きさ
147 / 148

カオスな2階

しおりを挟む
 早朝からタミーちゃんの奇襲?を受けて寝起き後スグに全力ダッシュをしたくらいにヘロヘロになってしまった僕ユウトは学校など行ける気力も残ってなくて、今日は自主休校(早い話ズル休みです・・)とした・・・

>午後、フェルーナ・・・
「おはよ~ございま~す」
 朝からタミーちゃんと○○なことをした僕はタミーちゃんがいなくなった後、ちょっとだけ眠ったんだけど、なんとなくダル~イ感じが抜けないままフェルーナのバイトに入った、ちなみにタミーちゃんは僕と○○の後、何事も無かったかのような涼しい顔でそのまま大学へ向かった、女子のメンタルってメチャ強い・・・

「あぁ、ユウト君おはよ~、ってどうしたのよ、目の下クマでてるけど?」
「あ? あぁ、ちょっと寝不足で、アハハハ・・・」
 僕の目のクマを指摘したのはバイトに入っていた有希ちゃんだった・・・
「あれ~、もしかして夜中ひとりエッチしてとかかしら~? それならわたし達を呼んでくれればいくらでもお相手してあげたのにぃ~、ウフフ」
「ひとりって?! そ、そうじゃないよ・・・」
「じゃあ、な~にかな~? このクマの出方は普通じゃないわよね~、正直に言っちゃいなさいな?」
 こう言いながら有希ちゃんが僕に急接近してきた。
「え、え~と、これはタミーちゃんが・・・」
「えっ!? タミーと一晩一緒だったのッ?」
「一晩じゃなくて、朝いきなり来たんだよタミーちゃんが・・・」
「えぇ~?! タミーめぇ~、ひとりだけ抜け駆けしたりしてぇ~ッ!」
 有希ちゃんの顔がみるみる鬼のように変わっていくのがハッキリ判り、見てる僕のほうが全身鳥肌だった・・・

 その後、タミーちゃんのことは後から出勤してきたイズミちゃんや薫ちゃんにも伝わり、朝からいた梨絵ちゃんと4人全員の共有情報となった、それを知らないのは今日非番のタミーちゃん自身だけだった。

「う~ん、彩香ちゃんのことだけでも納得できてないところにタミーの抜け駆け! もう、タミーを呼び出して2階でつるし上げちゃおうかッ!?」
 こういちばんタミーちゃんのことを怒っているのは、見た目とは裏腹の薫ちゃんだった・・・
「まぁまぁ薫の気持ちも判るけど、それならその分わたし達がユウト君と気持ちよくなってもタミーには文句ひとつ言わせずに、堂々とユウト君と楽しめるってことにもなるはずよ~、ね、ユウトく~ん」
「えっ?! いや、それは・・・」
「それはじゃないわよ! ユウト君は彩香ちゃんとタミーだけとイイ思いして、わたし達とはしたくないなんて言わないでしょ?」
「そ、そんなことは言うつもり無いけど・・・」
「やっぱりユウト君は優しい紳士君よね~、・・てっ事で、早速今晩2階で4対1で桃源郷パーティよ~ッ!」
「と、桃源郷って・・・」

 しかし、この夜、実際に桃源郷パーティなるモノは行われることはなかった、いや、行うことが出来なかったと言ったほうが正しい・・・

夜10時を過ぎた頃、突然、店に彩香ちゃんがやってきた、彩香ちゃんは向こうの世界に行っていたはずだったのだけど、向こうの状況を僕たちの知らせるため、急いで戻ってきてくれたのだった。

「皆さん、喜んで下さい! 向こうの指導者達の了承がでました! って何やてるんです?」
 彩香ちゃんも戻ってくるタイミングがマズ過ぎで、これから桃源郷パーティって、女子たちみんなが制服を脱いでエロランジェ姿になったところに来ちゃった・・・
「あ、彩香ちゃん・・・ これはその~・・・」
「彩香ちゃん、指導者たちからどんな承認が得られたの? ちゃんと話してくれるかしら!」
「あ、あぁ、はい・・・でも、この状況って・・・」
 エロランジェ姿になってるにも関わらず、イズミちゃんはいたって冷静に彩香ちゃんに向こうの状況を聞きただしてる。
「早く話してくれるかしら?!」
「い、いや、渡辺さん、その格好でそういわれても・・・」
 イズミちゃん達のランジェ姿を凝視したまま感情グチャグチャの顔のままフリーズしてしまった彩香ちゃん。
「あぁ、これ? こんなの全然気にしなくていいわよ」
「いやいや、あなたは良くてもわたしのほうがぜ~んぜんよくないですけどぉ~ッ!」
 
 これはこれで、いつもとは違うカオスが生まれてしまったフェルーナ2階だった・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。

桜庭かなめ
恋愛
 高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。  とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。  ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。  お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!  ※特別編4が完結しました!(2026.2.22)  ※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。  ※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

クラスで1番の美少女のことが好きなのに、なぜかクラスで3番目に可愛い子に絡まれる

グミ食べたい
恋愛
高校一年生の高居宙は、クラスで一番の美少女・一ノ瀬雫に一目惚れし、片想い中。 彼女と仲良くなりたい一心で高校生活を送っていた……はずだった。 だが、なぜか隣の席の女子、三間坂雪が頻繁に絡んでくる。 容姿は良いが、距離感が近く、からかってくる厄介な存在――のはずだった。 「一ノ瀬さんのこと、好きなんでしょ? 手伝ってあげる」 そう言って始まったのは、恋の応援か、それとも別の何かか。 これは、一ノ瀬雫への恋をきっかけに始まる、 高居宙と三間坂雪の、少し騒がしくて少し甘い学園ラブコメディ。

隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが

akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。 毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。 そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。 数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。 平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、 幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。 笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。 気づけば心を奪われる―― 幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!

陰キャの俺、なぜか文芸部の白髪美少女とバスケ部の黒髪美少女に好かれてるっぽい。

マカロニ
恋愛
この世の中には、勝者と敗者がいる。 ――恋人がいて、青春を謳歌し、学校生活をカラフルに染める勝者。 そしてその反対側、モブのように生きる俺・高一賢聖(たかいちけんせい)。 高校入学初日、ぼっちを貫くつもりだった俺の前に、 “二人の女王”が現れた。 ひとりは――雪のように白い髪を持つ、文芸部の女神・瀬良由良(せらゆら)。 もうひとりは――バスケ部の全国エースにして完璧超人、不知火優花(しらぬいゆうか)。 陰キャ代表の俺が、なんでこの二人に関わることになるんだ!? 「文芸部、入らない?」 「由良先輩、また新入生をたぶらかしてる〜!」 平凡で静かな高校生活を夢見ていたのに―― 気づけば俺の毎日は、ラブコメと混乱で埋め尽くされていた。 青春なんて関係ないと思ってた。 だけど、この春だけは違うらしい。

【完結】かつて憧れた陰キャ美少女が、陽キャ美少女になって転校してきた。

エース皇命
青春
 高校でボッチ陰キャを極めているカズは、中学の頃、ある陰キャ少女に憧れていた。実は元々陽キャだったカズは、陰キャ少女の清衣(すい)の持つ、独特な雰囲気とボッチを楽しんでいる様子に感銘を受け、高校で陰キャデビューすることを決意したのだった。  そして高校2年の春。ひとりの美少女転校生がやってきた。  最初は雰囲気が違いすぎてわからなかったが、自己紹介でなんとその美少女は清衣であるということに気づく。  陽キャから陰キャになった主人公カズと、陰キャから陽キャになった清衣。  以前とはまったく違うキャラになってしまった2人の間に、どんなラブコメが待っているのだろうか。 ※小説家になろう、カクヨムでも公開しています。 ※表紙にはAI生成画像を使用しています。

俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。

甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。 平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは── 学園一の美少女・黒瀬葵。 なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。 冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。 最初はただの勘違いだったはずの関係。 けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。 ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、 焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。

処理中です...