55 / 145
女子とクレープ
しおりを挟む
僕は今、彩香ちゃんと電車に乗り、吉祥寺に向かっている、理由は彩香ちゃんの買い物に付き合うため・・な、はずなんだけど、彩香ちゃん的にはこれはもうデートとして認識されてるようで、さっきからずっと彩香ちゃんは周囲の目も気にせず、僕にベッタリとくっついて離れないでいる、車内はなかり空いてるのに僕の前だけ異様に狭く感じるし、気のせいか妙に暑い・・・
「ねぇ、ユウトく~ん、暑いの? おでこに汗、拭いてあげるね」
といって彩香ちゃんは自分のハンカチで僕のおでこの汗を拭いてくれる。
「あ、あぁ、ありがとう、冬なのに汗なんておかしいよね、アハハ~」
冬とはいえ、暖房されてる車内だし、これだけ接近、いや密着してれば暑くもなる・・
「ううん、いいの、ユウト君の汗を吸ったわたしのハンカチ、もう舐めちゃいたいくらい愛おしいわ、これ絶対洗わないようにするね、ウフッ」
「え? そ、それはいくらなんでもダメでしょ・・ちゃんと洗ってね、なんだったら僕が洗って返そうか?」
「いいわ、このハンカチは今この瞬間、わたしの宝物になったのよ、絶対洗っちゃダメ!」
「宝物? 絶対?・・」
「そう、宝物で絶対よ」
そこまでで、僕はハンカチについては諦めて、彩香ちゃんの好きにすればいいと思うようにした・・・
そうこうしてるうちに電車は吉祥寺に到着しようとしてた・・・
『まもなく吉祥寺、吉祥寺です、お出口は右側です』<車内放送
人工的な声で車内放送が吉祥寺着を告げてきた。
ゴトンゴトン・・ピコンピコン、シュ~
まず僕たちは北口へ出た、まぁ吉祥寺で買い物となれば北口に出る人のほうが多いんじゃないかなって勝手な思い込みもあったり、彩香ちゃんも自然な流れで北口に歩を進めてたこともあり北口に出た・・・
「やっぱり吉祥寺は人が多いわね~、なんかワクワクしちゃう、ユウト君もワクワクしてる~?」
「え? まぁね・・」
「ん~? な~んかテンション低いね、もしかして人多いのって苦手だったりしちゃうのかな?」
「実はちょっと苦手っぽい・・」
「そうかぁ、じゃあ、他へ行く?」
「いやいや、いいよ、人が多いのはちょっとだけど、彩香ちゃんと一緒だから大丈夫だよ」
「えぇ~、わたしと一緒ならいいの~? それメッチャ嬉しいッ! やっぱユウト君だ~いスキッ!!!!」
って言って駅前という人の多い場所ということなんてまったく意に介さずって感じで彩香ちゃんは僕に抱きついてきた!
「えぇ~ッ!? ちょ、ちょっと彩香ちゃん、ま、マズいよ駅前でそんな、人が見てるって・・・」
抱きつかれた僕が焦りまくってるのに、抱きついてきた彩香ちゃんはまったく焦りも照れも無い様子で・・・
「いいじゃな~い、ラブラブなわたし達をみんなに見てもらいましょうよ~、ウフフ」
「そんな~・・・」
僕たちの脇を行く女の子からはあからさまに笑われたし、男性の視線からは敵意のような殺気のようなものも感じちゃった・・・
(うわ~、めっちゃヤバいでしょこれ・・・早くここから移動しなきゃ・・・)
いきなり駅前で抱きつかれて少々パニくった僕は、目的もなく彩香ちゃんの手をとって雑踏の中へ自身の身を隠すかのように歩を進めた。
「ちょ、ユウトく~ん、どうしたのよ~?」
僕は彩香ちゃんの声も気づかないくらい夢中で雑踏の中を進み続けた。
「ねぇ、ユウトく~ん、ちょっと待って、止ってよ~!」
ここでやっと彩香ちゃんが止ってと言ってるのに気づいて、足を止めた。
「あぁ、ゴ、ゴメン・・」
「ねぇ、ユウトくん、いきなりものすごいスピードで進みはじめちゃって、どうしたの?」
「こ、これは・・え~と~、さっき、僕たちの周りの男の人たちが僕たちを睨みつけて、危険に思えて、つい・・・」
「あぁ、わたしがユウトくんに抱きついてるのをみて、ヤキモチ焼いてたオスたちがいたのね、そういう奴らには見せつけてやればいいのよ、ウフフ」
「えぇ!?オ、オスって?・・・それに見せつけるって、そんなの危険だよ・・」
「でもまぁ、もういないし、安全よね・・そうだちょうどそこにクレープ屋さんがあるわ、デートっていえばクレープじゃな~い? ユウト君もクレープ食べるでしょ?」
唐突に話題が変わった、女子って思考が柔軟過ぎ・・・でもそれに必至についてく僕!
「あぁ、クレープ美味しそうだね・・」
いつも和樹とつるんでる僕がクレープなんて食べたことなんてある訳ない、でも、ここは彩香ちゃんと一緒だし、男子の僕がクレープを食べてみられるチャンスかもしれない、そう考えて人生初のクレープを買うことにした・・・
「ねぇ、ユウトく~ん、暑いの? おでこに汗、拭いてあげるね」
といって彩香ちゃんは自分のハンカチで僕のおでこの汗を拭いてくれる。
「あ、あぁ、ありがとう、冬なのに汗なんておかしいよね、アハハ~」
冬とはいえ、暖房されてる車内だし、これだけ接近、いや密着してれば暑くもなる・・
「ううん、いいの、ユウト君の汗を吸ったわたしのハンカチ、もう舐めちゃいたいくらい愛おしいわ、これ絶対洗わないようにするね、ウフッ」
「え? そ、それはいくらなんでもダメでしょ・・ちゃんと洗ってね、なんだったら僕が洗って返そうか?」
「いいわ、このハンカチは今この瞬間、わたしの宝物になったのよ、絶対洗っちゃダメ!」
「宝物? 絶対?・・」
「そう、宝物で絶対よ」
そこまでで、僕はハンカチについては諦めて、彩香ちゃんの好きにすればいいと思うようにした・・・
そうこうしてるうちに電車は吉祥寺に到着しようとしてた・・・
『まもなく吉祥寺、吉祥寺です、お出口は右側です』<車内放送
人工的な声で車内放送が吉祥寺着を告げてきた。
ゴトンゴトン・・ピコンピコン、シュ~
まず僕たちは北口へ出た、まぁ吉祥寺で買い物となれば北口に出る人のほうが多いんじゃないかなって勝手な思い込みもあったり、彩香ちゃんも自然な流れで北口に歩を進めてたこともあり北口に出た・・・
「やっぱり吉祥寺は人が多いわね~、なんかワクワクしちゃう、ユウト君もワクワクしてる~?」
「え? まぁね・・」
「ん~? な~んかテンション低いね、もしかして人多いのって苦手だったりしちゃうのかな?」
「実はちょっと苦手っぽい・・」
「そうかぁ、じゃあ、他へ行く?」
「いやいや、いいよ、人が多いのはちょっとだけど、彩香ちゃんと一緒だから大丈夫だよ」
「えぇ~、わたしと一緒ならいいの~? それメッチャ嬉しいッ! やっぱユウト君だ~いスキッ!!!!」
って言って駅前という人の多い場所ということなんてまったく意に介さずって感じで彩香ちゃんは僕に抱きついてきた!
「えぇ~ッ!? ちょ、ちょっと彩香ちゃん、ま、マズいよ駅前でそんな、人が見てるって・・・」
抱きつかれた僕が焦りまくってるのに、抱きついてきた彩香ちゃんはまったく焦りも照れも無い様子で・・・
「いいじゃな~い、ラブラブなわたし達をみんなに見てもらいましょうよ~、ウフフ」
「そんな~・・・」
僕たちの脇を行く女の子からはあからさまに笑われたし、男性の視線からは敵意のような殺気のようなものも感じちゃった・・・
(うわ~、めっちゃヤバいでしょこれ・・・早くここから移動しなきゃ・・・)
いきなり駅前で抱きつかれて少々パニくった僕は、目的もなく彩香ちゃんの手をとって雑踏の中へ自身の身を隠すかのように歩を進めた。
「ちょ、ユウトく~ん、どうしたのよ~?」
僕は彩香ちゃんの声も気づかないくらい夢中で雑踏の中を進み続けた。
「ねぇ、ユウトく~ん、ちょっと待って、止ってよ~!」
ここでやっと彩香ちゃんが止ってと言ってるのに気づいて、足を止めた。
「あぁ、ゴ、ゴメン・・」
「ねぇ、ユウトくん、いきなりものすごいスピードで進みはじめちゃって、どうしたの?」
「こ、これは・・え~と~、さっき、僕たちの周りの男の人たちが僕たちを睨みつけて、危険に思えて、つい・・・」
「あぁ、わたしがユウトくんに抱きついてるのをみて、ヤキモチ焼いてたオスたちがいたのね、そういう奴らには見せつけてやればいいのよ、ウフフ」
「えぇ!?オ、オスって?・・・それに見せつけるって、そんなの危険だよ・・」
「でもまぁ、もういないし、安全よね・・そうだちょうどそこにクレープ屋さんがあるわ、デートっていえばクレープじゃな~い? ユウト君もクレープ食べるでしょ?」
唐突に話題が変わった、女子って思考が柔軟過ぎ・・・でもそれに必至についてく僕!
「あぁ、クレープ美味しそうだね・・」
いつも和樹とつるんでる僕がクレープなんて食べたことなんてある訳ない、でも、ここは彩香ちゃんと一緒だし、男子の僕がクレープを食べてみられるチャンスかもしれない、そう考えて人生初のクレープを買うことにした・・・
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
昔好きだったお姉さんが不倫されたので落としに行ったら後輩からも好かれていた
九戸政景
恋愛
高校三年生の柴代大和は、小学校一年生の頃からの付き合いである秋田泰希の姉である夕希に恋心を抱いていたが、夕希の結婚をきっかけに恋心を諦めていた。
そして小学生の頃の夢を見た日、泰希から大和は夕希の離婚を伝えられ、それと同時にある頼みをされる。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる